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芳佳「リーネちゃんはシャーリーさんともっと仲良くなるべき!!」

シャーリー「リーネ、準備はいいか?」 リーネ「はい。いつでもいけます」 シャーリー「それじゃあ、準備運動がてら軽く走ろうか」 リーネ「はい。よろしくお願いします、シャーリーさん」 シャ

芳佳「リーネちゃんはシャーリーさんともっと仲良くなるべき!!」

シャーリー「リーネ、準備はいいか?」

リーネ「はい。いつでもいけます」

シャーリー「それじゃあ、準備運動がてら軽く走ろうか」

リーネ「はい。よろしくお願いします、シャーリーさん」

シャーリー「ははは。畏まらなくていいよ。私のことは呼び捨てでもいいのに」

リーネ「ごめんなさい。でも、呼び捨てになんてできません」

シャーリー「そうか?残念だな」


エイラ「宮藤、宮藤」

芳佳「どうしたんですか?」

エイラ「今日、シャーリーとリーネが訓練のペアになってたの知ってたか?」

芳佳「知ってますよぉ。数日前からカレンダーに丸印つけてましたから」

ルッキーニ「芳佳ー。この辺りがよくみえるよー」

芳佳「そうなの?それならそこで私も見る!」

4: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/02/19(水) 15:56:14.05 ID:Ln1grbHy0
シャーリー「ペースはこれぐらいでいいか?」

リーネ「あの、シャーリーさんのペースで走ってください。私に合わせるとどうしても遅くなりますから」

シャーリー「折角なんだし、並んで走りたいだろ?」

リーネ「それだとシャーリーさんの準備運動にならないような……」

シャーリー「いや、準備運動にまでスピードは求めてないよ」

リーネ「あ、そうですよね。ごめんなさい」

シャーリー「とにかく、このペースを維持するから。しっかりついてくるんだ」

リーネ「はいっ」


エイラ「いいなー。リーネとシャーリーが一緒に走ってる光景、いいよな」

芳佳「ですねー。迫力があります」

ルッキーニ「リーネもすごいけどー、やっぱりシャーリーがすごーい」

芳佳「でも、リーネちゃんはあまり楽しそうじゃないですね」

エイラ「滅多にあの二人が組むことはないからな。リーネのやつ、緊張してるんじゃないか?それにしても、すげー」

芳佳(そういえば、リーネちゃんってシャーリーさんやバルクホルンさんとも普段はあまり話してないような……)

6: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/02/19(水) 16:05:12.53 ID:Ln1grbHy0
シャーリー「なんか見られてるな」

リーネ「え?」

シャーリー「ほら、向こう。ルッキーニたちがいる」

リーネ「本当……。どうしたんでしょうか?」

シャーリー「珍しいからだろうなぁ」

リーネ「珍しい?」

シャーリー「ほら、私は殆どルッキーニ以外とは戦闘でも訓練でも組むことがないからね。ましてやリーネとなんて今回で……えーと何回目だ?」

リーネ「3回目ぐらいです。私も普段は芳佳ちゃんと一緒に坂本少佐の訓練を受けていますから。シャーリーさんやバルクホルンさんとはあまり……」

シャーリー「そういえばそうだな。というか、普段でも私とはあまり喋ってないよな?」

リーネ「え?あ、ごめんなさい……。シャ、シャーリーさんのことはとても尊敬しています!!」

シャーリー「そんな取り繕うとしなくてもいいから。ありがと、リーネ」

リーネ「は、はい。ごめんなさい……」


ルッキーニ「おおおー!ブルンブルンしてりゅー」

エイラ「サイコーだな。もっと一緒に訓練したらいいのに、あの二人」

芳佳「そうですよね。一緒に訓練しない理由って何かあるんですか?」

8: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/02/19(水) 16:16:51.56 ID:Ln1grbHy0
バルクホルン「――宮藤。ここで何をしている?」

芳佳「え?」

バルクホルン「訓練の時間は過ぎているぞ。こっちにこい」

芳佳「あぁ!あの!!あと3分だけ!!せめてリーネちゃんとシャーリーさんのランニングが終わるまでお願いします!!」

バルクホルン「何を言っているんだ。他人の訓練風景を見て、何が楽しいんだ。時間の無駄にしかならない。早く来い」

芳佳「で、でも!シャーリーさんとリーネちゃんが一緒に訓練している光景は珍しいですから!!見たくなります!!」

エイラ「ダナ」

ルッキーニ「なるー」

バルクホルン「珍しいのは認める。新人を鍛えるのは少佐の役目であり、私やシャーリーは必要ではないからな」

芳佳「そうなんですか?」

エイラ「リーネは内向的だし、シャーリーと組ませたほうがいいと思う」

ルッキーニ「あたしもおもうー」

バルクホルン「そういうわけに行くか。教官として優れている少佐を差し置いて、私やシャーリーが新人を直接的に教育するわけにはいかない。稀に補助として参加するぐらいがいいんだ」

芳佳「確かにそうですけど。でも、リーネちゃんとシャーリーさんは一緒に訓練したほうがいいと思います。相性もいいですし」

バルクホルン「そうなのか?それは気づかなかったな。リーネの能力を考えれば、分からなくもないが……」

9: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/02/19(水) 16:26:42.91 ID:Ln1grbHy0
シャーリー「なんだぁ?バルクホルンまで見てるな。あいつ、宮藤と訓練するって張り切ってたのに、何してんだ?」

リーネ「……もしかして、心配されているんでしょうか?」

シャーリー「なんの心配だ?」

リーネ「私が上手くシャーリーさんと訓練できるかどうかって……」

シャーリー「それは私が上官として失格ってことになるのか?」

リーネ「ち、違います!私が足をひっぱって、シャーリーさんに迷惑をかけるって意味です!」

シャーリー「それはないよ。リーネは優秀だからね。……訓練では」

リーネ「ごめんなさい。実戦ではまだ私……うっ……」

シャーリー「あぁ。悪い悪い。冗談だって、冗談」

リーネ「いえ、本当のことですから……」

シャーリー「ほら、顔を落としてると宮藤が余計に心配するぞ?」

リーネ「は、はい……ごめんなさい……」


バルクホルン「能力面での相性はいいかもしれないが、性格的にはあまりよく無さそうだが」

芳佳「そんなことありません!!リーネちゃんとシャーリーさんはゴールデンタッグですよ!!」

バルクホルン「よし、分かった。訓練を始めるぞ、宮藤。私は少佐のように甘くはしない。いいな?」

10: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/02/19(水) 16:35:01.60 ID:Ln1grbHy0
芳佳「坂本さんも十分厳しいんですけど……」

バルクホルン「私から見れば少佐のやり方は手緩い。最も効率の良く技術を高める訓練であることは分かるが、どうしても精神的な部分での成長を緩慢にさせる」

芳佳「えぇ……」

バルクホルン「私はお前の緩みきった心を鍛えてやる。こっちだ」

芳佳「よ、ヨロシクオネガイシマス」

エイラ「死んだな」

ルッキーニ「だね」

シャーリー「おーい、お前らぁ。訓練の見学をするのは自由だけど、あまりジロジロ見てやるなよー。リーネが気にしちゃってるからなー」

リーネ「そ、そんなこと……」

シャーリー「こういうことははっきり言っておかないとな。訓練の度にギャラリーが増えても嫌だろ?」

リーネ「そうですね。ごめんなさい」

シャーリー「わかったかー?」

エイラ「わかったー。それより、今から飛行訓練だろー?双眼鏡は使ってもいいのかー?」

シャーリー「それはいいけど、何見るんだよー?面白くないだろー?」

ルッキーニ「ぶるるんぶるるんみりゅー」

11: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/02/19(水) 16:42:38.74 ID:Ln1grbHy0
シャーリー「まずはルート通りに飛んでみるか。私の後ろにぴったりついてくるんだ。絶対に視界から外すな」

リーネ「は、はい」

シャーリー「よし、行くぞ!!」

リーネ「了解っ」


エイラ「飛んでったなぁー」

ルッキーニ「おおぉー!すごいゆれてりゅー!!」

エイラ「おぉー……すげぇ……ゆれすぎにもほどがるってー……おぉー……」

ルッキーニ「こうして遠くから見るのもいい!」

エイラ「だろ?お前はいつも近くで見すぎだかんなー」

美緒「私にも見せてくれ」

ルッキーニ「げ!?」

美緒「何を驚いている?」

ルッキーニ「いえ、別に……。どうぞ」

美緒「すまんな。――ほう?シャーリーの奴、上手くリーネを引っ張っている。普段、ルッキーニと共にいるだけあって年下の扱いには長けているな」

12: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/02/19(水) 16:51:27.75 ID:Ln1grbHy0
シャーリー「――今日はこれぐらいにしておくか」

リーネ「あ、ありがとうございました、シャーリーさん」

シャーリー「疲れたか?」

リーネ「いえ、そんな……」

シャーリー「それじゃ、また夕飯のときにね」

リーネ「あ、はい」


エイラ「いいもの見たなー」

ルッキーニ「あい」

美緒「うむ。確かにいいものを見た。やはりシャーリーも教官に向いているな。若干、優しすぎるところもあるが、あれはあれで必要な人材だ」

エイラ「なら、シャーリーとリーネが組む時間を増やしたらどうだ?」

美緒「何故だ?」

エイラ「リーネとシャーリーの相性、良いみたいだし」

美緒「しかし、シャーリーにはユニットエンジンのほうに力を入れて欲しい。本人もそれを望んでいるために、新人教育に時間を割かせるのはな……」

ルッキーニ「シャーリーに聞いてみよ。きっとシャーリーもいいっていうとおもうー」

14: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/02/19(水) 17:00:47.35 ID:Ln1grbHy0
シャーリー「え?私が、ですか?」

美緒「できることならリーネだけでなく宮藤も見て欲しい」

シャーリー「少佐がいるんだし、私は必要ないですね。むしろリーネの才能を潰してしまうかもしれない」

美緒「そうは思わんが、やはりそういう立場はまだ早いと考えているか」

シャーリー「時々やるからいいんですよ。私はユニット弄ってるほうが性に合ってます。誰かを二人、三人と引っ張れないです」

美緒「そうか」

シャーリー「すみません。少佐が私を評価してくれたのは嬉しいですけど」

美緒「聞いてみただけだ。気にしないでくれ。ではな」

シャーリー「はい」

ルッキーニ「シャーリー!」

シャーリー「どうした?」

ルッキーニ「リーネと一緒に訓練しないのー?」

シャーリー「それは少佐の役目だ。私の出る幕はない」

ルッキーニ「シャーリーはリーネと仲良くなりたくないの?」

シャーリー「仲良くって言われてもな……。仲が悪いわけじゃないから、何も無理に関係を深めようとしなくてもいいだろ」

16: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/02/19(水) 17:07:36.43 ID:Ln1grbHy0
ルッキーニ「でもぉ」

バルクホルン「シャーリーの言うとおりだ、ルッキーニ少尉。必要以上に馴れ合うこともない」

シャーリー「お。そっちも終わったのか?」

バルクホルン「ああ。宮藤はあそこだ」

芳佳「うぅ……」

ルッキーニ「芳佳、生きてる?」

芳佳「た、たてないの……あしにちからが……はいらなくて……」

ルッキーニ「ガクガクしてりゅぅ」

芳佳「うまれたての、うまって……こんなかんじなのかな……」

シャーリー「宮藤が可哀相だな」

バルクホルン「新人にはあれぐらいが丁度いい」

シャーリー「責任もって風呂までつれていってやれよ?」

バルクホルン「分かっている。こい、宮藤。私が直々に洗ってやろう。感謝しろ」

芳佳「はい……おねがいします……」ヨロヨロ

シャーリー「……」

19: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/02/19(水) 17:21:03.70 ID:Ln1grbHy0
バルクホルン「ほら、しっかりしろ」

芳佳「あるけません……」

バルクホルン「仕方のない奴だ」

芳佳「……あの。バルクホルンさん?」

バルクホルン「どうした?」

芳佳「シャーリーさんに言ったことなんですけど」

バルクホルン「必要以上に馴れ合う必要はないということか?」

芳佳「はい。やっぱりそのほうがいいんですか?」

バルクホルン「私たちはスクールに通っているわけではない。信頼さえできていればそれでいいだろう」

芳佳「確かにそうですけど……」

バルクホルン「言いたいことがあるならはっきり言え」

芳佳「リーネちゃんはもっと仲良くなってもいいと思います。シャーリーさんとは」

バルクホルン「険悪な関係でもないはずだが」

芳佳「はい。だけど、リーネちゃんはシャーリーさんやバルクホルンさんとはあまり喋っていないような気がするんですけど」

バルクホルン「……言われてみればそうだな」

20: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/02/19(水) 17:32:55.68 ID:Ln1grbHy0
芳佳「それどころか、ハルトマンさんともエイラさんとも……」

バルクホルン「リーネの性格を考えれば当然だろう。それとハルトマンは元々口数が少ない。お前も対して接してはいないはずだ」

芳佳「……そうでした!!」

バルクホルン「それにだ。リーネには宮藤とペリーヌがいる。お前たちがリーネの支えになってやればいい」

芳佳「でも、思うんです。私は坂本さんやバルクホルンさん、シャーリーさん、それにミーナ中佐ともよく話してます」

バルクホルン「それはお前から話しかけに言っているだけだろう」

芳佳「それはそうなんですけど、だからこそリーネちゃんには年上の人とももっと仲良くしてほしいなって……」

バルクホルン「リーネは目上の者とは距離をおいているような感じはあるがな」

芳佳「シャーリーさんだって、今よりリーネちゃんと仲良くなれたらきっと嬉しいはずです」

バルクホルン「シャーリーとリーネの仲を深めさせてどうするつもりだ」

芳佳「え?いえ、深い理由はないんですけど」

バルクホルン「宮藤が心配する気持ちも分からなくもないが、リーネもシャーリーも現状に不満はないようだ。他人が外から口出しすることもない」

芳佳「でも……」

バルクホルン「さてと、脱げ」

芳佳「あ、はい」スルッ

22: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/02/19(水) 17:43:18.09 ID:Ln1grbHy0
リーネ「あれ……?芳佳ちゃん、まだ戻ってきてないんだ」

ペリーヌ「何をしていますの?」

リーネ「あ、いえ、芳佳ちゃんを探していて……。一緒にお茶でもどうかなって……」

ペリーヌ「宮藤さんなら先ほど、バルクホルン大尉と大浴場のほうへ入っていったのを見ましたが」

リーネ「そうなんですか……。やっぱり、芳佳ちゃんはいいなぁ」

ペリーヌ「は?あんなお調子者のどこがいいんですの?」

リーネ「だ、だって、訓練後に上官でそのうえ年上のバルクホルンさんと一緒にお風呂なんて、普通はできないですよね?」

ペリーヌ「宮藤さんは常識が欠如していますからね」

リーネ「私なんて坂本少佐にも直接誘われたことは……」

ペリーヌ「……リーネさん。つまり、年上の上官と一緒に入浴がしたい。そういうことですの?」

リーネ「ち、ちがいます!!そういうじゃなくて、芳佳ちゃんはすごいなーってだけで……」

ペリーヌ「頼めばいいではありませんか。ミーナ中佐やシャーリー大尉なら二つ返事で同伴してくれますわ」

リーネ「で、できませんよ!!」

ペリーヌ「ええ。その通り。普通はしませんわ。リーネさん、それが正しいのですから、宮藤さんを羨ましがるようなことはしないように」

リーネ「は、はい。ごめんなさい……」

23: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/02/19(水) 17:49:16.70 ID:Ln1grbHy0
リーネ(でも、誰とでも仲良くなれる芳佳ちゃんは羨ましいなぁ……)

シャーリー「よっ。リーネ」

リーネ「シャーリーさん。どうも」

ルッキーニ「リーネだぁー」

リーネ「もしかして今からお風呂?」

ルッキーニ「うん!」

シャーリー「メシ前に風呂に行こうと思ってさ」

ルッキーニ「リーネも一緒にどう?」

リーネ「え!?」

シャーリー「どうした?」

リーネ「えっと、もう済ませたので……ごめんなさい……」

シャーリー「そうか。残念だな。行こう、ルッキーニ」

ルッキーニ「あーい。またあとでねー」

リーネ「う、うん」

リーネ(なんで断っちゃったんだろう……私……。もう一度入ってもよかったのに……)

24: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/02/19(水) 17:56:23.73 ID:Ln1grbHy0
大浴場

芳佳「バルクホルンさん。リーネちゃんと話してあげてくださいよぉ」

バルクホルン「私がリーネにか?見ての通り、私はリーネが喜びそうな話題など持ち合わせていない」

芳佳「リーネちゃんの悩みをきいてあげるとか」

バルクホルン「それはお前やペリーヌが聞いてやれ。リーネも素直に話してくれるだろう」

芳佳「……それもそうですね」

シャーリー「なんだ。まだ入ってたのか?」

ルッキーニ「よしっかー!!」

芳佳「ルッキーニちゃん、いらっしゃい」

バルクホルン「そろそろ上がるつもりだ。この後も任務があるからな」

シャーリー「宮藤のこと隅々まで洗ってやったのか?」

バルクホルン「上官が下士官を洗うなどあり得ない。逆ならまだしもな」

ルッキーニ「洗ってもらったー?」

芳佳「うん。バルクホルンさんって洗いなれてるみたいで、すっごく上手なんだよー」

バルクホルン「宮藤!!余計なことは言うな!!」

25: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/02/19(水) 18:02:35.44 ID:Ln1grbHy0
シャーリー「バルクホルンは変なところで器用だな」

バルクホルン「貶しているのか?」

シャーリー「別に」

ルッキーニ「いいなー。たいいー、あたしもあらってー」

バルクホルン「シャーリーに洗ってもらえ。宮藤、出るぞ」

芳佳「あ、はい」

シャーリー「バルクホルンはハルトマンと宮藤の世話はよくするんだな」

バルクホルン「今回は異例だ。週に1度あるかないかぐらいだ。間違えるな」

シャーリー「結構多くないか?」

芳佳「そうだ。シャーリーさん」

シャーリー「なんだ?」

芳佳「リーネちゃんと色々お話してあげてくれませんか?」

シャーリー「なんで?」

芳佳「きっとリーネちゃんもシャーリーさんやバルクホルンさんともっと仲良くなりたいはずなんです」

シャーリー「そんな感じしないけどな。ま、なるべく気にはしてみるよ」

27: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/02/19(水) 18:09:11.17 ID:Ln1grbHy0
食堂

ペリーヌ「どう思われます?」

エーリカ「どうって言われても、ねぇ?」

サーニャ「難しい問題だと思います」

ペリーヌ「そうはいいますけど、やはり円滑な連携には普段の良好な交友が大事だと思いますわ」

エーリカ「そういうペリーヌも少佐以外とはそんなに話してないじゃん」

エイラ「だよな」

ペリーヌ「それはわたくしが少佐以外と話す理由がないだけですわ」

エーリカ「それならリーネも同じだね」

ペリーヌ「違います。リーネさんは寧ろ交友を深めたいと願っているようですから」

エーリカ「年上の上官とね……」

サーニャ「リーネちゃんはエイラともあまり話さないの?」

エイラ「そうだなー。雑談は殆どしたことないなー」

サーニャ「そうなんだ……」

エイラ「でも、リーネとシャーリーは絶対に仲良くなるべきだな。常に一緒に走っているぐらいには仲良くなるべきだ」

29: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/02/19(水) 18:18:05.19 ID:Ln1grbHy0
エーリカ「邪念を感じるね」

エイラ「ベツニヤマシイコトナンテナイッテー」

ペリーヌ「後方支援向きのリーネは前衛向きのシャーリー大尉、バルクホルン大尉、ハルトマン中尉とはコミュニケーションをとっておくのも悪くないはず」

エーリカ「少佐とミーナは?」

ペリーヌ「リーネさんにはまだ早いですわ」

エーリカ「はやいんだ」

サーニャ「リーネちゃんがそれを望んでいるなら、私たちで背中を押してあげたいな」

エイラ「シャーリーと仲良くさせるなら手伝うぞ」

ペリーヌ「では、どうすればよろしいでしょうか」

エーリカ「リーネは積極的じゃないからね。誘われてるのを待ってる気がする」

エイラ「じゃあ、シャーリーに頼もう。色んなことに誘ってくれって」

サーニャ「色んなことって?」

エイラ「一緒にランニングしようとか、訓練しようとか、お風呂で洗い合いしようとか」

エーリカ「それ、リーネが遠慮すると思うけど」

ペリーヌ(思ったより、大変なことですわね……)

30: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/02/19(水) 18:25:09.94 ID:Ln1grbHy0
廊下

芳佳「あ、リーネちゃん」

リーネ「芳佳ちゃん。お疲れ様」

芳佳「リーネちゃん、もしかして待っててくれたの?」

リーネ「うん。お茶でも一緒に飲もうかなって」

芳佳「いいの!飲む飲む!!」

リーネ「よかったぁ」

芳佳「……ねえ、リーネちゃん」

リーネ「なに?」

芳佳「余計なお世話だって思うかもしれないけど……」

リーネ「うん?」

芳佳「シャーリーさんやバルクホルンさんが苦手ってことはないかな?」

リーネ「ど、どうして?」

芳佳「それは……お茶を飲みながら話そう!」

リーネ「うん。そうだね」

31: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/02/19(水) 18:34:48.28 ID:Ln1grbHy0
テラス

芳佳「ほら、リーネちゃんってあまりバルクホルンさんみたいな年上の人とは話さないから、少し気になって」

リーネ「……私は芳佳ちゃんみたいにはなれないの」

芳佳「え?」

リーネ「すぐに誰とでも仲良くなれる芳佳ちゃんが羨ましいぐらいで……」

芳佳「そんな。私なんて……別に……」

リーネ「ううん。気を遣わないで。私は上手く人と話せない。それは自覚していることだから」

芳佳「で、でも、ほら!!私やペリーヌさんとはよく話すから大丈夫だよ!!」

リーネ「芳佳ちゃんと仲よくなれたのは、芳佳ちゃんが私のことを気にかけてくれからだし、ペリーヌさんとは紅茶やお花の話ができるからで……」

芳佳「だけど……あの……」

リーネ「ごめんね」

芳佳「謝らないで」

リーネ「芳佳ちゃんが心配してくれるのは嬉しいし、自分でもこのままじゃいけないって思うけど……」

芳佳「そうなんだ……」

リーネ「うん、ごめんね。芳佳ちゃん。私も芳佳ちゃんみたいになれたら、良かったんだけど……」

32: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/02/19(水) 18:45:22.03 ID:Ln1grbHy0
廊下

ミーナ「これも少なくなってきているわね」

美緒「そうだな……。急を要するものではないが、買出しはしたほうがいいか」

ミーナ「それならシャーリーさんに頼みましょうか。すぐに買ってきてくれるわ」

美緒「ところで、ミーナ」

ミーナ「どうしたの?」

美緒「シャーリーとリーネの相性についてどう思う?」

ミーナ「え?何かトラブルでもあったの?」

美緒「そういうわけではないが、エイラやルッキーニが相性がいいから訓練の時間を増やすべきだと言ってたのでな」

ミーナ「基本的にリーネさんと相性が悪いって人はいないでしょうね。誰とでもそれなりの戦果はあげてくれるはずよ」

美緒「そうか……」

ミーナ「それがどうかした?」

美緒「いや、新たな飛行訓練ができるかもしれんと考えていただけだ」

ミーナ「飛行訓練ね……。いいと思うわ。試してみたらどうかしら?」

33: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/02/19(水) 18:56:14.00 ID:Ln1grbHy0
美緒「簡単に言ってくれるがな……」

ミーナ「でも、リーネさんはどう思うかしら」

美緒「あの性格だからな。難しいかもしれん」

ミーナ「何をさせるつもりなの?」

美緒「リーネが前衛に指示を出す訓練だ」

ミーナ「バルクホルンに代わって戦闘指揮をさせることを視野にいれているのね」

美緒「まだまだ指揮ができるほど実力はないが、こういうことは早めにしておくべきだ」

ミーナ「でも、リーネさんの性格上、それは厳しいわね」

美緒「今は飛ぶことに精一杯だからな」

ミーナ「上官に指示をだすのもどうかと思うけれど」

美緒「状況によってはあり得ることだ。そういった意味でもリーネには訓練の中だけでも訓練しておいてほしい」

ミーナ「あのリーネさんができるようになるには、もう少しシャーリーさんとの関係を深めないといけないわね」

美緒「ふむ。そこが最大の問題だな」

ミーナ「そういうことなら買出しの件も含めてシャーリーさんとも話しておかないといけないわ」

35: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/02/19(水) 19:08:08.74 ID:Ln1grbHy0
ブリーフィングルーム

シャーリー「買出し!?やるやる!!やります!!」

美緒「そう言ってくれると助かる」

ミーナ「買うものはここにまとめておいたから、確認してね」

シャーリー「了解!それじゃ早速……」

美緒「待て。もう一つ、頼みたいことがある」

シャーリー「なんですか?」

美緒「暫く、お前とリーネを組ませたい」

シャーリー「それは構いませんけど、何かあるんですか?」

美緒「リーネの才能を引き出すための訓練を始めようと思ってな」

シャーリー「才能ですか」

美緒「そうだ。それに伴い訓練中はリーネの指示に従ってもらうことになるが、いいか?」

シャーリー「リーネ次第ですね」

美緒「そうか。すまんな。お前にとっては屈辱的な訓練になってしまうが」

シャーリー「あははは。まさかぁ。こう見えても、私規律とか階級とか気にしてませんから。正しいと思えば宮藤の命令にだって従いますよ」

36: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/02/19(水) 19:19:32.50 ID:Ln1grbHy0
廊下

芳佳「難しいのかなぁ……」

ペリーヌ「どうしたらいいのやら」

芳佳「あれ、ペリーヌさん。何かあったんですか?」

ペリーヌ「そういう貴方こそ、何かありまして?」

芳佳「実はリーネちゃんのことで……」

ペリーヌ「上官との親交を深めさせてあげたい……ですか?」

芳佳「すごい!!どうしてわかったんですか!?」

ペリーヌ「顔に書いてありますわ」

芳佳「そんな……私ってそこまで単純なのかな……」

ペリーヌ「それでリーネさんに何か言っていまして?」

芳佳「ええと、苦手なの?ってきいたら、私じゃ上手く話せないからって」

ペリーヌ「年下であるルッキーニさんやサーニャさんとはそれなりに話しているようなのですけどね」

芳佳「一応、シャーリーさんとバルクホルンさんには話しかけてくださいってお願いはしたんですけど」

ペリーヌ「リーネさんのことですから頷くばかりで会話が続かないでしょうね。苦笑いする大尉が目に浮かびますわ」

 


記事タイトル:

芳佳「リーネちゃんはシャーリーさんともっと仲良くなるべき!!」

関連ワード :

宮藤芳佳

ストライクウィッチーズシリーズ

美少女

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