ごちうさの主人公、かわいすぎる保登心愛(ほとここあ)とは?
保登心愛とは、Koiによる日本の四コマ漫画、「ご注文はうさぎですか?」に登場するキャラクターである。
アニメ版での声優は佐倉綾音。

概要
出典 保登心愛とは (ホトココアとは) [単語記事] - ニコニコ大百科
【立場・容姿】
本作の主人公。学校の方針で、下宿先である「ラビットハウス」で働いている。愛称は「ココア」。名前の由来は「ホットココア」。
容姿は、桃色(ピーチ色)の肩までかかった髪と、花の髪飾り(桜?)が特徴的。運動をする際はサイドポニーにしている。
【性格】
基本的に笑顔で明るく、誰に対してもすぐに打ち解けられるフレンドリーな性格。ラビットハウスに下宿することになった当日から、ティッピーに「あっという間に店になじんでしまった」と評されていた。
その反面、かなりドジであり、色々と抜けている。ボケに回ることが多く、よくツッコミを入れられたりする(主にチノ、リゼ、シャロから)。ただ、接客業に向いている性格なためか、仕事に関してのドジはない模様(明記されていないだけかもしれないが)。
前述通り、社交性はかなり高いため、全く知らない人にも気軽に話しかけることが出来る。二巻第六話の「お話をするお話」では、それが題材の一部となっており、後にサブキャラの一人となる青山さんと会話していたりした。
ちなみに、無類のもふもふ好きであり、特に兎をもふもふすることが大好きである。そのため、よくティッピーをもふもふしており、兎の群生を見て「もふもふ天国」と称したことも。
【他キャラとの繋がり】
メインキャラ(チノ、リゼ、千夜、シャロ)、そしてメグマヤコンビ、青山さんと繋がりがある。
◆リゼ:一応、同じラビットハウスで働く先輩。年齢的にも年上……なのだが、そのことを知ったのは割と時間が経ってからであった。曰く「年上とか意識しなくてもクラスメイトみたいにお話出来て楽しい」とのこと。
また、彼女の軍人気質には珍しくツッコミを入れることが多い。とはいえ、基本的にはツッコミを入れられる側である。
なお、初対面は「下着姿でロッカーに隠れていたリゼを発見する」という、なかなかに衝撃的な出会いであり、更にその後、拳銃を向けられたりもした。
「下着姿の・・・ドロボーさん?」
(完全に気配を殺してたつもりなのに)
◆千夜:同じ学校に通うクラスメイトであり、親友。学校に通う前(正確には、入学式と勘違いして学校を探していたとき)、とあるきっかけで知り合った。
波長が合っているのか、彼女のネーミングセンスを理解することが出来たりする。説明なしでメニューの内容を把握し、リゼを驚かせたりした。
ちなみに、どっちもボケ側のためか、二人きりだと「ツッコミ不在の空間」が発生する。チノを笑わせるために即席漫才コンビを組んだ際は、どっちもボケでツッコミなしという、斬新過ぎるコントを見せつけた。
「私この前家庭科の授業で、塩と間違えて砂糖入れちゃったじゃない」
「よくあるねー」
「あれ砂糖じゃなくて、粉末せっけんだったみたい」
「あはは。それ面白いー」
◆シャロ:店の新しいカップを買う際、同じカップを手に取ろうとしたことが初対面。特に恋愛に発展することはなかったが、その後も千夜との繋がりもあり、付き合いが続いている。
長い間「赤い屋根の大きなお家」に住むお嬢様と勘違いしていたが、後に貧乏であることを知る。その際、気付かなかったといえ、彼女の家を「物置」と言ってしまったりもした。
「ところでシャロちゃんの家はどこ?」
「この物置よ!!」
◆メグとマヤ: 補習でバイトに遅刻した際、ちょうど遊びに来て手伝っていた二人に出会ったのが初対面。この時、メグはココアの制服を着てたのだが、それを見て「新人さん!? 私、リストラ!?」と勘違いした。更に、リゼの制服を着ていたマヤを見て、「リゼちゃん!? いつのまにこんなちっちゃく・・・」との勘違いも。
二人のことは、チノと同じく妹のような存在として見ており、姉扱いをされるとつい甘やかしてしまう。
「お願いアネキ★」
「もっと一緒に居たいな。おっお姉ちゃん」
「もーっ。チノちゃんたちには内緒だよ」
◆青山さん:チノと散歩で公園に赴いた際、知り合った。その時は少し会話を交えた程度であったが、その後フルール・ド・ラパンから追い出されたところを出会ったり、小説家をやめてラビットハウスに訪れた際に出会ったりなど、何度か再会し、その度に仲を深めている。
ちなみに、間違ってココアの制服を着てしまった彼女を見て、「今度こそリストラだぁっ」と勘違いしたことも。
「ペンネームは何ていうんですか?」
「青山ブルーマウンテン・・・といいます」
(不思議な名前だ)
【チノに対する想い】
姉を自称し、良い所を見せようとしては、よく空回っている。
チノに対する愛情は、客にシスターコンプレックスと評されるほどであり、抱き着いてもふもふしようとすることも(そして邪険にされる)。一応、「チノちゃんはいつも私につんつんだよ」と、あしらわれているという自覚はあるようだ。
このことは、本人が三兄弟の末っ子(兄が一人、姉が一人)であることが原因らしく、年下の妹に憧れていたとのこと。そのため、チノのみならず、メグとマヤも妹扱いし、チノからは「ココアさんは年下だったら誰でもいいんです」と、誤解を招くような言い方を陰でされてしまったりした。
時々、チノが他の誰かを姉扱いしたり、憧れている素振りを見せると、慌てたり落ち込んだりすることも。
ただ、空回り気味ではあるものの、その愛情は本物であり、そのことはチノ本人にもある程度通じているようである。また、姉としての愛情だけではなく、母親としての愛情、「母性」を感じさせることもあったりする。
「でもこのライオンの木彫り細工、かわいくてすごく好きだなー」
「これはたんぽぽです・・・! 顔の付いたたんぽぽなんです!」
「えぇ!?」
【将来の夢と才能】
その日の出来事で、ころころと変わったり増えたりする。国際弁護士や、バリスタ。そして、小説家、パン屋などなど……。ひとまとめすると「街の国際バリスタ弁護士としてパンを焼きながら小説家の道を歩む」という、何とも可能性に満ち溢れたものとなる。
一応、実家がベーカリーであることから、パン作りは得意。逆に、パン以外はまともに作れないとのこと。
その他の素質としては、意外なことに数学や物理が得意ということが挙げられる。暗記などはお手の物で、相対性理論も説明できるほど。ただし、教え方はアレな様子。ついでに、文系も絶望的であり、特に英語が大の苦手(テストでは12点だった)。House(家)をhorse(馬)と書き間違えたり、「うぇるかむかもーん」 というチノも絶句する英文を作りだしたりした(直訳で「歓迎に来て」だろうか)。前述の「シスターコンプレックス」という言葉も、本人は「とりあえず格好良い」程度の単語としか思っていなかったことも。
また、チノの祖父が作った知恵の輪をあっさりと解いたり したこともあり、パズル関係も得意なようだ(流石に8000ピースのパズルは無理だったが)。