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ジョジョとドラゴンボールの「勝ち方」の違い

うーん。 この主題の「最強主人公」云々は別にいいんだけれども(それをいうなら吸血鬼ハンターDだろ、と思うが)このジョジョと孫悟空を並べのが気持ち悪い(キモイ、ではなくて比較としてみたときに生理的に違和

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ジョジョとドラゴンボールの「勝ち方」の違い

うーん。
この主題の「最強主人公」云々は別にいいんだけれども(それをいうなら吸血鬼ハンターDだろ、と思うが)このジョジョと孫悟空を並べのが気持ち悪い(キモイ、ではなくて比較としてみたときに生理的に違和感を感じる)。
ので勝ち方のパラダイムの違いについてさっくりと、雑に。

そこ以外に意見はないんで葛藤とか、自由にやっといてください。
※以下、雑文なので検証は適当に書いてます。そのつもりでどーぞ

POWER TO THE PEOPLE

能力者バトル、というと単純だが実は細かく違っていて、ドラゴンボールの登場人物はとてもわかりやすく「ギャリック砲」だろうが「かめはめ波」「スーパーノヴァ」などなど基本的に「気の力で破壊を行う」ことに特化してる。中にはクリリンを爆破したフリーザの能力やセルの人間吸収、魔人ブウのお菓子にするビームなどもあるが、それが勝負を決したりはしない(たとえばセルに吸収されている途中にその尾を爆破し逆転、みたいな展開)。

基本的には、ヤンキーマンガでよくある「理屈ではなく根性のある方が(最後まで立っている者が)勝ち」という明確さがあるものの、その勝利に繋がった遠因は「気合い」「家族」などの漠然とした概念と言うか根性論が主になる。

トリッキーなスタンド

そしてジョジョ。
リンク先では、承太郎を挙げているのでスターダストクルセイダースに限定して考えると(ジョセフとかジョナサンになると葛藤や苦悩があったりしますがね)しかしジョジョと言う作品でのスタンドのバトルと言うのは必ずしもパワー勝負であるとは言えない。というかそうでないことが多い。


たとえば飛行機の中で襲ってきたタワー・オブ・グレーなら花京院のハイエロファント・グリーンに対して高速移動で翻弄するも座席に潜り込ませたハイエロファントで狙いすました空域にエメラルドスプラッシュで追い込むことで勝利を得る。この戦いでは単純な力比べではなく「密かに罠を張っていた花京院」が力以外で勝ったことになる。
ここでのタワー・オブ・グレーは「飛行機事故などで全員殺す」が果たせれば上策、「何人か殺す」が中策、「飛行機事故で足止め」が下策だったわけですが、DIOから送り込まれたスタンド使いはすべて殺害or足止めの意図がある。


ダニエル・J・ダービーとの戦いではギャンブルが行われる。
オシリス神のスタンドは相手が敗北した、と考えるだけでその相手の魂をコインに変えてしまう。
水の入ったコップにコインを入れ、水滴がこぼれたほうが負け。そういう戦いではパワーは役に立たず一行は危機に陥る。
ジョジョにおいての勝利条件は必ずしも「全員を殺す」などではなく「DIOの元へ行かせない」ことなのでコインにすることで役割を果たせるし、パワーで上回る必要が無い。

マライアのバステト神は、相手の体を磁化する(SBRのブンブーン一家にも似たのいたっけ?)。
こちらも能力が発動すると磁石のように身体が金属製のモノを吸い寄せるようになることで身動きが取れなくなるわけで、パワー云々とも関係ない。

勝利条件の差

ジョジョにおいてはパワーよりもそのトリッキーな相手の能力により危機に陥り、それを機転によって回避することで逆転する、と言う展開が多く見られるし単純なパワーのみで「延々殴り合いをしてどちらが強いのか比べる」と言ったような決着は見られない。
なのでジョジョにおいて「どのスタンドが単純なパワーで一番強いか?」というのは大きな問題ではなく、単純なパワーが弱いスタンドでも主人公らを追い詰める場面が多い。
重ちーのハーヴェストみたいに小さくてわらわら湧いて出るスタンドもあるし、繰り返しのキラークイーンや平行次元のD4C、時間を加速させるメイド・イン・ヘブンのように時空を操れるスタンドなど単純な「力比べ」の枠では収まりきらないし、だからこそ単純なパワーに関わらず主人公らは勝利が可能になる。
(とはいえジョジョ作品の中で承太郎はその外見通り「根性論」を能力として使うキャラではあるのだけれど)

こういう勝利条件が違うパラダイムに存在する作品を単純に比較するととても違和感が出てしまう。
もともとの主題になっている「負けない、悩まない、葛藤しない主人公」という点で言えば、承太郎は成長をする必要が無い。

単純なパワー勝負の場合、次の敵に移る際にその契機として「敗北→修行→レベルアップ→勝利」という過程を経る必要があるのだけれど(それがパワーのインフレを生む)、ジョジョでは(特にスターダストクルセイダースでは)DIOへと向かう旅路を描くロードストーリーであり、主人公は承太郎でありながら他のキャラクターも敵を倒し協力し合いながら突き進んでいく。
ジョジョの主人公は承太郎だが、ポルナレフやジョセフやイギーや花京院も各シーンの主人公として描かれ、敵と戦い勝利をおさめている。

ジョジョでは、敵よりもパワーが強くなくてもいい。
そうではなく「勝てた理由」の方が重要であって、だからDIOとの戦いでも花京院が命を賭して時計を破壊しザ・ワールドの能力を暗示したことで承太郎は根性論を発動しDIOを上回り能力を発動する。
だから敗北も苦悩もそれに伴う修行やパワーアップを必要としない。
(成長したのは広瀬康一のエコーズとか、ね)
「力の優劣で勝負が決まらない」
そこがジョジョの魅力だと思う。

ドラゴンボールの場合、毎回襲いかかる敵に対して勝利するのは基本的に孫悟空であって、他のキャラクターは基本負けることで孫悟空を引きたてる役割を担っている(もちろんザコのサイバイマンなどイレギュラーもあるが)。
これには敵との勝負がシンプルなパワー勝負になってしまうから、という側面がある。

負けない、悩まない、葛藤しない主人公

「負けない、悩まない、葛藤しない主人公」というのは言ってみれば「負けなくていい、悩まなくていい、だから葛藤しない主人公」と言うことであって、つまり主人公が精神的に成長をしなくても物語が成立する、ということを指す。
前述した吸血鬼ハンターDや菊地秀行の諸作のように、もともと謎めいた超人的な主人公が謎の多い貴族のテクノロジーや罠を解明しつつ最終的に打倒する物語には主人公の「成長」を必要としない。
ジョジョのように敵がトリッキーであればそれに対抗するためにパワーのインフレーションは必要なく「気づき」があれば主人公らは勝利できる。

しかしドラゴンボールのパラダイムは「パワーが強い→勝利」なので「宇宙で一番強い」なんてキーワードも出てくるし、その強さの理由は「氏素性」「界王拳」「元気玉」などという虚構のステータス(フラグ)であって、気づきなどは必要なく「スカウターで計れば○○○○だからあいつは強い」という単純数値化された力比べが本質にある。
ヤンキーマンガにみられる「気合いの強いやつが勝つ」


孫悟空が「負け、悩み、葛藤する主人公」かと言えばそれは否。
孫悟空が己の弱さに葛藤して、力を渇望し精神的に成長することでインフレするんじゃなく、単に「宇宙一強い」という漠然とした「最強」への憧れベースでパワーインフレを起こし続けるために孫悟空は葛藤なしで力のみが成長し、いつのまにか子供がも出来て(セクシャルさを感じさせず、それほど大人びた様子もない)しまう。
誰かあの辺の「孫悟空の父親論」を語っても面白いと思うのだけれども。

パワーインフレするたびに精神構造も成長するなら、スーパーサイヤ人超えた時点で孫悟空は仏さまみたいな悟りの領域に入ってそうな精神構造でもなきゃおかしいと思うけれども。
ネテロはパワーが増して仏を背負うようになったわけですが。

どれだけパワーがインフレしても相変わらず気のいいパワーバカ。
それが孫悟空というキャラクターで、人間的成長が仔細に描かれているとは思えないのだけれども。
……で、でもドラゴンボールが面白いのに変わりはないですよね!!(この辺はファンに怒られそうなので適当に濁しておこう)。

「強さの果て、最強」というのは毒を盛られた李書文や戦争や政治に揉まれたイップマンのように単純な力以外の部分で何やら追われるわけですが。

もしくは刃牙のように大衆の面前で親子喧嘩の果て、よくわからない領域に行き、宮本武蔵みたいな別ベクトルの存在を持ち込んで時空を超えての最強決戦とかいう斜め方向のインフレを起こすしかないわけですかねぇ。

まとめ

ということで勝利条件やそこへ至る過程というのが作品によっていろいろあって、それらは単純にひとくくりで語ってしまうと違和感出るんじゃないのかしら?と言うお話でございました。
こういう「気づきによる逆転」っていうのは個人的には「冒険野郎マクガイバー方式」と呼んでますが*1インフレが必要ない主人公で使える。

まぁ、そんなことはどうでもいいですね。
はい、でわ。

出典 YouTube


記事タイトル:

ジョジョとドラゴンボールの「勝ち方」の違い

関連ワード :

孫悟空

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