アニメキャラの魅力まとめ

検索
キャラペディア公式アイテム

   

0

pt

キルラキルトークショーに今石監督、シリーズ構成・脚本 中島かずき、クリエイティブオフィサー

徳島にて開催されたアニメイベント『マチ★アソビ Vol.12』にて「キルラキル トークショー」が行われた。ステージには今石洋之監督、シリーズ構成・脚本 中島かずき、クリエイティブオフィサー 若林広海、

キルラキルトークショーに今石監督、シリーズ構成・脚本 中島かずき、クリエイティブオフィサー若林広海が制作裏話を語る(前編)

徳島にて開催されたアニメイベント『マチ★アソビ Vol.12』にて「キルラキル トークショー」が行われた。ステージには今石洋之監督、シリーズ構成・脚本 中島かずき、クリエイティブオフィサー 若林広海、司会としてアニプレックス 鳥羽プロデューサーが登壇した。制作で多忙だったため、今石監督は久しぶりに生でのイベント出演となった。
 
鳥羽:グレンラガンの時にもご一緒させていただいたのですが、当時と制作体制も変わったという印象だったのですが。
今石:グレンラガンの時は上がってきたコンテを直す作業が多かったのですが、今回は全話の脚本をほぼ中島かずきさんが書いてくださったので、テイストが統一されていて、各話で自由に描くよりこのテイストを貫き通すということをしました。決まりを作ってコンテ側に書いてもらうということをしていたので、コンテが挙がった段階でのチェックバックが少なくなった印象はあります。
例えば“マコ劇場ではスポットがマコに当たって、手話(の様な感じ)で芝居を進める”というアイデアを出すことを中心にやっていました。
 
鳥羽:早い段階から脚本を中島さんが書くということは決まっていたと思いますが。
 
中島:シリーズ構成も1年半前には概ね流れを決めたのですが、ストーリー全体に関わるイベント回ばかりになったので、その段階で俺が書くしかないよねという話になっていました。
 
中島:今石、中島の好きなもの、自分たちのセンスを豪速球で投げてお客さんに受け入れてもらえるかという挑戦だと思っていて、これだけやりきったらどう受け入れてくれるかというところが心配だったのですが、思いの外騙されてくれてね…
 
(一同笑)
 
中島:(「キルラキル」は)こういうもんだと思って、諦めさせたら勝ちだなと思ったんですよね(笑)
 
今石:中島さんの本てとにかく言い切るしかないんですよ。
中くらいの表現をしてはダメで、全部ONで言い切るという作業をしました。
 
中島:でも、本人は普通の脚本を書いているつもりなんですよ。自分に取ってはスピードも展開も自然な流れで書いていて、自分にとって一番気持ちのいいスピードなんですよね。世間的に見るとせっかちだというのは改めて思いましたけど。
 
鳥羽:1話のコンテが一番表していると思うんですが、時間的にも構成的にもカロリーがかかっているんですか?
 
今石:作業時間は年とともに遅くなっているんでかなりかかっているんですが(笑)
すしおが絵作りする回だったので、アニメーターに自由にやってほしいという意味も込めて、コンテは余白を多めにして書いています。絵は書き込んでいないけれども、スピード感とかノリは練り込むようにしています。
一方で4話は誰が書いても同じようになるようにしようと思って、徹底的に絵を書いています。
 
若林:マコが手を上げて壁にぶつかった時の手の表情とか、すごくよくわかるぐらい書き込んでましたよね。
 
今石:拡大コピーして絵を清書してくれればそのまま使えるんじゃないかと思うぐらいしっかり書き込んでいます。
 
中島:4話が我々の叡智を一番結集していますよね。
ざっくり大きな絵コンテを書いたのをもらって、その構成を見ながら絵に合うセリフに変更しましたよね。「チカラパワー」というセリフもその段階で出ましたよね(笑)
 
鳥羽:現場のやりとりを積み重ねて来たものが感じられるのですが、意思疎通をするスピード感は昔と変わっていたのですか?
 
今石:今思うとグレンラガンの時は中島さんに遠慮していた部分があったんですよね。
今回はコンテあげてピンと来ないなと思えば中島さんに上げてセリフを修正してもらったり、アフレコの現場でも直してもらうとか…
 
中島:グレンラガンの時はまだ会社員だったので、そこまで制作現場には立ち会わなかったんですね。でも、今回はフリーになって時間の余裕がきくから、顔出してコンテ見て修正したりとか、いろいろと作業をしましたね。
 
鳥羽:コンテを見て直すという作業は確か劇場版グレンラガン辺りから始めたんでしたよね。
 
中島:今石さんから上がってきたコンテで3ページぐらいセリフのないシーンがあって、「これは俺にセリフを書けということか…」と思って、「わかったよ!書くよ!」みたいなね(笑)
 
今石:自分で膨らませてシーンを作っても中島さんの理想でできているので、中島さんが書いたセリフがないと終われないんですよ。これは中島さんの世界観がそうさせているなと。
 
中島:そうだねぇ。僕もセリフ埋めたがるからねえ。
アフレコの時も沈黙のシーンがあると「ここセリフ付けましょうか?」と聞いてしまって、「ここ音楽が流れるからいいんですよ!」と言われたりとか(笑)
 
そういう意味ではセリフはアフレコで一度テストやったあとにもだいぶ変えてますよね。1回声に出してもらって、何か違うなと思ったら、尺が合うなかでセリフを足すとか。
例えば、最終回の縫のセリフで「ウィ、ママン」て直前までは「はい、羅暁様」だったんですね。テストが終わって、ここは「ウィ、ママン」でどうですかと提案して録り直したら田村さんが1発で正解を出したんですよね。これはすごいなと思ったな。
 
鳥羽:今回はアフレコの時に「このキャラクターはこうじゃないですよね」みたいなやりとりはほぼ無かったですね。そういった意味では今回は恵まれたキャスティングでしたよね。 
 
今石:演じて欲しい人にキャストになってもらえて幸せでしたね。
 
若林:キャストのみなさん前のめりで、ちょっとした端役でも檜山さんや柚木さん達が率先して「私やります!」と言ってくださったのですが、人によっては誰が言っているのかバレバレなんですよ(笑)
 
鳥羽:声のイメージは最初からあったじゃないですか。それこそ美木杉って苗字から三木さんだよねって。
 
中島:いざオファーしてみると三木さん難しいかもしれないという話になったので、オーディションしましょうということになったんですよ。でも、オーディション会場に三木さんが来ていて…「俺はやるきまんまんなんだよ!!」って。
 
(会場爆笑)
 
中島:そういえば、ドラマCD45分あるんですが、あれはテスト無しの一発録りだったんですよ。悪いところは後から変えていくってやり方をしたんですが、これができたのもキャストの実力があったからこそだと思います。
 
鳥羽:ドラマCDは台本も終わってアフレコも始まってから書いているので、中島さんもキャストさんの声をイメージされているので、遊びの部分も多いし、内容も膨らんでいる感じになっていますよね。
では、話を制作の話に移していきたいと思うのですが、スタッフィング面では大塚さんが(トリガーの)社長になってしまったので、現場はやらないって話になっていたと思うのですが…
 
若林:「一番最初に大塚さんが僕は経営に専念するので僕が入ったらこの現場は危ないと思ってください。」と言っていたらオープニングで入ってましたからね(笑)
 
鳥羽:最終回はついに大塚さんが演出をして…
 
今石今石:あの時は僕も物量がありすぎて一人でやりきれないという…
 
鳥羽:大塚さんは現場のほうが楽しいってずっとおっしゃっていましたけど。
 
今石:僕がメモを書いてコンテにお願いするんですが、最終回は吉成さんにお願いしたんです。吉成さんは僕のメモの読解力が非常に高くて、こういった感じの絵が欲しいんだと投げると「この辺が元ネタだろ」という感じで帰ってくるので、僕が求めているレベルはクリアした上で、その上のクオリティを出してくれるので、吉成さんからも「このやり方が一番早くできるんじゃないか」って言ってもらいました。
 
中島:それは「今石作品のコンテは俺が一番できるんだ」って感じ?
 
今石:そういう風に聞こえるんです(笑)
 
中島:ラブラブじゃん(笑)
 
若林:最終回ってことで言うと吉成さんがコンテを書いているので、コンテを拡大するだけで吉成さんのクオリティが保たれているんですよ。
 
今石:アフレコの時にコンテ撮(絵コンテを撮影して仮の映像を作ること)で行ったのですが、絵のクオリティが高いので、声優さんが「今回のコンテの絵、いいっすねぇ」と言われました。
 
中島:コンテ絵の流子が下着姿で戦うところの体のラインとかはすごいと思ったよね。
 
鳥羽:大塚社長からコンテ集を出そうか(?)という話もありましたし、機会があったらぜひ見て欲しいですよね。
 
若林:カットになったシーンもけっこう有りますよね。そういう脚本やコンテでカットしたシーンを今後出すことができればね。
 
鳥羽:もちろん映像が完成形ではあるんですが、中島さんが脚本を書いて、今石さんがコンテを切っているという意味ではそれぞれが完成形であると言うこともできるので、せっかくですから脚本やコンテを皆さんに見ていただく機会はどこかで作れればいいなと思っています。
 
中島さんと今石さんがコンテを使って話しているということを当たり前のように話してきましたが、普通のアニメではあまりやらないんですよ。ライターさんが脚本を書いたらそれまでで、そこから先はコンテや監督の領分で切り分けますということが多いんですよ。今回のような共同制作というのは特に16話や23話はかなり踏み込みましたよね。
 
今石:23話は僕が最もラフを書いていない回なんですよ。「ここはマコが立たないとおかしい」という話が現場から上がってきて、そのコンテを元に中島さんにセリフを書いてもらってできたのが「流子ちゃん!私追いつくから!」とマコが言ったシーンですよね。
その時に現場とも話したんですが、中島さんの雰囲気は僕らでは出せないというのが結論でしたね。こういうシーンが必要だとわかっても、納得の行くセリフが中島さんじゃないと出てこない。
 
中島:個人的にも、自分が好きなロジックだけで展開を作れる機会というのはなかなか無いんだよね。

後編は記事元でどうぞー


記事タイトル:

キルラキルトークショーに今石監督、シリーズ構成・脚本 中島かずき、クリエイティブオフィサー

関連ワード :

纏流子

キルラキル KILL la KILL

美少女

髪色(黒)

ヒロイン

ニュース

セミロング




毎週木曜日の21時から生放送でお送りしています


>>ニコニコ生放送の公式チャンネル





>> 記事内容の規約違反を報告


 キャラペディア アニメファン10000人ランキング 
149回
148回
147回
146回
145回
144回
143回
142回
141回
140回
139回


キャラペディア公式TWITTER
← こちらの【フォローする】ボタンからフォローをお願いします(^^)v
配信内容:アニメランキング / キャラクターコラム / アニメニュース等
配信頻度:毎日3本~20本程度
毎日、アニメキャラクターを3人ピックアップ!キャラクターの魅力についてのコラムを配信しています。あなたの好きなあのキャラクターのコラムが、今日配信されるかもしれません(^^)vアニメ好き必見の公式TWITTER!要チェックです!週1のアニメランキングもお楽しみに!