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古城「エッチなお兄さんは好きですか?」

凪沙「ちょっと古城君、雪菜ちゃんに何言ったの?」古城「何のことだよ」凪沙「先輩はほんとにいやらしい人です、って雪菜ちゃん怒ってたよ。セクハラは犯罪なんだよ。暁古城を呪う会の男子に何されても・・・

古城「エッチなお兄さんは好きですか?」

通学路

古城「暑ぃ・・・眠ぃ・・・わっ!」カンカンカン!

?「天誅ーーーーーーーーッ!!」ザンッ!

古城「き、煌坂!お前どうsグホッ!!」

紗矢華「私の雪菜によくもっ!セクハラしたわね!死ね!変態腐れ第四真祖っ!」

古城「ちょ、まっ、うおっ!話を聞け!」

紗矢華「言い訳があるなら言ってみなさいよ、ド変態真祖!」

古城「いやさ、俺何度かあいつの血を吸ってるわけだろ。監視役だからっていう義務感だけで付き合わせてるのも悪いと思ってな。なんかこう、あいつのパートナーとしてふさわしい接し方がないかと思って・・・」

紗矢華「へぇー。それで『エッチなお兄さんは好きですか』とか聞くわけ?」

古城「い、いや、それはその・・・ってなんでそのセリフ知って、というか、ここは街中だぞ。物騒なモンはしまえよ」

紗矢華「結界張ってるわよ。そもそもいつあんたが雪菜のパートナーになったのよ。雪菜のパートナーは私に決まってるじゃない!」

古城「いや、でもお前には別の仕事が」

?「監視する相手が違うんじゃないのかなァ」

紗矢華「アルデアル公!どうしてここに?護衛はどうされたのですか!」

ヴァトラー「愚問だなァ。だからキミを探してたんじゃないか」

紗矢華「まさかその格好でここまで来たんですか!?目立ちすぎます。自重してください!」

ヴァトラー「そんなことより早く行きたいんだけど。ボクも暇じゃないんだからサ」

紗矢華「そんなことって・・・チッ、命拾いしたわね、あほつき古城」

古城「だからその呼び方やめろって」

ヴァトラー「じゃあね、古城。愛してるよ」ナゲキッス

古城「うぜぇ・・・」



学校

?「おはよう、暁君」

古城「ああ、築島か。おはよう」

倫「うふふ、暁君いったい何をやらかしたの?」ニヤニヤ

古城「何の話だ?」

倫「朝から黒ーいオーラを発散してる人が約一名いるのよね。クラス委員としては見逃せないわよねー。」チラッ

?「・・・」ゴゴゴゴゴ・・・

古城「あ、浅葱・・・」

倫「そういうことだから、あとはよろしくね、暁君」スタコラサッサ

古城「お、おい、築島・・・ったくなんで俺なんだよ」チラッ

浅葱「・・・」ムッスー

古城「あのー、浅葱さん?」

浅葱「『エッチなお兄さんは好きですか?』」

古城「」ギクッ

浅葱「単刀直入に聞くけど、あの姫柊って子とどういう関係なの?」

古城「そ、それは・・・」

ピーンポーンパーンポーン

”高等部二年の暁古城、至急南宮教諭の執務室まで出頭するように”

古城「あ、浅葱、その、那月ちゃんが・・・」ウジウジ

浅葱「さっさと行けばいいじゃない!古城のバカ!」

古城「お、おう」

スタスタ ガラガラ ピシャッ


浅葱「あーっ、もう!あったまきた!こうなったら・・・」


浅葱「電子の女帝、なめんじゃないわよ」



那月の部屋

古城「(なんかいやな予感がする)」コンコン

那月「入れ」

古城「失礼します(うわあ、凶悪な笑顔だ・・・)」

カタカタ カシャン

那月「おい、アスタルテ。こいつに茶なんか出さなくてもいいと言ってるだろう。それより私に出せ。」

アスタルテ「命令受諾{アクセプト}。しかし、前提条件に誤謬があります。命令の再考を要請します」

那月「何だ、茶葉切れか?」

アスタルテ「キャンディはもうありません。何になさいますか」

那月「じゃあルフナでいい。ハーブはいらん。ミルクで頼む」

アスタルテ「命令受諾{アクセプト}」カチャ パカッ コポポポ

那月「時に暁古城、お前中等部の転k」

古城「な、那月ちゃんってセイロン紅茶が好みなんだよな。ウバとか飲まないの?ニルギリとか」

那月「馬鹿者。ニルギリは南インドだ。セイロン5大産地といえばウバ・キャンディ・ディンブラ・ルフナ・ヌワラエリヤだろうが」

古城「へえ。インドといえばダージリンだと思ってた。あとアッサムとか」

那月「お前一応は地理を取ってるんだろう。そっちは北インドだ。アッサム地方はブラマプトラ川流域、ダージリンはブータンとネパールの間だ。あのあたりはその昔シッキム王国という独立国だったんだが・・・」ペラペラ

古城「(何とか誤魔化した)」ホッ

那月「」イラッ

那月「『エッチなお兄さんは好きですか』」

古城「(終わった・・・)」チーン




十数分後

古城「えらい目に遭った・・・」サスサス

那月「いいか、セクハラは犯罪なんだぞ。しかも相手は中学生だ、社会的に(ry」

古城「(長ぇ・・・)」

那月「いいな。以後慎むように」

古城「というか、何で俺の発言を全部把握してんだよ。だいたいあのときは・・・」

那月「」イラッ
19 : 以下、名無しが深夜にお送りします 2013年11月13日 (水) 11:25:56 ID: kiE9GLS.
那月「反省が足りんようだな。罰として茶の貿易に関するレポートでも書かせるとしよう」

古城「那月ちゃんは英語教師だろ!なんで地理なんだよ!」

那月「」イラッ ブン

古城「ぐはっ」

那月「ちゃん付けするな。では希望どおり英語の課題にしてやる。英語で反省文を書け。250語以上、文はすべて複文にしろ。直接話法の使用は認めん。辞書はこいつを使え。放課後のSHRで出すように」

古城「鬼・・・」

那月「ほう、優しいか。では5限の私の授業までに片づけておけ」

古城「」

古城「250語とか絶対無理だろ・・・」



休み時間

古城「I really regret my word which lack of consideration ・・・・・・」

?「よお古城。女を怒らせると後々面倒だってことが身に染みたか?俺もこの間」

古城「邪魔すんなよ基樹」

基樹「英作なんかしてる場合じゃないんだよ」

古城「お前俺が那月ちゃんに殺されてもいいってのか?」

基樹「魔女もヤバいが、女帝と舞威媛の連合軍はもっとヤバいぜ」

古城「はぁ!?何だよそれ!」

基樹「実はさっきお前が呼び出しくらってた時・・・」

浅葱「基樹、煌坂さんに会いたいからアポ取ってほしいんだけど。今すぐ」

基樹「はぁ?まだ授業あるだろ。それに勝手に教えるわけには・・・」

浅葱「あんた昨日先輩とけんかしたんだって?」

基樹「今関係ないだろ!」

浅葱「中等部のかわいい銀髪の子・・・叶瀬さんだったっけ。楽しそうに話してたわよね、昨日の放火後」

基樹「あれはその、こないだの事件の後のことが気になって・・・」

浅葱「昨日の今日で先輩がこれを知ったらどうなるかしらねー」

基樹「」

古城「で、今その二人はどこにいるんだ?」

基樹「それは・・・」

廊下

古城「こいつぁヤベェぞ」ドタバタ

那月「おい、暁古城。どこへ行くんだ。もう授業が始まるぞ」

古城「」ビクッ

那月「ほう、その様子では私の課題は終わったと見える」ヒョイ ペラッ

古城「く、空間移転・・・」

那月「最初の一文しかかけてないぞ。それにlack of ~は名詞句だ。whichの後にあるのは間違いだ」

古城「ごめん那月ちゃん、説教はあとで!」スタコラサッサ

那月「ちゃん付けするな!・・・全く、この学校には問題児が多い」




廃教会

古城「煌坂!浅葱!」ハァハァ

ニャー ガサゴソ

古城「ん?」

?「紗矢華たちなら、もう行ってしまいましたよ」

古城「ラ・フォリア!」

ラ・フォリア「侍女たちは『男は下半身で恋をする』とか何とか言っていたけれど、すこし無節操が過ぎるのではなくて、古城?」

古城「かは・・・ってなに口走ってんだお前!」

ラ・フォリア「そろそろ態度をはっきりさせたほうがよろしいのではなくて?」

古城「どういう意味だよ」

ラ・フォリア「紗矢華と藍羽嬢の思惑は、あなたと雪菜を引き離すという一点において一致している・・・そして二人はそれを可能にする立場と実力を持っている。本気を出せば、ですけれど」

古城「引き離すって、姫柊は獅子王機関から派遣された監視役で・・・」

ラ・フォリア「獅子王機関所属の攻魔師で、雪霞狼に匹敵する武器を持つ者がもう一人この島にいますわよ。」

古城「煌坂、か。でもあいつは俺を嫌ってて・・・」

ラ・フォリア「つくづく鈍感ですわね。紗矢華も、雪菜も、わたくしもみんな・・・」ゴニョゴニョ

?「姫様ァー!!」バン

ラ・フォリア「そろそろ来るころかと思いましたよ、騎士団長」

騎士団長「貴様、第四真祖!姫様から離れんかッ!」

ラ・フォリア「古城は紗矢華を探しに来たのですよ」

騎士団長「煌坂嬢を?」

ラ・フォリア「丁度いいわ、お送りして差し上げなさい」

古城「ラ・フォリア、お前あいつらの居場所を知って」

騎士団長「貴様姫様を呼び捨てに・・・!」

ラ・フォリア「丁重に、送って差し上げて」

騎士団長「は、はっ!・・・では、行きましょう」

古城「あ、はあ」スタスタ

子猫「フミィ」

ラ・フォリア「あら、よしよし」

子猫「ミャー」

ラ・フォリア「この子、何となく古城に似た雰囲気だわ・・・」

ラ・フォリア「わたくしだって・・・」ギリッ

ラ・フォリア「・・・王族というのは、つくづく因果な血筋ですわね」




車内

古城「(うわ、これが王室所属のリムジンか)」ポカーン

騎士A(運転手)「目的地まで二時間半ほどです。どうぞおくつろぎください。」

古城「あ、ご丁寧にどうも」

騎士A「あ、テレビをご覧になりますか?リモコンは座席横の引き出しです」

古城「あ、じゃあ」ピッ

キャスター「続いて、次のニュースです。我が国の再軍備に伴う日米安全保障条約の破棄および日米相互防衛条約の締結へ向けた予備交渉は大詰めを迎え・・・」ピッ

タレント「渋谷女子の最新コーデはこれだ!!」ピッ

古城「ロクな番組がねぇな」プチッ

騎士A「あの、堅苦しいの苦手なんでふつうにお話しさせていただいてもいいですか」

古城「そうしてくれ」

騎士A「では古城氏、秋クールの最萌えヒロインは誰だと思います?」

古城「!?」

騎士A「自分は金曜0時半放送『S.B.』のヒイラギ セツナだと思うのであります!」

古城「(誰だよ、こいつに日本語教えたの。これが普通なのかよ)」

騎士A「まあ二次ではセツナですが、三次では断然姫様萌えであります!姫様萌ええええええええ!」ブッヒイイイイッ

古城「(侍女といい運転手といい、アルディギアの宮廷はどうなってんだよ・・・)」

騎士A「さ、到着しましたよ古城氏」

古城「(延々とラ・フォリアと深夜アニメへの思いの丈を聞かされ続けた・・・)」ゲッソリ

騎士A「では、自分はご当地ネコマたんキーフォルダーとクリアファイルを団員全員に買ってくるという重要任務がありますので、これにて失敬いたします!」

古城「やれやれ、やっと解放された・・・ここどこだ?ド田舎じゃねえか」

?「よくぞ来た、第四真祖よ」

古城「カラスが!?・・・式神か」

カラス「ついてまいれ」

古城「どこなんだ、ここ。相当な霊気だな」

カラス「今にわかる」

シュン ハラハラ

古城「(このカラス紙だったのかよ・・・古文に出てくる貴族の屋敷みてえだな)」

紗矢華「来たわね、暁古城」

古城「お前ら・・・どうやってここに?」

浅葱「煌坂さんが手配してくれたの。女二人、空の旅よ」

紗矢華「近々出頭して報告をすることになってたから、上に頼んで前倒ししてもらったのよ」

古城「じゃあここは・・・」

紗矢華「そう、獅子王機関本部、『高神の杜』」

獅子王機関本部・特別棟

紗矢華「入って」

古城「407号室・・・?」

紗矢華「私と雪菜の部屋よ」

ガチャ

雪菜「ようやくお出ましですか、先輩」

古城「ひ、姫柊!?」

雪菜「今朝、緊急帰投命令が来たんです。偽物の」チラッ

浅葱「獅子王機関のサーバーセキュリティー大丈夫なの?一応公安なんでしょ?」

古城「お前が言うな」

浅葱「まあ、一応協力者がいたんだけどさ」

雪菜「紗矢華さん!?」

紗矢華「うぐっ・・・で、でも別に、暁古城の本心が聞きたかった、とかじゃないんだからね!」

古城「俺!?」

紗矢華「もう、死になさいよ、バカ!」

古城「理不尽すぎんだろ、おい」

浅葱「じゃあさっそく本題だけど、姫柊さん、もう古城に付きまとわないでくれないかしら」

雪菜「いいえ、藍羽先輩。あなたもご存じのはずです。私は獅子王機関によって正式に派遣された、第四真祖・暁古城の監視役です。先輩のそばにいるのは私が遂行すべき任務のためです」

浅葱「もちろん知ってるわ。でも、監視役は別にあなたである必要はないんじゃない?」

雪菜「どういう意味ですか・・・?」

浅葱「あなたの武器、雪霞狼に匹敵する威力を誇る武器を所有し、吸血鬼を監視する任務の経験もある。私はそういう攻魔師と懇意にしてるんだけど」

雪菜「まさか・・・」

浅葱「そう、獅子王機関の舞威媛、煌坂紗矢華さんよ」

雪菜「そんな・・・どうしてですか!私の力量では任務に堪えないとでも!?」

紗矢華「それはちがうわ、雪菜。あなたはこんな任務を続けるべきじゃないの!」

雪菜「・・・」

紗矢華「聞いてちょうだい、雪菜。私達はずっと一緒に過ごしてきた。雪菜は私のたった一人の妹であり、親友であり、そして尊敬すべき同僚なの。だから、雪菜にはこんな危険な任務を背負わせたくないの。いつか雪菜が死んでしまうかもしれない。もしかしたら血の従者にされてしまうかもしれない。そんなのは嫌!」

雪菜「紗矢華さん・・・」

紗矢華「いいや。もっと正直に言うわ。雪菜にとっての大切な人というポジションを取られるのが怖いの!暁古城、あんたにね!」

古城「・・・」

紗矢華「それと暁古城。私あんたのこと好きかも知れない」

古城「なっ・・・」

紗矢華「暁古城のことが気になりだして、いつも一緒にいる雪菜や藍羽さんがうらやましいと思った。最初はただ漠然と、何の他意もなく純粋にそう思ってたの」

雪菜・浅葱「・・・」

紗矢華「でも、ふと気づいて愕然としたの。私、雪菜に嫉妬してるのかもしれない、雪菜のこと嫌いになっちゃうかもしれない、って。私には雪菜しかいないんだよ。なのに・・・なのに・・・雪菜の心を暁古城にとられて、その上私が雪菜のこと嫌いになったら、私、本当に一人になっちゃうの!それが怖いの・・・」

紗矢華「勝手なこと言ってるのはわかってる。でも雪菜、お願い、暁古城から離れて!じゃないと私、私・・・!」

雪菜「紗矢華さん・・・」

紗矢華「雪菜、雪菜、雪菜ああああ!」ガシッ

雪菜「大丈夫ですよ、紗矢華さん。」

紗矢華「雪菜・・・?」グスッ

雪菜「だって、紗矢華さんは私にとって、その・・・たった一人の大切な『お姉ちゃん』ですから」ニコッ

浅葱「気に入らないわね」

雪菜「何がですか?」

浅葱「煌坂さんは自分の気持ちを正直に話したわ。あんたは何?二言目には『任務ですから』って。任務だから、って理由で古城の隣をいつまで占領したら気が済むのよ!」

雪菜「任務ですから!」

浅葱「へえ、いい度胸ね。」

雪菜「そもそもなぜ藍羽先輩が獅子王機関の人事に口出ししているんですか!?そんな権限は」

?「あります。契約にかかわる重要な事柄ですから」

古城「その声・・・さっきの?」

静寂破り「私は獅子王機関の『三聖』の長。ペーパーノイズとも呼ばれています」

雪菜「長老様・・・?」

静寂破り「姫柊雪菜、これを見るがいい」

雪菜「契約書?」




契約書

日本国 国家公安委員会 対魔導テロ特務機関(獅子王機関;以下甲と略す)と藍羽浅葱(以下乙と略す)は以下の通り契約を結ぶ。

一、甲は第四真祖・暁古城の監視にあたる在絃神島特別攻魔官たる険巫・姫柊雪菜を解任し、舞威媛・煌坂紗矢華を以て後任とする。

二、甲は、乙が第四真祖の血の伴侶となることを承認し、監視にあたっては乙および暁古城の両名の私的関係に対し障害とならないことを確約する。

三、上記二項が遺漏なく執行される限りにおいて、乙は甲に対し、甲の依頼に応じて、対ハッキング防衛体制の構築及び維持に協力することを確約する。

雪菜「こ、これは・・・」

浅葱「あたしは古城の隣にいたいだけ。その位置を取り戻すのに、自分の能力を最大限に活用したまでのことよ。・・・姫柊さん、あたしは本気よ。古城の関係者であり、他人が持たないスキルを持っている時点であたしに平穏無事な生活はない。だったらそれを積極的に使って、古城との関係を発展させたい。なにか文句ある?」

雪菜「・・・いいえ」

浅葱「でもこの契約はまだ発効していない。あなた次第よ、姫柊さん」

雪菜「私、ですか?」

静寂破り「藍羽浅葱は契約の発効に際してお前の意思を問うことを条件とした」

雪菜「私の意思・・・?」

浅葱「姫柊さんが任務を言い訳にしないで本音でぶつかってくるなら、相手になってやろうってことよ」

雪菜「・・・」

浅葱「単刀直入に聞くわ。あなたは古城が好きなの?たとえ機関の命に背いてでも、古城と添い遂げる覚悟はあるの?」

雪菜「私は、その・・・」

紗矢華「いいのよ、雪菜。孤児として生まれ、七式降魔突撃機槍{シュネーヴァルツァー}の使い手として育てられ、自分の意思に従って生きたことのないあなたには怖いのかもしれない。でも今言わないと、ずっと後悔することになる」

古城「姫柊、お前・・・」

浅葱・紗矢華「(暁)古城は黙って(なさいよ)!」

古城「」




雪菜「私は、私は・・・先輩が好きです!」






~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

9年後

あの後、浅葱と雪菜に想いを「突きつけられた」格好の俺はなかなか答えを出せなかった。

二人の気持ちには何となく気付いてはいたが、そんなことあるわけない、と決めつけてまともに向き合ってこなかった間に、彼女たちの存在が俺の中でとてつもなく大きくなっていたのだ。

この9年の間、本当にいろんなことが起こった。頼んでもないもに次々にやってくる怪異と戦うとき、雪菜はいつも俺の背中を守ってくれた。戦いが終わって帰ってきたとき、浅葱はいつも何も言わずに抱きしめてくれた。

雪菜がいなければ、俺は何度死んでいたかわからない。浅葱がいなければ、何度神経が焼き切れていたか知れない。

だが、戦いの中で、俺自身も変わっていった。高まりゆく第四真祖としての力。のしかかるドミニオンの王としての重圧。

そんな中で俺は真剣に誰かを愛したいと思った。妹でも、友人でもなく、女として―俺はその一人を選んだ。





そして、今日。

基樹「おいおい、こんな大事な時に大ポカやらかして遅刻とは・・・怒ってるぞ、多分」

古城「お前が決裁印を押しさえすれば通るだろ、こんな書類!何のための社長権限だよ!」

基樹「俺も『財閥のボンボンってだけで社長のイスを手に入れた男』なんて後ろ指さされるのはごめんだからな。しっかりやってくれたまえよ、係長殿」

古城「改めて言われるとすっげえムカつくな、それ。これでも俺はこの絃神島{ドミニオン}の主なんだぞ」

基樹「できるだけ普通の生活がしたい、とか言ってウチにコネ入社しやがったのはどこのどいつだ!書類ぐらいまともに作れよ!」

古城「また公安委員会から出向してる美人秘書様に何とかしてもらうわけにはいかないか?本人も早く行きたがってるだろ」

紗矢華「お断りよ、暁古城!なんで私があんたの尻拭いばっかりやらないといけないのよ!」

古城「そうはいっても、お前も早く見たいんだろ?」

紗矢華「ぐぬぬ・・・わ、分かったわよ!やればいいんでしょ、やれば!」

古城「(ちょろい・・・)」

基樹「いやぁ、ウチの秘書は実に優秀だ」

紗矢華「見てないで手伝いなさいよ、このぼんくら若社長!」

矢瀬コーポレーション本社ビル玄関ホール 18:10

基樹「おい、披露宴は7時からだろ?間に合うのか?」

古城「間に合わせねえと殺される・・・呪いの矢で卷獣を封じられ、那月ちゃんに鎖で縛られたところを雪霞狼で・・・」ガクブル

基樹「分析してビビってる場合か!車を回させたからとっとと乗れよ!」

紗矢華「ちょっと、私も乗せていきなさいよ!」




車内

基樹「これじゃ支度が間に合わねえ!ここでタキシードに着替えろ」

古城「お、おう」ガバッ

紗矢華「ちょっと、何脱いでるのよ!」

古城「脱がずに着替えられるわけねえだろ!」

紗矢華「目が汚れるじゃない!最高に美しいものを見る前に男の裸見せられるとかホントありえない!能力がない上にデリカシーまでないとか、ホント最悪!」

古城「じゃああっち向いてろ!時間がねえんだよ!」

披露宴会場

凪沙「もう古城君ったらホント信じらんない!30分前に会場についてないとか、バカにしてるの?そもそも式が晩からだって言っても午前に仕事入れるとかなに考えてるの?」

夏音「でも、お兄さんにも何か事情があったと思うです。そんなに責めないであげてほしい、です」

ラ・フォリア「優しいですわね、叔母様は。大方新婦のウェディングドレス姿の妄想ばかり捗って、書類仕事が全然進まなかったか、ミスを連発したか、そんなところでしょう」

騎士団長(元・予備役編入)「姫様を待たすとはけしからん!ワシがたたっ切ってくれるわ!」

騎士団長(現・以前の騎士A)「ナイトドレスの姫様萌えええええええええ!」ブッヒイイイイイイ

ヴァトラー「ああ古城、君はとうとう、僕以外の人間のものになってしまうんだね・・・!」

倫「何このカオス空間・・・」

新婦控室 18:42

浅葱「もー、古城遅すぎ!今まで何やってんのよ!」

深森「あらー、雪菜ちゃんのドレスかわいいわねー。紗矢華ちゃんの見立てだったかしら。」

雪菜「お義母さんも十分お若いですよ。初めて会った時とあんまり印象変わってませんし」

深森「あの時は水色のエプロンドレスだったかしら。ナースコスもよかったわね」

?「おぎゃあああ!」

雪菜「あっ、零菜が!この臭いは・・・おむつ替えないと」

浅葱「私がやるわよ。純白のドレスに黄色いしみなんて、絵にならないでしょ」

雪菜「ありがとう、浅葱さん」

浅葱「ホント古城も甲斐性なしよねぇ。結婚資金もないまま入籍して、そのくせ式は自力でやる!なんて、見栄だけ張っちゃって。なんとか費用をねん出したのも雪菜が節約したおかげ。あーあ、こんなのとくっつかなくて正解だったわ」

雪菜「あのー、わたしこれから式なんですけど・・・」

浅葱「何よ!負け惜しみぐらい言わせてよ!」

深森「まったく、二人ともあんなののどこがいいんだか」クスクス

雪菜・浅葱「・・・」

零菜「あぶぅ?」

披露宴会場18:47

舞台裏

式場スタッフ「こちらが本日のタイムテーブルになります。あと、多少時間が押すかもしれません」

アナウンサー「了解。しかし凝った演出が何にもないなあ・・・新婦は満足してるのか、これ?」

ガチャ

スタッフ「すみません、ここは関係者以外立ち入り禁止になっておりまして・・・な、なんですか、あんたたちは!」

男「フン」ドスッ

スタッフ「グハッ」ドサッ

アナウンサー「じゅ、獣人・・・!まさか、お前ら!」

男「そうさ。我々は最強にして唯一正統なる獣人軍団、黒死皇派の尖兵なり!」

アナウンサー「ヒいっ!や、やめろ、助けてくれ!抵抗しないから!」

男「殺しはせんさ。我々の指示に従えばな。」

アナウンサー「」コクコク




披露宴会場 大ホール 18:49

凪沙「古城君のバカ!いつまでかかってんのよ!式すっぽかしたら二度と口きいてやんない!」

花音「・・・」ソワソワ

凪沙「どうしたの、カノちゃん?」

ラ・フォリア「妙ですわね。さっきまでスタッフが行き交っていたのに、妙に静まりかえっている・・・」

ヴァトラー「おや、あなたも気づきましたか。」

ラ・フォリア「あなたの心底楽しそうな顔を見て確信が持てましたわ。」

『会場の皆様にご案内を申し上げます。ただ今、諸事情により、式場の準備が滞っております。つきましては、会場奥のスタッフ会議室を待合室として開放しておりますので、ご希望の皆様は、右側通路よりご移動くださいませ。

 なお、ご来賓の皆様方には別室を用意してございますので、係員の案内にしたがってご移動ください。ご迷惑かと存じますが、なにとぞご容赦ください。』

ラ・フォリア「来賓室、ですか。どう思われますか?」

ヴァトラー「問題は、どんな罠を、どう突破してやるか、ですよ。」

ラ・フォリア「あらあら、お気の早いこと。」

凪沙「いつまでたっても古城君が来ないと思ったら、会場準備までまだだなんて!これだからもっといい業者に頼もうって言ったのに。女のこの一生に一度の晴れ舞台を何だと思ってるのよ!・・・とにかく待ち合い行こ、カノちゃん。」

花音「わたし、行きたくない。なんだかやな予感、でした。」

ラ・フォリア「正解ですわ、叔母様。ここに残りましょう。」

係員「ラ・フォリア・リハヴァイン様でいらっしゃいますね。失礼ですが、貴賓室に移動していただけますか?」グイッ

ラ・フォリア「放して頂戴。」キィーン

係員「そいうわけに・・・は・・・」ドサッ

凪沙「な、何?係員さんが!」

ラ・フォリア「触ってはいけません!残念ながら、もう亡くなっています。この空間内での死霊魔術[ネクロマンシー]を無効化しただけです。」

客A「人が倒れたぞ!」

客B「こっちもだ!」

客C「息してないぞ!脈もない…死んでる!」

ラ・フォリア「みなさん、落ち着いてください!騎士団長、皆様を安全な場所へ!」

ヴァトラー「動死体[リビング・デッド]か。黒死皇派・・・だな。」

ラ・フォリア「各ドミニオン、アルディギアの貴族・王族に各国の対魔族部隊の軍高官。テロの標的としては十二分の豪華さですから。」




式場舞台裏 18:53

獣人「隊長、ホール内ではアルディギアの近衛騎士団が態勢を整えつつあるようです・・・逆効果だったのでは?」

男(黒死皇派隊長)「いや、これでやつらは警戒するだろう。安全地帯に留まっているようで、その実袋の鼠というわけさ。」

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

ラ・フォリア「この状況をどう解釈なさいますか、アルデアル公。」

ヴァトラー「おそらく外は包囲されているだろう。出てはいけないはずだ・・・はずなんだが」

ラ・フォリア「ここにいてはまずい、と?」

カシャン

客A「何だ、停電か?」

客B「テロリストが来る…!」

グラグラグラグラ・・・・・・

ラ・フォリア「空間振!?」

ヴァトラー「なるほど。我々は異次元空間にとらわれた人質というわけか・・・考えたな。」

ラ・フォリア「私たちが警戒して出てこないうちに、この部屋に結界を施し、空間転移の魔術で部屋ごと異次元に監禁した、というわけですね。」

ヴァトラー「いつものゾンビ作戦かと思いきや、こっちが本命か。まんまとしてやられたものだね。」




新婦控室 18:55

浅葱「さっき基樹から電話があって、もう7、8分もすれば着くって。結局遅刻じゃない。」

深森「あらあら。罰として、新婚初夜はお預けね。」

雪菜「しょ、初夜って・・・お義母さん///」

浅葱「ん?・・・もしもしモグワイ?どうしたの?・・・空間異常!?しかもこのホテルじゃない!・・・分かった。ちょっと調べてみる。」

雪菜「何があったんですか?」

浅葱「ちょっと凪沙ちゃんに電話してみてくれない?大ホールに空間異常が発生したらしいの。システムも監視カメラも全部落ちてるらしいのよ、そこだけ。」

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

車内 18:58

紗矢華「あー、もう!結局遅刻じゃない!あほつき古城!」

古城「悪かった、落ち着けって。耳元でがなるんじゃねぇ!」

基樹「ん、電話?・・・まーた浅葱かよ。はいはいっと。もしもし?・・・何!?・・・おい煌坂。端末でテレビつけてくれ、早く!」

紗矢華「何よいきなり・・・ってこれは!」

キャスター「臨時ニュースをお伝えします。先程、絃神インペリアルホテルに武装した獣人とみられる一団が押し入り、建物を占拠した模様です」


古城「なっ・・・!」

キャスター「ここで、最新情報が入りました。絃神インペリアルホテル占拠事案に関して、国際テロ組織「黒死皇派」が、先程犯行声明を発表しました。声明によりますと、人質の中には在絃神戦王領域特命全権大使のアルデアル公爵、アルディギア王国のラ・フォリア第一王女など、国際的な著名人も含まれている模様です!」

紗矢華「黒死皇派!?」

キャスター「この事件の続報です。先程、日本政府は孤のテロ行為を容認せず、解決に向けて断固たる措置を採るという官房長官談話を発表しました。また、東京都知事は、本土の獅子王機関特殊部隊に対して出動を要請、国家公安委員会は、1500人規模の増援部隊の派遣を決定しました。時刻は、間もなく7時です」

 

転載元:
http://ssmatomesokuho.com/thread/read?id=115171


記事タイトル:

古城「エッチなお兄さんは好きですか?」

関連ワード :

煌坂紗矢華

ストライク・ザ・ブラッド

美少女

ポニーテール

髪色(茶)

SS

葉山いくみ(声優)




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