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最初の“強敵(とも)”南斗聖拳「シン」の魅力とは?『北斗の拳』

大人気作品『北斗の拳』において、主人公「ケンシロウ」に最初に立ちはだかる強敵、それが南斗聖拳の「シン」でした。ケンシロウの胸に北斗七星の傷を刻み、最愛の人「ユリア」を奪った男であり、敵役としての資格も

最初の“強敵(とも)”南斗聖拳「シン」の魅力とは?『北斗の拳』

 大人気作品『北斗の拳』において、主人公「ケンシロウ」に最初に立ちはだかる強敵、それが南斗聖拳の「シン」でした。ケンシロウの胸に北斗七星の傷を刻み、最愛の人「ユリア」を奪った男であり、敵役としての資格も十分。しかし、彼はストーリー内でもストーリー外でも悲劇に見舞われるのです。

終着駅が通過駅となった悲劇

 ご存知のように『少年ジャンプ』は読者アンケートによる弱肉強食、まさに「修羅の国」のような世界。この雑誌で生き残るには、まず小刻みにストーリーを盛り上げねばなりません。人気が出ずに打ち切りとなれば、「シン」との対決を前に「戦いは始まったばかりなのだから」と、半ページに主要キャラが並べられ最終回・・・となる事もあり得たわけです。結果、同作は大きな人気が出た為、当初はストーリーの終着駅であったであろう「シン」は、通過駅となってしまったのです。そして「シン」には様々な要素が後付けで付け加わる事となります。

部下に恵まれない悲劇

 ユリアのために都市「サザンクロス」を作り、暴力集団「KING」を統率する「シン」。あまり部下に恵まれているとは言えません。「シン」自体が敵役なので、悪人が集まるのは致し方無いとしても、その能力にはなかなか問題があります。しかも「南斗◯◯拳」と名乗ってはいるものの“怪しすぎる”のが多すぎます。たとえば「南斗列車砲」「南斗人間砲弾」などはどう見てもタダの“武器”です。ジャッカルの「南斗爆殺拳」には「ケンシロウ」もたまりかねたのか、「爆薬に頼って何が拳法だ」と冷静なツッコミを入れています。多少なりとも南斗聖拳の流れを汲んでいそうなのは、副官「ジョーカー」の「南斗翔天拳」くらいのものです。「ジョーカー」はアニメオリジナルキャラですが、他の有象無象を何とか束ね、いじらしく「シン」を支えています。拳法の腕も人物的にも、まともなのは彼くらいであるところもまた「シン」の悲劇のひとつでしょう。

設定が固まっていなかった悲劇

 後になって「南斗六聖拳」や「南斗五車星」などといった設定が生まれますが、シンは単に北斗神拳に相対する存在としての「南斗聖拳」。「殉星」という星も、「南斗弧鷲拳」という設定も全て後付けでした。しかし、当然一度繰り出してしまった技の名前を訂正するわけにもいきませんので、彼の技には他の南斗六聖拳のように、「朱雀展翔」「天翔十字鳳」といった、自分の「星」にちなんだ格好良い名前を付けてもらっていないのです・・・。

最後は「いいひと」にあって大団円

 KINGを率い「ユリア」を殺すという悪虐を尽くしてきたはずの「シン」。「南斗最後の将」のくだりになり、“実は”とばかりに明かされたのは、「ユリア」を守るために敢えて汚名をかぶり、覚悟の上で「ケンシロウ」に倒されたという、「殉星」にふさわしい生き方でした。「ケンシロウ」が「シン」を「同じ女性を愛した男だから」という理由から丁重に葬ったのもここで活きてきます。もしケンシロウが恨みからシンの遺体を足蹴にでもしていれば、後になって「ケンシロウ」はひどいやつになるところでした。シンが「いいひと」になるというパズルは、偶然にもピースがそろった幸運な運命と言えるかもしれません。

(C)武論尊・原哲夫/NSP 1983


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最初の“強敵(とも)”南斗聖拳「シン」の魅力とは?『北斗の拳』

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