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主人公なのに最も多いセリフは「わかんない」。自他共に正体不明の「 チェブラーシカ 」

「 チェブラーシカ 」の原作はエドヴァルド・ウスペンスキーの絵本、「ワニのゲーナ」シリーズの絵本です。題名からもわかるように、主人公は当初チェブラーシカの友人であるゲーナだったのですが、チェブラーシカ

主人公なのに最も多いセリフは「わかんない」。自他共に正体不明の「 チェブラーシカ 」

「 チェブラーシカ 」の原作はエドヴァルド・ウスペンスキーの絵本、「ワニのゲーナ」シリーズの絵本です。題名からもわかるように、主人公は当初チェブラーシカの友人であるゲーナだったのですが、チェブラーシカの人気が出たので次第にこちらが主人公はとなったのです。絵本出版の3年後、1969年ロマン・カチャーノフ監督により人形アニメで「ワニのゲーナ」の題名で映画化されました。

その後も1971年には「 チェブラーシカ 」、1974年には「シャパクリャク」、1983に「チェブラーシカ学校へ行く」と合計4本の短編映画が作られています。(以上を「オリジナル版」と呼びます。)日本には2000年台に紹介され、2009年には「チェブラーシカ あれれ?」のタイトルでテレビ東京の番組内アニメという形で26話が放映されました。

そして2010年、オリジナル版の第1話に新しいエピソードを加えた劇場用アニメが日本で作られました。これにはロシア版制作に携わったユーリ・ノルシュテインの薫陶を受けたミハイル・アルダーシンとミハイル・トゥメーリャも参加しました。

しかし、監督をはじめとする主要スタッフが日本人がほとんどであることは、ロシア側の反発を招かずにはおきませんでした。そこで映画のパイロット版をロシア版の制作スタッフであるシュワルツマン(オリジナル版美術監督)とノルテンシュタインに見せたところ、非常に賞賛されたということです。

赤い帝国で生まれた「 チェブラーシカ 」のストーリー

ある日、八百屋の叔父さんが南国から来たオレンジの箱を開けて見つけたのは、サルのような、小熊のような不思議な生き物でした。立たせようとしてもフラフラしてすぐに倒れてしまいます。そこで叔父さんはこの動物に「ばったり倒れ屋さん」という意味の「 チェブラーシカ 」という名前をつけます。

何の動物であるかわからないチェブラーシカは動物園でも引き取ってもらえず、電話ボックスに寝泊まりすることになってしまいます。

一方、ワニのゲーナは動物園の人気者でしたが、友達がいないことで寂しい毎日を送っていました。そこで、友達を募集しようと考えつき、それに応じたのが少女ガーリャ、捨て犬のトービク、そしてチェブラーシカでした。こんなに一人ぼっちの人がいるなら、とみんなは友達がいない人が集まることができる家を建てることを思いつきます。

その噂を聞きつけて友達のいない人が集まって手伝い始め、家は完成します。ところがそこで思いもよらないことが起きるのです。以上がオリジナル版第1話のあらましです。2010年の映画版では、これにサーカスで綱渡りをすることが夢である少女マーシャ、孫娘を探す奇術師の老人のエピソードが新たに加わります。

可愛らしい外見からは見えない「 チェブラーシカ 」の不安とは?

チェブラーシカ は、その愛らしい外見とは裏腹に、常に存在の不安を抱えています。それが、日本の作品では感じることが出来ないえも言われぬ哀愁をこの作品に漂わせます。彼(本当は性別もはっきりはしませんが)はどこから来たのか自分でもわからず、何の動物であるかもわからないので動物園に入ることを拒まれます。

ゲーナの家に来て友達になろうとして名乗りますが、 「チェブラーシカ 」という言葉は辞書に載っていません。それを聞いてチェブラーシカは「では、友達になれないの?」と言います。

何者でもないために、世界に拒絶され続けてきた不安がその顔にはあふれています。しかしゲーナやガーリャは彼を迷わず受け入れます。それまで、何者でもなく、「わかんない」という答えを繰り返していたチェブラーシカ。そんな彼が、「ゲーナの友達」という、初めて世界とつながった瞬間でした。二人(二匹?)の友情は、実に奇妙な形です。

チェブラーシカ はゲーナと行動を共にして、「友達だよ」と言うだけです。これに対し、ゲーナは「それはいい考えだ」「君は素晴らしい友達だ」などと常にチェブラーシカに無条件の賛辞を送ります。

チェブラーシカの無知ゆえに、つらい目に遭うことしばしばですが、ゲーナは恨み言一つ言いません。この二人を見ていると、友情はそれ自体が尊いのではなく、尊いのと信じている者にとって尊いのだ、と感じるのです。



題名:「 チェブラーシカ 」
監督:ロマン・カチャーノフ(2010年劇場版は中村誠)
主な声優(吹き替え) 大谷育江、斎藤志郎、鈴木れい子(2010年劇場版大橋のぞみ、土田大、チョー、北乃きい) 他
制作会社:チェブラーシカ・ムービー・パートナーズ
公式サイト:http://www.cheb-project.com/(2010年劇場版)
公開日:2010年12月18日(2010年劇場版)
上映時間:63分(2010年劇場版)

©2010 Cheburashka Movie Partners/Cheburashka Project.


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