見た目はまるであどけない少女!?裁定者「ノーナ」の魅力とは?『デス・パレード』

2015年の1月~3月まで放映されたテレビアニメ『デス・パレード』。OPのポップで明るいBRADIOの「Flyers」に合わせて流れる映像に「エンターテインメント系アニメ」を感じた人も多いはず。しかしこの『デス・パレード』は、人生についてとても深く考えさせられるアニメ作品でした。今回は、そんな『デス・パレード』に出てくるメインキャラの一人「ノーナ」の魅力についてご紹介いたします。
あどけない女の子に見えて実はデキる女性
見た目は少女そのもので笑顔の可愛いノーナですが、その正体は現世から訪れた人間の裁定をおこなうタワーの90F、BAR「ノーナーギンター」のバーテンダー。そしてタワー担当として各フロアの裁定者を管理する仕事も担っています。そんな彼女は、裁定者になって約82年。ノーナ達は、とある理由で遥かに長い年数を生きているのです。
OPがとても可愛い!
「ノーナ」は「クイーン」という女性キャラと仲が良く、OPでは乾杯してお酒を飲んでいます(見た目は少女)。そして、一番の見どころは彼女のダンス。その身軽な身のこなしと、作中で一番の無邪気さポイントなのではと思えるほどの笑顔。とても可愛いです。このシーンに心を射止められた方も多いのではないでしょうか。作品を見ると分かるのですが、ここのシーンと作中の印象の違いがまたすごいのです。まさにギャップ。
厳しいところは厳しく。上司の鏡
ノーナはタワーに入っている別のフロアのバーテンダー「デキム」や「ギンティ」の上役で、裁定者としても豊富な知識と経験を兼ね備えた聡明な人物。本当にデキる上司です。デキムがミスをした時、叱責をする時の彼女の迫力は鬼上官の姿。そして、エレベーター係の青年「クラヴィス」への自由な振る舞いもまたなかなか。
ちなみにノーナの上司である「オクルス」に誘われビリヤード対戦をする事もあるのですが、彼女・・・容赦ないです。「接待」という概念などなく、まさにめった打ち。その全く媚びる事のないクールさも素敵です。
達観した先に起こした行動とは・・・
裁定者として長い期間を過ごしていたノーナ。その聡明さからある事に気づきます。そして、とある計画を起こそうとします。それは『デス・パレード』においてとても大切なキーワードとなるもの。ノーナの視点から見るデス・パレードの世界も是非楽しんで頂きたいです。
(C)立川譲/「デス・パレード」製作委員会