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③:やはり俺の幼馴染みが彼女なのは間違っている。雪乃「何を言っているのかしら?」

結衣「……やっはろー!みんなー!」 ワーワー 結衣「えーっと!今回!特別プログラムとしてあたしたちのバンド演奏をやることになりましたー!」 結衣「とにかく全力でいくよー!!」

③:やはり俺の幼馴染みが彼女なのは間違っている。雪乃「何を言っているのかしら?」

結衣「……やっはろー!みんなー!」

ワーワー

結衣「えーっと!今回!特別プログラムとしてあたしたちのバンド演奏をやることになりましたー!」


結衣「とにかく全力でいくよー!!」


259: 以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします 2014/02/07(金) 21:01:32.18 ID:bYv1cOab0

結衣「……終わったー!」

八幡「……ふぅ。……疲れた」

雪乃「……ほっ」

陽乃「八幡ー!かっこよかったよー!」

八幡「……どうも」

雪乃「途中音が抜けたときはどうしたものかと思ったけれどね」

八幡「……仕方ないだろ。2ヶ月ぶりぐらいだったんだから」

結衣「でも!すっごくかっこよかったよ!ヒッキー!」ズイッ

八幡「お、おう」プイッ

雪乃「……」ムッ

陽乃「……ほほぅ」ニヤニヤ

結衣「また来年もやろうよ!皆で!」

八幡「……」

雪乃「まずは貴女は歌詞をちゃんと覚える所からね」

結衣「あぅ、ゆきのん厳しいよぉ!」

雪乃「ふふっ。でも、すごくよかったわよ」

結衣「……えへへ!ありがと!ゆきのんもすっごくかっこよかった!」

陽乃「んふふー八幡」ダキッ

八幡「ちょ、陽乃さん!」

陽乃「よいではないかーよいではないかー」

雪乃「姉さん!」


260: 以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします 2014/02/07(金) 21:03:01.99 ID:bYv1cOab0


八幡「お疲れさん」コトッ

雪乃「……毒入りかしら?」

八幡「おい」

雪乃「冗談よ」カチャ

八幡「……ったく」ゴクゴク


雪乃「……本当助かったわ」

八幡「……なんだ、明日は嵐か?」

雪乃「……」

八幡「……冗談だよ」

雪乃「……貴方がいなければ恐らく間に合わなかったでしょうね」

八幡「そうでもないぞ……成るようになってたと思うぞ」

雪乃「……まったく…本当に誰にでも優しいんだから」

八幡「……」

雪乃「……ありがとう本当に」ニコッ

八幡「……」ポリポリ

雪乃「……」

小町(り、リビングに入れない)


270: 1 ◆g5dLMrAnA6 2014/02/10(月) 14:51:45.05 ID:X1SF6tdR0

陽乃「いーなー!」

八幡「あの……陽乃さん?」

陽乃「なーにー」

八幡「もう少し離れてもらえないでしょうか?」

陽乃「えー?やーだー」

八幡「あ、あの、ならせめて……後ろからお願いできませんか」

陽乃「なんで?」

八幡「そのですね……前から抱きつかれると顔が近っ」

陽乃「えへへ。やーだよ♪」

八幡「……」

八幡(何故今日に限って雪ノ下がこない)


陽乃「私も修学旅行いきたーい!」

八幡「や、無理ですよ……」

陽乃「いきたいー!」


271: 以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします 2014/02/10(月) 14:52:11.09 ID:X1SF6tdR0

八幡「修学旅行ねぇ……」

結衣「あ、ヒッキー!一緒にまわろーよ!」

八幡「え、お前は三浦とか葉山とかそこら辺と回るんだろ?」

結衣「班はそうだけどー。でもほら、ここに自由行動あるじゃん」

八幡「ぁー。でも俺自由行動は一人の予定なんだけど。寺巡りするし」

結衣「えぇー……どーしてもだめ?」

八幡「や、どーしてもって訳じゃないが……寺巡りするだけだし、面白くないぞ?」

結衣「それでもいーからさ!私はヒッキーといれば楽しいし!」

八幡「……まぁ、いいけど」

結衣「約束だよ!」

八幡「ああ」

八幡(……てか、班どうしよう)


272: 以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします 2014/02/10(月) 14:53:19.02 ID:X1SF6tdR0

戸塚「八幡と一緒だね」

八幡「そうだな。よろしく」

戸塚「うん!」

八幡(そういや、あいつ班どうなってるんだろーな)

姫菜「……」ジー


273: 以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします 2014/02/10(月) 14:54:23.50 ID:X1SF6tdR0

八幡(あー。やっぱここで飯食うのが落ち着くわ。人来ないし)

姫菜「比企谷くんー」

八幡(と、思ったらこれだよ)

八幡「えーっと」

姫菜「海老名だよー。海老名姫菜。よろしくね」

八幡「はぁ……こりゃご丁寧どうも」

姫菜「……本当はこんなこと頼んじゃいけないんだろうけど……」

八幡「?」

姫菜「比企谷くんにお願いがあるの……」

姫菜「実は……」

八幡「……え?まじ?」


274: 以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします 2014/02/10(月) 14:54:53.48 ID:X1SF6tdR0

雪乃「修学旅行の班?……ああ。残念だけれど私はもう決まっているわよ?」

八幡「おい。俺だって決まってるぞ。その言い方だと俺が決まってないみたいだぞ」

雪乃「あら?そうだったの?貴方と一緒に回るなんて……うら……可哀想ね」

八幡「おい。止めろ。戸塚はそんなこと思わないだろ」

雪乃「そうね。戸塚くんに失礼だったわね」

結衣「でも、あたしはヒッキーと回りたかったなぁ」

八幡「お前は三浦たちがいるだろ……」

結衣「そうだけどさー。ヒッキーこっちに来ればよかったのに」

八幡「嫌だ。三浦恐い。ダメ。絶対」

結衣「そんなに怖くないけどなぁ」

八幡「そりゃ友達だからだろ……」

ガラガラ

葉山「やぁ、こんにちは」

八幡「……葉山」

雪乃「……」

結衣「やっはろー!隼人くん」


275: 以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします 2014/02/10(月) 14:56:16.56 ID:X1SF6tdR0

八幡「今日はどうしたんだよ?」

葉山「……依頼があってね」

八幡「依頼?お前がか?」

葉山「いや、入っておいでよ」

戸部「ど、どもー」

八幡「……」

結衣「戸部っち?」

雪乃「……」ペラッ


276: 以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします 2014/02/10(月) 14:56:45.24 ID:X1SF6tdR0

八幡「……や、そんなもん自分でなんとかしろよ」

戸部「うはー!ヒキタニクンつめてー!でもマジその通りだから言い返せないわー」

結衣「ふぇー。戸部っち姫菜のことが好きだったんだー」

戸部「お、おう。まぁな」

結衣「へー。全然気がつかなかったや」


277: 以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします 2014/02/10(月) 14:57:26.31 ID:X1SF6tdR0

雪乃「どうして引き受けたの?」

八幡「しょーがねーだろ?由比ヶ浜がやる気だったんだしよ」

雪乃「全く……まぁ、彼らをうまい具合に二人きりにするのが目的なのだからそんなに難しい問題ではないのかしらね」

八幡「……だな」


278: 以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします 2014/02/10(月) 14:58:04.20 ID:X1SF6tdR0

八幡「明日から修学旅行か……」ボフッ

八幡「……さっさと寝るか」

陽乃「そうだね♪」

八幡「……」

陽乃「……」ニコニコ

八幡「……寝るんですけど」

陽乃「うん。わかってるよ♪」

八幡「いや、絶対わかってないですよね?」

陽乃「え?男女の交友を深めるんだよね?」

八幡「違います」

陽乃「えー……つまんなーい!」

八幡「はぁ。どーしたんですか?こんな遅くに」

陽乃「寝に来た。性的な意味で」

八幡「よし帰れ」

陽乃「やーだー!」ギュー

八幡「ちょ。せまい。落ちる。離してください」

陽乃「……だって八幡明日からいないんだもん」

八幡「え……たった二泊三日ですよ?」

陽乃「それでもー!寂しいんだよ!察してよーもう!充電なのだ!」

八幡「……さいですか」

陽乃「そーですよー」

八幡「……何か目が覚めたんで話でもしますか」

陽乃「うん!」


279: 以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします 2014/02/10(月) 14:58:30.61 ID:X1SF6tdR0

雪乃「……」ピキピキ

八幡「……スースー」

陽乃「……スースー」ギュー

雪乃「ふふふ……どうやって起こそうかしら?」ゴゴゴ

陽乃「んん……ふぁー………ん?どこここ」ゴシゴシ

雪乃「おはよう姉さん……いい夢は見れたかしら?」ゴゴゴ

陽乃「……あれ?寝ちゃってた?おはよー!雪乃ちゃん!」

八幡「ん……んん……朝からうるさい」モソモソ

陽乃「おはよー。八幡♪」

八幡「おはよーございます……陽乃さん……陽乃さん?」

雪乃「おはよう。比企谷くん」ゴゴゴゴゴ

八幡「あ、あれ?雪ノ下さん?何でそんなに怒ってられるんでしょうか?」

雪乃「怒ってなんかないわよ?ただ、どうやって法的に処分しようかと考えているだけよ」ニコリ

八幡「すげぇ怒ってるよな……それ」

雪乃「うふふふ」

陽乃「はっ!?寝癖とか大丈夫かなぁ!?鏡鏡ー!」バタバタ

雪乃「あ、こら!姉さん!まだ話は!」

八幡「今のうちに」

雪乃「……比企谷くん」

八幡「は、はい」

雪乃「後でゆっくり話を聞かせてもらうわよ」

八幡「……うす」


289: 1 ◆g5dLMrAnA6 2014/02/10(月) 22:38:36.79 ID:+PUsoPKM0

八幡「やっと駅か……」

結衣「やっはろー!ヒッキー!ゆきのーん!」

八幡「おう」

雪乃「おはよう。由比ヶ浜さん」

結衣「あれ?何かヒッキー寝不足?クマできてるよ?もしかして楽しみで寝られなかったとか?」

八幡「俺は子供か……ちげーよ。あと今その話題を出してほしくはなかった」

雪乃「昨晩……ねぇ」ゴゴゴ

結衣「わぁ!?なんかゆきのんから変なオーラが……」

八幡「はぁ……落ちつけ雪ノ下。何度も説明しただろ……」

雪乃「ええ。貴方と姉さんが寝たということをね」

結衣「寝た?ヒッキーとお姉さん?陽乃さん?寝た?え?えええええ!?」

八幡「ばっか!わざわざ誤魔を招く言い回ししやがって!」

雪乃「ふん。それじゃ私は向こうだから」

八幡「せめてフォローしてからいけよ!ああもう!」

結衣「ヒッキーが……ヒッキーがぁ」

八幡「いいから落ちつけ」ビシッ


290: 以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします 2014/02/10(月) 22:39:04.91 ID:+PUsoPKM0

八幡「ふぅ」ギシッ

戸塚「何だか疲れてるね?八幡」

八幡「あー……ちょっと色々あってさ。ねむっ……」

戸塚「いいよ。寝てて。僕が着いたら起こすから」

八幡「ごめ……ん」スースー


291: 以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします 2014/02/10(月) 22:40:00.08 ID:+PUsoPKM0

八幡「結局何も起こらずホテルまで来ちまったな」

結衣「んー。姫菜と戸部っちがなかなか二人きりになれないんだよねぇ。結構頑張ったのになぁ」

八幡「……そだな」

結衣「何とかならないかなぁ……」

八幡「……わからんな。それじゃ俺部屋こっちだから」

結衣「あ、うん。お休み!ヒッキー」

八幡「おう。お休み」


結衣「……あたしも……二人きりになれたらなぁ…」


292: 以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします 2014/02/10(月) 22:41:04.37 ID:+PUsoPKM0

八幡「ちょっとコンビニ行ってくるわ。何かいるものあるか?」

戸塚「ううん。特になにもないよ。気を付けてね。八幡」

八幡「ん。了解」


293: 以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします 2014/02/10(月) 22:41:32.13 ID:+PUsoPKM0

八幡(よし、後は飲み物くらいか……ってあれ三浦か。まぁ雑誌読んでるし無視で良いだろ)

八幡「……」テクテク

三浦「ねぇ、あんた」

八幡「……俺か?」

三浦「当たり前だし、あんたさ、結衣の事どう思ってるの?」

八幡「はぁ?なんで由比ヶ浜?」

三浦「いいから答えろし」

八幡「……悪いやつじゃねーよ。良いやつだと思ってる。優しいやつだよ。あいつは」

三浦「……ふーん」

八幡「もういいか?」

三浦「あと一個」

八幡「?」

三浦「あーしは今の関係が結構気に入ってるんだよね。だから、あんま下手なことしないでほしいんだよね」

八幡「……わかってるよ」

三浦「……わかってる?」

八幡「いや、何でもない。まぁ何だ……お前らの関係を崩すってことは無いからこの修学旅行中は見逃してくれ」

三浦「そっか……悪かったね。引き留めて」

八幡「気にすんな」

三浦「あーヒキオ」

八幡「?」

三浦「さっきの関係うんぬん……あんたなら認めてやるよ」

八幡「……」

三浦「……」

三浦「ふんっ。ほらさっさと帰んな」

八幡「……ああ」


294: 以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします 2014/02/10(月) 22:42:42.51 ID:+PUsoPKM0

八幡「あれ?何してんだ」

雪乃「別に。ただの買い物よ?」

八幡「そうかい」

雪乃「貴方こそ何してるの?」

八幡「別に買い物だよ」

雪乃「そう」

八幡「おう」

雪乃「ねぇ……」

八幡「んー何だよ。あ、これ小町へのお土産にいいな」

雪乃「貴方、私に隠し事をしてないかしら?」

八幡「……隠し事?」

雪乃「ええ」

八幡「……してないな」

雪乃「……そう」

八幡「……ああ」

平塚「こら、何をしてるんだ二人とも」

八幡「え」

雪乃「平塚先生」

平塚「とっくに部屋に戻る時間だぞー……ったく」

八幡「すいません」

雪乃「……戻ります」


295: 以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします 2014/02/10(月) 22:43:51.11 ID:+PUsoPKM0

結衣「ヒッキー!さっそく尾行するよー!」

八幡「ん、ああ……っても、尾行って訳でもないがな」

結衣「……んースパイ?」

八幡「そうだな。そんな感じだ」

結衣「それじゃ、私は姫菜。ヒッキーは戸部っちをよろしく!」

八幡「……ああ」

戸部「やべぇ……マジ緊張してきた」

葉山「……落ちつけって」ニガワライ


296: 以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします 2014/02/10(月) 22:45:36.33 ID:+PUsoPKM0

結衣「よっし!やっと二人きりに出来たね!」

八幡「……」

雪乃「こんな所を見るなんて不謹慎じゃないかしら?」

結衣「まぁまぁ。ゆきのん」

結衣「……ヒッキー?」

八幡「……ん。ああ。そだな」

結衣「どしたん?」

八幡「……いや、何でもない」

結衣「そう?」

雪乃「……比企谷くん?」

八幡「ああ。問題ない」スッ

結衣「ちょ!ヒッキー!?なにして」


297: 以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします 2014/02/10(月) 22:46:45.10 ID:+PUsoPKM0

姫菜「それで、私に話って何かな?」

戸部「えーっとな」

姫菜「……うん」

戸部「……その」

戸部「俺と!」

八幡「俺と付き合ってください!」

戸部「……え」

結衣「……え?」ズキン

雪乃「……」ボウゼン

姫菜「……ごめんなさい!今は誰とも付き合う気はないの!本当にごめんなさい」タタタッ

戸部「あ、あれー?」

八幡「……ふぅ」

戸部「ちょ、ヒキタニくんそりゃないぜー!?」

八幡「ははっ。悪いな。けど、お前は次があるから……よかったな」

戸部「そりゃそうだけどさぁー!」

八幡「はは……」スタスタ


298: 以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします 2014/02/10(月) 22:47:44.01 ID:+PUsoPKM0

八幡「……」スタスタ

雪乃「……」スタスタ

八幡「雪ノし……」

パンッ!

雪乃「……はー…はー……もう二度と…」

八幡「……」

雪乃「もう二度としないって言ったじゃない! 」キッ

八幡「……これしかなかったんだよ」

雪乃「……何時も貴方はそうやって一人で……どうして……私に」クルッ

八幡「……」

雪乃「……叩いて……ごめんなさい」

結衣「ゆきのん!」

結衣「……ヒッキー」

八幡「……」

結衣「ああいうの……よくないよ……もっと周りの事考えてあげてよ」

八幡「これが最適で……これしかなかったんだよ……」

結衣「それでもっ!!……バカッ」

八幡「これしか……ないだろ。時間だって……なかったんだよ」

【お願い。もう二度とこんなことは……しないって約束して】

【……うん。約束する】


306: 1 ◆g5dLMrAnA6 2014/02/11(火) 15:09:30.08 ID:4jd2a16g0
過去

陽乃「君が一人野球の比企谷くんかぁー」

八幡「えっと……すいません。誰ですか?」

陽乃「あーごめんね?私は雪ノ下陽乃だよ。小学六年生」

八幡「……雪ノ下?」

陽乃「そ。君と同い年の雪ノ下雪乃ちゃんのお姉ちゃんでーす。雪乃ちゃんは知ってる?」

八幡「はぁ……名前くらいは」

八幡(うちのクラス……というか学年じゃ有名人だし。……あんまり良い意味ではないけど。ってそれは俺もか)

陽乃「そっか!まぁ早速なんだけどね」

八幡「?」

陽乃「比企谷くん!私と友達になろう!」ニコッ

八幡「へ?」


307: 以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします 2014/02/11(火) 15:09:59.52 ID:4jd2a16g0

陽乃「ほらほらー!遅いぞー!」

八幡「ちょ。雪ノ下さんが早すぎるんですよ」

陽乃「そんなことないよー?まだまだよゆうだよー?」

八幡「ちょ!休憩させてください……」

陽乃「だーめー。ほーらサーブいくよー」

八幡「うわぁ!」

陽乃「あららーそんなんじゃテニス界の王子様にはなれないぞー。ほらほらー!」パシッパシッ

八幡「なれなくて……いい」バタッ

陽乃「あらま。倒れちゃった」


308: 以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします 2014/02/11(火) 15:10:27.47 ID:4jd2a16g0

陽乃「はーい。比企谷くんー!これがうちの妹の雪乃ちゃんでーす!」

雪乃「……」

陽乃「んで、こっちが比企谷くんだよ!雪乃ちゃん!」

八幡「……ど、どうも」

雪乃「姉さん。もう部屋に戻ってもいいかしら?」

陽乃「だめ♪今日は外で遊びまーす」

雪乃「嫌よ」

陽乃「だめ♪」

雪乃「嫌」

陽乃「そーれいくよー!」パシッ

雪乃「ちょ、ちょっと姉さん!」


309: 以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします 2014/02/11(火) 15:10:54.06 ID:4jd2a16g0


陽乃「やほー!八幡ー!」

八幡「こ、こんにちは。雪ノ下さん」

陽乃「もー!だめだぞー!陽乃だよ?」

八幡「う……は、はるの……さん」

陽乃「よろしい!雪乃ちゃんも。ほら!」グイッ

雪乃「引っ張らないで。姉さん。……こんにちは……は、八幡」

八幡「え、えっと……こんにちは……雪乃……ちゃん」

陽乃「んんー二人とも照れてるなんて可愛いなぁー!」ギュー

八幡「ちょっと!陽乃さん!苦しいですよ」

雪乃「は、はなして頂戴!」


310: 以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします 2014/02/11(火) 15:11:24.37 ID:4jd2a16g0

陽乃「んー……もっと二人と一緒に学校生活したかったなぁ」

八幡「……卒業おめでとうございます」

陽乃「うん。ありがとう。それでね、八幡」

八幡「はい?」

陽乃「雪乃ちゃんのこと……よろしくね?」

八幡「……?それはわかりましたけど」

陽乃「うん!任せたぞ!」


311: 以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします 2014/02/11(火) 15:11:53.48 ID:4jd2a16g0

八幡「四年生で初めて同じクラスだね!雪乃ちゃん」

雪乃「ええ。そうね。よろしく……八幡」

八幡「うん」


「……な?」

「だろー?」

「へー……」

葉山「……」


312: 以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします 2014/02/11(火) 15:12:22.78 ID:4jd2a16g0

八幡「あれ?どうしたの雪乃ちゃん」

雪乃「……いえ。何でもないわ」キョロキョロ

八幡「何か探し物?」

雪乃「……いえ、どうやら教室に置いてきてしまったようだから八幡は先に帰っておいて頂戴」

八幡「え?待つよ?」

雪乃「大丈夫よ。それじゃまた明日ね。八幡」

八幡「あ。うん」

クスクス

八幡「……?」


313: 以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします 2014/02/11(火) 15:12:48.32 ID:4jd2a16g0

「えー。まずいでしょー」

「大丈夫大丈夫!バレやしないって!」

「なんせ雪女だからな!」

アハハハ

八幡「……?」ガラガラ

「やべっ!……って何だ引きこもりか」

八幡「……なにやってんだよ?」

「あー?別に何もやってないぞ?」

八幡「その机……雪乃ちゃんのだよな?」

「ぷっ!雪乃ちゃんだってよ!」

「なぁなぁ!前から思ってたんだけどよー」

「お前ら二人って付き合ってんの?」

「あり得ねー!」

葉山「何してるの?」

「葉山!」

「やべっ隼人だ」

「な、なにもしてねーよ」

葉山「……大丈夫かい?比企谷くん」

八幡「……え?あ、うん」

「おいおいー。隼人ー!そいつの肩持つのかよ!」

葉山「そんな訳じゃないけど?」

「……ちっ」

八幡「……」


314: 以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします 2014/02/11(火) 15:14:06.10 ID:4jd2a16g0

八幡「え?上履き持って帰るの?」

雪乃「ええ。ちょっと汚れてしまったし、洗いたいと思ったからね」

八幡「そうなんだ?」

雪乃「ええ。それじゃ、帰りましょうか」

八幡「うん」


315: 以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします 2014/02/11(火) 15:14:32.02 ID:4jd2a16g0

数日後

八幡「あれ?雪乃ちゃん。何でスリッパ?」

雪乃「……ちょっと上履きを洗っていてね。職員用のスリッパを借りたのよ」

八幡「……」

雪乃「……」

八幡(……絶対嘘だ)

陽乃【雪乃ちゃんのこと……よろしくね?】

八幡「……守らないと」

八幡(……例えどんなことをしてでも)


316: 以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします 2014/02/11(火) 15:15:06.53 ID:4jd2a16g0

「キャーー!ちょっと!なにこれ!」

「うっわ。蛙の死体?」

「うわぁ……なんか他にもたくさん……」

「誰よ!?こんなこと私の机にしたやつ!」

「……まさかあんたじゃ!?」

「はぁ!?違うよ!」

「出てきなさいよ!誰よ!?」

八幡「はははは」

「……え、なに。まさかこれあんたがやったの!?」

八幡「うん。そうだよ?傑作だったよ。さっきの顔」

「なにしてくれてんのよ!」

八幡「あれ?やるのには慣れててもやられるのには慣れてないんだ?」

「なに言って!」

八幡「そのままの意味だよ。わからないわけないよな?」

「……なに?もしかして復讐?あの雪女にでも頼まれた?」

八幡「いや?全然?ただ、俺がムカついたからしただけだよ?」

「はぁ?なにそれ!嘘だってバレバレだし!」

八幡「雪ノ下なんか関係ないよ。そもそも俺、あんな奴のために頑張らないし」

「……何…わけわかんない……」

八幡「俺もあいつには迷惑してたんだよね。ちょっと仲良くしたら勝手になつかれてさ。俺一人のが好きなのにちょこまかと付いてくるし」

「なにこいつ……最低……」

「……気持ち悪い」

雪乃「……なんの騒ぎ?……八幡?」ガラガラ

八幡「…………俺はこんな奴大嫌いだ」

雪乃「……え?」

八幡「もう二度と俺のこと八幡とか呼ぶなよ。雪ノ下」

雪乃「ちょ、ちょっと!八幡!?」

八幡「……」

雪乃「待って!待ってよ!八幡ってば!」


317: 以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします 2014/02/11(火) 15:16:25.08 ID:4jd2a16g0

八幡「……」ガラガラ

「ち……また来やがった……学校にくんなよ人でなしが」

「何か空気が不味くなったねー」

「てか何か臭くない?」

八幡「……」ガタッ

「なんか、喋れよな。ああ、でも人間じゃないし無理か」

「あいつが喋ると臭くなるからやめろって」

「違いない」

雪乃「は……八幡?」オズオズ

八幡「……」ギロッ

雪乃「は…八」

八幡「話しかけんな」ガタッ

雪乃「……ぁ」

雪乃「待ってよ!八幡!」

「もう雪ノ下さんもあんな奴ほっときなよ!」

「そうそう!」


318: 以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします 2014/02/11(火) 15:16:55.38 ID:4jd2a16g0


「は……まん……八幡!」

八幡「っ……」

戸塚「おはよう。八幡。もうすぐ千葉につくよ」

八幡「戸塚……?」

戸塚「そうだよ。大丈夫?顔色よくないよ?」

八幡「……いや、大丈夫だ。起こしてくれてサンキューな」

戸塚「うん。全然だよ」


八幡(……嫌な事思い出したな……)

八幡(ぁー……また陽乃さんに怒られるんだろうなぁ……小町にもか)

八幡「……帰りたくないな」


325: 1 ◆g5dLMrAnA6 2014/02/15(土) 16:00:01.14 ID:iSvCooVV0

ピピピピピピ

八幡「……朝か」ポチッ

八幡「……はぁー」

八幡(結局というか……やっぱりというか……小町には散々言われた)

小町【お兄ちゃんのばかぁ!唐変木!】

八幡(陽乃さんは……逆に普通だった。むしろそれが怖いんですけどね)

八幡(当然あれから雪ノ下は我が家にこなくなった。こうして俺は、はれて学校でもボッチ、家でもボッチのプロボッチになってしまった)

八幡「……まぁ小学の時とかで馴れてるし……問題ないけど」


326: 以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします 2014/02/15(土) 16:02:15.52 ID:iSvCooVV0

姫菜「比企谷くん」

八幡「ああ。海老名さん。どうしたんですか?」

姫菜「ごめん……私のせいで。結衣の誤解は解いといたから」

八幡「……別によかったんだけどな」

姫菜「だめだよ!とにかく……多分結衣は謝ると思うから……その、許してあけでほしいの」

八幡「……もともと怒ってないし、謝る必要もないんだけどなぁ」

姫菜「それでも!……お願い」

八幡「……わかりました」


327: 以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします 2014/02/15(土) 16:02:47.71 ID:iSvCooVV0

八幡「うす」ガラガラ

結衣「あ、ヒッキー……」

八幡「おう」

結衣「……えと……」

雪乃「……」ペラッペラッ

八幡「……どうしたよ?」

結衣「ぁ………ううん。何でもない」

八幡「そうか」

結衣「……うん」

雪乃「……」ペラ

コンコン

結衣「?」

雪乃「……はい」

めぐり「こんにちはー」

いろは「どうもー」

八幡「……?」


328: 以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします 2014/02/15(土) 16:03:50.55 ID:iSvCooVV0


雪乃「生徒会長……ですか」

めぐり「そうなの。この子は嫌みたいだから相談しにきたんだけど……」

いろは「私……信任投票でなるのが嫌なんですよ……なんか負けたみたいで…嫌です。それに何かショボいじゃないですか」

結衣「それって辞退とかできないんですか?」

雪乃「無理ね。生徒会選挙についての項目にそんな方法は載ってないのよ」

結衣「さ、さすがゆきのん。物知りだ」

八幡「……ぁーじゃあ」

雪乃「貴方が応援演説で無茶苦茶を言って一色さんを落選させる」

八幡「……エスパーかよ」

雪乃「……ただの幼馴染みよ……絶対に認めないわ。そもそも確実性がないもの」

結衣「……そんなの私も嫌だよ…ヒッキーがまた悪く思われるの」

八幡「……じゃあ他にどうすんだよ」

雪乃「それは……」

八幡「少なくともこれなら楽に依頼はクリアだ。一色は生徒会長にならなくて済むし、名誉も傷つかない」

雪乃「だめよ」

八幡「……じゃあ他にどうするんだよ」

雪乃「……そうね。一色さんに代わる立候補者をだして、その者が勝てばいいんじゃないかしら」

八幡「そもそも間違ってるだろ、候補者がいないから信任投票になってるんだぞ」

雪乃「だから候補者を増やせば良いと言ってるのよ」

八幡「それこそ確実性がないだろ」

雪乃「それはあなたの案だって同じでしょ」

結衣「ストップ!二人ともそれ以上言い合わないで!落ち着こうよ」

八幡「……」

雪乃「……」

いろは「な、なんか殺伐としたところですね……奉仕部って」

結衣「今だけ……だよ。本当はもっと……」


329: 以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします 2014/02/15(土) 16:04:19.14 ID:iSvCooVV0

雪乃「……私が立候補するわ。自惚れかもしれないけど、これなら一色さんは落選することができるはずよ」

八幡「……奉仕部はどうするんだよ」

雪乃「……ちゃんと考えているわ」

八幡「まさか両方やるとか虫の良いこと言うんじゃないだろうな?そんなの無理だぞ」

雪乃「ええ。何も問題ないわ。だから今回貴方は動かないで頂戴」

八幡「……勝手にしろ」

雪乃「……」


330: 以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします 2014/02/15(土) 16:05:37.42 ID:iSvCooVV0

結衣「ゆ、ゆきのん……本当に立候補しちゃうの?」

雪乃「ええ。そして勝つわ」

八幡「……」

結衣「……」

雪乃「まずは推薦人30人を集めないといけないわね」

雪乃「貴女にも協力してもら……」

結衣「あたしも……」

雪乃「え?」

結衣「あたしも出る……選挙」

雪乃「……由比ヶ浜さん?」

結衣「それで、ゆきのんにも、ヒッキーにも負けない!」

八幡(おいおい……どうするんだよこれ)


338: 以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします 2014/02/15(土) 19:05:40.52 ID:iSvCooVV0
八幡「……なんでお前まで出るんだよ?」

結衣「……だって、嫌だから」

八幡「嫌?」

結衣「多分ゆきのんなら選挙に勝っちゃう……そうなったら奉仕部は無くなっちゃう……そんなのやだよ」

八幡「……そうか」

結衣「あたし……奉仕部が好き。ゆきのんがいて、ヒッキーがいて、あたしがいて……そんな空間が……好きなの」

八幡「……でも、お前が当選してもそれは同じだぞ」

結衣「あたしは……当選したら生徒会は適当にして逃げちゃうからいーのだ!」

八幡「……」

八幡(嘘だ。こいつはこいつで責任感が強い。仮に由比ヶ浜が選挙で勝ったなら……結局奉仕部はなくなるはずだ)

八幡「……まぁ、頑張れよ。俺は活動禁止されたしな」

結衣「まかせといて!」

八幡(……奉仕部を守りたい……か)


339: 以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします 2014/02/15(土) 19:06:08.07 ID:iSvCooVV0

八幡「……たでーま」

八幡(……まぁ返事なんてないわな)

小町「……おかえり」

八幡「え……あ、ああ。ただいま」

小町「……私勉強するから」

八幡「……ココア飲むか?」

小町「……うん」

八幡「了解 」


340: 以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします 2014/02/15(土) 19:07:08.34 ID:iSvCooVV0

小町「……ねぇお兄ちゃん」

八幡「なんだ?」

小町「また……なんかあったでしょ?」

八幡「……誤魔化せないなぁ」

小町「誤魔化したりしたら小町怒るよ」

八幡「……そうだな。ちょっと聞いてくれるか?」

小町「……ココア飲む間ならきくよ」


341: 以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします 2014/02/15(土) 19:08:35.51 ID:iSvCooVV0

小町「ねーお兄ちゃん」

八幡「なんだよ」

小町「本当にダメダメだなぁ……雪乃さんや結衣さんが怒るのも無理ないよ」

八幡「……」

小町「お兄ちゃん……何もしないの?」

八幡「俺は動くなって言われたんだぞ」

小町「そっか……じゃあさ……小町のために動いてよ。小町も奉仕部がなくなっちゃうのは嫌だからさ」

八幡「……」

小町「……来年小町が入部する部だしさ。それが無くなったら受験勉強も捗らないなぁー 」

八幡「……わかったよ。小町が勉強出来なくなったら困るしな」

小町「うん……」


342: 以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします 2014/02/15(土) 19:11:04.05 ID:iSvCooVV0


自室

八幡「……と、言ってもなぁ」

陽乃「困っちゃうよね?」

八幡「ええ……いや、何でいるんですか」

陽乃「え?八幡に会いに来たら何か、楽しい話してたから……思わず聞いちゃった♪」

八幡「……すいません」

陽乃「何で謝るの?」

八幡「こんなことになってしまったので」

陽乃「気にしすぎだよー」

八幡「……そうですか」

陽乃「ふふっ。八幡」ギュ

八幡「……なんすか」

陽乃「……一緒に考えよっか……何とかする方法」ナデナデ

八幡「……」

陽乃「雪乃ちゃんにも、ガハマちゃんも否定されないやり方を」

八幡「……」

陽乃「……ね?」

八幡「……そうですね」

陽乃「覇気がないなぁ」

八幡「それが俺ですから」

陽乃「……あはは!それもそーか♪」


343: 以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします 2014/02/15(土) 19:13:28.58 ID:iSvCooVV0

陽乃「……それじゃ、これでいこうか」

八幡「全く……時間のかかる作戦ですね」

陽乃「でも、考えたのは八幡だよー?」

八幡「まぁこれで何とか……あいつらと交渉しますよ」

陽乃「でも、これにはその有名人が必要なわけだけど」

八幡「そこは俺が何とかします」

陽乃「そっか♪任せるよ」

陽乃「それじゃー私は今から仕込みに入るねぇー」

八幡「すいません。面倒なこと頼んで」

陽乃「んふふーじゃあ今度デートしてね」

八幡「……はい。いくらでも付き合いますよ」

陽乃「よしっ!お姉さんとの約束だぞ♪」


344: 以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします 2014/02/15(土) 19:15:01.56 ID:iSvCooVV0

八幡「……」モグモグ

八幡(策は出来た……後は実効するだけだが……本当にこれでよかったのか?)

八幡(……他に手はない……と思う。これなら二人とも降りれる。一色の不満も解消だ……けど何か引っかかる。何かモヤモヤするんだよな)

材木座「コラムコラム」

八幡「?……材木座。どうした?」

材木座「いやな、主が何かおかしいと戸塚氏に聞いたものでな」

八幡「え?戸塚?」

八幡(そういや、朝に挨拶したときも何か、変だったな。いやこの場合変だったのは俺になるのか?)

材木座「うむ。しかし本当に変だな」

八幡「……そんなにわかるものか?」

材木座「うむ。まぁ我と八幡の仲だからのぅ」

八幡「うぜぇ……あ」

材木座「む?どうした?」

八幡「材木座……お願いがある」

材木座「我に願いだと?」

八幡「ああ。お前にしか出来ないことだ」

八幡「とりあえずここじゃなんだから、放課後サイゼでどうだ?」

材木座「うむ。任された」


345: 以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします 2014/02/15(土) 19:16:16.04 ID:iSvCooVV0


八幡「……と、まぁこれまでの成り行きはこんな感じだ」

材木座「……ふむ。先に聞くが何故当選したらだめなのだ?」

八幡「……想像してみろよ……あの二人が生徒会長になったらどうなるか」

材木座「……うむ。我に優しくない学校になるだろうな」

八幡「そういうことだ」

八幡(まぁそんな風には変わらないだろうけどな……)

材木座「うむぅ……しかしこれは中々難しい問題ではないか」

八幡「方法はあるんだ。その手伝いをしてほしい」

材木座「何だ。解決策はもう見つけてあるのか」

八幡「ああ」

小町「……あ、お兄ちゃーん!」

八幡「小町?」

小町「よかった。間に合った」

八幡「どうしたんだよ」

小町「えっとね。ほら電話でお兄ちゃん作戦会議するみたいだったから……」

大志「どうもっす!」

川崎「……何で呼ばれたの?私」

戸塚「やっほー八幡」

小町「助っ人を呼んでみたの。小町も協力するって決めたしね」

八幡「お前ら……」

八幡「……とりあえず俺が考えた方法なんだが……」


346: 以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします 2014/02/15(土) 19:18:25.54 ID:iSvCooVV0

八幡(手段は揃った……Twitterのアカウントでの票数獲得も半数に近づいてきた……だけど違和感がある……何でだ?)

陽乃「おー。さすが隼人だねぇ。票数がどんどん増えていくよ」 カタカタ

八幡「まぁアイツはよくも悪くも目立ちますから」

陽乃「そうだねぇー。あ、また増えた」カチッ

八幡(ずっとモヤモヤしている。修学旅行の時みたいな手段は使わないようにした……ましてや昔のやり方とも違う)

八幡「……なんでだ?」ボソッ

陽乃「どうかした?」

八幡「あ、いえ。何でもないです」

陽乃「おやぁ?怪しいですなぁ……お姉さんに言ってみなさい」

八幡「いや、大したことじゃないですよ」

陽乃「それでも言うのー」ギュー

八幡「わ、わかりましたから抱きつかないでください」

八幡「その……何と言うか、これでよかったんだろか?って思うっていいますか……何か違和感があるんですよ」

陽乃「違和感?」

八幡「ええ。方法は間違ってないはずです。まぁ人には言えないやり方ですけど……ただ、何か見落としてるっていうか……」

八幡(そうだ……何かを見落としているんじゃないか?それが分からないから違和感として出ているんじゃないのか?)

陽乃「違和感ねぇ……まぁ。雪乃ちゃんは素直じゃないからなぁ……後で何言われるかわからないしねぇ」

八幡「……素直じゃない」

陽乃「どうしたのー?」

八幡(そうだ。雪ノ下雪乃は素直ではない。その思考は解りやすいが決してそれを口に出さない。それが雪ノ下雪乃だ)


八幡(いや、待てよ……俺は何年も雪ノ下と過ごしてきた……だから俺は雪ノ下を理解しているものだと誤解しているんじゃないか?)


八幡(最初から考え直せ……全く知らない状態と仮定してそれでアイツを見つめ直せ)


八幡「……まさか、あのバカ」

陽乃「もーなに考えてるのー?無視されるのは寂しいよー」

八幡「……あ、すいません」

八幡(まだ確証はない……というか確証なんて持てない。ただの可能性の一つだ)

八幡「……陽乃さん。お願いがあります」

八幡「……」

陽乃「へ?ああ。うん。全然いいよ」

八幡「お願いします」

八幡(一つでも多くの可能性を試してみるべきだ)


347: 以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします 2014/02/15(土) 19:20:46.69 ID:iSvCooVV0

いろは「先輩ー……何で推薦名簿を書き写してるんですか。」

八幡「いいから書け」

いろは「……もー……手が痛いなぁ」

いろは「これ、やる意味あるんですかぁ?」

八幡「ないな。どうせやっても雪ノ下や由比ヶ浜が勝つだろうしな。そういう意味じゃこれは無意味だ」

いろは「……で、でももしかしたら勝つかもーなんて」

八幡「ない。安心しろ」

いろは「……」ピクッ

八幡「雪ノ下の応援演説は葉山がするし」

いろは「……」

八幡「由比ヶ浜は三浦だ」

いろは「ぁー……三浦先輩」

八幡「多分お前を推薦したクラスの連中も影で笑ってるぞ」

いろは「……」ムカッ

八幡「……そういうのムカつくよな」

いろは「……え?」

八幡「自分達は影に隠れて涼しい顔をしている。そんな奴らに一泡吹かせてやろうぜ」

いろは「そ、そんなこと…」

八幡「できる」

八幡「何せこの推薦名簿はお前のなんだから」

いろは「……は?……あ。……ふぇ?」

八幡(言い直さなくていいから)

八幡「推薦人約400人……これが一色いろはの支持者だ」

いろは「え、ええええ!?」


348: 以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします 2014/02/15(土) 19:24:56.75 ID:iSvCooVV0

八幡「……よう」ガラガラ

雪乃「……こんにちは」

結衣「や、やっはろー」

八幡「悪いな、呼び出して」

結衣「う、ううん。問題ないよ」

雪乃「……それでなにかしら?貴方の方法は却下したはずよ?」

八幡「まぁ落ち着け……とりあえずだ。依頼は破棄されたこと伝えに来たんだよ」

結衣「へ?」

雪乃「……どう言うことかしら」

八幡「……簡単なことだ。一色いろはが生徒会長をやることを承認した。ただそれだけのことだよ」

雪乃「……何故急に」

八幡「これだ」バサッ

結衣「なにこれ……名簿?」

雪乃「推薦人名簿……」

八幡「約400これが一色の推薦人の数だ……事実上の当選だな」

雪乃「一体どうやって」

八幡「SNSで有志のやつが募集かけてたみたいだな……」

結衣「うわ……ホントだ」ポチポチ

雪乃「……これはあなたが?」

八幡「……さぁ。俺の知らないやつだろ」

雪乃「……」

結衣「そ、それじゃぁもしかして……」

八幡「……ああ。お前らが生徒会長選挙に出る必要はない」

結衣「……よかった」

雪乃「そうね……」

八幡「……ああ」

雪乃「……」

八幡「……なぁ雪ノ下」

雪乃「何かしら?」

八幡「一つ聞きたいことがある」


349: 以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします 2014/02/15(土) 19:26:16.55 ID:iSvCooVV0

八幡「お前……本当は生徒会長したかったんじゃないのか」

結衣「えぇ!?なにいって」

雪乃「……そんなことを聞いてどうするのかしら?例えそうだとしても、既に選挙になっても私に勝ち目はないわ」

八幡「……生徒会長になって、由比ヶ浜と俺も生徒会に引っ張るつもりだったんじゃないか?」

結衣「……え?」

雪乃「……」

八幡「そう考えれば納得できる。ここでの活動も生徒会として大々的にやればもっと利用するものも増えるし、出来ることも増える」

結衣「……そっか」

八幡「……違うか?」

雪乃「……そこまでわかっていながら……どうして」

八幡「わかったのはちょっと前だ……それに、お前が当選してしまったら……奉仕部の理念から外れるだろ?」

雪乃「どういうことかしら?」

八幡「……奉仕部は依頼者の自立を促すもの……だろ」

雪乃「……」

八幡「……今回はちょっとケースが違うが、こうして一色は自ら生徒会長になることを決意した……これも自立と言えるんじゃないか?」

雪乃「それは……」

八幡「後な……これ」ピラッ

雪乃「生徒会副会長……申込書?」

八幡「陽乃さんに頼んで城廻先輩に聞いてもらったんだよ。まだ受け付けてるかどうかを」

八幡「全然受付てるし、お前そのまま副会長に立候補したらどうだ?一年の生徒会長のバックアップとしてさ」

雪乃「……」

八幡「んで、由比ヶ浜は計算とか得意だし会計とか書記とかそこら辺でいいんじゃないか?」

結衣「そ、そっか!もしそれでみんな当選すれば!」

八幡「そういうこと……雪ノ下の考えた通りに出来るって事だよ」


350: 以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします 2014/02/15(土) 19:26:50.25 ID:iSvCooVV0

雪乃「……相変わらず無茶苦茶を言うわね」

八幡「……どうするんだ?」

雪乃「確認なのだけど……貴方は何になるの?」

八幡「はぁ?俺?役職なんていらないぞ。めんどくさい」

雪乃「ダメよ」

八幡「えぇー……」

雪乃「そうね。あなたにぴったりの役職があるわ」

八幡「うっわー……嫌な予感しかしないんだけど」

雪乃「庶務ね。雑務でもいいけど」

八幡「うっわー……予想通りだわ」

結衣「あ、あはははは」

八幡「おいっ。笑うなよ。つか、これで笑うとか酷くないか」

結衣「ご、ごめん……だって……あはは」

雪乃「ほら、雑務早速書類を提出しにいくわよ」

八幡「おい。役職で呼ぶな。つかまだ認めてない」

結衣「あはは。……やっと……やっと元通りだ」


351: 以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします 2014/02/15(土) 19:32:25.67 ID:iSvCooVV0

いろは「先輩お茶いれてぐだーい」

雪乃「雑務。仕事よ」

八幡「……くそ。やっぱ言わなきゃ良かったな……」

結衣「あはは。手伝うよ」

雪乃「由比ヶ浜さん。ここの計算が抜けてるのだけど」

結衣「うわぁぁぁ。ご、ごめんゆきやんー!」

いろは「先輩まだですかー?」

八幡「ちょっとは待ってろ!」

いろは「遅いですよー。もー」

雪乃「そういえば。裏庭の草刈りが合ったわね……頼んだわ」

八幡「……何でだよ。手伝ってくれよ……まぁいいけどさ」

めぐり「こんにちはー」

いろは「あ、めぐり先輩ー!ほらほら、先輩お茶ですよお茶」

八幡「少しは自分で淹れろ!」

結衣「あははは」

雪乃「……」クスッ

めぐり「おー……楽しそうだね」

陽乃「やほー!八幡ー!」ダキッ

八幡「ちょ。陽乃さんなんで学校に!」

めぐり「あ、私が呼んだの♪」

雪乃「姉さん離れなさい」ゴゴゴ

結衣「うーん!あたしも!」ダキッ

雪乃「由比ヶ浜さんまで……」

陽乃「約束のデートは何時しよっか?八幡♪」

八幡「は、陽ねぇ!火に油注がないでくださいよ!」

結衣「あー!陽乃さんズルいですよ!ヒッキー!あたしもデートの約束してたよね!?」

八幡「ちょ。由比ヶ浜まで!」

雪乃「……どういうことかしら?八幡?」ゴゴゴ

八幡「落ち着け!俺は悪くない!」

雪乃「言い訳……無用よ」

八幡「こ、殺される」

いろは「あーあ、可哀想に」

八幡「い、一色助けてくれ……」

いろは「自業自得です」

八幡「なんでだよ!」

雪乃「覚悟はいいかしら?八幡」

八幡「待て!俺のせいじゃない!」

パチンッ!

やはり俺の幼馴染みが彼女なのはおかしい


End

前半

中半

転載元


記事タイトル:

③:やはり俺の幼馴染みが彼女なのは間違っている。雪乃「何を言っているのかしら?」

関連ワード :

雪ノ下雪乃

やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。

美少女

ロングストレート

髪色(黒)

SS

早見沙織(声優)




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