
誰がために【木日ごはん】
出典 「誰がために【木日ごはん1】」/「さい」の小説 [pixiv]
「え?日向が料理?」
五月ももう終わる、という頃だった。
窓の外は新緑にあふれ、みずみずしくその色を輝かせている。夏が来る準備をしているんだな、と感じさせる色だ。
...
http://ameblo.jp/yumentotyou/entry-11308472961.html
日向順平「一人と、一人。」-「はぁぁぁぁぁ~」 自室の机に突っ伏して、日向は大きなため息をついた。 顔の下には数学の教科書。 テスト期間中。 部活もお休み。 「あ~・・・・・。」 心底のた
ある日の夫婦
ぼぅっとしながら授業を聴いていると、ふと目についたカレンダーを見た。
(もうすぐじゅんぺーの誕生日だ…)
顎を手に乗せて、木吉は考える。
(…何がいいかなぁ〜。そう言えば、じゅんぺーが好きな伊達政宗のフィギュア、この前リコに真っ二つに折られてたなぁ…。あの時のじゅんぺーの落ち込みようは凄かった…)