アニメキャラの魅力まとめ

検索
キャラペディア公式アイテム

   

0

pt

SS:にこ「…今月の生活費がやばい」④

―放課後― 絵里「さて、にこ…どうする?」 にこ「…なにが?」 絵里「今日の泊まる先よ」

SS:にこ「…今月の生活費がやばい」④

―放課後―


絵里「さて、にこ…どうする?」

にこ「…なにが?」

絵里「今日の泊まる先よ」

にこ「え? いや、今日はさすがに普通に家に帰るけど…」

絵里「えっ」

にこ「なによその、意外そうな顔は…」

絵里「だ、だって一人でお留守番なんて…危ないじゃない」

凛「え? 一人でお留守番って危ないの?」

にこ「ば、バカ言ってんじゃないわよ! にこは絵里と違って、一人で一晩過ごすくらい全然平気なの!」

絵里「そんな……じゃぁ私が異端だって言うの…?」

にこ「い、いや、そこまでは言わないけど…」

絵里「そ、そうよね……私、この歳でいまだに幽霊が恐いし、夜だって亜里沙がいなきゃお手洗いにも行けないし……怖いテレビを見たあとなんて、一人じゃ寝れないし…」シュン…

希(エリち、そんなに怖がりやったんや…)

穂乃果(幽霊嫌いなのは知ってたけど、そこまでとは思わなかったなぁ…)

ことり(まぁ絵里ちゃんならギャップ萌えになるけど)





103 :以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします :2014/03/27(木) 10:41:20.25 ID:gvcgcvXj0
絵里「…知らないうちに、にこも一人でお留守番できる歳になっちゃったのね…」

にこ「にこは最初からあんたと同じ歳なんだけど…」

絵里「…」ションボリ

にこ「……あーもー、分かったわよ! にこも夜一人じゃ怖いわよ!」

絵里「ほんと?」

にこ「ホントよ、ホント」

絵里「じゃぁ誰かの家に泊めてもらうしかないわね!」

にこ「そうね…」ハァ

穂乃果(絵里ちゃん、勝った!って顔してる……にこちゃんは気づいてないみたいだけど)

海未(というより、絵里は何故あんなに必死にお泊まりを提案しているのでしょうか…)

希「まぁ、こんな機会めったにないし、にこっちも楽しんだほうが得やと思うで?」

にこ「楽しむったって……他人に迷惑かけてんのに、のんきに楽しんでらんないでしょ」

絵里「にこ、その他人ってひょっとして私たちのこと?」

にこ「……まぁ、あとはあんたたちの家族とか…」

絵里「はぁ…」

にこ「な、なによ?」

絵里「あのね、にこはもうちょっと私たちを頼ったほうがいいわ」

穂乃果「あ、それ昨日私も言った」

絵里「え、そうなの? じゃぁ細かいことは省くけど……あんまり他人行儀だと、逆に寂しいわ」

にこ(絵里にまで言われるなんて……そりゃ確かに変なプライドが働いて、あんまりみんなに頼ることはしてなかったけど……)





104 :以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします :2014/03/27(木) 10:47:16.14 ID:gvcgcvXj0
絵里「というわけだから、これからにこのご家族が帰ってくるまでの間、私は思う存分にこを甘やかすわ」キリッ

にこ「いや、そんな凛々しい顔で言われても……。あ、ありがとう…で、いいの…?」

絵里「お礼より、甘えてくれる方が嬉しいわ」

にこ「はあ………まぁ、考えとく」

絵里「ええ」

穂乃果「じゃぁじゃぁ、私もにこちゃんを甘やかしてあげる!」ギューッ

にこ「いや、あんたはいいから」グイ

穂乃果「えーっ」

凛「…!」ハッ

凛「ま、真姫ちゃんも、にこちゃんを甘やかしてあげたら?」

真姫「は? 嫌よ。なんで私がそんなこと…」

凛「だよねー…」

凛(真姫ちゃんは難しいにゃ…)

花陽(凛ちゃん、今のはあまりにあからさますぎるよ…)





105 :以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします :2014/03/27(木) 10:51:48.50 ID:gvcgcvXj0
絵里「じゃぁにこ、改めて決めましょうか」

にこ「あー……誰の家に泊まるかってこと?」

絵里「そう」

にこ「……というか、絵里はこう言ってるけど、みんなは本当にいいの…?」

ことり「もちろんだよ。ことりの家はいつもお父さんの帰り遅くて、お母さんと二人きりだから寂しいし」

希「ウチなんて一人暮らしやし、暇でしゃあないし」

花陽「は、花陽ももちろん大歓迎ですっ」

海未「そもそも、いちいち許可なんてとらなくてもいいんですよ。絵里が言っていたことは、ほとんどが私たちも思っていたことですから」

凛「……」チラ

真姫「…べ、別に私だって同じよ。一人で背負いこんで体調でも悪くされたら、練習に支障が出るじゃない」

にこ「みんな……」

穂乃果「よし、じゃぁにこちゃん、今日は誰の家に泊まりたい?」

凛「あ、もちろんもう一回凛の家でも全然おっけーだよ!」





106 :以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします :2014/03/27(木) 10:52:22.65 ID:gvcgcvXj0
にこ「え、えっと……じゃぁ」

にこ「>>107にお願いしたいんだけど…」





107 :以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします :2014/03/27(木) 10:54:05.14 ID:+jDVdYZL0






108 :以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします :2014/03/27(木) 11:12:32.92 ID:gvcgcvXj0
にこ「希にお願いしたいんだけど…」

希「ん、オッケーやで」

絵里「希のところなら、ちょうどいいかもね」

にこ「ちょうどいいって……なにが?」

希「ウチが神社でお手伝いしてんのは知ってるやろ?」

にこ「ええ」

希「にこっちにはそれを手伝ってもらおうかなぁと思て。その代わりに明日のお昼はウチがごちそうするから」

にこ(つまり昨日の穂乃果のパターンと一緒ってことよね? ……ここで遠慮するとまた絵里たちに怒られそうだし…)

にこ「分かった。じゃぁお願いするわ」

穂乃果「おおぉ……にこちゃん、いつになく素直だね」

にこ「まぁにこだって、ちょっとは学習するのよ」

海未「自分で「ちょっと」と言ってしまうのはどうなのでしょうか…」





109 :以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします :2014/03/27(木) 11:18:14.14 ID:gvcgcvXj0
絵里「さて、じゃぁそろそろ練習始めましょうか。屋上に行きましょう」

八人「「「はーい」」」


凛「にこちゃん」チョイチョイ

にこ「なに? どうしたの?」

凛「あのね、にこちゃんって寝ぼけるとガードゆるくなるから、気を付けたほうがいいよ」

にこ「は?」

凛(にこちゃんが気が付かないうちに、希ちゃんにまでにこちゃんの好きな人がバレたら気の毒だし…)

凛「とにかく、夜はお話ししないで早めに寝たほうがいいと思うにゃ」

にこ「あんたがそれを言うのね……まぁ出来るだけそうするわ」

凛「うん」






110 :以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします :2014/03/27(木) 11:30:57.74 ID:gvcgcvXj0

―――――


―神社―


にこ「着替え終わったわよ。これでいいのよね?」

希「おー、にこっち似合ってるやん」

にこ「ふふ、このにこにーに似合わないものなんてないわ!」

希「せやねぇ。にこっちなら金太郎のコスプレでも着こなせそうや」

にこ「そんなの当然じゃない……って、あの格好が似合うっていうのはアイドルとしてどうなのかしら…」

希「まぁそれはともかく。サイズもぴったりみたいやね」

にこ「そうね。怖いくらいフィットしてるわ」

希(それ、実は子供用なんよ……とは、さすがに言わへんほうがええよね)

希「じゃぁ早速、お手伝いはじめよか」

にこ「ええ」

希「まずは神社内の掃除から。掃除する場所についてはさっきウチが神主さんに聞いといたから」

にこ「了解。じゃ、手分けしてやりましょ」

希「うん。……あ、少しでも手抜いたりしたら、祟りがあるかもしれへんから気を付けてな?」ニコ

にこ(すごいサラッと、恐ろしいことを言ったわね…)





111 :以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします :2014/03/27(木) 11:42:02.77 ID:gvcgcvXj0

―数時間後―


希「ん、こんなもんかな……にこっち、お疲れさん」

にこ「そ、掃除って……こんなに体力使うものだったっけ…? にこ、掃除には慣れてたはずなんだけど…」

希「まぁ場所が場所やから。ウチはジュースでも買ってくるから、にこっちはそこの木陰で休んでて」

にこ「そうさせてもらうわ…ありがとう…」

希「じゃ、いってくるな」タタタ


にこ「……はぁ…ほんとに疲れた…」トサッ

にこ(……希はこれをほぼ毎日やってるのよね…しかもバイトでもなくただの手伝いで)

にこ(…なんか、普通に尊敬するわ。そりゃこれだけ奉仕してれば運気も上がるわよね)


希「にこっち、お待たせ。スポーツドリンクと炭酸、どっちがいい?」

にこ「…スポーツドリンクで」

希「はい。じゃぁ隣、失礼しまーす」ストン

にこ「ん。……あんた、よくあれだけ動いた後に炭酸飲んで平気でいられるわね」

希「人間って慣れる生き物なんよ」

にこ「…どうりでダンスレッスンでもあんまり疲れてないはずだわ…」ゴクゴク





112 :以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします :2014/03/27(木) 11:50:30.58 ID:gvcgcvXj0
希「ところでにこっち、昨日はどうやった?」

にこ「どうって?」

希「穂乃果ちゃんと凛ちゃんと二人で過ごして」

にこ「ああ……まぁ、普通に…楽しかったけど」

希「…そか」フフ

にこ「な、なんで笑うのよ」

希「いやー、にこっちも随分変わったなぁと思て」

にこ「……あんたのせいでしょ」

希「へ?」

にこ「いや、あんたが穂乃果たちを誘導してにこに会わせたんでしょ?」」

希「あ、バレてたん?」

にこ「当たり前でしょ。……にこが変わったんだとしたら、それは間違いなくμ’sのおかげなんだし」

にこ「…だから希のせいよ」

希「ウチのせいって言われると、なんや責められてるみたいなんやけど」

にこ「にこがこういう性格なのは、あんたが一番分かってるでしょ」

希「ふふ、そうやね」

希「…けど、安心した。一年前の今にも倒れそうな顔したにこっちに、今のにこっちを会わせてあげたいくらいやわ」

にこ「それには同意見ね」

希「……よし、じゃぁしんみりしたところで、次は社務所の掃除や!」スクッ

にこ「えっ、また掃除!?」





113 :以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします :2014/03/27(木) 12:01:15.93 ID:gvcgcvXj0

―希の家―


にこ「」グッタリ

希「に、にこっち、大丈夫?」

にこ「……大丈夫じゃ、ない…」

希「あはは……やっぱりウチと同じ作業量はキツかったな……ごめん」ナデナデ

にこ「………希ってすごいわね」

希「おお、にこっちが素直にウチを褒めるなんて珍しいっ」

にこ「…こっちが素直に言ってんだから茶化さないでよ」

希「ごめんごめん。でも、ウチのあれはただの趣味の一環なんよ」

にこ「まぁ神社のこともあるけど……普段からすごいと思ってるわよ」

希「普段? けど生徒会の仕事はほとんどエリちがこなしてしまうし、μ’sの活動もエリちや海未ちゃんがリードしてるし……あ、タロット?」

にこ「そうじゃなくて、希って人の心読めるんじゃないのってくらい、人をあやつるの上手いじゃない」

にこ「絵里から聞いたわよ。穂乃果たちがまだμ’sを作る前から希には色々イライラさせられたって」

希「い、イライラって……まぁあの頃のエリちからすればそう見えるんも仕方ないか……というか、にこっちほんまにどうしたん? なんか素直すぎて気持ち悪いで?」

にこ「気持ち悪いって…」






114 :以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします :2014/03/27(木) 12:07:02.83 ID:gvcgcvXj0
にこ「今日一晩泊めてもらってるわけだし、たまには素直になるのもいいかなと思ったのよ」

希「それはまた……うん、いいことやね」

にこ「でしょ。…それに、希にはまだちゃんとお礼言えてなかったし」

希「え?」

にこ「にこを穂乃果たちと会わせてくれてありがとう。あと、絵里と……真姫ちゃんにμ’sに入るきっかけを作ってくれたことも」

希「……あはは、嫌やな、にこっち。三人を加入させたんは穂乃果ちゃんたちやん」

にこ「まぁ決定打は確かにあの子たちかもしれないけど、きっかけは間違いなく希よ。あんたのずる賢さとおせっかいのおかげ」

希「ずる賢いって……なんか素直に喜べへんなぁ…」

にこ「というわけで、にこからの感謝を込めて、今日の夕飯はにこが作るわ!」スクッ

希「おおー、やった! じゃぁウチもお手伝いする」

にこ「ん、お願いするわ」

希「……ふふ」

にこ「?」

希「やっぱりにこっちは変わったわ。いい方向に」ナデナデ

にこ「さっきも言おうと思ったけど、その頭撫でるのはやめない?」

希「いやぁ、にこっちは子供みたいで可愛いから、つい」

にこ「誰が子供よ!」





115 :以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします :2014/03/27(木) 12:14:32.61 ID:gvcgcvXj0
希「いやーでもすぐムキになるとこは昔と一緒やなぁ」

希「そんなんやからイジられるんよ」

にこ「あんたがいつもバカにしてくるからでしょ」

希「それだけ可愛いと思ってるってことやん」

にこ「………バカじゃないの」プイ

希「よし、にこっち! 今日はもう二人で朝まで遊びつくそう!」イェイッ

にこ「いやいや、明日学校でしょ! というか、なんでそんなハイテンションなのよ」

希「いや、友達が泊まりに来るのとか初めてやし。引っ越し多かったから、友達と深い付き合いはできひんかったし」

にこ「あ、そうなんだ…」

にこ(どうしよう…事情が事情なだけにツッコミにくい…)

希「というわけで、限界まで付き合ってな? にこっち」ニコ

にこ「………ま、任せなさい!」





121 :以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします :2014/03/27(木) 12:30:30.61 ID:gvcgcvXj0

―午前0時―

希「あ、にこっちのこれからの未来、なかなかいい感じやで」ペラ

にこ「そう……」

にこ(ね、眠い……いつもならこれくらいの時間は平気なはずなのに…やっぱり疲れてるのかしら…)ウツラウツラ

希「さて…」チラ

希「さすがにそろそろ寝たほうがよさそうやね。こんな時間まで付き合わせてごめんな」

にこ「いや、別に。希と二人で話す機会もなかったし、楽しかった…」

希(? まだ素直モードが続いてんのかな? ……いや、ただ眠くて意識が朦朧としてんのかも)

希「じゃぁ寝よっか。お布団はさっきウチが敷いといたし」

にこ「ん……悪いわね」

希「それじゃウチの部屋に……って、立てる?」

にこ「ん」スク

希「じゃ、ウチの部屋にれっつごー」

にこ「ごー」フラフラ

希(うん、やっぱり寝ぼけてる。んー、ちょっと付き合わせすぎたかな……明日ちゃんと謝らな)

フラフラ……ゴツンッ

希「って、うわあ! にこっち大丈夫!?」タッ





122 :以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします :2014/03/27(木) 12:47:32.09 ID:gvcgcvXj0

―希の部屋―


にこ「…」スースー

希(結局たどり着く前に眠ってしもた…。しかしにこっち軽いな……背中にまったく重さを感じひん…ちゃんと食べてんのやろか)

希(とりあえずベッドに寝かせて、と)ヨイショ

にこ「ん、にゃ……」ゴロ

希(ふふ、寝てるとさらに子供っぽさが増すなぁ…)

希(……にこっちはああ言ってくれたけど、感謝してるんはウチも同じなんよ)

希(穂乃果ちゃんがμ’sをやめてしもたとき、それでも変わらず練習を続けるにこっちたちを見たから、ウチも完全に諦めずにすんだんやし)

希「…にこっちはホンマ、すごいなぁ」ナデナデ

にこ「んー…、……まきちゃん…」フニャ

希「……うん。その想いも叶うよう、ウチも神様にお願いしとくわ」

希(さて、にこっちを起こさへんうちにウチも寝よかな)

―翌朝―


にこ「ん……?」パチ

にこ「あれ、朝……また気づかないうちに眠ってたのね…しかも今回はベッドまで運んでもらってるし…」

にこ「希にお礼言わなきゃ……、希ー」キョロキョロ

希「んー…、……あ、にこっちおはよー」ムクリ

にこ「って、なんであんたが布団で寝てんのよ!?」

希「えっ、嫌やわ、にこっち……ウチなんて床で寝てればいいってことなん…?」

にこ「違うわよ! 普通逆でしょ!? なんで泊めてもらってるにこがベッドで、あんたが敷布団なのよ!」

希「いや、にこっちお客さんやし。それにウチ、実はベッドよりお布団派やねん。それはお母さんたちが引っ越し祝いにって買ってくれたものやから使てるけど」

にこ「でも…」

希「はい、この話終わり。じゃ、朝ごはんの支度しよか。今日はお弁当二人分やし、腕がなるわー」スタスタ

にこ「あ、ちょっと…!」

にこ(……なんか、希にはもらってばっかりね…)ハァ

にこ「…ちょっと待ちなさいよ! にこも料理手伝うから!」タッタッタッ





124 :以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします :2014/03/27(木) 13:07:58.10 ID:gvcgcvXj0

―――――


希「わ、あと数分でチャイム鳴る時間やん」タッタッ

にこ「希が桜でんぶにこだわってたせいでしょ!?」タッタッ

希「いやー、誰かにお弁当作るのとか久しぶりやったし、やっぱり定番やん?」

にこ「どこの世界の定番なのよ……あんなの、恥ずかしくて食べられないじゃない。そもそもなんでタイミングよく家に桜でんぶなんて置いてあったのよ…」

希「せっかくにこっちへの愛をこめて作ったんに…食べてくれへんのやね…」シュン

にこ「っ…ああもう嘘よ! 食べるに決まってるでしょ!」

希「わーいにこっち愛してるー」

にこ「希に言われると、すっごい嘘くさいわね…」

希「あ、そや。ばたばたしてたから言い忘れてたけど、昨日はごめんな。にこっち疲れてんのに遅くまで付き合わせてしもて」

にこ「別に。泊めてもらったんだし、逆に感謝してるくらいよ」

にこ「それに……あんたと二人で話すのも久々だったし……まぁ…つまんなかったわけでもないし。…途中で寝ちゃったけど」

希「…うん。やっぱりにこっちは、これくらいのほうが落ち着くわ」

にこ「何よそれ」

希「んー秘密」

にこ「…そう言われると余計気になるんだけど」





125 :以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします :2014/03/27(木) 13:11:14.80 ID:gvcgcvXj0

―昼休み―


凛「真姫ちゃん!」キラキラッ

花陽「一緒に三年生の教室に行かない?」ニコー

真姫「……別にいいけど、昨日からなんなの? しかも今日は花陽まで…」

花陽「花陽は元々にこちゃんのこと好きだし、それに」

花陽(凛ちゃんに協力してあげたいし)

真姫「それに…、なによ?」

花陽「ううん、なんでもない」

真姫「?」

凛「それより、早くにこちゃんとこ行くにゃー」グイッ

真姫「ちょっ、押さないでよ!」





126 :以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします :2014/03/27(木) 13:20:46.40 ID:gvcgcvXj0

―三年教室―


にこ「」

凛「えへ、今日も来ちゃったにゃ☆」

にこ「あ、ああ……うん…」

にこ(来ちゃったにゃ☆じゃないわよ…! なんなの、なんで二日連続で三人がくるのよ!? いや、別にいつ来たって歓迎するけど、でも今日だけは来ないでほしかった…)

真姫「…」キョロキョロ

真姫「…エリーたちはまた生徒会室?」

にこ「え、ええ」

にこ(…本当は、今日は一人で食べたい気分だからって言って遠慮してもらっただけだけど…)

真姫「ふーん……今日は穂乃果もいないみたいだし、にこちゃん一人じゃ可哀想だから一緒に食べてあげるわ」

凛「もー真姫ちゃんってば素直じゃないんだからー」エイッエイッ

真姫「なにがよ…というか、つつくのやめて」

にこ(あ、やっぱり一緒に食べる流れなのね……まぁそうよね…昼休みだもんね…)

花陽「…にこちゃん、どうかした? 顔色がよくないけど…」

にこ「い、いや、なんでも…はは…」





127 :以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします :2014/03/27(木) 13:38:13.32 ID:gvcgcvXj0
凛「あ、そういえばにこちゃん、今日のお弁当は希ちゃんが作ったんだよね? 見せて見せて!」

花陽「希ちゃんが作ったお弁当、花陽も見たいなぁ」

にこ「え、ええ…いいわよ」

にこ(…まぁ隠したってしょうがないし。あんまり恥ずかしがるほうがなんか余計に恥ずかしい気がするし、普通に見せれば大丈夫よね)

凛「わーいっ、じゃぁお弁当あけていい?」

にこ「…どうぞ」

凛「よし、おーぷん!」パカッ

凛「……にゃ?」

花陽「……」

花陽「か、可愛いお弁当だね」ニコ

にこ「で、でしょ?」

にこ(うん…そういう反応になるわよね……桜でんぶで大きなハートが描かれたご飯だけでもヒくのに、加えて中に入ってるおかずのほとんどがハート形に仕上げてあるし……どこのバカップルの弁当よ)





128 :以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします :2014/03/27(木) 13:57:09.76 ID:gvcgcvXj0
凛「わー、すごいねー! これってキャラ弁?」

花陽「いや、それとはちょっと違うんじゃないかな…」

にこ「ま、まぁそんなことどうでもいいじゃない。早く食べましょ」

凛「うん。いただきまーすっ」パクッ

にこ(はあ……だから今日は一人で食べたかったのに…)パク

凛「ねぇそのお弁当って希ちゃんが作ったんだよね?」

にこ「そうよ。にこもちょっと手伝ったけど」

凛「じゃぁそのハートも希ちゃん?」

にこ「そう。形を整えるのに時間くいすぎて、遅刻しそうになったわ」

凛「ふぇー」

凛(希ちゃん、凝り性なとこあるからなぁ…)

真姫「……」モグモグ

凛「あ、ねぇ真姫ちゃんはどう思う? 希ちゃんのお弁当可愛いよねー」

真姫「……そうね。にこちゃんにはもったいないんじゃないの」

にこ「…まぁそうかもね」

まきりんぱな「え?」

にこ「なによ?」

凛「いや、いつものにこちゃんなら、なんですって!?とか言いそうなのに…」





129 :以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします :2014/03/27(木) 14:14:09.80 ID:gvcgcvXj0
にこ「ま、まぁ、にこも大人になったってことよ。大人はこれくらいのことで腹を立てたりしないものだし」

凛「ほぇ~」

にこ(希には色々と借りがあるから……それで、なんか素直に頷いちゃったのかしら)

真姫「……」パク、パク、パク

真姫「ごちそうさま」ガタッ

凛「えっ!? 真姫ちゃん早すぎだにゃ!」

真姫「凛たちが喋ってるからでしょ。じゃ、私先に戻ってるから」

にこ「あ、うん。えっと、また部室でね」

真姫「……」フイッ

凛「ああ真姫ちゃーん…」ガクッ

花陽「……」

にこ「…なんか、真姫ちゃん機嫌悪いの?」

凛「んー…凛が無理やり連れてきちゃったからかなぁ…」

花陽「え、いや、というよりあれは…」

にこ・凛「あれは?」

花陽「あー……う、ううん、やっぱりなんでもない」

にこ「?」

記事元


記事タイトル:

SS:にこ「…今月の生活費がやばい」④

関連ワード :

矢澤にこ

ラブライブ!シリーズ

美少女

ツインテール

髪色(黒)

SS

徳井青空(声優)




毎週木曜日の21時から生放送でお送りしています


>>ニコニコ生放送の公式チャンネル





>> 記事内容の規約違反を報告


 キャラペディア アニメファン10000人ランキング 
148回
147回
146回
145回
144回
143回
142回
141回
140回
139回
138回


キャラペディア公式TWITTER
← こちらの【フォローする】ボタンからフォローをお願いします(^^)v
配信内容:アニメランキング / キャラクターコラム / アニメニュース等
配信頻度:毎日3本~20本程度
毎日、アニメキャラクターを3人ピックアップ!キャラクターの魅力についてのコラムを配信しています。あなたの好きなあのキャラクターのコラムが、今日配信されるかもしれません(^^)vアニメ好き必見の公式TWITTER!要チェックです!週1のアニメランキングもお楽しみに!