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SS:ひろし「俺が徴兵……?」 みさえ「嘘でしょあなた……?」

ひろし「いや嘘じゃない………これは政府からの手紙だ………」 みさえ「そんな………」 ひろし「ってことは俺は朝鮮半島に行かなくちゃいけねえのか」

ひろし「俺が徴兵……?」 みさえ「嘘でしょあなた……?」

ひろし「いや嘘じゃない………これは政府からの手紙だ………」

みさえ「そんな………」

ひろし「ってことは俺は朝鮮半島に行かなくちゃいけねえのか」

みさえ「どうしてっ……!どうしてあなたがあんな場所にっ!?」

ひろし「数年前にこの国が集団的自衛権を認めたせいで自衛隊は朝鮮戦争に駆り出されちまったからな」

ひろし「なんでも北朝鮮の軍隊が思った以上に強くて自衛官も大勢死んで人出が足りなくなってるらしい」

みさえ「駄目よあなた!そんなとこに行ったらあなたも死んじゃうわ!」

ひろし「俺だって……俺だっていきたくねえよ」

ひろし「でも……国からの通達に逆らえるわけが………」

みさえ「あなた………ううっ……」

しんのすけ「ほっほほーい、おかえり~」ガチャ

しんのすけ「おつや~おつや~

しんのすけ「おっ……?」

ひろし「………」

みさえ「………」

しんのすけ「とーちゃん、かーちゃんどうしたの?なんだか暗いぞ~」

ひろし「しんのすけ………」

みさえ「しんちゃん………ううっ」

しんのすけ「かーちゃんが泣いてる……?」

しんのすけ「っ!」

しんのすけ「どうしてカーチャンが泣いてるんだゾ!?とーちゃんが泣かせたのかぞ!?」

ひろし「…………」

しんのすけ「トーちゃん最低だぞ!カーチャン泣かせるなんて!」

みさえ「違う………ちがうのよしんちゃん……」

しんのすけ「カーチャン?」

みさえ「パパは……パパはね……」

ひろし「いいっ……!そこからは俺が話す……」

みさえ「あなた………」

ひろし「しんのすけ………トーチャンな……‥」

ひろし「しばらく出張に行かなくちゃいけないんだ」

しんのすけ「出張……?」

ひろし「ああ………ちょっと長い出張でな、それでしばらくは家に帰ってこれないかもしれない」

しんのすけ「トーチャン、おうちに帰ってこれないの?」

ひろし「ああ」

しんのすけ「とーちゃん………」

ひろし「なんだ……?」

しんのすけ「とーちゃん、嘘ついてるぞ」

ひろし「うそ……?何言ってるんだしんのすけ?俺は嘘なんて……」

しんのすけ「だっておかしいんだぞ!ただ出張に行くだけだったら――」

しんのすけ「トーチャン、そんな悲しそうな顔してるはずないんだぞっっ!」

ひろし「っっ!?」

みさえ「しんちゃん……!」

ひろし「そっそれは………」

みさえ「それはきっとパパが私達としばらく会えなくなるから悲しいってことなのよっ……!」

しんのすけ「カーチャン………」

しんのすけ「とーちゃん、本当にカーチャンが言ってるとおりなの?」

ひろし「あっああ……!そうだよ!出張でみさえやしんのすけやひまわりと会えなくなて悲しいなあって」

しんのすけ「トーチャン………」

ひろし「(すまんみさえ!)」

しんのすけ(とーちゃん……やっぱり嘘ついてる気がするぞ)

しんのすけ(でもとーちゃんもカーチャンも隠したがってるし……)

83: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/07/01(火) 18:39:10.13 ID:oN9rxU0o0.net

数日後

ひろし「それじゃあ……行ってくる」

みさえ「あなたっ……!」

しんのすけ「トーチャン………」

ひろし「…………」

しんのすけ「とーちゃん、ホントに帰ってくるよね?」

ひろし「も……もちろんさ」

しんのすけ「本当の本当の?」

ひろし「俺が嘘つくわけ無いだろ?」

ひろし「――そうだ!しんのすけ、お前カンタムの新作基地セット欲しがってたよな?」

85: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/07/01(火) 18:40:20.35 ID:oN9rxU0o0.net

ひろし「俺が出張から帰ってきたらあれ買ってやるよ!」

しんのすけ「おお……!とーちゃん太もも~!」

ひろし「ははっ……それを言うなら太っ腹だろ~!」

しんのすけ「そうともいう~」

みさえ「………」

シロ「く~ん」

ひまわり「たいた~い………」

92: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/07/01(火) 18:48:23.49 ID:oN9rxU0o0.net

ひろし「…………」

みさえ「…………」

ひろし「みさえ、それじゃあしんのすけ達は頼むぞ………」

みさえ「あなた………絶対……絶対帰ってきてねっ……!」

ひろし「ああ………」

ひろし「………しんのすけ」

ひろし「いいか?トーチャンがこの家いいない間はお前がカーチャンやひまを守るんだぞ?」

しんのすけ「トーチャン………」

しんのすけ「おお!任せとけブ~ラジャ~!」

ひろし「ハハッ……頼もしいなあしんのすけ!」


――こうしてトーチャンは出張へと向かった

そして、これがオラたちの最後の会話となったんだゾ……… 

95: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/07/01(火) 18:54:58.15 ID:oN9rxU0o0.net

しばらくして

ニュース「つづいてのニュースは朝鮮有事です」

ニュース「朝鮮人民軍は昨夜韓国南部に駐留する自衛隊と米軍の部隊に対し攻撃を仕掛け――」

ニュース「自衛隊側と米軍側には合わせて二百人あまりの死亡者が――」

みさえ「貴方………あなたは大丈夫よね………?」

しんのすけ「カーチャン、最近ずっと不安そうにニュースばっかり見てるぞ…………」

ひまわり「た~い………」

98: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/07/01(火) 19:05:29.72 ID:oN9rxU0o0.net

幼稚園にて

まさお君「……………」

ボーちゃん「どうしたの?まさお君………最近暗いよ?」

まさお君「だって………だって………お父さんが………」

ネネちゃん「まさか……あんたの家も……?」

まさお君「うん………そうなんだ、僕のお父さんも朝鮮に………」

ボーちゃん「そんな………まさお君の家まで………」

風間くん「ほほう、立派なことじゃないか」

ボーちゃん「かざまくん………」

風間くん「君たちのお父さんはこの国のために朝鮮半島へといったんだろ?」

風間くん「フッ……立派なことだよ、日本のために戦地に行けるなんて」

まさお君「そんな………でもお父さんはすっごく嫌がってたよ………」

まさお君「戦争なんて行きたくないって………」

風間くん「いけないな、そういう非国民的な考えは」

風間くん「君のお父さんは日の丸のために死ねることの尊さ、偉大さを知らないんだよ」

ネネちゃん「風間くんっ……!あんたなんてことを……!」

ネネちゃん「まさお君のパパは危険な場所へと行かされたのよ!それをよくも――」

風間くん「やれやれ、これだから左翼に洗脳された自虐史観まみれの日本人は」

風間くん「日本の近くで争いが起きたんだからそれに日本が加わるのは当然じゃないか?」

風間くん「これを否定するのは反日主義者か某国の工作員くらいだよ」

ネネちゃん「な、何が当然よ!知ってんのよアンタのお父さんがお金払って徴兵から逃げたって話しっ!」

風間くん「よしてくれ、人聞きの悪い言い方は」

風間くん「僕の父には経済を動かしてこの国を支えるという偉大な使命があるのだ」

風間くん「君達のお父さんみたいな安月給でいくらでも代わりがいるような人間とは違うのさ」

ネネちゃん「このおおお!あんたいくらなんでも言っていい事と悪いことがあるわよおおおおお!」

ボーちゃん「風間くんっ………!人でなしっ………!」

まさお君「うわああああああああああああああああああんん!」

しんのすけ(みんななんだか騒がしいぞ、それにお父さんが戦争にって………)

しんのすけ(………もしかしたらオラの父ちゃんも)

一方その頃、朝鮮半島某所

ひろし「…………」

ひろし「…………ひでえ」

ひろし「どこを見渡しても瓦礫しかねえっ………」

ひろし「これが………これが………戦争だっていうのか………?」

上官「コラッ!そこのお前!モタモタするな!とっとと歩け!」

ひろし「へ、へいっ!すいません!」

ひろし(コンニャロー、自分は何もしないくせに威張りやがって~)

戦地に送り込まれてからはや数週間

俺は簡単な訓練と僅かな装備でいよいよ戦闘区域へ足を踏み入れようとしていた

川口「センパイッ……!センパイじゃないですかっ!?」

ひろし「お前は川口っ!どうしてお前までこんなところに!?」

川口「先輩と同じっす……俺のとこにも政府から手紙が来て………」

ひろし「そうか………そいつは災難だったなあ」

川口「ホントっすよ………ようやく俺にも彼女が出来たっていうのに………」

ひろし「彼女っ!?お前彼女なんかいたのかよ!?」

川口「ちょうど2ヶ月位前についに告白してOK貰えたんすよ!いやああの時は嬉しかったなあ」

ひろし「よかったじゃないか!これでお前にも守るべき者ができたんだ!」

川口「はいっ!……でもその直後にこれじゃあ」

ひろし「ああ……辛いよなあ」

川口「はあ………俺、どうしてこんなにツイてないんだろ?」

ひろし「いいや、ここで気を落としちゃダメだぞ川口」

川口「センパイ……?」

ひろし「確かに俺達はツイていない、だけどここで死ぬって決まったわけじゃない」

ひろし「気を落としたら負けだ、絶対生き残ってやる……こう強い気持ちを持ち続けるんだ!」

川口「……先輩はすごいっすね、どうしてそんな風に思えるんスカ?」

ひろし「俺には家族がいるからな、家族と再開するまでは死ぬわけにはいかねえんだ」

川口「かぞく………」

ひろし「お前にも彼女ができたんだろ?なら、彼女と再開するまで絶対死ぬもんかと思い続けろ」

川口「「センパイ………」

川口「わかったっす!俺、なんとか頑張ってみるっす!」

ひろし「ようし!その意気だ川口!」

川口「そうだセンパイ」

ひろし「?」

川口「もし俺が無事に日本に帰れてそれで彼女ともうまく行って結婚するなんてなったら………」

川口「もちろん、その時は結婚式に来てくれますよね?」

ひろし「当然じゃないか、俺が行かねえわけないだろ」

ひろし「最高の後輩の結婚式に顔出さねえ係長がいるかってんだ!ハハッ」

川口「ううっ……うれしいっす、センパイにそこまで言ってもらえるなんて」

ひろし「よせ泣くんじゃない、その涙はまだとっておくんだ」

川口「はい……はいっす……」

再び春日部市

しんのすけ「ただいまー………」

みさえ「あらしんちゃんおかえりなさい………」

しんのすけ「…………」

みさえ「………しんちゃん?」

しんのすけ「…………」

みさえ「どうしたのしんちゃん?」

しんのすけ「母ちゃん………」

しんのすけ「父ちゃんはせんそうに行ったの?」

みさえ「っ!?」

188: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/07/01(火) 20:34:51.08 ID:oN9rxU0o0.net

みさえ「しんちゃんどこでそれをっ!?」

しんのすけ「やっぱりそうだったんだ………」

みさえ「はっ……!」

しんのすけ「どうして………ねえどうして…………」

しんのすけ「どうして父ちゃんはオラに嘘をついたの?」

みさえ「しんちゃん………それはね………」

しんのすけ「酷いぞ父ちゃん………オラに嘘言うなんて………」

みさえ「パパは………パパは貴方に心配掛けたくなかったのよ………」

しんのすけ「そんなの……そんなの勝手だぞ………オラには嘘つかないって言ってたのに」

みさえ「しんちゃん………」

195: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/07/01(火) 20:45:01.09 ID:oN9rxU0o0.net

みさえ「ごめんね……ごめんね……でもパパは貴方を傷つけたくなかったの」

みさえ「その気持ちをわかってあげて…………」

しんのすけ「うっ………うううっっ………」

しんのすけ「うわああああああああああああああああああん!」

みさえ「しんちゃん………ごめんなさい……ごめんなさい………ううっ」

しんのすけ「うわあああああんわああああんわあああああん!」

ひまわり「びえええええええええええええええええええええん!」

みさえ(貴方……この子たちのためにも絶対帰ってきてっ……!)

朝鮮半島某所

ヒューン……ドカーン!

警報「敵襲!敵襲!総員直ちに戦闘態勢に入れ!」

ひろし「敵襲っ!?ついに北朝鮮が攻めてきたのか!?」

上官「お前ら!聞こえなかったか!早く武器を手に取れえ!」

川口「ついに……ついに……この日が来ちまったっす」」

ひろし「くっ……いいか川口、前にも言ったが絶対弱気になるんじゃないぞ!」

ひろし「生き残ることだけを考えろ!」

川口「わかってる……分かってるすよ………でもやっぱり怖いっす」

ひろし「バカ野郎!怖いのは俺だって同じさ、見ろよ俺の手足こんなに震えてるぜ?」

ひろし「でも俺は絶対逃げねえ、そしてかならず生きて帰るっ!」

川口「センパイッ………わかったっすよ、俺も覚悟を決めるっす!」

ひろし「よっしっ!それじゃあ行くぞっ……!」

川口「はい………」

ドカーン!ドカーン!

川口「ひいいっ!爆弾が空から降ってくるっすよ!」

ひろし「くそっ!砲撃されてるのか!」

ドッカーン!

ギャー!ウワー!

川口「あわあああわ!人の腕が……腕が吹き飛んでる………」

ひろし「見るなっ!見るんじゃない川口っ!」

川口「うぼぼっ………おえっ……」

ひろし「クソッ……!」

上官「お前たち!何をモタモタしてる!早く突撃しろおおお!」

ひろし「何が突撃だっ!こんな状況で動ける奴がどこにいるんだよっ………!」

上官「敵はあの高台から砲撃をしている!そこのお前!震えてないであの高台に砲弾を打ち返せ!」

川口っ「ひいいいっっ………怖いっ!怖い!」ビクビクビク


上官「ビクビクするな!早く撃て!」

ひろし「待ってください!こいつにはそんなことできません!」

上官「なにいいいっ!?貴様、私の命令に逆らうつもりか!?」

ひろし「そ、そういうつもりじゃ……でもこいつにはまだ……」

上官「甘えるな!ここは戦場だ!いつまでも民間人気取りでいるな!」

ひろし「でも………」

上官「ならばお前が撃て!こいつに無理ならお前がやれ!」

ひろし「っ!?」

上官「どうした!?お前もできないというのか!?」

ひろし「いえっ……そういうわけではありませんが………」

上官「ならば早く撃て!」

ひろし(俺が敵を撃つ……イコール敵を殺す……)

ひろし(あの高台……遠くて見えないが絶対相手がいるはずだ……)

ひろし(そこに俺が撃てば相手は死ぬ………つまり俺が殺したってことだ)

ひろし(そしたら………俺は人殺し……)

上官「ええい!早く撃たんか!お前も撃てないというなら二人まとめて射殺するぞ!?」

ひろし(くっ………こうなったら腹くくるしかねえっ……!そもそも先に撃ってきたのはあっちだ!)


ひろし「うおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!」

ドーン!ドーン!ドーン!

ドカーン

上官「おお!命中したぞ!お前、こんなにできるならもっと早く撃て!」

ひろし(へへっ………やっちまった……ついに殺しちまったぜ……)

245: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/07/01(火) 21:42:59.58 ID:oN9rxU0o0.net

上官「よし、敵が少し怯んだ隙に砲撃を繰り返すぞ!」

上官「うてえええええええええ!」

ドーン!ドーン!ドーン!ドーン!

ひろし「悪く思わないでくれよおお!」

ドカーン!ドカーン!

川口「うううっ………」ブルブルブル

川口(センパイ……戦ってるのか……?)

川口(震えて撃てない俺の代わりに戦ってるのか?)

ひろし「死にたくなかったらにげてくれよおおおおお!」

ドーン!ドーン!ドーン!

川口(ああ………俺なんでこんなに情けないんだろ………)


川口(辛いのは先輩だって一緒なのに………)

自衛隊員「報告!自暴自棄になったと思われる敵軍が我が部隊に対し突撃作戦にでました!」

上官「なにいい!人民軍め!気が狂ったか!」

敵兵「日本相手に背を向けて逃げる訳にはいかない!突撃だあああああ!」

敵軍勢「ニダアアアアアアアアアアアアアアア!」

上官「砲撃だ!更に砲撃を加えろ!」

自衛隊員「ダメです!砲撃が追いつきません!」

上官「くそっ!機銃を使って迎え撃つぞ!」

ひろし「これで相手を撃てってか………へへっ、こんなん使ったら人間はミンチじゃねえか」

川口「センパイ………」

ひろし「川口……お前大丈夫なのか?」

川口「正直本当はダメっす………でも先輩一人に背負わせるわけには行かないっす……」

ひろし「川口………」

川口「今度は俺も戦うっす」

ひろし「………無茶はするなよ」

川口「はいっ………」

上官「敵が来るぞ!撃て!」

264: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/07/01(火) 22:04:32.69 ID:oN9rxU0o0.net

ひろし「うおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!」ダダダダダダダ!

川口「ああああああああああああああああああああああああ!」ダダダダダダダダダ!

敵兵「ぎゃああああ!」

敵兵「ああああああ!」

敵兵「いでえよお………」

上官「ハハッ、突撃してきた割には大したことないな、所詮旧装備ではこの程度か」

上官「よし、この調子で敵を片付けるぞ」

ひろし「逃げてくれりゃあ俺だって殺さずにすんだんだよ………あああああああああああ!」ダダダダダダ

川口「うわあああああああああああああああああああああああああああああああ!」ダダダダダダ!

敵兵「まずい……このままじゃ全滅する!」

敵兵2「あの機銃さえ片付けられれば………」

敵兵「そうだ……撃ってるやつを狙撃すればいいんだ!」

敵兵2「狙撃……そんなことできるのか?」

敵兵「あそこに回り込めば機銃を撃ってるやつを狙えるはずだ」

敵兵2「だが一発で成功させないと………」

敵兵「俺の狙撃能力を舐めるなよ?」

敵兵2「……このまま突撃して死ぬよりマシか」

敵兵「よし、そうと決まれば実行するぞ」

ひろし「はあはあ………だいぶ敵も減ってきたな」

川口「でもそれだけ俺たちは相手を………」

ひろし「そういう考えはよせっ!これは突撃したほうが悪かったんだ……」

ひろし「俺達は撃つしかなかった……そう思うんだ!」

川口「センパイッ………!」

上官「気を抜くな!まだまだ撃ち続けろ!」

ひろし「くっそおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!」

敵兵「馬鹿めっ………敵が正面からしか来ないなんて思うなよ!」

敵兵「死ねっ………!」バキュン!

パンッ!

ひろし「っ!?」

ひろし「川口っ!今の音はなんd――」

川口「」

ひろし「か………かわぐち……?」

ひろし「嘘だろ………おい川口お前」

川口「」

ひろし「返事しろっ!どうしたんだよ川口!」

上官「馬鹿!そいつは死んでいる!頭を狙撃された!」

上官「注意しろ!2発目が飛んでくるぞ!」

ひろし「川口っ!お前彼女ができたんだろ!?結婚式に俺を呼んでくれるんだろ!?」

ひろし「返事しろ!返事してくれよおおおおおおおおおおお!」

パンッ!

ひろし「ぐおッッ!?」

上官「馬鹿!だから注意しろと!」

ひろし「…………」

ひろし「…………」

ひろし「へへっ………」

ひろし「へへへ…………」

ひろし「よくも………よくも………」

ひろし「よくも川口を殺してくれたなあ………」

ひろし「許さねえ………」

ひろし「ぜってえ許さねえ………!」

ひろし「あああああ………」

ひろし「あああああああああああああああああああああああ!」

自衛隊員「狙撃位置判明!3時の方向です!」

上官「よし!ならばうてえ!」


ひろし「うあああああああああああああああああああああああああああああああああ!」ダダダダダダダ

ひろし「死ね死ね死ね死ね死ね死ねしね!」だだだだだだだだだ!

敵兵「チッ!狙撃位置がバレたk――グエッ」」ズダン!

敵兵2「まずいっ……にげrグワッ!」バタッ

ひろし「いっひひひひひひひひひみんなしねえええええええええ!」だだだだだだだだだ!

上官「馬鹿っ!もうそっちに敵はいない!弾を無駄にするなっ!」

ひろし「あああああああああああああああ!」

ひろし「うわあああああああああああああああああああああああああああああ!」

ひろし「ああっ……あああああ………かわぐちっ!かわぐちいいいいいいいいいいいい!」

ひろし「あああああああああああああああああああああああああああああ!」だだだだだだ!

敵兵達「くっ……機銃の勢いがおさまらn……グボア」

ひろし「へへへっざまーみろみんな死ねええええええええええええええ!」

自衛隊員「敵部隊、ほぼ壊滅を確認」

上官「よし、機銃攻撃は終了だ、諸君よく持ちこたえてくれた!」

自衛隊員たち「おおお!やったぞ!敵を追い返した!」

ひろし「はっはは……‥ははは………」

あれから、何日が経っただろうか…………
俺は川口を失った悲しみを忘れようとあの日以来狂ったように戦い続けた
来る日も来る日もやってくる敵を殺し続け、気が付くと俺はあの小うるさい上官に
何も言われなくなるほど殺しに長けるようになっていた

俺はそんな自分に恐怖感を覚えつつも戦うことをやめることはできなかった
なぜなら戦場以外の場所になるとあの日のことを思い出してしまうから…………

よしなが「園長先生、ご無事かしら」

まつなが「園長先生が戦場に行かれてしまってからもう半年も経つのねえ」

よしなが「顔こそ怖いけれど誰よりも優しかったあの人が戦場なんて………」

上尾「でも最近は戦況もだいぶ良くなって北朝鮮を倒せるかもなんて話も………」

まつなが「そうはいっても戦場じゃいつどこでどうなるかなんて……」

よしなが「ちょっと……そういう言い方はよして!」

まつなが「ご、ごめんなさい………」

上尾「はあ………(心なしか園内全体が以前よりどんよりとしている気がする)」

上官「我々はついに韓国の首都、ソウルの奪還に成功した」

上官「これもひとえに諸君らの奮闘あってのことだろう」

上官「長かった戦争もまもなく終わろうとしている」

上官「さあ諸君、この戦争を終わりにするため最後の仕事をしようではないか!」

自衛隊員たち「おおおおおおおおおおおおお!」

園長「本当、ここまで長かったですねえ」

ひろし「ええ」

園長「それにしてもまさか私もこの戦場で野原さんと会うなんて思いませんでしたよ」

ひろし「俺だって最初見た時はびっくりしましたよ」

園長「いやしかしはじめに来たころ野原さんがいて助かりました」

園長「野原さんが色々と戦い方を教えてくれなかったら私はもう死んでいたでしょう」

ひろし「もう誰も死なせたくありませんでしたから………」

園長「川口さんでしたか………本当無念でしたねえ」

ひろし「ええ………」

上官「よし!お前らそろそろ次の戦場に移動するぞ!」

ひろし「それじゃあ俺達も行きましょう」

園長「いやしかし……こんな物騒なものを持っていては私本当に組長じゃあないですか」

ひろし「ハハッ………しんのすけが見たらそう言うでしょうねえ」

園長「しんのすけ君、元気にしているといいのですが………」

ひろし「……………」

ひろし(しんのすけ、待ってろよもうすぐ帰るからな………)

園長「おっと……もたもたしているとまたあの上官に怒られてしまいます、急がないと」

平壌 某所

将軍「まずいニダ!ここに来て戦況が一気に悪くなっているニダ!」

側近「ええ、仰るとおり我軍は圧倒的劣勢に立たされてしまいました」

将軍「立たされてしまいましたじゃないニダ!早くこの状況を打破するニダ!」

側近「申し訳ありません、もはや正攻法では敵に太刀打ちすることは難しいのです」

将軍「ふざけるなニダ!それじゃあおめおめと負けを認めろというニカ!?」

側近「まあまあそう慌てずに、確かに正攻法では難しいですがそうでなければ現状は十分打破可能です」

将軍「そんな方法があるなら早く言うニダ!それでその方法とは何ニカ?」

側近「将軍様もご存知な例の兵器を使います」

将軍「例の兵器……?まさかそれは………」

側近「ええ……まさこのアレですよ」

朝鮮半島 韓国北部

ダダダダダダダ

ひろし「うおおおおおおおお消えろおおおおおおおおお!」

敵兵「ギャー!」

園長「悪く思わないでくださいよ!」ズドドドドドド

敵兵2「うわあああああ!」

460: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/07/01(火) 23:54:07.60 ID:oN9rxU0o0.net

上官「よし!この地域もだいぶ制圧が進んできたな」

上官「ここを落とせば事実上韓国領内の敵は一層されたこととなる!」

上官「お前たち!もうひと頑張りだ!」

自衛隊員たち「うおおおおおおおおおおお!」

ひろし「長かった……本当長かった……」

園長「でももうすぐそれも終わるんですよっ……!」

ひろし「ええっ………!」

自衛隊員「報告!報告!」

上官「どうしたっ!?」

自衛隊員「たった今、北朝鮮が日本に向けて数発の弾道ミサイルを発射したとの情報が!」

上官「なんだとっ!PAC3は!?」

自衛隊員「配備はされたものの何分ミサイルの数が多く………」

上官「なんてことだ………」

アメリカ国内

ニュース「先ほど北朝鮮は日本国に対し核搭載のミサイル攻撃を行い――」

ニュース「日本の主要都市圏は壊滅、被害の規模はまだ把握できていません」

ニュース「この攻撃に対し我が国は既に報復核攻撃の準備をしており――」

ニュース「――中国政府も事実上北朝鮮を見放し我が国の攻撃を黙認する構えを」

あれからどれほどの月日が経っただろうか………
俺達の戦っていた戦争は北朝鮮の核攻撃に対するアメリカの圧倒的報復という形で幕を閉じた
アメリカが本格的に動き出したことにより俺達日本の自衛隊は後方支援へとその任務を移した。
俺や園長先生も前線へ行くことはなくなり、安全な後方地帯で戦争終結を見届けた

それからしばらくして、俺達は日本へ帰ることを許された

だが

だが

実際にはもはや俺達に帰る場所などなかったのだ

日本に帰った俺や園長先生であったが住んでいた春日部へ入ることは許されず
埼玉から遠く離れた片田舎へと追いやられた

なんでもここは核攻撃を受けた日本において数少ないその被害を逃れた地域の一つらしい
そして俺達はこの小さな田舎町で日本の悲惨な現状を知ることとなった

一つ 関東はもはや人が住める状態ではないこと

一つ 特に東京、神奈川、埼玉は瓦礫しか残らなかったこと

一つ その他の地域も大都市を中心に甚大な被害を受けたこと

そして、もう一つ

東京や埼玉でも特に激しい被害を受けた地域では遺体すら残らず人は蒸発してしまったこと

なぜここまでの被害が出たかというとそれは日本やアメリカが北朝鮮の
核兵器の威力を甘く見ていた側面があったからだとかどうだとか………

なぜか知らないが核攻撃の数日前に都合よく逃げ出していた日本の軍事評論家とやらが
アメリカのテレビで言っていたような気もするがそんなことは俺にとってもはやどうでも良かった………

なぜなら、理由がどうであれ俺の家族はもう帰ってこないから


園長「野原さん………私達で春日部まで行きませんか?」

俺は園長先生の言葉に驚いたが、やがてその目を見てゆっくりと頷いた

ひろし「そうですよね、やっぱり帰ってきたからには故郷へ帰らないと」

園長「僕もやはりどうしてもあの幼稚園を見ないと落ち着かないんですよ」

俺と園長先生はひとつの決意を胸に、近くにあった米軍のヘリを盗みだして埼玉を目指した

園長「いやあ、今日ばかりは自衛隊生活に感謝しますよ」

ひろし「ああいう場にでもいないとヘリの操縦法なんて覚えなかったでしょうね」

園長「それに守衛の米兵もあっさり倒しちゃいましたもんね」

ひろし「米兵とはいえ前線に行ったこともないような奴ら今の俺達の敵じゃあないですよハハッ」

園長「おっと、野原さんそろそろ埼玉につきますよ」

ひろし「どれどれガイガーカウンターはっと………ギリギリ生存可能ですね」

園長「良かったそれなら降りられそうだ」

園長「よし、ではこのへんで降りましょうか」

ひろし「ええ」

そうして俺達は廃墟とかした埼玉へと降り立った

園長「ここが………」

ひろし「埼玉……」

目の前に広がったのは変わり果てた姿の埼玉県であった

ひろし「これが………これが………俺達のさいたまっ………!」

園長「ああ……懐かしい、瓦礫にこそなれど確かにここは僕達の住んでいた街です!」

ひろし「帰ってきた………俺達は帰ってきたんだ………っ!」

園長「さあ野原さん、早く向かいましょう」

ひろし「しんのすけー!ひまー!みさえー!シロー!今帰るからなあ!」

園長「僕もやっと園長先生に戻れる!」

ひろし・園長「アッハハハハハハハ!嬉しいなー!楽しいなー!」

園長「野原さん!野原さん!あれ!あれみてください!」

ひろし「あれはふたば幼稚園っ!?」

俺はそれを見た時、目を疑った
なぜなら目の前にはあるはずのないふたば幼稚園がそのままで残っていたからだ

いやそれだけではないそこには――

しんのすけ「ほっほほーい!とーちゃんこっちこっち~!」

ひろし「しんのすけっ!?」

ひまわり「たいた~い!」

ひろし「ひまわりもっ!」

みさえ「あなた、ついに帰って来てくれたのね!」

シロ「あんあん♪」

ひろし「みさえにシロまでもっ!?」

ひろし「お前たち……どうしてここにっ!?」

みさえ「どうしてもこうしてもみんなであなた達の帰りを待っていたからじゃなーい!」

しんのすけ「そうだぞ!父ちゃん遅すぎてオラ、待ちくたびれちゃったぞ!」

ひろし「みさえ………しんのすけ………」

591: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/07/02(水) 01:14:51.21 ID:kwDb9Mv40.net

ひろし「…………」

ひろし「いやああ!帰りが遅れちまって悪かったなあ!」

みさえ「いいのよあなた、あなたはよく頑張ったもの」

しんのすけ「オラも今回だけは許してア・ゲ・ル」

ひろし「ハッハハハハハハ!しんのすけはあいかわらずだなあ!」

ひろし「よおし!それじゃあ今日は家族再会記念に飯でも食いに行くかあ!」

しんのすけ「おお!父ちゃん太ももー!」

ひろし「それを言うなら太っ腹だろ!ハハハハ!」

みさえ「もうしんちゃんったら相変わらずねえ」

みんな「は~っハッハッハッハ!」

601: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/07/02(水) 01:20:09.67 ID:kwDb9Mv40.net

よしなが「園長先生」

まつなが「おかえりなさい」

園長「ええ、皆さんただいま」

園児たち「わあああ!園長先生だあああ!」

園長「おやおや皆さん元気そうですねえ………」

園児たち「ねえねえ園長先生遊んで遊んで~」

よしなが「コラ!園長先生は帰ってきたばかりで疲れてるのよ」

園長「いいんですよヨシナガ先生、私もちょうど子供たちと遊びたい気分でしたから」

よしなが「でも………」

園長「心配せずとも私はそんなに軟じゃありませんって」

よしなが「はあ……」

園児たち「園長先生はやくはやく~」

園長「ええ、今行きますよっと」

園長「いやあ今日もいい天気です………」

園長「さあ、それじゃあ園児のみんなと遊んできますか」

園長「みなさん行きますよ~」

園児たち「は~い」

                            終わり 


記事タイトル:

SS:ひろし「俺が徴兵……?」 みさえ「嘘でしょあなた……?」

関連ワード :

野原ひろし

クレヨンしんちゃん

おっさん

髪色(黒)

理想の父親

SS

藤原啓治(声優)




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