いぬやしき 第9話「新宿の人たち」 放送ギリギリ?な展開に鳥肌!【感想コラム】

この回を含めてあと3話らしいです。
早いものですね。早く先が観たい一方で、3話で最後までまとめられるのか?
そういう意味でもドキドキしてきます。
なんて心配をしても仕方ないので、第9話のレビューをしていきましょう。
獅子神ガールズ爆誕
前回の特殊部隊全滅事件がTVで報じられます。
信じられないけど、報道陣の前で起こった事実。世間の話題も小惑星からヒロに戻ってしまいました。
ヒロは犯罪者ですが、ここまで派手にやってしまうと信者もつくようです。
獅子神ガールズを名乗る女性たちが、ファンサイトを作ったり聖地巡礼をしたり、違った意味でも注目されています。
政府は殺害もやむなしと会見で発表し、犬屋敷 壱郎もヒロを探すけれど見つからず……。
という状況の中、ヒロがさらなる行動に移ります。
新宿が血と恐怖で染まる

新宿の街中にあるモニターをジャック。
「この国を滅ぼすことにしました」
国民全員を殺す宣言をし、宣戦布告します。
2ちゃんねる回で見せた通り、ヒロは画面越しから撃つことも出来ます。
馬鹿にする人々、ヒロを持ち上げる人々、関係なく無差別に射殺。
「あ、もっしー? 今新宿」なんてスマホで電話に出れば、画面から射殺。
男も女も関係なく殺されていき、新宿は大パニックに!
これだけでも衝撃的な回ですが、やばいのはここからです。
安堂 直行VS獅子神 皓
某有名人が元ネタの男性は、生放送中の番組内でヒロと通話します。
「世間は……日本はお前を絶対許さんぞ」
そう言う男性もスマホ越しに射殺。殺害シーンが放送されてしまいます。
それを観た人々は、狙撃じゃない!とさらなるパニックに。
と、ここで動いたのは直行です。
壱郎の力を使い、新宿の人たちのスマホをハッキング。
「スマホは捨ててください!」
とヒロの攻撃方法を暴き、メッセージを流します。
人々はスマホを捨て始めますが、
「スマホ捨てても無駄だから」
今度は街中のモニターから連射。
30分で100人が殺されてしまいました。そして、明日からは1000人殺すと宣言します。
墜落する飛行機

ヒロは直行の声に気付き、唯一の敵が幼馴染であることを知ります。
それでも直行を殺しに行かない辺り、内心では悲しく思っているのかもしれません。
ネットでは、スマホのハッキングと病気を治癒した謎の人物を結びつけ、ヒーローがいると言う人々も。
一方ヒロは、日本を消したらハワイで暮らそうとしおんに声をかけ、悲しい顔で拒否されます。
もう人を殺すのはやめて――訴えかけるしおんですが、ヒロは止まりません。
しおんのためにやっているところもある分、厄介です。
翌日。なんとヒロは飛行機を操り、東京の街中に墜落させるのでした。
大量虐殺だけでなく、飛行機を落とすシーンまでやるとは……。
不謹慎と言われかねないシーンですが、変更せず原作のまま描いてくれたのはよかったです。
犬屋敷 壱郎&安堂 直行VS獅子神 皓の行方は?
幼馴染とは敵のままなのか。
そして、飛行機が落ちる中、都庁にいた娘の麻理は?
残り2話。
見逃せない怒涛の展開に期待です。
© 奥浩哉・講談社/アニメ「いぬやしき」製作委員会