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SS まどか・ほむら「終焉の物語?」②

SS まどか・ほむら「終焉の物語?」②

SS まどか・ほむら「終焉の物語?」②

ほむら「そういえばさやか、あの日あなた占……」

さやか「で、あの雨の中まどかたちは帰れたの?」

まどか「私たちは帰る途中で雨に降られちゃって、なんとかほむらちゃんの家までは行けたんだけど、道路が冠水しちゃって迎えに来れなかったから、その日はほむらちゃんの家で泊めてもらったんだ。」

さやか「へぇ~、そうなんだ。」ニヤニヤ

ほむら「なによさやか、ニヤニヤして気味が悪いわね。」

さやか「いいから、いいから、続けて。」ニヤニヤ

まどか「その後いろいろあって、私がドキドキしてたのを体調が悪いからだと思ったほむらちゃんの誤解を解く形で、私の方から告白したんだ。」カァ~


86: 以下、名無しが深夜にお送りします 2014/02/26(水) 23:27:33 ID:7HM4RFPM

なぎさ「いろいろって何があったのですか?」

まどか・ほむら「……」カァ~

なぎさ「二人ともどうしたのですか?」キョトン

さやか「子供はまだ知らなくていい事だよ。」

なぎさ「なぎさはもう立派なレディーなのです!」

杏子「分かった分かった。チーズやるから言う事聞いてやれ。」

なぎさ「わーい!チーズなのです!」

杏子「チーズであっさり釣れるとは、レディーが聞いてあきれるぜ。」ケラケラ

なぎさ「杏子のバカ~~なのです!」ポカポカ

杏子「痛っ!おいおい、レディーは簡単に人を叩いたりしないぞ。」

なぎさ「むぅぅ~~!」膨れっ面

マミ「まぁまぁ。今日はおめでたい日なんだから、二人とも喧嘩はダメよ。」

杏子「分かったよ。」
なぎさ「はぁ~いなのです……」


87: 以下、名無しが深夜にお送りします 2014/02/26(水) 23:28:24 ID:7HM4RFPM

さやか「それじゃ、まどかとほむらの恋人記念にかんぱ~い!」

一同「かんぱ~……」

一同「!」


88: 以下、名無しが深夜にお送りします 2014/02/26(水) 23:29:35 ID:7HM4RFPM

まどか「この気配は魔獣だね。」

さやか「ちょっと!こんな時に出てきますか……」

杏子「全くだ。これからうまいもん食えるって時に。」

マミ「そうね。鹿目さんと暁美さんのためにも、今日という今日は速攻で片付けるわよ!」

なぎさ「なんかマミさんの台詞から死亡フラグがプンプンするのです。」

ほむら「なぎさ、あなたがそれを言うの?」

さやか「まぁ、あの時とは状況が違うから大丈夫だとは思いますが、特にマミさん、油断して首パックンなんて事は勘弁して下さいよ。」

マミ・なぎさ「?」キョトン

まどか「みんな、行こう!」全員変身(ほむらはクーほむの状態に)して魔獣の元へ


89: 以下、名無しが深夜にお送りします 2014/02/26(水) 23:30:41 ID:7HM4RFPM

《十数分後・魔獣のいる場所》

ほむら「嘘!?そんなはずは……」

さやか「そんな!?まどかはここにいるはずでしょ……」

まどか「二人ともどうしたの?あの魔獣がどうかしたの?」

杏子「確かにいつもの魔獣と姿が違うけどよ、それがどうしたんだ?」

ほむら「あれは魔獣じゃないわ。魔女よ。」

マミ「魔女?以前暁美さんたちが話してくれた、私たち魔法少女の成れの果てと言う?」

なぎさ「でも今は円環の理が機能しているから、私たちは魔女になる事はなく、魔力を使い切ったら消滅するだけなんじゃないんですか?」


90: 以下、名無しが深夜にお送りします 2014/02/26(水) 23:31:36 ID:7HM4RFPM

ほむら「えぇ、そのはずよ……」

ほむら「でも、もしあの時私が……」ガタガタ

さやか「!」

さやか「ほむら!落ち着きな!例えあんたのイヤな予感が当たっていたとしても、まどかがここにいるのに、アレが同時にいるはずがないでしょう!」

ほむら「!」

まどか・マミ「二人ともあれは一体なんなの?」
杏子「二人ともあれは一体なんなんだ?」
なぎさ「二人ともあれは一体なんなのですか?」

ほむら「アレは魔獣じゃなくて魔女。しかもただの魔女じゃない、まどかが魔女になった姿なのよ!」
さやか「アレは魔獣じゃなくて魔女。しかもただの魔女じゃない、まどかが魔女になった姿なんだよ!」

一同「えっ!?」


91: 以下、名無しが深夜にお送りします 2014/02/26(水) 23:32:40 ID:7HM4RFPM

まどか「目の前のアレが私の魔女になった姿として、私はここにいるよ?」

ほむら「えぇ、本来ありえるはずの無い事が起こっているわ。」

杏子「とりあえずアイツの正体はおいといて、どんくらいヤバいんだ?」

さやか「ヤバいなんてもんじゃないよ。アレはこの星全ての生命を強制的に吸い上げてしまうんだよ。」

マミ「なんとか倒す方法は無いの?」

ほむら「アレは救済の魔女。性質は慈悲。アレを倒すには世界中の不幸を取り除く以外方法はないわ。」

なぎさ「そんなことしていたら、周りの人たちが死んでしまうのです!」

さやか「うん、このまま手をこまねいていたら10日くらいで地球は滅んじゃうよ。」

まどか「このまま何もしないでいるより、私たちの攻撃が効くか試してみようよ。」

ほむら「そうね。まどかもここにいるのだし、アレが本当に救済の魔女という確証もないのだから、試してみる価値はありそうね。」


92: 以下、名無しが深夜にお送りします 2014/02/26(水) 23:34:07 ID:7HM4RFPM

クリームヒルト?「ゴゴゴ……」

一同「!」

マミ「どうやらあれこれ考えてる余裕はなさそうね。皆、一気に決めるわよ!」

一同「はい!」

まどか「降り注げ!天上の矢!マジカルスコール!」上空に魔法陣を描き、そこから無数の矢を雨のように放つ

ほむら「この一撃で決める!マジカル対艦ミサイル!」クリームヒルト?目掛けてミサイル(三発)を放つ

さやか「アタシの剣はどこにでも届く!逃げたって無駄なんだから!スプラッシュスティンガー!」クリームヒルト?目掛けて多数の剣を投げつける

杏子「お前らまとめて相手してやる!これでも喰らいな!断罪の磔柱!」地中から複数の巨大な槍を出して攻撃する

マミ「無限の魔弾よ、私に道を開いて!無限の魔弾(パロットラ・マギカ・エドゥ・インフィニータ)!」無数のマスケット銃を召喚し、集中砲火

なぎさ「えっ~と、儚き泡よ、敵を滅して!夢幻の魔泡(スキューマ・マギカ・デラ・フラレッツァ)!」ラッパから一つの大きなシャボン玉を出して、それが破裂し、無数のシャボン玉になり集中砲火

クリームヒルト?「ドッカーン!」消滅


93: 以下、名無しが深夜にお送りします 2014/02/26(水) 23:35:07 ID:7HM4RFPM

ほむら「嘘!?あの救済の魔女がこんなにもあっけなく倒せるなんて……」

さやか「…どうやら、アレは救済の魔女の姿をしただけの魔獣っぽいね……」グリーフキューブ拾い

ほむら「……グリーフキューブを落とすという事はどうやらそのようね。」

ほむら「でも、どうして魔女の姿を!?」

ほむら「もしかして私があの時……」ブツブツ(不安そうにあれこれ考えてる)

さやか「ほむら……」


94: 以下、名無しが深夜にお送りします 2014/02/26(水) 23:36:15 ID:7HM4RFPM

まどか「ねぇ、二人ともアレについて何か分かる?」

さやか「私にもさっぱりだよ。ただ言えるのはアレは魔女の姿をしただけの魔獣ってことかな?」

さやか「魔獣だからグリーフキューブも落としたし、何より強さが本物の魔女より大きく劣って、通常の魔獣と大して変わらなかったみたいだしね。」

ほむら「………」ブツブツ

まどか「さやかちゃん、さっきの魔女もどきを見てから、ほむらちゃんの様子がおかしいけど大丈夫かな?」

さやか「姿だけとは言えまどかの成れの果てだったから動揺してるだけだと思うよ。魔女の事は私の方が詳しいからほむらは私に任せて、まどかは皆にアレは倒せたから大丈夫って伝えてきてくれる?」

ほむら「………」ブツブツ

まどか「ほむらちゃん……」

まどか「分かった。さやかちゃん、ほむらちゃんをよろしくね。」

さやか「まっかせなさ~い!」ニコッ(作り笑いでまどかを安心させようとしてる)


95: 以下、名無しが深夜にお送りします 2014/02/26(水) 23:37:19 ID:7HM4RFPM

《数分後・ほむらとさやかから少し離れたとこ》

まどか「みんな~、アレは倒せたみたいだから心配ないだって。」

マミ「そう、これで一安心ね。」

杏子「全く、アイツらがあんなに言うからもっとヤバいかと思ったけど、取り越し苦労だったみたいだな。」

なぎさ「まどか、アレは一体なんだったのですか?」

まどか「さやかちゃんが言うには、アレは魔女の姿をしただけの魔獣で、強さも普通の魔獣と変わらないみたいなんだって。」

マミ「それにしてもアレを見てから、暁美さんの様子が少しおかしかったわね。」

まどか「それはさやかちゃんが任せてくれって言ってたので大丈夫だと思います。」

杏子「そういや、前世がどーのこーのの事といい、魔女の事といい、アイツら二人はなんかいろいろ知ってそうだよな。」

なぎさ「今度二人にいろいろ聞いてみるのですっ!」

まどか「そうだね……」


96: 以下、名無しが深夜にお送りします 2014/02/26(水) 23:38:20 ID:7HM4RFPM

杏子「そうそう、さっきは戦ってたから聞きそびれたけどよ、なぎさのあの必殺技は何なんだよ?お前までマミみたいになっちまったのかと思ったぞ。」

なぎさ「うぅ~~」

なぎさ「それについてはあんまり聞いて欲しくないのです。」カァ~

なぎさ「この前マミさんが、『一生懸命考えたから今度是非使って!』って、すごく勧めてきたから断れなかったのです……」シャルーン

杏子「マミのヤツ、なぎさにまで痛々しい事言わせるとは……」ハァ~


97: 以下、名無しが深夜にお送りします 2014/02/26(水) 23:39:20 ID:7HM4RFPM

杏子「おい、マミ!」

マミ「なにかしら、佐倉さん?」

杏子「さっきのなぎさの必殺技だけどよ……」

マミ「まぁ!佐倉さんもかっこいい必殺技が欲しいのね。」キラキラ

マミ「佐倉さんにぴったりなのは……」どこからともなく自作の必殺技ノート(自分はもちろん他の五人の技名も書かれてる)取り出し

杏子「おっ、おい、マミ……」アセアセ

マミ「え~っと、どれがいいかしら?」ルンルン(周りの声が聞こえてない)

まどか「マミさん、自分の世界に入っちゃったみたいだね……」

なぎさ「なぎさの必殺技を決める時もこんな感じだったのです。」


98: 以下、名無しが深夜にお送りします 2014/02/26(水) 23:40:12 ID:7HM4RFPM

【回想】

《某日・マミホーム》

マミ「なぎさちゃん、今日はあなたの必殺技を決めるわよ!」キラキラ

なぎさ「えっ!?」

なぎさ「なぎさは別に必殺技なんて無くてもいいのです。」

マミ「ダメよそんなの!魔法少女に必殺技は必須なのよ!」

なぎさ「他の四人も必殺技言ってるとこなんて見た事ないのです。」

マミ「皆言う時はちゃんと言ってるのよ。その時なぎさちゃんだけ必殺技が無くてもいいの?」

なぎさ「うっ、それはちょっとイヤですけど……」

マミ「なら決まりね。」ルンルン

なぎさ(なんだかすごく心配なのです……)


99: 以下、名無しが深夜にお送りします 2014/02/26(水) 23:41:11 ID:7HM4RFPM

マミ「まず、どんな攻撃がいいかしら?」

なぎさ「そうですね、名前の事はともかく、マミさんみたいにたくさんのマスケット銃から集中砲火するような攻撃があると便利なのです。名前の事はともかく。」

マミ「なんで名前の事を二回も言うのよっ!?」

なぎさ「大事な事なので二回言ったのです。」

マミ「そうよね、やっぱり名前は大事よね!」キラキラ

なぎさ「!」

なぎさ(なんだか、悪い方に盛大に誤解している気がするのです。)


100: 以下、名無しが深夜にお送りします 2014/02/26(水) 23:42:06 ID:7HM4RFPM

マミ「なぎさちゃんの武器はラッパから出るシャボン玉よね?」

なぎさ「はいなのです。」

マミ「シャボン玉、儚く消えるもの、泡……」

マミ「………」う~ん

マミ「!」

マミ「よしっ!まず初めに大きなシャボン玉を作って、それが破裂する事で無数のシャボン玉になり、敵を集中砲火する攻撃にするといいんじゃないかしら?」キラキラ

なぎさ「そうですね。あっ!名前は無くて……」

マミ「攻撃も決まったし、今度は大事な名前ね!」キラキラ

なぎさ(名前より攻撃内容の方がずっと大事なのです。)シャルーン


101: 以下、名無しが深夜にお送りします 2014/02/26(水) 23:43:17 ID:7HM4RFPM

マミ「確か儚さを表す言葉が……」グーグル先生に質問

マミ「有ったわ!『夢幻泡影(むげんほうよう)』と『泡沫夢幻(ほうまつむげん)』ね。」

マミ「どちらにも『夢幻』って言う素敵な言葉が有るなんて!」キラキラ

なぎさ(儚く消えるってあんまりいいイメージがしないのです。)シャルーン

マミ「しかも私の『無限の魔弾』の『無限』と同じ読みの『夢幻』だなんて、これはきっと運命なのね!」キラキラ

なぎさ(なぎさの必殺技までマミさんのみたいになっちゃう気がしてきたのです……)

マミ「私の『無限の魔弾』に合わせて『夢幻の◯◯』がいいわね。」キラキラ


102: 以下、名無しが深夜にお送りします 2014/02/26(水) 23:44:28 ID:7HM4RFPM

マミ「後の二文字は『泡』をつけたいけど、四字熟語で出て来た『泡影』と『泡沫』をそのまま使うのはナンセンスよね。」

なぎさ(なぎさに言わせれば、四字熟語をバラバラにしちゃうマミさんのセンスの方がナンセンスなのです。)

マミ「やっぱり魔法少女なのだから、必殺技に『魔』は入れたいわね。」

マミ「となると『魔泡(まほう)』とするとよさそうね。これなら『魔法』と同じ読みだし、シャボン玉を表す『泡』も出てきて、シャボン玉の魔法の名前にはぴったりね!」キラキラ

なぎさ(実際言う時は漢字なんて伝わらないのですから、100人に聞いても90人くらいは『夢幻』じゃなくて『無限』と勘違いすると思うのです。)

なぎさ(マミさんの造語の『魔泡』に至っては、1000人に聞いても996人くらいは普通の『魔法』の方を想像するに違いないのです。)

マミ「これで『夢幻の魔泡』の名前は決まったわね!」キラキラ


103: 以下、名無しが深夜にお送りします 2014/02/26(水) 23:45:23 ID:7HM4RFPM

なぎさ「これで終わりですね。」

マミ「何言ってるの!まだ必殺技の前に言う決め台詞も考えなくちゃっ!」

なぎさ「そんな事言ってる間に敵に攻撃されちゃうですよ。」

マミ「大丈夫よ。ヒーローが名乗っている間は敵も攻撃しないっていう暗黙の了解があるんだから!」キラキラ

なぎさ「マミさん、私たちは魔法少女で、ヒーローとは違うのですよ。」

マミ「魔法少女も皆を守るヒーローだから大丈夫よ!」キラキラ

なぎさ「そんな適当な……」


104: 以下、名無しが深夜にお送りします 2014/02/26(水) 23:46:08 ID:7HM4RFPM

マミ「それで決め台詞だけど、私は『無限の魔弾よ、私に道を開いて!』って台詞だからなぎさちゃんの決め台詞は……」

マミ「攻撃のシャボン玉の『泡』とシャボン玉の持つイメージの『儚さ』を合わせて……」

マミ「初めは『儚き泡よ』にしましょう。これなら私の台詞の『無限』となぎさちゃんの台詞の『儚き』がいい感じに対になっているわね!」キラキラ

なぎさ(なぎさにはマミさんが何を言っているのかさっぱりなのです。)


105: 以下、名無しが深夜にお送りします 2014/02/26(水) 23:47:07 ID:7HM4RFPM

マミ「私の台詞は『私に道を開いて』だから、それと似たような台詞は……」

マミ「『道を開く』、敵を倒すことだから……」

マミ「………」う~ん

マミ「そうだ!『敵を滅して』なんていいわね!」キラキラ

マミ「なぎさちゃんのような可愛い子が『敵を滅して』とか言ったら、ギャップでインパクトもすごいはずよ!」キラキラ

なぎさ(なぎさがどんどん痛々しいキャラになっていくのです……)シャルーン

マミ「これで決め台詞と合わせて、『儚き泡よ、敵を滅して!夢幻の魔泡!』までできたわね。」キラキラ


106: 以下、名無しが深夜にお送りします 2014/02/26(水) 23:48:15 ID:7HM4RFPM

なぎさ「マミさん、今度こそ終わりですよね?」

マミ「いいえ、最後に大事な事が残ってるわ!」

なぎさ「必殺技も決め台詞も決まりましたよ?」

マミ「まだ、必殺技の読みが決まってないわよ!」

なぎさ「そのまま、『むげんのまほう』って読めばいいじゃないですか。」

マミ「もうっ!そのまま日本語で読んだらカッコよくないでしょっ!」

マミ「それに日本語のまま言ったら、せっかくの必殺技の名前が違う言葉と勘違いされてしまうわ!」

なぎさ(勘違いされる自覚はあったのですね……)

なぎさ「敵を倒すのにカッコいいも悪いも関係ないのですよ。」

マミ「必殺技はインパクト重視なんだからカッコいい方がいいに決まってるでしょっ!」キラキラ

なぎさ「……」呆れ気味


107: 以下、名無しが深夜にお送りします 2014/02/26(水) 23:48:58 ID:7HM4RFPM

マミ「やっぱり私の『無限の魔弾』の読みのように『pallottola magica ed infinita(パロットラ・マギカ・エドゥ・インフィニータ)』と同じイタリア語かしら?」

なぎさ(なんでマミさんはメジャーな英語よりイタリア語を選ぶのでしょうか?)

マミ「まず『シャボン玉』や『泡」のイタリア語は……」グーグル先生に質問

マミ「『bolla di sapone(ボッラ・ディ・サポーネ)』や『schiuma(スキューマ)』、『spuma(スプーマ)』ね。」

なぎさ(何個か候補を選んで決めるのですね。)


108: 以下、名無しが深夜にお送りします 2014/02/26(水) 23:50:04 ID:7HM4RFPM

マミ「次に『夢幻』のイタリア語は……」グーグル先生に質問

マミ「う~ん、どうも『夢幻』だとうまく出てこないわね。」

なぎさ(これで痛々しい名前を付けられずに済みそうですね。)ホッ

マミ「なら『夢幻』の意味の形容詞の『儚い』のイタリア語は……」グーグル先生に質問

なぎさ(えっ!?)

なぎさ(なんで諦めてくれないですか!?)シャルーン

マミ「『effimero(エッフィーメロ)』、『fugace(フガーチェ)』、『transeunte(トランセウンテ)』ね。」


109: 以下、名無しが深夜にお送りします 2014/02/26(水) 23:50:49 ID:7HM4RFPM

マミ「私の『infinita(インフィニータ)』は名詞だから、出来れば形容詞の『儚い』じゃなくて、名詞の『儚さ』でお揃いにしたいわね。」

なぎさ(なんだかよく分からないですけど、無駄に凝っているのです。)呆れてる

なぎさ(そんな時間があるのなら、もっと違う事に時間を使った方が有意義だと思うのです。)

マミ「名詞の『儚さ』だったら……」グーグル先生に質問

マミ「『fralezza(フラレッツァ)』くらいしか出て来ないわね……」マミーン

なぎさ(むしろ一個も出て来ないで、このまま何も無かった事にして欲しいのです……)シャルーン


110: 以下、名無しが深夜にお送りします 2014/02/26(水) 23:51:44 ID:7HM4RFPM

マミ「形容詞の『魔法の』のイタリア語は『magico(マギコ)』ね。」

なぎさ(あっ、今度のはグーグル先生に聞かないのですね。)

なぎさ「あれ?マミさん、『魔法の』は『マギカ』じゃないのですか?」

マミ「あっ!いい所に気がついたわね、なぎさちゃん。」

マミ「イタリア語の名詞には性別があって、名詞の性別とか単数複数とかによって形容詞や前置詞とかがころころ変わるのよ。」

マミ「『pallottola(パロットラ)』は女性名詞で単数だから、それを修飾する『magico(マギコ)』は語尾の『o』を『a』に変えるのよ。」


111: 以下、名無しが深夜にお送りします 2014/02/26(水) 23:52:51 ID:7HM4RFPM

マミ「ついでに言っておくと……」

なぎさ「自分から聞いておいてなんですが、さっぱり分からないのでもういいです。」

マミ「そう……」シュン(すっごく落ち込んでる)

マミ「なぎさちゃんはまだ子供だし、英語も習っていないからしょうがないわよね……」シュン

マミ「そうよ、私の話なんて聞いても全然面白くないのだわ……」ズーン(なんか負のオーラが出てる)

なぎさ(なぎさの方が被害者のはずなのに、なんだかすごい罪悪感を感じるのです……)

なぎさ「マミさん、そんな悲しい顔したらイヤなのです。なぎさは笑ってるマミさんの方が好きなのです。」

マミ「なぎさちゃん……」ポロポロ

なぎさ「そんなふうに泣いてたら、せっかくの美人さんが台無しなのですよ。」

マミ「なぎさちゃ~ん!」ダキッ

なぎさ「よしよしなのです。」マミさんの頭を撫でている

なぎさ(マミさんたら普段はすごく大人っぽいのに、必殺技の事になるととっても子供っぽくなっている気がするのです。)


112: 以下、名無しが深夜にお送りします 2014/02/26(水) 23:53:49 ID:7HM4RFPM

なぎさ「それじゃあ、なぎさの必殺技の事はまた今度と言う事にして、今日はもう寝てイヤな事は忘れた方がいいと思うのです。」

マミ「それはダメよ!」

マミ「せっかくここまで来たのだから、なぎさちゃんの必殺技が出来るまでは眠ったりなんか出来ないわ!」

なぎさ「えぇ~」

マミ「よしっ!気合いを入れて最後の仕上げを頑張るわよっ!」

なぎさ(あのまま泣かせておいた方がよかった気がするのです……)少し後悔している


113: 以下、名無しが深夜にお送りします 2014/02/26(水) 23:54:25 ID:7HM4RFPM

マミ「カッコいいのは前提だけど、なるべく正しい文法で作りたいわね。」イタリア語の辞書と文法書を開いている

なぎさ「!?」

なぎさ(すごい使い込んだ痕がありますが、マミさんは一体いつから中二病を患っているのでしょうか?)

なぎさ(というかカッコいい事の方が、正しいイタリア語である事より大事なのですね……)


114: 以下、名無しが深夜にお送りします 2014/02/26(水) 23:55:30 ID:7HM4RFPM

マミ「語呂的に『bolla di sapone(ボッラ・ディ・サポーネ)』は違うし、せっかくだからお揃いにして名詞の『fralezza(フラレッツァ)』を使いたいわね。」

マミ「そうすれば同じような単語の並びだから、私の『pallottola magica ed infinita(パロットラ・マギカ・エドゥ・インフィニータ)』のように初めに『泡』が来て、その後に『魔法の』、最後に『儚い』が来るはずよね。」文法書で調べている

マミ「カッコいいけど、イタリア語は名詞によって前置詞やら形容詞やらがころころ変わるから厄介よね。」

なぎさ(厄介ならわざわざイタリア語なんて選ばなければいいと思うのです。)

なぎさ(それ以前に文法書で調べているとは言え、この言葉はちゃんとイタリア語として成立してるのかすら怪しそうなのです。)


115: 以下、名無しが深夜にお送りします 2014/02/26(水) 23:56:38 ID:7HM4RFPM

マミ「………」う~ん

マミ「どれがいいかしら……」辞書や文法書と単語の候補を見比べている

マミ「単語の方はいいとして、前置詞や冠詞とかが大丈夫か心配よね。」

マミ「『ed(エドゥ)』は等位接続詞『e(エ)』が直後の『infinita(インフィニータ)』が母音で始まるから『ed(エドゥ)』になっているのよね……」ブツブツ

マミ「等位接続詞『e(エ)』は『~と~』って意味よね……」ブツブツ

マミ「『ed(エドゥ)』の前後は『pallottola magica(パロットラ・マギカ)』の『魔弾』と『infinita(インフィニータ)』の『無限』よね……」ブツブツ

マミ「この場合、等位接続詞で繋ぐのっておかしくないかしら?」ブツブツ

マミ「それに『pallottola(パロットラ)』も複数形じゃなくて、単数形だし……」ブツブツ

マミ「でも必殺技のような時って、単数形のままなのかしら?それとも場合によって複数形に変えたりするのかしら?」ブツブツ

マミ「この際だから私の『pallottola magica ed infinita(パロットラ・マギカ・エドゥ・インフィニータ)』も正しく直した方がいいんじゃ……」ブツブツ


116: 以下、名無しが深夜にお送りします 2014/02/26(水) 23:57:33 ID:7HM4RFPM

なぎさ(なんだかこのまま放っておくと、更にややこしくなりそうな気がするのです……)

マミ「………」う~ん

マミ「今はなぎさちゃんの必殺技の方が大事だから、私の必殺技の事はまた今度考えておきましょう。」

なぎさ(なぎさを大切に思ってくれるのはうれしいですが、大切に思っているならむしろ痛々しい名前の必殺技なんて考えて欲しくないのです……)少し複雑な表情をしてる

マミ「『泡』は『schiuma(スキューマ)』にするとして、女性名詞の単数形だから、修飾する『魔法の』の『magico(マギコ)』は『o』を『a』に変えて、『magica(マギカ)』となって、『schiuma magica(スキューマ・マギカ)』でいいわよね。」ブツブツ(文法書を読みながら)


117: 以下、名無しが深夜にお送りします 2014/02/26(水) 23:58:35 ID:7HM4RFPM

マミ「問題は『儚き』の『fralezza(フラレッツァ)』をどう繋げればいいかしら?」ブツブツ

マミ「………」う~ん

マミ「ここは素直に英語の『of』と同じような働きの『di(ディ)』にしておきましょう。」ブツブツ

なぎさ(やっぱり最初から英語で考えた方が楽だったんじゃないのでしょうか?)

マミ「『fralezza(フラレッツァ)』は抽象名詞だから、単数形と定冠詞を使うわよね。」ブツブツ(文法書を読みながら)

マミ「『fralezza(フラレッツァ)』は女性名詞で単数形で使うから、定冠詞は『la(ラ)』でいいわよね。」ブツブツ(文法書を読みながら)

マミ「前置詞の『di(ディ)』と定冠詞の『la(ラ)』の結合形は『della(デラ)』になって……」ブツブツ(文法書を読みながら)


118: 以下、名無しが深夜にお送りします 2014/02/26(水) 23:59:31 ID:7HM4RFPM

なぎさ(何を言ってるのかはさっぱりですが、すごい真剣に考えてくれているのです。)少し見直したような表情

なぎさ(でも出来ればその真剣さをもっと違う方向に向けて欲しいのです……)シャルーン

マミ「………」う~ん

マミ「『夢幻の魔泡』の読みは『schiuma magica della fralezza(スキューマ・マギカ・デラ・フラレッツァ)』って所かしら?」

なぎさ(読みを考える所に一番時間が掛かっていた気がするのです……)呆れてる


119: 以下、名無しが深夜にお送りします 2014/02/27(木) 00:00:49 ID:1PIQDqsY

マミ「よし!なぎさちゃんの必殺技と決め台詞は『儚き泡よ、敵を滅して!夢幻の魔泡(スキューマ・マギカ・デラ・フラレッツァ)!』で完成ね!」キラキラ

マミ「今回はなぎさちゃんのためにすっごく頑張ったから、今度の魔獣退治の時は是非使ってね!」キラキラ(いままでにないくらい純粋な子供のような目で)

なぎさ(ここでなぎさが拒んだら、マミさんは悲しみのあまり死にそうな気がするのです……)

なぎさ「わっ、わーい。なぎさ、とってもうれしいのです……」ニコッ(明日世界が終わるかのような引きつった笑顔で)

【回想終了】


120: 以下、名無しが深夜にお送りします 2014/02/27(木) 00:01:36 ID:1PIQDqsY

《数十分後・魔獣のいた所》

なぎさ「……ってことがあったのです。」シャルーン

まどか・杏子「うわぁ~」

杏子「マミのヤツ、アタシらに必殺技の名前つけた時より悪化してるじゃねぇか……」ハァ~

まどか「なぎさちゃんも苦労したんだね……」ほろり


121: 以下、名無しが深夜にお送りします 2014/02/27(木) 00:02:31 ID:1PIQDqsY

なぎさ「ということは皆も同じような事があったのですか?」

杏子「あぁ、アタシは幻惑魔法に『ロッソ・ファンタズマ』ってつけられて…」

まどか「私は弓矢の攻撃魔法に『フェニトラ・フレティア』ってつけられて…」

杏子「さやかに至っては痛覚遮断の暴走状態に『狂想曲(カプリッチオ)』なんてつけられちまったんだよ……」

なぎさ「あれ?ほむらのはどうしたのですか?」

まどか「ほむらちゃんなら、『巴マミのそんなネーミングセンスで技の名前つけられるくらいならソウルジェム噛み砕いて死んでやるっ!』って大暴れして無しになったんだ。」

なぎさ「普段のクールなほむらからは想像もつかないですね。」


122: 以下、名無しが深夜にお送りします 2014/02/27(木) 00:03:42 ID:1PIQDqsY

杏子「あぁ、あの時はとにかくひどかった。マミのヤツが『暁美さんたら、『マジカル危険物第四類』とか『マジカル対戦車兵器』とか『マジカル対艦ミサイル』とか何にでも『マジカル』をつければいいって訳じゃないのよっ!』って言い出してよ……」

まどか「そしたら、ほむらちゃんの方も『マミの『無限の魔弾(なんたらインフィニータ)』とか『魔弾の舞踏(なんたらマジックブレッド)』とかただでさえ中二病全開な単語に、さらに意味を分かって言ってるのかも怪しい外国語のルビをふるとか頭大丈夫?』って喧嘩売っちゃって……」

なぎさ「マミさんは辞書や文法書を調べて考えていましたよ。」

なぎさ「まぁ、それが本当に正しいのかは分からないですが……」

まどか「マミさんも努力してるみたいだけど、ほむらちゃんは知らないしね。」

杏子「ほむらの事だから、たとえ知っていたとしても喧嘩売りそうだがな。」


123: 以下、名無しが深夜にお送りします 2014/02/27(木) 00:04:48 ID:1PIQDqsY

杏子「そんで、ほむらに喧嘩売られたマミのヤツも『皆ちゃんと必殺技を考えているのに、暁美さんのようなロマンの欠片も無いネーミングはダメよ!』って言ってよ……」

まどか「そしたら、ほむらちゃんは『マミは知らないでしょうけど、皆あなたに変な必殺技の名前をつけられて、本当は心底困ってるのよ!』ってNGワードを言っちゃって……」

杏子「そしたらマミのヤツ血相変えて『私のネーミングセンスを受け入れられないなら、皆死ぬしかないじゃない!』って今にもマスケット銃ぶっ放しそうな事になっちまってよ……」

まどか「なんとか皆でマミさんをなだめて、時々は必殺技言いながら戦おうって事になったの。」

なぎさ「普段の優しいマミさんからは想像もつかないのです。」


124: 以下、名無しが深夜にお送りします 2014/02/27(木) 00:05:38 ID:1PIQDqsY

杏子「マミにとっては必殺技を考えるのは生きがいみたいなもんだからな。なぎさ、お前もこれから苦労するだろうけど、マミの事よろしく頼んだぜ。」

まどか「マミさんのネーミングセンスで困ったら私たちも力になるからね。」

なぎさ「なぎさはマミさんのためにも頑張るのです。」

まどか「なぎさちゃんはいい子だね。」ナデナデ
杏子「お前はいい子だな。」ナデナデ


125: 以下、名無しが深夜にお送りします 2014/02/27(木) 00:06:23 ID:1PIQDqsY

《同じ頃・ほむらとさやかのいるところ》

ほむら「………」ブツブツ

さやか「ほむら。」

ほむら「………」ブツブツ

さやか「ほむらったら!」ポンッ

ほむら「!?」

ほむら「あぁ、さやか。どうしたのかしら?」

さやか「どうしたのはこっちの台詞だよ。あんた、さっきの魔女もどきを見てからずっとおかしいでしょ。」

ほむら「何を言いだすかと思えば、私は至って冷静よ。」


126: 以下、名無しが深夜にお送りします 2014/02/27(木) 00:07:50 ID:1PIQDqsY

さやか「見え見えの嘘はいいよ。なんなら今あんたが考えてる事当ててあげようか?」

ほむら「……」

さやか「『自分が円環の理だったまどかの力を奪った時に何かこの世界に歪みをもたらしたんじゃないか?だからさっきの魔獣は魔女の姿をしていたんじゃないか?』ってところじゃない?」

ほむら「やはりあなたって鋭いわ。えぇ、図星よ。」

ほむら「私はまどかの幸せな姿が見たいだけ。まどかが悲しむ姿を見たくないだけ。」

ほむら「まどかが世界の歪みの原因の私を拒むなら、どうせ私は死ぬしかない。これ以上、歪んだ世界がまどかを悲しませるくらいなら……」

ほむら「いっそ歪みの原因である私が、今すぐ死ねばいいんじゃないかってね。」

さやか「この大バカっ!」思いっきりビンタ

ほむら「!?」

ほむら「いきなり何するのよ、美樹さやか!」


127: 以下、名無しが深夜にお送りします 2014/02/27(木) 00:08:48 ID:1PIQDqsY

さやか「あんたは一体何のために円環の理だったまどかから力を奪ったの!?」

さやか「まどかが家族や友人に囲まれた、幸せな生活をできるようにするためでしょう!」

さやか「あんただってまどかの大切な友人、いや、今じゃそれ以上の特別な人でしょう!」

さやか「そんなあんたが、たとえまどかのためだろうと死んだら、まどかがどのくらい悲しむかも分からないの!?」

ほむら「さやか……」


128: 以下、名無しが深夜にお送りします 2014/02/27(木) 00:09:38 ID:1PIQDqsY

さやか「それに今はまだあの魔女もどきが出て来た原因があんただって証拠は何一つないんだよ。」

ほむら「………」

ほむら「そうね。その通りだわ、さやか。あまりの突然の出来事でどうやら冷静さを欠いていたみたいね。」

さやか「じゃあ……」

ほむら「えぇ、死んだりなんてしないわ。だってまどかが悲しむもの。」

さやか「それは私が言った事でしょう。パクらないでよ。」

ほむら「ウフフ、さぁ、そんな事を聞いた記憶はないわね。」ファサッ

さやか「こらぁ~!悪魔だからって都合良く記憶改ざんすんな!」ポカポカ

ほむら・さやか「……」

ほむら「ウフフフ。」笑い合ってる
さやか「アハハハ。」笑い合ってる


129: 以下、名無しが深夜にお送りします 2014/02/27(木) 00:10:32 ID:1PIQDqsY

さやか「やっぱ、ほむらはそんくらい挑発的じゃないと面白くないね。」

ほむら「さぁ、皆の所に戻りましょうか?」

さやか「そうだね。」

ほむら(えぇ、死んだりなんかしないわ……)

ほむら(この歪みの原因が私だと確証を得られるまではね……)


130: 以下、名無しが深夜にお送りします 2014/02/27(木) 00:11:12 ID:1PIQDqsY

~ほむらとさやか合流~

さやか「やっほー、皆お待たせ。」

ほむら「皆、待たせたわね。」

まどか「あっ!二人ともお帰り。さっきは深刻そうな顔してたけど大丈夫、ほむらちゃん?」心配そうな表情

ほむら「えぇ、さやかに相談に乗ってもらったからもう大丈夫よ、まどか。」

まどか「よかった~!」ダキッ

ほむら「もうっ、まどかったら心配性ね。」ナデナデ

さやか「相変わらずの桃色オーラですねぇ……」少し呆れ気味
杏子「相変わらずの桃色オーラだな……」少し呆れ気味


131: 以下、名無しが深夜にお送りします 2014/02/27(木) 00:12:18 ID:1PIQDqsY

ほむら「ところであっちのアレなオーラ全開な人は何なのかしら?」

マミ「……」キラキラ、ルンルン

なぎさ「マミさんは自作の必殺技ノートを見て、皆にどんな名前の必殺技をつけようか迷ってるのですよ。」

ほむら・さやか「!?」

ほむら「まどか、私急に体調が悪くなったから先に帰らせてもらうわ。」コソコソ

さやか「私も。後の事は頼んだよ。」コソコソ

まどか「二人とも逃げちゃダメだよ!」ほむらの腕を握る

杏子「そうだぞ!マミの魔の手から自分たちだけ逃げようなんて、そんなのアタシが許さない!」さやかの腕を握る


132: 以下、名無しが深夜にお送りします 2014/02/27(木) 00:13:21 ID:1PIQDqsY

ほむら「私はマミに必殺技をつけられたら死んでしまうのよ!まどか!私の事を愛してるって言ったのは嘘なの!」ジタバタ

まどか「私たちだって恥ずかしいの我慢して言ってるんだよ!ほむらちゃんも少しだけ我慢して!」ギュッ(逃げれないように抱きしめ)

ほむら「イ~ヤ~!離して、まどかぁ~~!」ジタバタ

なぎさ「本当にほむらはマミさんに必殺技をつけられるのがイヤみたいですね。」

杏子「なっ、言った通りだろ。」

さやか「まどかや杏子、なぎさは必殺技使っても恥ずかしいだけだからまだいいじゃん。私なんか、痛覚遮断の暴走状態を技にされたあげく、アレな名前までつけられたんだから。」

さやか「いくら治癒魔法があるからって、頻繁に使ってたら体が持たないよ。」


133: 以下、名無しが深夜にお送りします 2014/02/27(木) 00:14:13 ID:1PIQDqsY

~数分後~

マミ「今度の必殺技はどんなのがいいかしら?」ルンルン

一同「………」冷や汗かきながらマミさんの方を見ている

杏子「なぎさ、チーズ食べたいとでも言ってマミの注意をそらせてくれねぇか?」

なぎさ「分かったのです!」

マミ「……」キラキラ、ルンルン

なぎさ(これは一歩間違ったら、なぎさまでまたとんでもない必殺技をつけられそうな雰囲気なのです……)


134: 以下、名無しが深夜にお送りします 2014/02/27(木) 00:15:15 ID:1PIQDqsY

なぎさ「……」

なぎさ(よしっ!作戦開始なのです!)

なぎさ「マミさ~ん、そろそろ帰りましょう。」

マミ「!?」

マミ「あっ!なぎさちゃん。今ね、とってもいい必殺技が思い浮かびそうなの!」

なぎさ(いきなり大ピンチなのです!)

なぎさ「必殺技もいいけど、なぎさはマミさんの作ってくれたおいしいチーズ料理が早く食べたいのです!」

マミ「そう?なら帰って作りましょうか?」

なぎさ(作戦成功なのです!)

一同(よし、これならイケる!)ガッツポーズ


135: 以下、名無しが深夜にお送りします 2014/02/27(木) 00:16:28 ID:1PIQDqsY

なぎさ「マミさんのお家に確か、モッツァレッラやパルミジャーノ・レッジャーノやマスカルポーネがまだあったから今日はチーズ三昧なのです!」

マミ「!」

なぎさ「どうしたのですか、マミさん?」

マミ「ありがとう、なぎさちゃん!今ので必殺技がひらめいたわ!」

一同「えっ!?」

マミ「今度のなぎさちゃんの必殺技はチーズと絡めて作ってみましょう!」

なぎさ「あの~、マミさん……?」

マミ「そうと決まったら早速家に帰らなきゃ!じゃあ皆また今度ね。」なぎさを抱きかかえて帰っていく

なぎさ「みんな~!助けて~~なのです~!!」マミさんに抱かれたままジタバタして助けを求める

一同「……」ポカーン


136: 以下、名無しが深夜にお送りします 2014/02/27(木) 00:17:22 ID:1PIQDqsY

さやか「…どうやら恐怖の魔の手は去ったようだね。」

ほむら「えぇ。なぎさ、あなたの尊い犠牲は忘れないわ。」

まどか「なぎさちゃん大丈夫かなぁ?」

杏子「今度見舞いにチーズでも持って行ってやるか?」

さやか「それはやめた方がいいんじゃない?マミさんたらあの調子だと、チーズの名前を付けた痛々しい必殺技ばっかり考えそうだよ?」

ほむら「大好きなチーズが食べられなくなるようなトラウマにならない事を祈るばかりね。」


137: 以下、名無しが深夜にお送りします 2014/02/27(木) 00:18:27 ID:1PIQDqsY

まどか「二人とも!マミさんを何だと思ってるのっ!」

ほむら・さやか「周りの迷惑を顧みず、中二病全開なネーミングを押し付けて来る残念な人。」

杏子「こんなとこで無駄にハモる必要ねぇだろう……」ハァ~

ほむら「まぁ、当面マミの危険はなぎさが引き受けてくれそうだから安心ね。」

さやか「そうだね。魔獣も倒したし、今日の所は私たちも帰りますか。」

さやか(今回の事は自然発生的なものなのか、それとも何者かの意図的なものなのか、一体何が起こっているんだろう?)


138: 以下、名無しが深夜にお送りします 2014/02/27(木) 00:21:19 ID:1PIQDqsY

《同日夜・ほむホーム寝室》

ほむら(まどかの力を奪って作り替えたこの世界……)

ほむら(私はまどかの友人になれて、しかもまどかの方から告白までしてくれた。)

ほむら(まどかは家族や友人に囲まれ、私もまどかが側にいてくれている、それも特別な人として。)

ほむら(まどかの望みも私の願いも満たされている……)

ほむら(なのに何故?何かが足りない……)


139: 以下、名無しが深夜にお送りします 2014/02/27(木) 00:22:19 ID:1PIQDqsY

ほむら「………」

ほむら(…いえ、答えは明白ね。私のせいで円環の理が正常に機能できなくなったのかもしれないのだから。そのせいで今日のように魔獣が魔女の姿に変わったのかもしれない。)

ほむら(もしそうなら、私はあの子の、まどかの叶えたい願いを滅茶苦茶に踏みにじった事になる……)

ほむら「………」

ほむら(ねぇ、まどか。あの時言ってくれた言葉は本心だったの?)

ほむら(あなたは自分が家族にも友人にも忘れられてまで、本当に全ての魔法少女の希望になりたかったの?)

ほむら(私は本当にあなたのために正しい選択をできたの?)

ほむら(ねぇ、答えてよ、まどか……)虚空を見上げる


140: 以下、名無しが深夜にお送りします 2014/02/27(木) 00:23:44 ID:1PIQDqsY

《ほむらが眠りについてから・ほむらの夢》

ほむら「ここは…?」キョロキョロ

…ど…「ね…、ほ……ちゃ…、な……あん………イ…し……?」

ほむら「まどか!?」

…ど…「ね…、ど………!」

ほむら「私は……私はあなたが本心では『家族や友人に囲まれて平和に暮らしたい。』と言ったから、だから!」

…ど…「…れ…、……らちゃ……結界…………の理……ての………ない……言っ…事……ょ。な……円………の私……何も………くれな……た…!」

ほむら「それは、私は本心を語ってくれたあなたも、円環の理であるあなたと同じ気持ちだと……」


141: 以下、名無しが深夜にお送りします 2014/02/27(木) 00:24:23 ID:1PIQDqsY

ほむら「だからインキュベーターに支配されないようにすぐにあなたを……」

…ど…「確か………ゥべ……私を支………う…して……は事………ど、だ…………私に…認す……間く…いあ……でし…!」

…ど…「ほむ………ん、イ…ナ……き裂か…………気持…、ほ……ちゃ………分か…?」

ほむら「……」

…ど…「怖……た、…か……、それ………かっ…。」

ほむら「まどか……」

…ど…「最…の友……こん……ドイ事………んて…像も……なか…たし、考………もな……た…。」

…ど…「…む……ゃんは………し…………の?」

ほむら「違う!私はあなたの望む世界を……」

…ど…「……」


142: 以下、名無しが深夜にお送りします 2014/02/27(木) 00:25:18 ID:1PIQDqsY

《夢から覚める・ほむホーム寝室》

ほむら「まどかっ!」ガバッ

ほむら「……」

ほむら「夢……?」

ほむら(さっきの夢はもしかしてまどかからのメッセージなの?)

ほむら(やっぱり円環の理は正常に機能していないの?)

ほむら(でも魔獣が魔女の姿をしていたのは昨日の一件だけ。)

ほむら(まだあの現象が、円環の理が正常に機能していない事が原因だと結論づけるには情報が少な過ぎる。)

ほむら(それ以前に円環の理が正常に機能しているかを確かめる術さえない。)

ほむら(私は一体どうすれば……)


143: 以下、名無しが深夜にお送りします 2014/02/27(木) 00:26:04 ID:1PIQDqsY

《朝・ほむホーム》

ほむら(結局あれから一睡もできなかった……)目元に隈

ほむら(もう学校に行く時間ね。)

ほむら(昨日の事もあるから、休んでまどかを心配させる訳にはいかない。)

ほむら「………」

ほむら(…考えていても仕方ないわね。さっさと準備して行きましょう。)


144: 以下、名無しが深夜にお送りします 2014/02/27(木) 00:26:45 ID:1PIQDqsY

《数十分後・通学路》

ほむら「皆おはよう。」

まどか「おはよう、ほむらちゃん。」
さやか・杏子「おはよう、ほむら。」

杏子「どうした、ほむら?目元に隈できてんぞ。」

ほむら「ちょっと寝不足気味だからかしらね。」

まどか「ほむらちゃん、もしかして昨日の事まだ何か気にしてるんじゃ……」心配そう

ほむら「いえ、それとは関係ないから大丈夫よ、まどか。」ニコッ(作り笑い)


145: 以下、名無しが深夜にお送りします 2014/02/27(木) 00:27:36 ID:1PIQDqsY

さやか「昨日の事を心配して寝不足じゃないという事は、さては昨夜はお楽しみでしたね。」ニヤニヤ

まどか「さっ、さやかちゃん!なんて事聞くの!」

さやか「おや、まどかは意味分かってるの?もしかしてまどかも昨夜はお楽しみでしたか?」ニヤニヤ

まどか「ちっ、違うよっ!」アセアセ

さやか「本当かな~」ニヤニヤ

ほむら「やめなさい、さやか。まどかが困っているしょう。」頭を叩く

さやか「ちょっとした冗談だよ。叩く事ないじゃん。」

杏子「当たり前のようにセクハラするさやかには妥当な対応じゃねぇの?」

ほむら「それに昨日は考え事していて、気づいたら朝になっていただけよ。」


146: 以下、名無しが深夜にお送りします 2014/02/27(木) 00:28:43 ID:1PIQDqsY

ほむら「ついでに言っておくと使い方も間違っているわよ、さやか。『昨夜はお楽しみでしたね。』と言うのはあなたや杏子のような場合に使うのよ。」ファサッ

さやか・杏子「!?」ドキッ

まどか「すごいね、ほむらちゃん。何で分かったの?」

ほむら「二人を見れば一目瞭然ね。」ファサッ

まどか「そうなんだ~」

まどか「さやかちゃん、杏子ちゃん、昨夜はお楽しみでしたか?」ニヤニヤ

さやか・杏子「うっ……」

杏子「おいっ、バカさやか!お前のせいでアタシまで被害受けたじゃねぇか!」ヒソヒソ

さやか「ちょっとからかうつもりがまさかこんなことになるとは……」ヒソヒソ


147: 以下、名無しが深夜にお送りします 2014/02/27(木) 00:29:28 ID:1PIQDqsY

まどか「二人ともコソコソ話してどうしたの?」ニヤニヤ

杏子「いや、なんでもねぇ。」アセアセ

さやか「そうそう、まどかやほむらじゃあるまいし、私たちがそんな事するわけないじゃん。」アセアセ

さやか「それにこんなとこで道草喰ってたら学校に遅れちゃうよ。」

まどか・ほむら(あっ、話をそらした。)

まどか「そうだね、そろそろ行こっか?」

ほむら「そうね。二人とも疲れて授業中に寝るなんてベタな事しないでよ。」ニヤニヤ

杏子「だ~か~らっ!それはお前の勝手な想像だろっ!」アセアセ

ほむら「はいはい、そういう事にしといてあげるわ。」ファサッ

さやか・杏子「むぅぅ~~」


148: 以下、名無しが深夜にお送りします 2014/02/27(木) 00:30:34 ID:1PIQDqsY

《授業中・学校の教室》

ほむら・さやか・杏子「………」Zzz

まどか(三人とも寝ちゃってるよ。)

まどか(さやかちゃんや杏子ちゃん、これまでもよく授業中寝てたよね。)

まどか(てっきり授業が退屈で寝てるかと思ってたけど、同棲してるし、もしかして二人も私やほむらちゃんみたいな事してるのかな?)カァ~

まどか(ほむらちゃんまで寝てるのは珍しいよね。いつもは真面目に授業聞いてるのに。)

まどか(考え事してたって言ってたけど、何か悩みでもあるのかな?)

先生「……めさん、聞いていますか?」

まどか(悩みがあるなら、何か私にできる事はないのかな?)


149: 以下、名無しが深夜にお送りします 2014/02/27(木) 00:31:37 ID:1PIQDqsY

先生「鹿目さん!」

まどか「!?」

まどか「はっ、はい!?なんですか?」

先生「もう、授業聞いてなかったわね。それじゃあ、この英文を訳してくれるかしら?」

まどか「分かりました。」

問題「You have had a good night’s sleep I hope.」

まどか「えっ~と……」

まどか「『昨夜はお楽しみでしたね。』……」

まどか「…って、えっ!?」

クラス「ザワザワ」

先生「間違ってはいないけど、某RPGのような意訳はしなくて直訳でいいのよ。」

まどか「すっ、すみません……」カァ~

まどか「えっと、直訳なら『よくお眠りになられたら幸いです。』でしょうか?」

先生「正解です。」


150: 以下、名無しが深夜にお送りします 2014/02/27(木) 00:32:40 ID:1PIQDqsY

モブ「ねぇ、鹿目さんがあの訳したって事はもしかして……」ヒソヒソ

モブ「うん、暁美さんも寝ちゃってるし、昨日は二人で……」ヒソヒソ

モブ「それでとっさに意訳が出ちゃったって事なのかな?」ヒソヒソ

モブ「鹿目さんがうらやましいわね。暁美さんと恋人らしいじゃない。」ヒソヒソ

モブ「えっ!?あんたってそっちの気があるの?」ちょい後ずさり

モブ「ちょっと誤解よ!」

モブ「そういえば、さやかと杏子も寝てるわね。」ヒソヒソ

モブ「あの二人が寝てるのはいつもの事じゃない?」ヒソヒソ

モブ「いや、聞いた話ではあの二人同棲してるらしいよ。」ヒソヒソ

モブ「マジ!?」

モブ「みたいだよ。それにしょっちゅう喧嘩してるけどなんだかんだで仲いいしね。」ヒソヒソ

モブ「ってことはあの二人は毎日のように…?」ヒソヒソ

クラス「ザワザワ」

 


記事タイトル:

SS まどか・ほむら「終焉の物語?」②

関連ワード :

鹿目まどか

魔法少女まどか☆マギカ

美少女

ツインテール

髪色(ピンク)

主人公

SS




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