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シンジ「2030年あけましておめでとう、アスカ」

アスカ「はいはい、おめでと。まあ28歳になって目新しいもんでもないけどね」コタツアッタカーイ シンジ「除夜の鐘も鳴り終わったし、今年度の抱負とかお互いに作らない?」 アスカ「抱負?あんたはもっ

シンジ「2030年あけましておめでとう、アスカ」

1: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/01/17(金) 15:21:05.53 ID:W9xCAV6R0
※エヴァTV版の二次創作です。
※ネタバレ有り

2: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/01/17(金) 15:23:46.71 ID:W9xCAV6R0
アスカ「はいはい、おめでと。まあ28歳になって目新しいもんでもないけどね」コタツアッタカーイ

シンジ「除夜の鐘も鳴り終わったし、今年度の抱負とかお互いに作らない?」

アスカ「抱負?あんたはもっと料理の腕が良くなるようにでいいんじゃない?」

シンジ「確かに僕はまだまだ板前修行中の身だからね……じゃあアスカは?」

アスカ「うーんそうね……じゃあ大学の研究で有名サイエンス誌に載るような論文を一つ書き上げるわ」ミカンモグモグ

ピロリーン ピロリーン ピロリーン

シンジ「あっ、皆からのメールだ!あけおめメール忘れてた!」

ピロリーン ピロリーン ピロリーン

アスカ「私にも来たわね…ヒカリったら子供の写真添付してるわ。見て、鈴原と三人で並んでる」

シンジ「えっと…ケンスケとカヲル君からも来てる。トウジの添付写真全く同じ奴だ」

アスカ「しかしヒカリと鈴原、こうしてみると齢がちぐはぐでとても夫婦には見えないわね」

シンジ「僕らエヴァパイロットは齢をとらないからね」

5: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/01/17(金) 15:25:59.61 ID:W9xCAV6R0
アスカ「使徒との戦いで右足を切断したけど身体障害者枠で公務員になったのは悪運が強いというか」

シンジ「妹のサクラちゃんに土下座したことがあるんだよ実は」

アスカ「そうなんだ?それで?」

シンジ「そしたら『謝らんといてください、シンジさんは地球を救った英雄なんですから』って怒られた」

アスカ「へー、まあアタシも英雄の一人なんだけどな」

シンジ「アスカが精神汚染を受けた時はどうなることかと思ったけど無事回復して良かったよ」

アスカ「ふふん!エヴァの中にママがいることが分かったからね!」

シンジ「エヴァはもう北極に永久封印されてるけど…母さんたちはずっと僕らを見守ってくれてるはずだよ」

6: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/01/17(金) 15:28:13.58 ID:W9xCAV6R0
アスカ「シンジのお母さんと言えば、レイがあなたのお母さんの複製体だとわかったときは私もびっくりしたわ」

シンジ「僕もびっくりしたよ…気になってた女の子が実は母さんのクローンだったなんて…」

アスカ「レイでいやらしい想像とかしてたんでしょ?背徳的ねえ」

シンジ「いやしてないよ!それに今ではレイは僕の可愛い妹だよ。それ以外の目では見てない」

アスカ「結局碇元司令と一緒に暮らすことになったんでしょ?お義母さんのリツコとうまくやれてるの?」

シンジ「うん、リツコさんはレイと仲良く暮らせてるようだし本当に幸せそうだよ」

アスカ「あーあ、私も早くウェディングドレス着たいなー」チラッチラッ

シンジ「え?アスカ結婚願望あるの?」

アスカ「まあ人並みにね、いくら外見が14歳だからってもうアラサーなんだしそろそろかなーって」テレテレ

シンジ「…誰か相手いるの?」

アスカ「な!そんなのいないわよ!バカシンジ!」バンッバンッ

シンジ「痛い痛い!クッションで叩かないでよ!」

7: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/01/17(金) 15:30:23.06 ID:W9xCAV6R0
ピンポーン

アスカ「誰か来たわねこんな深夜に」

シンジ「僕が出るよ、はーい今出ます!」カチッ

ミサト「はーいシンちゃん、アスカ、ハッピーニューイヤー♪」シュイン

シンジ「ああミサトさんでしたか、あけましておめでとうございます」

アスカ「ちょっと、今深夜よ?」

ミサト「別にいいじゃない隣同士で声まる聞こえなんだから、これから家族で第三新東京神宮に初詣行くんだけど一緒に行かない?」

リョウジ「よっ、あけましておめでとう。ほら、コトノも挨拶しな」

コトノ「シンジお兄ちゃん、アスカお姉ちゃん、あけましておめでとうございます」

シンジ「へーコトノちゃん振袖に着替えたんだね」

アスカ「それにしても段々ミサトそっくりになってきてるわね」

ミサト「まーそりゃ母娘だからね、普通娘は父親に似るとか言われてるんだけどねー」

8: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/01/17(金) 15:32:46.04 ID:W9xCAV6R0
夜の道

シンジ「コトノちゃんも今年中学生か、時が経つのは速いなー」

アスカ「やだシンジ、その言い回しおっさんくさいわよ」

シンジ「もう28だからね…もうすぐ初めて会った時のミサトさんの齢になるよ」

コトノ「確かシンジさんたちが地球を救った年ですよね?」

アスカ「そうよ、あの時一度あなたのお父さんが殺されたように見せかけて失踪してた時期があってね」

リョウジ「ははは、懐かしいな」

シンジ「あの時のミサトさんは大変だったんだよ、わんわん泣くわ美味しい料理食べても塞ぎ込むわで」

ミサト「ちょっとシンちゃん!娘の前でやめてよ恥ずかしいでしょ!」

アスカ「それでね、全てが終わってひょっこりと顔を出してね、いつものように手を挙げて『よっ』とか言っちゃって」

シンジ「確かそのあとすぐ結婚したんだよね」

リョウジ「まあ俺なりの演出だったわけさ、負ける戦いは嫌いなんでね」

ミサト「…今それを掘り返さないでくれる?」

9: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/01/17(金) 15:34:57.84 ID:W9xCAV6R0
コトノ「へーお母さんの大恋愛かー、いいなー」

リョウジ「コトノも好きな男の子ができればわかるさ」

コトノ「え…うん、わかった」

アスカ「!」ピーン

シンジ「あれ、アスカどうしたの?急に手なんか繋いで」

アスカ「うっさい!夜道が危険だからあたしが手を繋いでやってんのよ!バカシンジはとろいからね!」

11: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/01/17(金) 15:37:06.70 ID:W9xCAV6R0
シンジ「あれ?あそこにいるのはレイだ!おーいレイ!」

レイ「…あ…お兄ちゃん」

シンジ「どうしたんだ一人で?父さんと義母さんは?」

レイ「…はぐれたの…GPSでも座標が曖昧でわからないの…」

アスカ「どうせ娘をほっておいてしっぽりやってるんでしょ」

シンジ「コトノちゃんの前でそんな言葉を使わないでよ!」

ミサト「じゃあリツコには私が連絡しておくわ、ライングループだし。私たちと一緒に初詣に行きましょ」

レイ「…わかりました、作戦部長」

アスカ「おお、なっつかしー響き!」

12: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/01/17(金) 15:39:16.72 ID:W9xCAV6R0
人が並んでる神社の境内

レイ「…作戦部長は教師の仕事どうですか?」

ミサト「私?そこそこ順調よ、30代から大学行きなおしたんで結構ブランクあったけど」

ピロリーン

ミサト「あれ?ラインだわ、おーマヤからだわ!懐かしー!」

シンジ「え?マヤさん第三新東京市にいるんですか?」

ミサト「そうみたいね、リツコがここで会う約束をしてたんだって。年末にネルフ退役尉官同窓会が行われてたって聞いたけど、私も行きたかったなー」

ピロリーン ピロリーン

ミサト「おお日向君に青葉君も!!え?日向君もう子供が三人いるの?」

シンジ「へー!見せてくださいよミサトさん!」

アスカ「ちょっとずるいー!私にも見せてよ!」

コトノ「ネルフってとても仲のいい組織だったんですね」ニコニコ

レイ(…そうでもなかったけど)

13: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/01/17(金) 15:41:25.62 ID:W9xCAV6R0
チャリーン

シンジ(えっと…お金を投げ入れて)

ジャランジャラン

シンジ(二礼二拍手一礼…と)

シンジ(今年こそアスカの我儘が直りますように…)

アスカ(今年こそシンジがプロポーズしてくれますように…)

レイ(…この平和がいつまでも続きますように…)

ミサト(今年もお酒がたらふく飲めますように…)

リョウジ(ミサトの料理の腕が上達しますように…)

コトノ(いつまでも家族仲良く暮らせますように…あと、ちょっとでいいからシンジさんが振り向いてくれますように…)

14: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/01/17(金) 15:43:41.83 ID:W9xCAV6R0
アスカ「さてお参りも終わったし甘酒飲んでおみくじひくわよ!あと屋台のベビーカステラ買ってきて!」

シンジ「もうすっかり日本人だねアスカ」

アスカ「あらもう日本にいる時間の方が長いのよ?いいからカステラ買ってきなさい!6人分ね!ダッシュ!」

レイ「…お兄ちゃん…私ハチミツ味」

シンジ「はいはい、わかったよ」ダッ

コトノ「あー、いっちゃった」

アスカ「じゃあ甘酒飲むわよ!最近はこんなところにもSuicaが使えて便利よね!」

ミサト「ねえアスカ、願いを叶えたいのなら少しはシンちゃんに優しくしてあげたら?」

アスカ「な、な、な、何のこと?」

ミサト「あーら、40代の女の勘を舐めない事ね」ニヤリ

16: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/01/17(金) 15:45:51.74 ID:W9xCAV6R0
シンジ「すいません、ベビーカステラ6人分、一つはハチミツ味でお願いします」

屋台の親父「あいよ、ここにSuicaタッチして」

シンジ「はい」ピッ

屋台の親父「まいど!」

シンジ「ふうやっと買えた」

トウジ「あれ?シンジやないか?」

シンジ「あ!トウジ!あけましておめでとう!ヒカリさんも一緒だね」

ヒカリ「あけましておめでとう、碇君」

トモカズ「お母さん、この人誰?」

ヒカリ「この人は碇シンジ君って言ってね、お父さんの親友よ」

17: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/01/17(金) 15:47:59.80 ID:W9xCAV6R0
シンジ「へーこの子がトモカズ君か、二年前会ったときは赤ちゃんだったのに大きくなるもんだね」

トウジ「ははは、まあこんな中学生の見た目で子供がいるなんてけったいやけどな」

シンジ「まあそれはしょうがないよ、また皆で一緒にどっか遊びに行こうよ」

トウジ「あー今ケンスケは新婚旅行で沖縄に行ってるからの。しばらくは無理やけどいつか行こか」

ヒカリ「そういえばそこで渚君を見かけたわよ」

シンジ「え?カヲル君を?」

ヒカリ「ええ、あの銀髪に赤い目は見間違えようがないわ」

トウジ「しかし最初紹介された時はびびったけどなー、なんせ人間型の使徒なんやから」

シンジ「そうだね、でも一緒に量産型エヴァと闘ってくれた時は頼もしかったなー」

ヒカリ「もうあの年から14年も経つのね…」

トウジ「そうやな、もう15年目に突入や。星空は全然変わらへんな…」

18: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/01/17(金) 15:50:09.45 ID:W9xCAV6R0
アスカ「おーそーいー!」

シンジ「ごめんごめんアスカ、トウジ達と話しこんじゃって」

アスカ「ヒカリ達来てたの?だめよ、一家団欒を邪魔しちゃ」

シンジ「そうだね、はい、ベビーカステラ」

アスカ「なによこれ、冷めてるじゃない!やり直し!もう一回買ってきて!」

シンジ「えー?そんなー」

ミサト(アスカ、願いを叶えるんでしょ?)ボソボソ

アスカ(むう…わかったわよ…)ボソボソ

アスカ「うん、なかなか冷えたベビーカステラもいけるじゃない!買ってきてくれてありがとねシンジ」モグモグ

シンジ「え?アスカ!?今ありがとって…」

アスカ「何よ、あんたにいつもの感謝の念を伝えただけでしょ。本当はいつも感謝してんのよ、ふんっ!」

シンジ(今日は雪でも降るんじゃないかな…)

19: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/01/17(金) 15:52:20.57 ID:W9xCAV6R0
マリ「あれー、わんこくんがいないニャー、どこだいわんこくんー?」

シンジ「?あれ?あの娘…なんで正月に浴衣を着てるんだろう?」

アスカ「どうしたのシンジ?」モグモグ

シンジ「いや、あの中学生くらいの女の子…何か探し物をしてるみたいだから気になって」

アスカ「なにあの娘?こんなに寒いのに浴衣なんか着てる」モグモグ

レイ「…あなた、こんなところでどうしたの」モグモグ

マリ「あー実はうちで飼ってるワンちゃんがどっかいっちゃってね、探してるってトコなのさ」

レイ「…そう、あなたも大変ね」モグモグ

コトノ「私も一緒に探します!」

マリ「え?そうかい?嬉しいこと言ってくれるじゃニャい!」

コトノ「そのワンちゃんの名前は何て言うの?」

マリ「ああ、五号機って言うニャ」

21: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/01/17(金) 15:54:25.83 ID:W9xCAV6R0
コトノ「五号機?珍しい名前ですね」

マリ「ニャはは、ちょっと思い入れがある名前でね」

シンジ「僕も一緒に探します」

リョウジ「ほうシンジ君、義を見てせざるは勇なきなりだね。俺もご一緒するよ」

コトノ「ありがとお父さん!」

ミサト「じゃあみんなで探しましょ、ひっさびさの作戦行動ね。腕が鳴るわ」

アスカ「えー私パス!」

ミサト「駄目よ、これは元上司命令よ」

アスカ「りっふじーん!」

22: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/01/17(金) 15:56:35.55 ID:W9xCAV6R0
神社の茂み

アスカ「まったく、何で新年早々こんなことしなくちゃいけないのよ」

シンジ「まあまあ、使途に比べればこんなの軽いよ。LEDライト持ってきてて良かった」

レイ「…五号機、五号機、出ておいで」ガサガサ

アスカ「それにしても星が綺麗ね、初日の出見えるかしら」

シンジ「そういえば以前にもこの三人で星空を眺めてた事があったね、覚えてる?」

アスカ「もちろん覚えてるわよ!あの蜘蛛型の使途が襲来した時でしょ?」

レイ「…あの時の事はよく覚えてるわ…アスカが身を挺して使徒の溶解液を防いでくれたもの」

アスカ「まああの時はシンジに借りを作ってたからね、それを返そうとしただけよ」

シンジ「借り?なんだったっけ?」

23: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/01/17(金) 15:58:42.82 ID:W9xCAV6R0
アスカ「覚えてないの!?あんた溶岩に飛び込んで私を助けてくれたじゃない!」

シンジ「え…そうだっけ?」

アスカ「嘘?覚えてないの?信じらんなーい!私あれがきっかけだったのに!」

シンジ「え?きっかけって何の?」

レイ「…それはねお兄ちゃん、アスカがお兄ちゃんの事を…」

アスカ「シャラーップ!それ以上言うんじゃないわよ!」チョークスリーパーガシリ

レイ「…アスカ、ギブギブ」パンパン

シンジ(アスカもレイも本当に仲良くなったなあ)ニコニコ

25: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/01/17(金) 16:00:56.56 ID:W9xCAV6R0
少し離れた場所の茂み

マリ「わんこくーん、わんこくーん、どこだーい。この魚は旨いぞー」

コトノ「そんなたい焼きでおびきよせられるんですか?」

マリ「あったりめーよ!たい焼きは五号機の大好物なんだからな!」

コトノ「へー、変わった犬ですね」

マリ「まあ五号機はたい焼き食べたことないけどね」

コトノ「えっ…そうなんですか」ズルッ

マリ「まあかくいうアタシもたい焼きなんか食べたの今日が初めてだけどニャ」

コトノ「それは珍しいですね」

マリ「っていうか日本に来たのも昨日が初めてだニャ、ちゃんと和服も着て。気合入ってるだろい?」

コトノ(…それ浴衣って言って夏の着物なんだけどな)

26: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/01/17(金) 16:03:20.29 ID:W9xCAV6R0
マリ「コトノちゃんは中学生くらいかニャ?」

コトノ「今年の春に中学生になります!マリさんは15歳くらいですか?」

マリ「それなんだけどさ…もし私が28歳だって言ったら信じてくれるかニャ?」

コトノ「え…それって?」

マリ「いやなんでもニャい、聞かなかったことにして欲しいニャ」

コトノ「い…いえ!信じます!」

マリ「じゃあ本当の事を話すけど…アタシは昔とある秘密機関のパイロット候補生でさ、そのとき呪いにかかって齢をとらなくなったんだニャ」

コトノ(シンジさんたちと同じだ…!じゃあこの人もエヴァパイロット…!?)

マリ「アタシはずっとパイロットとして活躍できずに役目を終わったんだニャ、気付いた時にはアタシはもうお払い箱になってたんだニャ」

コトノ(…じゃあ世界中に同じ境遇の元チルドレンがいるってこと?)

続き

転載元


記事タイトル:

シンジ「2030年あけましておめでとう、アスカ」

関連ワード :

碇シンジ

新世紀エヴァンゲリオン

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