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『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q』における葛城ミサトの碇シンジに対する愛情と葛藤について

『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q』を観て、「ミサトさんはやっぱりシンジ君のことが大事で仕方ないんだなあ~(ニヤニヤ)。でも、立場上大変よね~」と思って居たのに、ブログなどで他の人の感想を読むと「ミサトさ

『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q』における葛城ミサトの碇シンジに対する愛情と葛藤について

『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q』を観て、「ミサトさんはやっぱりシンジ君のことが大事で仕方ないんだなあ~(ニヤニヤ)。でも、立場上大変よね~」と思って居たのに、ブログなどで他の人の感想を読むと「ミサトさんがシンジ君に冷たすぎる」とか、「説明不足すぎる」とか色々と批判されているのがとても残念です。

そんなわけで、ミサトさんがいかにシンジ君を大事にしているかを書き連ねたいと思います。

まず、最初に書いておきますが、シンジ君には他殺と自殺の危険性が有ります。

シンジ君はサードインパクトの犯人と認識されているので、彼に敵意を抱いている人間は多く居るでしょう。実際、新キャラで登場していたヴンダーの乗組員にもシンジ君にあからさまに敵意を向けている人も居ます。民間人も含む集団であるヴィレの中にはシンジ君の殺害を企てている人間が居るのは間違いないでしょう。

また、シンジ君は綾波レイを救ったという認識しか持っていませんが、実際にはサードインパクトの引き金となり全人類を絶滅の危機に陥れ、しかも救ったと思っていたレイも救われていないという状況です。ネルフに連れてこられて数ヶ月しか経っていない14歳の少年が背負うにしては重すぎる現実です。こんな現実に直面してしまえば絶望するのは目に見えていますし、最悪自殺という可能性も考えられます。

こうしてシンジ君の置かれた立場を考慮すると、ミサトさんのシンジ君に対する配慮とヴンダー艦長としての葛藤が随所に見られます。

それでは順に解説していきましょう。

1. 検体三号こと碇シンジが見つかると可及的速やかに自分の手元に持ってくる。

シンジ君が発見されてから、ミサトさん達の前に連れてこられるまでどれほどの時間が経過しているかは不明ですが、慌てた様子で移動しながら移動中も鈴原サクラ少尉がメディカルチェックを行うなどかなり迅速に身柄が移送されていたことがうかがわれます。

急ぐ理由は暗殺の危険性です。移動されている間、シンジ君には銃口が向けられていますが、あの4人の中に1人でも暗殺者が居れば死んでいます。また、ミサトさんの元に連れてくるまでの時間が長くなれば長くなるほど暗殺のリスクは高まります。

だからミサトさんはあれほど大急ぎでシンジ君を自分の元に連れてきて、安全確保を行ったと考えられます。

2. 面会を艦橋で行うことで他の乗組員に対して危険性の無さをアピール

別室では無くわざわざ艦橋に連れてくるのは時間の問題以外にも他の乗組員へのアピールもあると考えられます。

シンジ君はサードインパクトの犯人であり、シンジ君を知らない人にとっては恨みの対象であると同時に恐怖の対象であると考えられます。実際、移動しながらシンジ君に銃口が向けられていたのは恐怖もあるためだと思われます。そうなると恨みだけでは無く恐怖から衝動的に殺害される可能性もあります。そこで、「素」のシンジ君を見せることによって危険人物では無く、何も知らない平凡な少年であるということを他の乗組員に見せ、シンジ君への恐怖心を解消させていると考えられます。

3. シンジ君に対して過剰に冷たく接することにより乗組員を安心させる

シンジ君と面会したミサトさんは過剰と言えるほど冷たいです。

これはヴィレの人間として当然と言えます。ミサトさんがかつてシンジ君と寝食を共にしていたことはおそらくみんな知っており、シンジ君に甘い態度を取るのではないかとミサトさん自身も他の乗組員に疑われていると考えて良いでしょう。

もし、ミサトさんがシンジ君に甘い態度を見せると乗組員の中に不信感が高まり、艦の統制が乱れる危険性もあります。それは艦長として避けなければいけない事態です。

ですから、ミサトさんとしてはシンジ君に対して冷酷な態度を取っているところを他の乗組員に見せる必要があります。

また、気を抜くとシンジ君に甘くなってしまいそうなので、ミサトさんは敢えてシンジ君と目もろくに遭わせず必死に自分の感情を抑えていたのではないかとも想像されます。

4. DSSチョーカーの存在を知らしめる

シンジ君の生殺与奪を握るDSSチョーカーの装着と調整をしっかりアピールしています。

いざとなればシンジ君をいつでも殺害できることを他の乗組員にアピールして安心感を与えると共に、艦長として他の乗組員の怒りの代弁者となることを示していると考えられます。また、シンジ君の生殺与奪権を握るのは艦長であると示すことで他の乗組員に牽制しているとも考えられます。もちろん、シンジ君の殺害を企てる人間が居たら、そんなことは関係ないでしょうが、一定の牽制になることは確かです。

5. シンジ君を艦橋に残したまま戦闘へ

戦闘配置になるのでシンジ君は邪魔になるはずですが、艦橋に残したままにしています。

艦橋は重要な場所なので戦闘でも他の場所よりも危険が少ないと考えられ、より安全な場所にシンジ君を置いておきたかったのだと思われます。

また、戦闘中に一般乗組員が艦橋に入ることは出来ないでしょうから、暗殺のリスクも軽減されます。

この戦闘シーンでもシンジ君の身柄の安全に対する配慮がなされていると考えられます。

6. シンジ君を隔離室に保護

その後、シンジ君は隔離室へ入れられますが、これはむしろシンジ君を守るためと考えられるでしょう。

当然ながらシンジ君が艦内を動き回れば暗殺の可能性が有ります。また、普通の部屋でも襲撃される可能性があります。そう考えるとミサトさんの目の届くところに置いておくか、隔離室に保護するかしかりません。

実際、エヴァパイロットのアスカすら隔離室の中には入れず、外からガラスを殴るしかありません。アスカのパンチ程度でヒビが入る保護ガラスのはすこし心もとないのは確かですが。

また、隔離室に置き監視することで自殺などのリスクも軽減できるものと思われます。

7. 世話役にシンジ君の親友である鈴原トウジの妹を配置

シンジ君を隔離室に保護したからと言って、身の回りの世話は必要です。世話人の中に暗殺者が紛れているリスクは排除しなければいけません。そこで配置されたのがシンジ君の親友である鈴原トウジの妹です。

鈴原妹なら身元も確かですし、兄の親友ということでシンジ君に対して一定の礼節をわきまえており、人見知りをしそうなシンジ君も安心できそうです。シンジ君にとって最適な人材の配置と考えられます。

ただし、彼女もDSSチョーカーに対しては「絶対外しませんよ」と言ったり、シンジ君がレイの声に誘われて出ていくときも「(サードインパクトは)勘弁して欲しいわ」と言ったりと単に兄の親友としか観てないわけでは無さそうです。

余談ですが、鈴原トウジが死んでいたらここに妹配置するのはむしろ危険なので、トウジは生きている様な気がします。

8. 説明役はリツコだが、ミサトさんも同席

ここの隔離室のシーンはリツコさんの状況説明です。説明するのはリツコさんなので艦長として忙しいはずのミサトさんが同席する必要はありません。

それなのにミサトさんが同席する理由としては、単に近くでシンジ君を見たかったというのも有りそうですが、リツコさんを監視する為と考えられます。

リツコさんはTV版でも綾波レイの正体をシンジ君に教えたことが有りますし、基本的に科学者として理にかなった行動をします。そうなるとシンジ君にすべての真実を話してしまうリスクが有りますし、最善の判断としてシンジ君を殺害する可能性も疑われます。

そこで、ミサトさんはリツコさんの動きを牽制するために同席していたと考えられます。

他の乗組員の目が無い隔離室でもシンジ君に冷たい態度を取っているのが気になりますが。自分の感情を抑える為と鈴原妹の目があるからでしょうか。

9. S-DATの返却

シンジ君と一緒に発見されたS-DATの返却していますが、返却する必要性は全くありません。

シンジ君はレイにこだわるでしょうからレイが居なかったことは予め客観的事実として教えるとしても、S-DATの存在を示し返却することによってシンジ君に希望を持たせたかったのではないでしょうか。

また、S-DATが綾波レイの持ち物だとミサトさん達が知っていたかどうかは不明ですが、エントリープラグの中はモニターできるので、綾波レイがそれを持っていたのを知っていたと考えて不思議は無いと思います。

10. DSSチョーカーを作動させない

シンジ君がマーク9と一緒に逃亡するときにミサトさんはDSSチョーカーを作動させることが出来ませんでした。

艦長としてはここでDSSチョーカーを使うのが最善だと思われますが、それが出来なかったことにミサトさんに残るシンジ君への思いと葛藤が垣間見られます。

また、その場に居合わせたリツコさんもDSSチョーカーを使うようにミサトさんに言いながらも、結局使えなかったミサトさんを責める事も憤りの表情を見せることもありませんでした。ただ、リツコさんは諦めた様な表情で受け入れるのみです。おそらく、リツコさんはミサトさんの友人としてミサトさんの葛藤を知っていたのだと思われます。

11. フォースインパクトが起ころうとしてもDSSチョーカーを使わない

さて、場面は飛んでクライマックスでフォースインパクトが起こる寸前です。

かなり切迫した状況です。その場に駆けつけたヴンダーにもDSSチョーカーの信号は来ており、エヴァ13号も目の前なので、DSSチョーカーへの信号も届きそうです。フォースインパクトを止めることが出来るかどうかわかりませんし、DSSチョーカーを誰が付けているかわかりません。付けているのは第13使徒らしいけど、とりあえず使ってみても良い状況です。

でも、使いません。ここまで来ると最初からDSSチョーカーなんて付ける意味無かったんじゃないかと言いたくなります。

それほどまでにミサトさんにとってDSSチョーカーを使ってシンジ君の命を奪うというのは出来ないことなのです。

つまり、全人類を秤にかけるほどシンジ君が大事なわけです。

12. まとめ

以上、ミサトさんは艦長という立場を失わない範囲でシンジ君に対して常に配慮しており、時として全人類と秤にかけるほどにシンジ君のことを大事にしています。

シンジ君への愛情は消えていません。


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『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q』における葛城ミサトの碇シンジに対する愛情と葛藤について

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