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3:マミ「…こ、ここは…?」ゆり「…ようこそ死んでたまるか戦線へ」

ジリリリリリリリリリ!!! 一同「!!」 日向「な、なんだ!?非常ベル!?」 大山「なになに!?何が起きたの!?」 松下「地震か!?雷か!?火事か!?親父か!?」

3:マミ「…こ、ここは…?」ゆり「…ようこそ死んでたまるか戦線へ」

ジリリリリリリリリリ!!!


一同「!!」

日向「な、なんだ!?非常ベル!?」

大山「なになに!?何が起きたの!?」

松下「地震か!?雷か!?火事か!?親父か!?」


放送アナウンス「校内に刃物を持った人物が徘徊しています」

放送アナウンス「校内の生徒はすぐにグランドに避難してください」

放送アナウンス「繰り返します!校内に刃物を…」



マミ「え?刃物を持った」

さやか「…人物って…」


140: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/12/22(日) 20:54:24 ID:yM.26Z3Y


…バタン!

一同「!」

日向「お!ゆりっぺ、これはどういう…」

ゆり「何してんの!あんたたち、武装して!すぐに向かうわよ!」

一同「お、おう!」
____


ダッダッダッダッ…

野田「ゆりっぺ、これは一体どういうことなんだ!?」

ゆり「私にもよくわからないわ、でもまた誰かががこの世界に来たってことに間違いないでしょうね」

日向「けど、チャーが銃で校長脅した時は教室待機だったよな」

大山「全校生徒グラウンドに避難なんて前代未聞だよ!」

藤巻「一体、どんなヤバイ奴なんだよ、今回の奴は!」

マミ「とりあえず、また誰かこの世界に来たってこと?」

ゆり「ええ、それに間違いは無いと思う」


141: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/12/22(日) 20:55:59 ID:yM.26Z3Y


~学習棟B棟 教室~


NPC教師「き、君!今すぐその武器を放しなさい!」

??「…なんなんだよ、てめーらは…!」

??「一体なんなんだよ!この学校はああ~!!」

??「会ったことも無いような奴がアタシの名前呼んで、知ったような口聞いて!!」

??「アタシは死んだんだ、なんでこんなとこにいるんだ!!」


ザシュ!
ガキン!!


NPC教師「き、君!お、落ち着け!!」


142: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/12/22(日) 20:57:10 ID:yM.26Z3Y


…スタスタ

NPC教師「な…せ、生徒会長…!」

天使「……」

…スタスタ

??「な、なんなんだ、てめー?アタシを止めるってか?」

??「ふんっ、やってみなよ」
ジャキン…

天使「…ガードスキル…ハンドソニック…」

??「な…!?」

??「なんだよ…その剣は…」

??「て、てめえ…魔法少女か…!?」

天使「……」


143: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/12/22(日) 20:58:42 ID:yM.26Z3Y

…ザシュッ!

??「!」

ガキン!

??「残念だったな、そんな剣じゃアタシは倒せないよ」

天使「…またなのね…」

??「ああん?」

ヒュッ!
ザシュ!

ガキン!
ガギキン!

ガキキン!
ガキン!


144: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/12/22(日) 20:59:58 ID:yM.26Z3Y


??「チャラチャラ踊ってんじゃねぇよウスノロ!」

??「そんなんじゃ、アタシは倒せないって!」

天使「…ガードスキル…ディレイ…」
ヒュッ!
ブンッ…

??「なっ…!?」

…ザシュ!


??「ぐはっ…!」

??「…く、クソッ…て、てめえ…何もんだよ…っ!!」


ドタ…


145: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/12/22(日) 21:01:57 ID:yM.26Z3Y

医局(閉鎖中) 保健室


??「…こ、ここは…」

ゆり「目が覚めたみたいね、魔法少女さん」

??「…何もんだ、アンタ」

ゆり「私のことは後でいいとして、まずは彼女たちと話してみたら?あなたもその方が話しやすいでしょうし」

??「…はあ?どういう…」
スッ…

??「!!!」

??「さやか…!それに…マミ…!ど、どうして、ここに…!?」


さやか「あんたねえ……」

マミ「佐倉さん…」


ゆり「じゃあ、私は外で待機しているわ、後は頼むわよ、巴さん、美樹さん」

マミ「ええ…」

…ガララ


146: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/12/22(日) 21:03:45 ID:yM.26Z3Y


杏子「どういうことなんだ…」

マミ「…実は」

さやか「この世界はね…」

…………

杏子「はああぁぁ!?」

杏子「この世界は死んだ後の世界で、天使を倒そうとしてるんだって~!?」

杏子「てめーら2人とも頭おかしくなりやがったのか?」

杏子「ここが死んだ後の世界ってのは認めるけど、天使だ?神だ?そんなもんいるわけねーじゃん!」

マミ「神はまだわからないわ、でも、天使はあなたが戦ったあの生徒会長よ」

杏子「!」

マミ「あの生徒会長に負けたんでしょ、佐倉さん」


147: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/12/22(日) 21:06:16 ID:yM.26Z3Y


杏子「っ…」

さやか「あいつの力はあたし達の力とも違うし、普通の人間の力でも無いでしょ?」

さやか「だからあいつは神に力を与えられた天使ってわけ」

杏子「……」

杏子「で、そいつを倒す仲間を集めて、戦ってるってのか?」

マミ「…まあ、そんな感じよ」

さやか「だからあんたも仲間になってほしいの」

杏子「……」

杏子「お前らは、もうそいつらと一緒にいるんだよな…」

さやか「うん」

杏子「…じゃあ、お前らと一緒にいるよ」

さやか「…良かった」

マミ「決まりね…」


148: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/12/22(日) 21:07:35 ID:yM.26Z3Y



…ガララ!


ゆり「話はまとまったようね、入隊ってことでいいのかしら?」

杏子「ああ…よくわからんが…よろしく頼む…」

ゆり「私はゆり、この戦線のリーダーをしているわ」

杏子「あ、ああ…佐倉杏子だ、こいつら」


149: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/12/22(日) 21:09:49 ID:yM.26Z3Y


杏子「と同じように魔法少女だ、よろしく」

ゆり「ええ、よろしくね、佐倉さん」


151: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/12/22(日) 21:36:19 ID:yM.26Z3Y


対天使用作戦本部


ゆり「…ということで、また巴さんの後輩の魔法少女さんが戦線に加わることになったわ」

ゆり「自己紹介よろしく、佐倉さん」

杏子「佐倉杏子だ、別に天使や神に興味は無いが、さやかもマミもいるってことだから」

杏子「アタシも仲間に入れてもらう、よ、よろしく…」

さやか「…杏子の奴、なんか緊張してないですか?」コソコソ

マミ「佐倉さん、緊張してるのよ」コソコソ


ゆり「そうゆうことだからみんな、またよろしくね」


152: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/12/22(日) 21:37:44 ID:yM.26Z3Y


日向「しっかし…魔法少女様が三人になっちまうとはなあ…」

大山「これで天使なんか楽勝なんじゃない?」

藤巻「けど、立て続けに三人も来るかよ?普通」

松下「うむ…三人も揃うと可憐だ…」

高松「三人とも色が綺麗に揃っていますね…」

日向「おいおい、こいつらキャラぶっとんでねえか?」

椎名「あさはかなり」

野田「……」

大山「野田君が恐怖のあまり硬直してるよ」

藤巻「よ、容赦ねえ魔法少女が三人もいるんだからな…そりゃ少しはびびるぜ…」

ユイ「あたしはその青鬼以外なら歓迎だよ」

さやか「っ」ムカッ!
ボカッ!

さやか「誰が青鬼だ、このガキぃ」

ユイ「うう…痛いです…先輩…痛いですう」


153: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/12/22(日) 21:40:52 ID:yM.26Z3Y


松下「それにしてもゆりっぺ、三人立て続けに来たということには、何か意味があるのか?」

ゆり「私もそれが気がかりなの、あなたたち三人が来てくれたのは嬉しいことなんだけど」

ゆり「『魔法少女』の存在すら知らなかった私たちの前にあなたたちが立て続けに三人も来るなんて」

ゆり「偶然にしては出来すぎていると思わない?」

ゆり「だから私は何か意味があるんじゃないかと思うの」

日向「…魔法少女が三人も来たからもうすぐ神が現れますよってか…まさかな…」

大山「まさか…これから、この世界に魔法少女の子しか来ないってこと…ないよね…?」

ゆり「考えられる可能性はたくさんあるわ…この世界に異常が起き始めているのかもしれない…」

ゆり「まだはっきりはわからない…三人が知り合いだと言う点から偶然という可能性もまだ拭えないし…」


ゆり「とりあえず、いつも通り行動を続けましょ、以上」


156: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/12/22(日) 22:27:01 ID:yM.26Z3Y

学習棟A棟 屋上


杏子「……」

…スタスタ

さやか「ああ、ここにいたんだ」

杏子「…さやか、マミ…」

さやか「何してんの、こんなとこで」

杏子「べ、別に何でもいいだろ」

さやか「ふーん、そういえばさ、自業自得の人生送ってくって言ってたあんたが」

さやか「どうして死んだの?」

杏子「そ…それは…!」

杏子「…どうでもいいじゃん、そんなこと!」


157: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/12/22(日) 22:28:05 ID:yM.26Z3Y


杏子「あーあ、どうして死んだのに、まだてめーらに会うかなあ」

さやか「はあ?何その言い方、心配してあげてんだけど~」

杏子「マミが死んで縄張り奪って、好き勝手やろうと思ってたのに」

マミ「…佐倉さん、まだあなたそんなことを…」

杏子「てめえは相変わらずだな、マミ」

杏子「どうせ、こいつにも正義だの、人の為だの吹き込んで契約させたんだろ」

さやか「ちょ!ちょっと!あんたねえ!」


158: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/12/22(日) 22:29:51 ID:yM.26Z3Y


マミ「確かに…そうよ…」


杏子「!」

さやか「マミさん…!?」

マミ「私はね…佐倉さん」

マミ「あなたがいなくなってから本当に寂しかったの…せっかく慕ってきたあなたを助けれなくて」

マミ「そのあなたが私から離れていくのが寂しかったの」

マミ「契約がいけないことなんて、最初からわかってたわ」

マミ「あなたを見てきて、あなたのような子がこれ以上生まれないようにしなきゃいけなかったのに…」

マミ「でも…でも私はそれ以上に魔法少女の友達が欲しかったの、それだけ寂しかったの」

杏子「…」

さやか「…」


159: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/12/22(日) 22:32:13 ID:yM.26Z3Y


マミ「だから鹿目さんと美樹さんがQBに選ばれたと知った時はすごく嬉しかった…」

マミ「また、佐倉さんみたいに仲良く一緒に魔女退治ができるって」

マミ「……」

マミ「自分の寂しさを紛らわせるために、まだ願い事も決まっていなかった2人に魔法少女がどんなものであるかを教えて」

マミ「契約を急がせたのは私よ、それに嘘は無いわ…」

杏子「…マミ…」

さやか「…マミさん、別にあたしは…」


160: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/12/22(日) 22:34:21 ID:yM.26Z3Y


マミ「そして、私は魔女に殺されて死んだ、それはそんな行いをした私に対する天罰だと思ったわ」

マミ「でもね…」

マミ「死んで、いきついた先がここよ…」

マミ「美樹さんに会えて、佐倉さんにも会えた、それに戦線のみんなにも」

マミ「だから私はとりあえずここにいようって決めたの」

マミ「生きてた時は言えなかったけど、佐倉さん」

マミ「あなたのこと、助けてやれなくて、ごめんなさい」

杏子「…けっ…何を…今さら」

マミ「…あなたに恨まれても仕方ないわ、でもせっかくここにいる以上は仲良くしたいの、佐倉さん…」

杏子「…べ、別にアタシは恨んでるわけじゃ…」

杏子「…ただ、一緒に魔女退治はできない」

マミ「この世界ではソウルジェムも濁らないし、魔女もいないわ」


161: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/12/22(日) 22:36:29 ID:yM.26Z3Y


杏子「そうなのか!?」

マミ「ええ、だから仲良くしてくれる?前みたいに…」

杏子「……仕方…ねーな…」

マミ「ありがとう…美樹さんもごめんなさい、私が契約を急がせたばかりに…」

さやか「そ、そんなこと別に気にしてないですよっ!」

さやか「あたしはマミさんに言われてなくても、魔法少女って選択肢があったら」

さやか「多分、この願いで契約してました、それに後悔はしてないですし」

マミ「美樹さん…」

杏子「…さやか」


162: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/12/22(日) 22:37:57 ID:yM.26Z3Y


さやか「だからさ、杏子とマミさんも仲直りしたんだし、あたしもこれからはあんたと仲良くしていく」

杏子「…ちっ…よえーくせに、言葉だけは一丁前だな」

さやか「何あんた、せっかく仲良くしてあげようって言ってるのに」

杏子「…べ、べつにい」

さやか「…ま、いいや、どうせあたしたちはもう戦線の仲間なんだし」

杏子「そうだな…とりあえず今は魔女の代わりに天使って奴を倒すのが目的なんだろ?」

マミ「ええ、そうね」

杏子「…アイツは一体何ものなんだ?本当に天使なのかよ」

マミ「佐倉さんも戦ったんでしょ?それならわかるはずよ」

杏子「確かにあれは普通じゃねえ…」

さやか「だからこそ、あたしたち三人で協力すんでしょっ」

マミ「うん、そうね」

杏子「…仕方ねーなあ」


163: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/12/22(日) 22:48:11 ID:yM.26Z3Y

~対天使用作戦本部~


ゆり「さあて、全員揃ったわね、じゃあ今日は佐倉さんも慣れてもらうためにいつもやっている簡単な作戦に参加してもらうわ」

ゆり「作戦名…オペレーショントルネード」

杏子「…トルネード」

ゆり「生徒から食券を巻き上げる!」

杏子「へえ、面白そうじゃん」

ゆり「作戦はいつも通り、魔法少女三人にはチームを組んでもらって天使の侵攻阻止をお願いするわ」

日向「なあ、ゆりっぺ、それなら俺たちいらないんじゃないか?」

ゆり「あなたたちも一応外で待機よ、場合によっては彼女たちを援護して」

日向「へいへーい」

ゆり「岩沢さん、今日も期待してるわ」

岩沢「ああ」

ゆり「天使が現れたら各自攻撃、それが増援要請の合図になるわ」

ゆり「作戦開始時刻は18:30」

ゆり「オペレーション、スタート!」


164: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/12/22(日) 22:49:53 ID:yM.26Z3Y


~第二連絡橋~


杏子「…はあ~腹減った、そういや飯まだ食ってなかったな」

さやか「もう、あんたはさっきから腹減ったばっかり!」

さやか「どうせこれで食券たくさん手に入るんだから、いいでしょ」


~~♪
~~~♪

さやか「あ、ライブ始まったみたい」

杏子「お、おい…」クイクイ

さやか「ん?」

杏子「あ、あれ…」


165: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/12/22(日) 22:52:06 ID:yM.26Z3Y


スタスタ…

天使「……」

杏子「で、出やがった!」


天使「…ガードスキル…ハンドソニック…」


杏子「」シュイン!

さやか「」シュイン!

さやか「…この間の借りは返してもらうよ、天使さん」
バッ!

ヒュッ!
ガキン!

さやか「くううっ!またか!何してんの、杏子!手伝って!」
杏子「お、おう!」

ガキン!
ガギキン!


166: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/12/22(日) 22:53:42 ID:yM.26Z3Y


~学園食堂前~


マミ「大丈夫かしら、あの子たち」

日向「お~い!連絡橋付近で、あの2人が天使と戦ってんぞ~!」

マミ「すぐに援護に行くわ!」


~連絡橋付近~


ガギギン!
ズササー

さやか「くっ!」

杏子「クソッ!」

ガチャ…

マミ「ティロ…」

天使「!」

マミ「フィナーレ!!」

ドーン


167: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/12/22(日) 22:55:34 ID:yM.26Z3Y


天使「!!」

ガキン!
ドガーン!

マミ「2人とも離れて!」


さやか「了解!」

杏子「ああっ!」


マミ「みんな、広い場所へ!後退しながら加重攻撃よ!」

一同「おう!」


天使「…ガードスキル…ディストーション…」


日向「撃えっ!!」

ダカカカカカカカ!!


………


168: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/12/22(日) 22:57:30 ID:yM.26Z3Y

~学園大食堂~


おばちゃん「はいよ、肉うどんお待ち」



ガヤガヤ…


杏子「おっしゃああああ!肉うどんにカツ丼だあ!」
ガツガツ

さやか「あんたさあ、いくらなんでも食べ過ぎでしょ」

杏子「何いってんだ、タダで飯が食えるなんて最高だろ!」
モグモグ

さやか「…あんたねえ…はあ…マミさんも何か言ってやってくださいよ」

マミ「いいじゃない、一仕事したんだし、佐倉さんもお腹空いてるのよ」


169: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/12/22(日) 22:59:26 ID:yM.26Z3Y


ユイ「そうそう、さやかも素直に食べればいいじゃん」
モグモグ

さやか「…あ、あたしは別にいいけど…って、ユイ!いつからいたの!?」

ユイ「最初からいましたけど~」

杏子「ん?誰だコイツ」
モグモグ

ユイ「ユイって言います!まだ陽動班の下っ端ですが…」

さやか「ああ、杏子、こいつには構わないがいいよ」

ユイ「人が自己紹介してる時に何言ってんじゃこらああああ」

さやか「やるかああああ、くそがきいいい」

杏子「な、なんなんだよ、コイツらは…」

マミ「この2人そっくりだと思わない?佐倉さん」

杏子「あ、言われてみれば、確かに…そうかも」

杏子「お前らお似合いの姉妹だな!」


170: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/12/22(日) 23:02:10 ID:yM.26Z3Y


さやか「はあ、なんでこんな奴と!」

ユイ「ユイだっていやですよ、こんな青鬼と!」

マミ「でも、あなたたち本当に姉妹みたいよ」

さやか「ええ~マミさんまで酷いですよ~」

ユイ「私もこんな青鬼より、ともっち先輩と姉妹の方がいいで~すっ」

さやか「…」ムカッ

さやか「喧嘩売ってんのかこらああああ」

ユイ「本気でこいやこらあああああああ」

杏子「…火に油だったな…マミ」

マミ「あ、あははは…」


171: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/12/22(日) 23:02:50 ID:yM.26Z3Y


マミ「……」

マミ(佐倉さんまでここに来て、私はここの生活も悪くないって思った…)

マミ(むしろこんな日々がずっと続けばいいのになって思ってた)



杏子「何、ぼーっとしてんだ?マミ」

マミ「え?う、ううん、なんでもないわ」


175: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/12/23(月) 16:59:26 ID:NB6jxjFI



対天使用作戦本部


ゆり「…全員集まったわね、それじゃあ総員に通達する…」

ゆり「…今回のオペレーションは天使消滅作戦のリベンジを行う」



一同「おお…」


176: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/12/23(月) 17:01:54 ID:NB6jxjFI


日向「やっぱり…来たか…」

ゆり「武器弾薬はギルドから地上の武器庫に搬入してあるわ、だから各自必要なものはそこから取って」

ゆり「作戦の概要は前回と同じ」

ゆり「いつも通り、ガルデモ陽動班に時間を稼いでもらってる間に全力をもって天使を倒すこと」

ゆり「下手な小細工や作戦は考えていないわ、魔法少女三人の力を中心に全員での力押しでいくわ」

ゆり「総員全力で望んでもらう、決行は明日19:00」

ゆり「オペレーション、スタート!!」


177: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/12/23(月) 17:04:20 ID:NB6jxjFI


翌日
~学園大食堂 18:30~


SSSメンバー「ガルデモライブ会場はこちらで~す」

……


ゆり「魔法少女班は、私とここに、天使が現れたらすぐに変身して駆けつけてね」

マミ「ええ」

杏子「ああ」

さやか「うん」

ゆり「各自、天使と遭遇したら即発砲、それが増援要請の合図になるわ」


178: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/12/23(月) 17:05:48 ID:NB6jxjFI


~学園大食堂 内部~



一般生徒たち「うおおおお!!」

一般生徒たち「きゃー!!」


♪~~~
岩沢「背後にはシャッターの壁 指先は鉄の臭い」
♪~~~


一般生徒「おい、ガルデモだ!」

一般生徒「ライブ始まったよ!」


179: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/12/23(月) 17:07:23 ID:NB6jxjFI


~学園大食堂前~


杏子「ライブ始まったか…」

さやか「…みたいだね」

マミ「…」

ゆり「……」

…パンッ!
ダカカカカ!

全員「!!」

ゆり「銃声だわ、いくわよ!」

シュイン!
シュイン!
シュイン!

日向「お~い!!こっちだ!」


180: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/12/23(月) 17:10:55 ID:NB6jxjFI


…スタスタ

天使「……」

…ダンッ!

マミ「悪いけど、先に圧倒させてもらうわ!」

シュルルルル!
ガチャガチャガチャ!

マミ「ティロ・リチェルカーレ!」

バババババン!

天使「ガードスキル…ディストーション…」

ガギン!
キキキン!
バキン!


181: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/12/23(月) 17:15:23 ID:NB6jxjFI


マミ「今よ!2人とも!」


さやか「うん!」

杏子「おう!」


スッ!
ヒュッ!

天使「!!」

ガキン!
ガキッ…ギギ…!


さやか「くっ…両腕で、抑えるとは…!」

杏子「…けど、これでもう腕は使えないぜ…!」


182: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/12/23(月) 17:17:54 ID:NB6jxjFI


杏子「マミ!」

マミ「うん!」

シュルルルル!
ガシ!

ギュッ!

ギギギッ!


天使「っ!」


杏子「ふっ、両腕はアタシたちが抑えた上に、身体はリボンで拘束されてんだ」


杏子「これで動けないぜ…天使さんよ」


183: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/12/23(月) 17:18:51 ID:NB6jxjFI


日向「…す、すげーな…あの天使が押さえこまれてる…」


さやか「ゆりさん、お願い!」


ゆり「わかったわ!」
スッ


ダダダダッ!

ゆり「これで終わりよ!」


184: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/12/23(月) 18:43:39 ID:NB6jxjFI


天使(…このままじゃ、やられる…!)

天使「…ガードスキル…ハーモニクス…」


シュイン!


ズバシュ!


ゆり「きゃ!!」
ドタッ!

さやか「うあっ!」

杏子「大丈夫か!さやか!」

杏子「て、てめえ!!」

杏子「な…!!」

マミ「っ…!」


185: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/12/23(月) 18:47:13 ID:NB6jxjFI


マミ「…そ、そんな…!!」


一同「て、天使が…」


ゆり「2人…!!!」

ゆり「ど、どういうことよ!な、何よこの能力は…!!」

暴走天使「…派手にやってくれたわね…あなたたち…」

暴走天使「それにこんな時間にお遊び?お仕置きしないとね…」

シュイン!


ダダダダッ!

ゆり「っ!!」
シュッ!


186: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/12/23(月) 18:48:17 ID:NB6jxjFI


ガキン!
バキン!
ガキンン!


ゆり「ちいっ!」

ヒュッ!
ブン!


ゆり「!!」

シュキン!
ザシュッ!
ビシュッ!

ゆり「うああぁぁ!」


187: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/12/23(月) 18:50:39 ID:NB6jxjFI


大山「ね、ねえ、これってどういうこと!?」

藤巻「見りゃわかるだろ、天使が2人になっちまったんだよ!」

マミ「ど、どうすればいいの!ゆりさん!」


さやか「半円で取り囲んで、全員で集中砲火しよ!」

杏子「ああ!ディストーションで曲げられても、時間稼ぎくらいには!」

野田「ああ?なんでてめらーが指揮を…」

藤巻「いいからやるぞ!」

松下「おうよ!」

日向「了解!!」


188: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/12/23(月) 18:53:49 ID:NB6jxjFI


マミ「離れて!!ゆりさん!!」

シャキン!
ヒュッ!

ゆり「っ!!」
スッ…!


マミ「撃っ!!」

ドカカカカカカ!!
ダカカカカカカ!!

ガキン!
バキキン!
バキン!
ガキン!

日向「くそっ!!」

藤巻「やっぱりか!!」


189: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/12/23(月) 18:55:00 ID:NB6jxjFI


ゆり「全員に通達する!現時点をもって作戦を放棄!」

ゆり「私が煙幕を張るから、射撃を中止して各自撤退!」

ゆり「遅れたものは置いていく!」

さやか「そ、そんな…!」

杏子「まだ、諦めるのは!!」

ゆり「命令よ!」

カチ
ヒュッ!

プシュー
モワモワモワ…

杏子「ちっ!」

ゆり「生き残ったものは、20:00に本部で合流を!!」


190: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/12/23(月) 18:58:52 ID:NB6jxjFI


…モクモク…
モワモワ…


天使「…茶番ね…」

天使「…もういいわ」

暴走天使「詰めが甘いわ」

天使「いいから、戻って」

天使「…ガードスキル…アブソーブ…」

シュイン…


天使「……」
スタスタ…


191: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/12/23(月) 19:00:26 ID:NB6jxjFI

~対天使用作戦本部~


ガチャ…

日向「ああ、クソ…今回も失敗とはなあ…」

藤巻「おお、日向、お前も生きてたか!」

大山「日向君!良かったよ、無事で」

日向「おう、今んとこ帰ってきてるのはこれだけか…」

野田「ゆりっぺは?」

日向「そういや、見てねーな…」

松下「…まさか」

高松「やられたのですか…」クイ


192: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/12/23(月) 19:01:40 ID:NB6jxjFI


日向「いやあ、それはありえないだろ」

椎名「あさはかなり」

日向「それに、魔法少女様たちもまだみたいだしな…」

日向「しっかし、久しぶりに本格的な作戦だったな」

ユイ「いつもアホな作戦ばかりでしたからね!」

日向「てめーも生きてたのかよ」

ユイ「そりゃユイは陽動班ですからあ!」

大山「そういえば、岩沢さんたちも大丈夫だったの?」

岩沢「ああ、こっちは問題ない」

日向「…後はゆりっぺと魔法少女様たちだけか…」


193: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/12/23(月) 19:02:38 ID:NB6jxjFI


ガチャ!
ドタドタドタ


ゆり「…全員無事なようね」

日向「おう、なんとかな」

日向「それよりゆりっぺたち、遅かったじゃないか」

ゆり「遅かったって、指示した時間には間に合ってるけど」

ゆり「それに美樹さんがケガしてたから保健室にいたのよ」

日向「ああ、なるほどな」


194: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/12/23(月) 19:03:53 ID:NB6jxjFI


ゆり「それでは本題に移るわ、今回の作戦で得られたもの」

ゆり「…天使の新たな能力…」

ゆり「分身なのか、それとも始めから存在していて、あの時に介入してきたのか…」

ゆり「…さっぱり検討がつかない…みんなはどう思う?」


マミ「分身ね…でも、そっくりそのまま同じって感じじゃないと思わない?」

さやか「うん、そうですよ!」

さやか「…なんていうか、凶暴って言うか…」

杏子「好戦的だったな…」

さやか「そう!それそれ!」


195: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/12/23(月) 19:05:14 ID:NB6jxjFI


ゆり「確かに、それは私も感じたわ…口数もいつもより多かったようだし…」

日向「ってことは、分身ってよりも、別物なのか?」

大山「実は始めから双子だったりとか?」

野田「あんな天使が2人もいるってことか…」

藤巻「おいおい、一人でも倒せやしねーてのに2人もいるんじゃ…」

高松「しかし、いくら双子でも性格以外に何か違いがあるのでは?」

松下「…どうするんだ、ゆりっぺ…」


ゆり「今のところは情報が少な過ぎるわ…」


196: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/12/23(月) 19:06:46 ID:NB6jxjFI


ゆり「もし今後、天使との戦闘にあの別の天使が介入してくるとなると…」

ゆり「戦いは、より一層厳しいものになると思う…」

日向「2人の天使か…」

ゆり「……」

ゆり「考えなきゃいけないことが増えそうね」

マミ「…」

さやか「…」

杏子「…」


ゆり「とりあえず、いつも通り行動を続けましょ、以上!」


197: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/12/23(月) 19:18:56 ID:NB6jxjFI

~学習棟B棟~


ドタバタドタバタ!

さやか「こらああああ~待てえええ!ユイ~!」

ユイ「あっかんべええ~だああ」

ドタドタドタ!

杏子「おい」
ガシッ

ユイ「うあっ!」

杏子「騒がしいと思ったらまたお前か…」

ユイ「うわあああああ、離せええええええ」
バタバタ


198: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/12/23(月) 19:20:55 ID:NB6jxjFI


ドタドタ

さやか「ナイス!杏子!そいつ捕まえてて!」

さやか「さあて、さやかちゃんがしっかり説教してあげますね~」ニヤニヤ

ユイ「うあああ~ごめんなさい~」

マミ「美樹さん、あんまりユイさんいじめちゃダメよ」

ユイ「ともっち先輩!コイツにしっかり言い聞かせてくださいよ~」

マミ「美樹さん、一体どうしたの?」

さやか「コイツからあたしをからかってきたんですよ」

マミ「…どっちもどっちね」

杏子「ガキか…お前らは…」


199: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/12/23(月) 19:22:40 ID:NB6jxjFI

スタスタ…

ゆり「あら、あなたたちこんなところにいたの、また新しい作戦考えたの、本部に来てもらえるかしら」

マミ「え、ええ…」

杏子「また作戦って…変なのじゃねーだろうな…?」

ゆり「変なのとは心外ね、佐倉さん」

杏子「ここ最近だって、どう考えたってネタみたいな作戦しかやってねーじゃねーか」

ゆり「ネタってなによ!仕方ないじゃない、私たちはアホなんだから!」

杏子「リーダーが言うなよ…」

ゆり「佐倉さん…前から気になってたことがあるんだけど…」

ゆり「あなた、私とキャラが少し被ってるからって人気のこと意識してない?」

杏子「はあ…?」


200: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/12/23(月) 19:24:03 ID:NB6jxjFI


ゆり「…やっぱりそうね、あなたが戦線に入った時から薄々感じてはいたんだけど」

杏子「いや、別に意識とかしてねーし、まずキャラ被ってねーよ!」

ゆり「被ってるわよ!髪の色も一緒だし、悲惨な人生送ってきてるのも一緒だし、性格だって似てるわ」

ゆり「だから、あなたは間違いなく私を意識している、そしてそれ故人気を気にして、あたし文句ばっかり言うんでしょ?」

杏子「してねーから!つかそこまでキャラ無理に被らせんなよ!」


マミ「あ、ははは…」

マミ「……」

マミ(いつの間にか、この2人も仲良くなってる…美樹さんも佐倉さんも、戦線のみんなと仲良くなって…)

マミ(また、私だけ…一人ぼっちなのかな…最近はこんなことばかり考えている…)

マミ(そして、こんな日が続いて、作戦をやっては失敗の繰り返しの日々だった)


201: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/12/23(月) 19:26:52 ID:NB6jxjFI


ある日夕方

学習棟A棟 屋上


さやか「はあ~今日も遊んだなあ~」

杏子「遊んだ、じゃなくて、一応作戦だろ~」

さやか「あ!あれって、マミさんじゃない?」

さやか「マミさ~ん!」


マミ「……」


スタスタ…

さやか「マミさん、こんなとこで何してるんですか」

マミ「…美樹さん、佐倉さん…」


202: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/12/23(月) 19:28:01 ID:NB6jxjFI


さやか「あ、あれ…な、泣いてたんですか…?」

さやか「…な、なんかすいません…」

杏子「…なんかあったのか…?」

マミ「ううん、いいの…」

マミ「今までの自分のことを考えてたら勝手にね…」

マミ「私、ずっと一人ぼっちだったから…今のこんな生活にずっと憧れてたの…」

マミ「みんなと笑って、ふざけて、遊んで」

マミ「こんな学校生活が送れるなんて思ってもみなかったから」

さやか「……マミさん」

杏子「……マミ」


203: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/12/23(月) 19:29:34 ID:NB6jxjFI


マミ「…でもね、あなたたちが笑って、ユイさんやゆりさんと仲良くしてることはいいことなんだけど…」

マミ「でも私、またここでも一人になっちゃったのかなっ…て思って…」

さやか「な…何言ってるんですか!」

さやか「マミさんは一人ぼっちなんかじゃないですよ!!あたしたちがいるじゃないですか!」

マミ「美樹さん……」

さやか「マミさんがいなきゃ、あたし魔法少女のことすら知ることなかったですし、ここに来ることも無かったと思います!」

さやか「こんな言い方あれですけど、マミさんがいたからあたしもこうしていられるんですよ!」

杏子「ああ、マミは一人ぼっちなんかじゃねえ…アタシたちがついてる、それにゆりたちだってマミの味方だろ」

杏子「アタシだってそうさ、マミがいなきゃアタシは死んでた、まあ結局はこっちに来たけど」

杏子「マミと出会ってなかったら、アタシはきっと自業自得の人生だって自分を呪ってた…」

杏子「誰かのために頑張ってるマミの姿を見たからアタシは変われたんだと思うよ」

マミ「佐倉さん…」


204: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/12/23(月) 19:31:52 ID:NB6jxjFI


マミ「…ううっ…2人ともっ…あ、ありがと…ぐすっ…」

さやか「あたしの方こそありがとうございますっ!マミさんっ!」

杏子「礼を言うのはこっちだ…ありがとな…マミ…」

マミ「…ぐすっ…ううん…ううっ…」

さやか「…だから、これからもあたし達の先輩でいてくださいよ、マミさん」

杏子「アタシからも頼むぜ、マミ先輩っ」

マミ「…ううっ…うん…うんっ!」


マミ(私は幸せものね…こんなにも私のことを想ってくれてた子たちがいたなんて…)

マミ(私は最初から一人なんかじゃなかったんだわ…みんながいてくれた…)

マミ(やっと…やっと…見つけることができた…ありがとう…2人とも…)


205: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/12/23(月) 19:32:32 ID:NB6jxjFI



………


さやか「…ま、マミさん…?」

杏子「お、おい…マミは…?マミはどこ行った…!?」

さやか「……マミさん」

さやか「…」


206: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/12/23(月) 19:35:32 ID:NB6jxjFI


~対天使用作戦本部~


ドタドタドタドタ!

ガチャ!
バタン!

杏子「おい!ゆり!」

ゆり「なによ、そんなに騒いで、また作戦でも思いついた?」


さやか「ゆりさん、マミさんが…!マミさんが…!!」


ゆり「?」

ゆり「巴さん…?が、どうかしたの?」


207: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/12/23(月) 19:38:13 ID:NB6jxjFI


………

ゆり「…そう…そんなことがあったの…」

さやか「…マミさんが…ううっ…マミさんがっ…!」

杏子「なあ、なんでだよ!天使の奴がマミを消しやがったのか!?」

さやか「天使がマミさん消したの!?ねえ!ゆりさん!」


ゆり「…いいえ…」

ゆり「…あの子が納得しちゃった…ただ、それだけの話よ…」

さやか「えっ…」

ゆり「…とりあえず、戦線のみんなには私から報告しておくから、あなたたちは…」

杏子「…ん、んだよそれ、マミが消えちまったのに…なんでそんなに落ち着いてられんだよ…!ゆり…!」

ゆり「…佐倉さん…」


208: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/12/23(月) 19:39:40 ID:NB6jxjFI


ゆり「落ち着いてなどいないわ…巴さんは戦線にとってすごく大事な人だった…私だって…いなくなってほしくなかった」

ゆり「……でもね」

ゆり「…彼女は自分でその道を選んだのよ…」


杏子「ど、どういう意味だっ!!」

さやか「…ちょ、ちょっと落ち着いてよ、杏子、ゆりさんを責めても何も変わらないよ…」

杏子「こ、これが落ち着いていられるかっ!」


ゆり「……美樹さん、あなたは薄々気付いているんでしょ…この世界について…」

さやか「えっ…」


209: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/12/23(月) 19:40:48 ID:NB6jxjFI


ゆり「…佐倉さんには私が説明するより、あなたが説明したほうがいいわ…」

さやか「…う、うん…」

ゆり「じゃあ…よろしくね…」

杏子「お、おい!どういう…!」

さやか「…とりあえず、今日はこのこと考えるのやめようよ…杏子」

杏子「…っ」


ガチャ…
バタン…


ゆり「……」


210: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/12/23(月) 19:41:58 ID:NB6jxjFI


次の日

…キーンコーンカーンコーン

~学習棟B棟 屋上~


杏子「……」

さやか「……」


杏子「…そろそろいいか?」

さやか「…うん」


211: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/12/23(月) 19:44:29 ID:NB6jxjFI


杏子「…昨日のこと、どういうことだ…」

さやか「…あのね、この世界は死んだ後の世界って言ったよね」

杏子「ああ、それが…」

さやか「そして、ここにはみんな理不尽な人生を送った人しかいないよね」

杏子「言われてみりゃ、確かに、アタシもそうか…だけど、それがマミとどういう関係…」

さやか「…杏子はさ、今のここの生活、楽しい…?」

杏子「…え、ま、まあそれなりにはな、さやかだっているし」


さやか「そ、そっか…それが答え…マミさんが消えた理由だよ」


212: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/12/23(月) 19:46:21 ID:NB6jxjFI


杏子「…ど、どういうことだよ、意味がわからねえ」

さやか「…多分だけど、ここはね、理不尽な人生を送ってきた人が、その人生の代わりに」

さやか「この世界で楽しい学校生活を満喫して、消えていく場所なんだよ…」


杏子「!!」

杏子「つ、つまり…マミは…」

さやか「…うん、自分の人生に納得して…次の人生に歩んでいったってこと…」

杏子「……そ、そんな…」

さやか「あたしも最初はどうなんだろって思ってた…でも多分そうだと思う…」


213: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/12/23(月) 19:47:56 ID:NB6jxjFI


杏子「ま、待て、じゃあ、ゆりたちはどうなるんだ…」

さやか「ゆりさんたちは…自分たちの人生に必死に抗おうとしてるんだよ…」

さやか「どれだけ理不尽な人生を送ってきたのかはわからない、あたしたちの人生よりも酷かったのかもしれない…」

さやか「だから、この世界がそんな世界だとわかってても、そんな人生を与えた神に抗おうとしてるんだよ」

杏子「……」

さやか「マミさん…最期笑ってた、泣いてたけど…とっても嬉しそうだった…」

杏子「ああ…」

さやか「あんなマミさんを見たら、止められないよ…もっとここにいてくださいって…」

さやか「…杏子なら止められる?あの時…」

杏子「……」

さやか「…だから…ここは卒業していくべき場所なんだと思う」


214: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/12/23(月) 19:49:48 ID:NB6jxjFI


さやか「あたしたちも、いつか笑ってここを去っていく日が来るんだと思うよ…」

杏子「…で、でも…!」

さやか「…あたしもまだ自分の人生に納得できたわけじゃない…だからここにいるんだと思う…」

さやか「でもだからって、立ち止まってちゃいけないと思うんだ…」

杏子「……」

杏子(アタシは今のこの生活が終わっちまうのが嫌で仕方なかった…)

杏子「…か、考えさせてくれ…」

さやか「…うん、まだあたしも決めたわけじゃないよ…」

さやか「今のこの生活だってあたしの大事な宝物だから…」


杏子「……」

さやか「……」


215: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/12/23(月) 19:54:30 ID:NB6jxjFI


~対天使用作戦本部~

ゆり「…」


ガチャ…

ゆり「…美樹さん、佐倉さん…」

ゆり「!」

ゆり「…どういうつもりその格好は…?」


さやか「…ゆりさん…あたしたち…」

杏子「……」


216: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/12/23(月) 19:56:51 ID:NB6jxjFI



………


ゆり「…そう、それが答えなのね…」

さやか「…うん、ごめんなさい…」

杏子「今まで世話になったな…」

さやか「…制服お返しします…」

ゆり「…うん」

ゆり「…あなたたちがその答えを出したのなら、無理に引き止めはできないわ…」

ゆり「ここから旅立つことも一つの答えよ…」


217: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/12/23(月) 19:58:49 ID:NB6jxjFI


さやか「……」

さやか「ゆりさんたちだって、わかってるんでしょ!ここがそんな世界かも知れないってことは…!」

ゆり「…ええ、もちろん、戦線を立ち上げてすぐに感じたわ…」

さやか「…な、なら…!」

ゆり「…でもね、そんなことはわかってるのよ…」

ゆり「私たちはここがそんな世界だとしても自分の人生を…まだ許せない連中ばかりなの…」

ゆり「神なんているのか正直わからない…でもこんな人生を強いた何かに必死に抗いたいのよ…」

ゆり「だから仲間を集めて戦線を立ち上げたの」

さやか「……」

ゆり「私たちが間違ってて、あなたたちの答えがこの世界では正しいのかもしれない…」

ゆり「でも私たちは、まだこの戦場で戦うわ」

ゆり「…あなただって、私の返答がわかってて聞いてるんでしょ…美樹さん」


218: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/12/23(月) 20:00:28 ID:NB6jxjFI


さやか「…っ」

さやか「あたしだって、踏ん切りがつけれたのかは、自分でもイマイチよくわかりません…」

さやか「…でも、マミさんのあんな幸せそうな顔を見たら、あたしも…」

さやか「ここは長くいる場所じゃないんだって…思ったんです…」

ゆり「……」

ゆり「佐倉さんも賛成したのね…」

杏子「あ、あたしは…ちょっと反対だったんだがな…今の生活も楽しかったわけだし…」

杏子「けどさ」

杏子「さやかを一人にするわけにはいかないじゃんっ」

ゆり「ふっ…いい友達をもったわね、美樹さん…」

さやか「うん」


さやか「…じゃあ…そろそろ…」


219: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/12/23(月) 20:02:34 ID:NB6jxjFI


ゆり「…待って、本当は戦線の皆には内緒のつもりで挨拶しに来たんでしょうけど…」

ゆり「この子が勘付いちゃったみたいで…」
スッ

さやか「ゆ、ユイ…!」

杏子「お、お前…!」

ユイ「…うう、2人とも…戦線抜けるんですかあ…」

ユイ「…ユイ、遊ぶ相手いなくなるじゃないですかあ…」

さやか「…ユイ…」

さやか「…ごめんね…ユイ、あんたと遊んででホントに楽しかった…」

杏子「ああ、すげー楽しかったぞ」

ユイ「…ううっ…でも…っでも…もうっ…ぐすっ…」

杏子「こーら…泣くなよ、いつものおてんばはどうしたんだ…」
ナデナデ


220: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/12/23(月) 20:04:26 ID:NB6jxjFI


さやか「そうそう」

さやか「ユイはあたしの妹なんだから、次、生まれ変わったら本当の姉妹として生まれようね…」
ダキッ

さやか「あんたもちゃんと見つけなよ、あんたの人生の一番の宝物をさ…ユイ…」

ユイ「…うぅっ…ううっ…ぐすっ…う、うん…」


さやか「…じゃあ、そろそろ…」

ゆり「…うん、ありがとう…2人とも…」

ゆり「また、どこかで…!」

さやか「もちろん!」

杏子「ああ、またな!ゆり!」


221: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/12/23(月) 20:05:26 ID:NB6jxjFI



………


ゆり「……2人とも…お疲れ様…」


ユイ「ううっ…ひっく…ぐすっ…!」

ゆり「ほーら、あなたもいつまで泣いてるの、陽動班の仕事はまだあるわよ」


222: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/12/23(月) 20:06:24 ID:NB6jxjFI




数日後
~対天使用作戦本部~



ゆり「本日のオペレーションは新人勧誘ミッションを行う!」

ゆり「決行は深夜よ、オペレーションスタート!」


223: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/12/23(月) 20:08:11 ID:NB6jxjFI


~学習棟A棟前~


ゆり「……」

ゆり(あれから数日が経ち、戦線は彼女たちが来る前の姿に戻りつつあった)

ゆり(彼女たちの話を戦線のみんなにしてから、彼女たちの気持ちを知ってか知らずか)

ゆり(戦線のみんなも彼女たちの話題を口にしなくなった…)

ゆり(美樹さんの言ったことも、間違いじゃない…いや、この世界では本当にそれが答えなのかもしれない…)

ゆり(でも…そんなことはわかっていても、私はまだ自分の人生を許せない…こんな人生を強いた存在を恨み続けている)


224: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/12/23(月) 20:09:03 ID:NB6jxjFI



ゆり(そして、今日も理不尽な人生を送った人がこの世界にやってきた)




ゆり「目が覚めた?」

音無「あ、あんたは…」

ゆり「ようこそ、死んでたまるか戦線へ」

 


記事タイトル:

3:マミ「…こ、ここは…?」ゆり「…ようこそ死んでたまるか戦線へ」

関連ワード :

巴マミ

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