【冴え女シリーズ(8)】[女性小説家と男性編集者の場合]第7話(後半)「つまりそういうことです」

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【冴え女シリーズ(8)】[- 女性小説家と男性編集者の場合 -]
■作品概要
若い世代に絶大な人気を誇る純愛小説家「唯ヶ浜栞」。その実態は山田典子というありきたりな名前な上にだらしない。恋愛小説を書いているも恋愛経験は無し。ある日、編集者の「樹」が「典子」の部屋にやってくる。しかし、あまりの部屋の汚さに打ち合わせは中止。急遽、2人で部屋の片付けをする事に・・・。
●第7話(後半)「つまりそういうことです」
山田「はぁ~なるほど」
藤沢「話しがそれましたが、そういった時間が経って使えなくなったもの、必要なくなったものを捨てていくと物は溜まらないんです」
山田「なんかすごいですね」
藤沢「何がですか?」
山田「藤沢さん学校の先生みたいです」
藤沢「なんですか急に」
山田「具体例を挙げて、物が溜まらない秘訣と同時にみだしなみに気を遣わなければいけない大切さを私は学びました」
藤沢「今さらですか」
山田「私もこれからは人に会う時にスウェット姿は控えようと思います」
藤沢「まぁ先生が自分からしっかりしてくれるなら僕も力説した甲斐があったと言うものですが」
山田「でも、服みたいに普段使っているものは捨てることがわかりましたが、さっきのぬいぐるみやゴムバンドみたいなまだ使えるものは捨てられないんですが、どうしたらよいのでしょう?」
藤沢「まったく使っていないものや、観賞用のものってことですか」
山田「だって未使用のものじゃないですか」
藤沢「そうですね・・・そういったものは1年経っても状況が変わらなければ捨てますね」
山田「1年半後に使うかもしれませんよ?」
藤沢「1年使ってない時点でよっぽどのことがない限り使わない状況は変わらないものです」
山田「よっぽどのことがあって捨てた後に使うことになったら?」
藤沢「また買えばいいじゃないですか」
山田「あ、たしかに」
藤沢「同じように観賞用の置物なども存在を忘れている時点で使われてないのと一緒ですから捨てますね」
山田「な、なるほど~」
藤沢「これで先生も物を溜め込まずにすみそうですか?」
山田「お、おそらく」
藤沢「そこは絶対と言って欲しいものですが」
山田「そんなに簡単に人間はかわれませんよ」
藤沢「あなたがそれを言って良い立場ではないですからね」
山田「そうですかね?」
藤沢「そうです・・・さて、床のゴミもあと少しですね」
山田「おぉ~まさか我が家の床に座れる日が来るとは」
藤沢「その表現はどうなんですか?」
山田「いやぁ、こうやって目に見えて部屋がすっきりしてくるとたまには片付けするのも良いかなって思えますね」
藤沢「定期的に綺麗になるように自分でやってくださいよ」
山田「そうですね・・・4年に1回くらいのペースで」
藤沢「どこのオリンピックですか。最低でも1ヶ月に1度くらいはしてください」
山田「え~!1ヶ月に1回もこんな重労働を!?」
藤沢「あなたは1ヶ月でどれだけ部屋を汚すつもりですか」
山田「汚さずにいられる自信がありません」
藤沢「まったく・・・担当編集の仕事の域を越えていますが、これからみっちり先生の生活力も養っていかなくてはいけませんね」
山田「な、殴るのだけは勘弁してくださいね」
藤沢「保障は出来ません」
山田「そんなぁ~」
【冴え女シリーズ(8)】[- 女性小説家と男性編集者の場合 -]第8話(前半)へ続く
●出演キャラクター
藤沢樹(ふじさわいつき)26歳:編集者
山田典子(やまだのりこ)29歳:作家
●声優および制作クリエイター
シナリオ:西尾優一
イラスト:三月涼
男性声優:柊唯也
女性声優:加藤みずき
●アプリ概要
様々なシチュエーション、たくさんのイケメン&イケボ男性との1時間のオリジナルラブストーリー(ボイス&アニメーションドラマ)を集めた、女子のための図書館、もしくは映画館のようなラブドラマアニメーションアプリです。
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出典 YouTube