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末原先輩の強さと、咲さんが望んだもの

咲-Saki-全国編が終了した後の人生が心配な少数の咲-Saki-廃人の皆様、全国1億人の潜在的咲-Saki-廃人の皆様、こんにちは。アニメ放送もいよいよ終わりますが、私はこの現実を受け入れられそうに

末原先輩の強さと、咲さんが望んだもの

咲-Saki-全国編が終了した後の人生が心配な少数の咲-Saki-廃人の皆様、全国1億人の潜在的咲-Saki-廃人の皆様、こんにちは。アニメ放送もいよいよ終わりますが、私はこの現実を受け入れられそうにありません。もうめげたい投げたいつらいつらい…



全国編アニメ12話までのネタバレがあります。



さて、アニメでもついに主人公・宮永咲の属する清澄高校が2回戦を突破し、全国大会準決勝に駒を進めました。主人公校なので清澄高校の勝ち抜けは順当としても、もう一枠をどの高校が勝ち取るかは大いに盛り上がるところでした。その一枠を勝ち取ったのはなんと大阪代表の姫松高校。11話までは姫松は他の3校にこっぴどくやられており、ネタバレ無しで姫松の勝ち抜けを予想するのは難しかったのではないでしょうか。しかし主人公の咲さんは、大将戦で実際対戦した姫松の末原恭子をして「一番手強い人」とまで評しています。2年近く前に雑誌連載の原作で読んだ時にも違和感を覚えたシーンで、きっとこのアニメ化で何かしら追加で情報が開示されるだろうと思っていました、咲さんが末原先輩にそれほどの苦手意識を持つ理由について。しかし12話までを見ても特に大きな情報は出てきませんでしたね…。まあそれでも細かい情報はちょこちょこ得られたので、それを踏まえていろいろ妄想してみます。

末原恭子の強さについて

「あの」咲さんに「一番手強い人」と言わせる末原先輩の強さ、怖さとはいったい何なのでしょうか。


■どんな苦境でも「考え続けられる」タフネス

具体的に末原先輩の強さがどのように描写されていたか見ていこうと思います。咲さんから見た同卓の他の能力者達、霞さんと姉帯さんは、それぞれ強大な特殊能力を持っており、その能力を発揮できるフィールドで活躍していました。しかし、厳しい言い方をすると、その能力が発揮できない場面では出来ることが少なかったように思います。能力の関係無いところでの対応力や柔軟性、臨機応変さなどの点においては末原恭子が優れていました。霞さんの強制絶一門という能力に対し姉帯さんが「対策の仕方が分からないよー」と心中でこぼしているウチに、末原先輩は過去の三麻の経験を思い出し(咲のアシスト[?] があったとはいえ)、ビビりながらも4000点を和了っています。また、姉帯さんの能力のひとつ「先負」の全貌をつかんだのも末原先輩です。4回の放銃はさすがにアホ過ぎだろw という意見は沢山見ましたしまあ確かに失点し過ぎかなあとは僕も思います。しかし末原先輩にとってはあの追っかけリーチ一発振り込みは、3回連続ではまだ「偶然」の範囲であって、これが「必然」、明確に豊音ちゃんの能力によるものと判断するには4回目がどうしても必要だったということだろうな、と今では理解しています。終盤の勝負どころ、ここぞという時にリーチをかけるか否かの判断に迷いを残すのならば、たとえこの序盤でもう一度振り込むことになったとしても基準を明確にする方が最終的なリターンがデカイ、と考えたのでしょう。最後の末原先輩のダマからの和了16000点では見事にそれが結実しています。結果オーライやで!

(余談ですがあの姉帯さんの「先負」って追っかけられるのは対面限定とかあるかも知れないですね、【背向】とか言っているし。あとは同時に使える能力の限定数、組み合わせとかも色々ありそう。消費MPのデカイ能力とか燃費の良い能力とか…)

他にも後半戦何三局では、霞「字牌での直撃に気をつけなきゃ」、豊音「永水をまくらないといけないねー」と他の2校は割と一般的なことしか考えられていませんが、対して末原先輩は「絶一門の中に清澄の槓材が含まれると考えれば… 普通の麻雀よりも状況が読みやすい……!!」と、最後の最後まで臨機応変に戦術をいじくっています。その直後、咲さんは末原に一瞥をくれた後、この試合最大の覚醒をとげます(同じく霞さんもこの試合最大のおもちぶるんぶるんを見せています)。その威容に他校が畏れおののく中、末原先輩だけは極めてフラットに、いつも通りに思考を進め見事に倍満を上がっています、大したメンタルです。花田煌のような傷ひとつ付かない鋼のメンタルとはまた違う、たとえ何度メゲても何とか持ち直し勝ち抜くメンタル。すばらっ!

ドリームチームを作るんや(cf. 陵南の田岡監督【SLAM DUNK】)

末原先輩を語る上で欠かせないのが、チームの長期的成長を第一に考えたその戦略的姿勢です。

高校2年の5月ころ、末原先輩は2年生としてはたった2人の団体戦のレギュラーに選出されますが、それを辞退します。そして、入学したてでしかも部内の練習試合では「ラスばっかりひい」てる1年生の上重漫ちゃんを代わりに推薦します。彼女の爆発力がいつか姫松を救うことを、またそのためにはできるだけ早い時期から経験を積ませるべきだと信じて(単行本9巻p37〜40)。自分がメンバーに選ばれているのにそれを辞退するってそうそう出来ることではないですよ、次も自分が選ばれる保証なんてどこにも無いんですから。

また、愛宕絹恵ちゃんの1年生秋の団体戦メンバー選出にも末原先輩が絡んでいます。ここの末原先輩の「少し追いついたで 絹ちゃん」ってセリフと、絹ちゃんの嬉しそうな顔がね、もうね…。これ絹ちゃんめちょめちょ嬉しいよね。「私はずっと見てたで」ってメッセージが伝わってくる。末原先輩ちょーかっこいいよー。アニメでも二回戦途中の昼食時にお好み焼きを回して「はいっ」とかやって拍手喝采受けてましたが彼女絶対モテモテだよね。

こんな末原先輩の高校生離れしたオフ・ザ・テーブルの活躍を見て連想したのがSLAM DUNKの陵南の田岡監督でした。彼は部を辞めようと思いつめていた魚住に「お前が3年になった時 綾南初の全国大会出場ーーーオレはそんな夢をみているんだ」と語りかけます。同じように末原先輩は自分が3年になった時に、最強の姫松高校を作ることを夢見たのでは無いでしょうか。

姫松は全国区のスーパースター・愛宕洋榎がポイントゲッターとしてチームをぐいぐいひっぱり、そして参謀役の末原先輩が長い目で戦略的にチームを作り上げ、その二人を真瀬由子(のよー)がガッチリ裏から支える。姫松3年生トリオ最高や…。2年生も育ってきているし、なんて良いチームなんだ…!

※「凡人」はあくまで自称です

あと凡人凡人言ってますがこれあくまでも自称ですからね。間近で愛宕洋榎や、同学年で宮永照とかを見ていればそりゃあ自惚れることも出来ないからそういう自己評価にもなるでしょう。でも冷静に考えて全国優勝を十分狙える強豪校で2年の早い時期からレギュラーに選ばれ、チームの人事にすら発言権のある選手の実力レベルが低いわけがない。2回戦大将戦後の赤阪監督代行の「末原ちゃんはもともと強いんやから〜」ってのも、末原先輩本人が自分の実力を低く見積り過ぎているのを戒める意味もあったと思います。

全国トップクラスの強豪でレギュラーをはる難しさを他のスポーツでたとえてみようと思います。えーとじゃあサッカーで。こういうところになると例えば毎年50人とか(あるいはもっと)新入生が入部してくる訳ですが、その50人というのも全員がそれぞれの出身中学校で一番、あるいはトップクラスに運動神経が良い人間な訳です。しかしその学年で試合に出れるのはほんの5人程度で、大多数の部員は一度も試合に出ること無く現役を終えます。簡単に言うと、自分の中学校で一番スポーツが出来た人間、そうした人間だけを10人集めても3年間で1人メンバーになれるかどうか、という絵をイメージすればそんなに遠くは無いと思います。これと似たようなことが姫松高校でも起こっていると考えた時、果たして末原先輩を「凡人戦犯乙www」とか笑えますかね…? 末原先輩もこれからじゅうぶんにプロを狙っていけるポジションの選手だし、姫松高校の他の麻雀部員(この人達もエリート揃いのはず)から見れば十分に「怪物」レベルの強さだと思いますよ、俺は。【要約:末原先輩あんまし馬鹿にすんなゴルァ】

咲さんは何故末原先輩を恐れたか

で、咲さんは対局中にそんな末原先輩の一挙一動を最も気にかけているように見えます。前半戦東一局の末原ちゃんのポンのせいで咲さんが槓材を掴みそこねたところから終わりまでずっと。その気にかけっぷりはアニメでかなり理解しやすくなっていました(後半戦南3局は除く。漫画版で末原先輩を見つめていた咲さんの視線がアニメ版では外れていた。理由は不明)。



咲さんから見た同卓の他の能力者達、霞さんと姉帯さんに関しては、その能力を先に発動させてそれへの対策を探っていたようにも見えます。そして同卓者の手札を見極めた上で咲さんは適度に稼いで無事に2回戦通過を決めています。



咲-Saki-世界における能力者は、その能力があまりに強力なために、自分の打ち筋をどうしてもその能力ありきで考えることになります。だからこそ先を読みやすい。咲-Saki-世界の能力者の中ではトップクラスの柔軟性、対応力、そして支配力を持つ咲さんにとっては、おそらく能力者の打ち回しはどれだけ強力であってもパターンに限りがあるので与し易いのではないでしょうか。その点、特別な能力を持たない末原先輩はそれだけに最も柔軟な打ち回しができ、それが却って咲さんにとっては恐ろしかったのでは?



長野県予選決勝で鶴賀の大将の加治木ゆみちんも咲さんは恐れていました。咲さんのような強力な支配力を持つ魔物にとっては、同じく能力で押してくる相手は底が見切りやすく、力押しでも勝ちやすい。しかし異能が無くとも対局中に次々とプレースタイルを変化させ、相手に対応できる打ち手は恐ろしい。



他作品ですが、末原先輩はベイビーステップのエーちゃんにも似ています。主人公のエーちゃんは一目見て分かりやすいような特別な才能はありませんが、試合中に相手を分析してはその場で即座に対策を生み出し、試合中にどんどん強くなり、いつの間にか格上の選手をも脅かす規格外の対応力を持っています。また作品タイトルにもある通り、主人公の丸尾栄一郎の成長はひとつひとつが小さく、地味なものです。しかしひとつひとつの進歩は小さくともその踏み固め方が非常に強固で、しかもそれら全てに本人が明確な根拠を持っています。たとえスローペースだとしても、もし無限の時間が与えられたら最も強くなれるのはこのエーちゃんなんじゃねーの? と読者に思わせるくらい。相手はさぞかし不気味なことでしょうね。

咲さんは何故「一番手強い人」の勝ち抜けを助けたのか

まあそんな理由で末原先輩の強さと咲さんの高評価には今では一応納得しています(全て咲さんの掌の上のような気もするけど…)。それよりも疑問なのは、何故咲さんがその「一番手強い人」の勝ち抜けを助けるような打ち回しをしたのか、です。末原先輩の後半戦東三局での4000点の和了はハッちゃん曰く「清澄がパーソーを鳴かせたように見えました―」、南三局での16000点の和了は咲さんの槓からのツモ切りが結果的に末原先輩の和了を助けていました。これらを全て偶然と言うのは苦しい。しかし対局後の咲さんは「がんばってみたけどそれ(プラマイゼロ)しかできなくて… しかも一番手強い人(末原先輩)が残っちゃった……」と話しているので、この姫松アシストは意識的ではないものとします。



では咲さんは無意識で何を望んだか。それは「一番手強い人ともっと長く遊ぶこと」ではないでしょうか。

そもそも咲さんが清澄高校麻雀部に入る時のセリフが「私… 原村さんともっとたくさん打ちたいんです もっと麻雀で勝ちたいんです…!!」でした。自らとは異質で手強い相手と戦いたいという抗いがたい本能が彼女にはあるのかもしれません。戦闘民族サイヤ人みたいに。藤田プロや天江衣、夢乃マホとの戦いでも相手の得体の知れない強さを恐れ、その度に強くなってきました。同じように末原先輩を乗り越えるべき壁としてライバル認定したのではないでしょうか(この理屈だと準決勝で末原先輩が生贄になるのは避けられないな…)。



また、これも完全に俺の妄想ですが、咲さんは末原先輩を恐れるだけでは無く同時に憧れたのでは無いでしょうか。1巻で和ともっと打ちたいと言ったのと同じように、末原さんともっと打ちたいと願ったのでは。特殊な能力を持たなくても敵を恐れずにチャレンジし続ける末原先輩と。



咲さんの能力・プラマイゼロの細かい内実が全く分からないので殆んどが推測or妄想です。「ちょっとそれは違うんじゃねーの」とかツッコミを、特に麻雀の技術面からのそれを貰えると凄くありがたいです、俺麻雀を打った経験もなく知識も全く足りていないので。この能力の詳細が語られるのは物語の核心が明かされる時だと思うので気長に待ちたいと思います、おしまい。

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末原先輩の強さと、咲さんが望んだもの

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