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① シャルル「ルルーシュの恋人ってだぁれだぁ!?」

黄昏の間 シャルル「ふむ……枢木よ……」 スザク「はい」 シャルル「ルルーシュに変わりは、ないかぁ……?」

① シャルル「ルルーシュの恋人ってだぁれだぁ!?」

黄昏の間

シャルル「ふむ……枢木よ……」

スザク「はい」

シャルル「ルルーシュに変わりは、ないかぁ……?」

スザク「今のところは。皇帝陛下のギアスによる記憶の書き換えはまだ継続しています」

シャルル「とぉころでぇ……枢木よ。ルルーッシュの周りには、女子ぉが多いな……」

スザク「そうですね。ルルーシュはモテますから」

シャルル「……恋人はいるの、か?」

スザク「居ないと思います」

シャルル「ぬぁんたるおろかしさぁぁぁぁ!!!!!!アレだけいてぇ!!!!誰ともこぉうさいしていなぁいだとぉ?!」

スザク「そうですね。少し不思議です」

シャルル「何をしておる……ルルーシュめが……」

スザク「恋人の有無は需要なのですか?」

シャルル「当然だ。ワシがルルーシュぐらいの歳の頃は既にぃ!!両手足の指では数え切れないほどの女が……いたぁ……」

スザク「流石です」

シャルル「お前にも……ユーフェミアという存在がいた……そうであろう?」

スザク「ええ……」

シャルル「なのに……なのにぃ!!!我が息子のルルーッシュには、いなぁぁい!!!これはどういうことだぁ?!枢木ぃ!!!」

スザク「……ルルーシュも決めかねているのでは?」

シャルル「どういうことだ?」

スザク「選択肢が多すぎて、きっと決められないのでしょう」

シャルル「決められない?……ふふ……ふははは……ぬぁっはっはっはっはっは!!!!」

スザク「皇帝陛下?」

シャルル「一人に絞る必要がどぉこにある……言ってみせよぉ!!!!」

スザク「ど、どういうことですか?」

シャルル「全員娶ってしまえばいいだけのことよ……。ルルーシュはそんな簡単なことも、わからないのかぁ!!」


13: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/11(土) 22:17:29.56 ID:bqjpPOO50

スザク「あの、皇帝陛下はルルーシュに恋人ができることを望んでいるのですか?」

シャルル「とぉうぜんだ……」

スザク「何故?」

シャルル「シュナイゼルは何故かぁ婚姻を先延ばしにするぅ……」

シャルル「オデュッセウスは幼子以外に興味を示さん……!!」

シャルル「コォネリアァは浮いた話がぁひとぉつもなぁし!!!」

シャルル「ナナリーは……禁断のあぁいに酔っておるぅぁ!!!」

スザク「あの……」

シャルル「他の者たちも同様だ……。将来の相手にめぐまれておらぁん!!!」

シャルル「ならばこそぉ!!!ルルーシュに期待をよせるしかあるまぁい!!!」

スザク「何をですか?」

シャルル「―――枢木!!!」

スザク「は、はい」

シャルル「シャルル・ジ・ブリタニアが命じる!!!ルルーシュの恋人を見つけてこぉぉいぃやぁ!!!!」

スザク「イ、イエス、ユアマジェスティ!!」


15: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/11(土) 22:22:04.77 ID:bqjpPOO50

アッシュフォード学園

スザク(―――と、皇帝陛下に言われたものの)

ルルーシュ「シャーリー。この資料を先生に渡しておいてくれないか?」

シャーリー「うん」

ルルーシュ「会長。いい加減、予算分配表の作成を急いでくれませんか?」

ミレイ「はいはーい」

ルルーシュ「アーニャ!勝手にピザを注文するな!」

アーニャ「お腹すいたから」

ルルーシュ「あのなぁ……ピザを注文するのはいい。生徒会の金を使うなといっている」

スザク「……」

ルルーシュ「スザク?どうした?」

スザク「ルルーシュ、後で話があるんだけど、いいかな?」

ルルーシュ「ああ。構わないが?」

スザク(とにかくルルーシュの気持ちを探ってみようか)


17: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/11(土) 22:25:11.17 ID:bqjpPOO50

屋上

ルルーシュ「どうした?」

スザク「……ルルーシュって好きな人とかいるのかい?」

ルルーシュ「お、お前……」

スザク「どうなんだ?」

ルルーシュ「居なかったらどうする?」

スザク「早急に作ってくれ。好きな人を」

ルルーシュ「どうして?」

スザク「……」

ルルーシュ「人の心の問題だ。作れと言われてはいそうですかと作れるものじゃない」

スザク「そうだな……」

ルルーシュ「どうした?」

スザク「じゃあ、気になる人とかは?」

ルルーシュ「別に」

スザク「……ルルーシュって女の子に興味がないのか?」


23: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/11(土) 22:29:16.27 ID:bqjpPOO50

ルルーシュ「違う。特定の相手がいないだけだ」

スザク「……恋人にするならどんな相手がいい?」

ルルーシュ「スザク。様子がおかしいぞ?」

スザク「そうかな?」

ルルーシュ(こいつ……)

ルルーシュ「スザク……。俺はお前とは付き合えないぞ?」

スザク「え?」

ルルーシュ「悪いな。お前とは親友のままでいたいんだ」

スザク「……そうか。僕は振られたんだね」

ルルーシュ「……」

スザク「違う!!そうじゃない!!ルルーシュ!!君は思い違いをしている!!」

ルルーシュ「なに?俺に告白したいんじゃないのか?」

スザク「どうして君に僕が好きですって言わないとダメなんだ?!」

ルルーシュ「スザク!!俺のことが嫌いなのか?!」

スザク「嫌いじゃない!!でも、今は関係ないよ!!」


25: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/11(土) 22:31:00.00 ID:u/VbgZ3h0

ほ、ホモォ…?


28: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/11(土) 22:34:00.92 ID:bqjpPOO50

ルルーシュ「話が見えないな」

スザク「……難しい話なんだけど。君にはそろそろ将来の相手を決めて欲しい」

ルルーシュ(シャルルの差し金か……?)

ルルーシュ「悪いがまだまだそんなことを考える暇はない」

スザク「ルルーシュ!」

ルルーシュ「じゃあ、仕事が残っているから俺は戻るよ」

スザク「……」

ルルーシュ(シャルルめ……スザクを使ってまで……。まあ、奴の思い通りに動くつもりは更々ないがな)

ルルーシュ(ふふふはははは!!!)

スザク「……」ピッ

シャルル『どぉうだった?』

スザク「今は特定の相手はいないと言っていました」

シャルル『そうか……』

スザク「どうしますか?」

シャルル『枢木ぃ……もう少し、ワシのために動いてもらうぞぉ……?』


30: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/11(土) 22:38:09.95 ID:bqjpPOO50

地下室

ルルーシュ「スザクに困ったものだな……」

ヴィレッタ「何かあったのか?」

ルルーシュ「恋人を作れといってきた」

ヴィレッタ「シャーリーでいいじゃないか」

ルルーシュ「そんなに簡単な話じゃない」

咲世子「ちなみにルルーシュ様の交際経歴は……なしです」

ヴィレッタ「……ふっ」

ルルーシュ「ヴィレッタ先生?扇との赤裸々な日々を公表されたいということですか?」

ヴィレッタ「やめろぉ!!」

ロロ「でも、兄さんに恋人なんて必要ないと思うけど」

ルルーシュ「どうして?」

ロロ「なんか、似合わないし」

ルルーシュ「どういう意味だ?」

ロロ「ひみつ」


37: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/11(土) 22:44:35.14 ID:bqjpPOO50

翌日 生徒会室

ルルーシュ「あれ?誰もいないのか」

ルルーシュ「まあ、静かでいい……」

咲世子「ルルーシュ様!」

ルルーシュ「咲世子。どうした?」

咲世子「シャーリーさんとミレイ様とアーニャさんが何者かに拉致されたとの情報が」

ルルーシュ「ヴィレッタの監視の目を掻い潜ってそんなことをした奴がいるのか?」

咲世子「犯人はわかっておりませんが、三人の居場所は既に特定できています。皆様は別々の場所にいます」

ルルーシュ「そうか……ならば咲世子が助けに行ってくれ。俺は犯人の特定に―――」

咲世子「いえ。私が犯人を追います。なのでルルーシュ様は三人を救出しに向かってください」

ルルーシュ「……わかった。しかし、手分けしたほうがいいな。ロロの協力を―――」

咲世子「ロロ様も犯人を追っている最中です」

ルルーシュ「俺一人で救出か」

咲世子「お願いします」

ルルーシュ「ええい……仕方あるまい!!場所を教えろ!!今すぐ向かう!!」


38: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/11(土) 22:48:26.68 ID:bqjpPOO50

体育倉庫

ルルーシュ「ここか……」ガチャ

シャーリー「あ!!ルルー!!」

ルルーシュ「シャーリー!!大丈夫か!?誰に閉じ込められたんだ?!」

シャーリー「それが良くわかんない。いきなり目隠しされて、ここに居てくれって」

ルルーシュ「はぁ?まあ、怪我は無いようだし、よかったよ」

シャーリー「ありがとう、ルル……」

ルルーシュ「当然のことをしただけだ。立てるか?」

シャーリー「うん……」

ルルーシュ「教室まで送る」

シャーリー「ごめんね」

ルルーシュ「礼なんていい。いくぞ」

シャーリー「うん」


スザク「……」

スザク「最初はシャーリーか……」


39: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/11(土) 22:53:17.72 ID:bqjpPOO50

空き教室

ルルーシュ「会長!!」

ミレイ「ルルーシュ!!助けにきてくれたの?!」

ルルーシュ「ええ。すぐにここを離れましょう」

ミレイ「うん」

ルルーシュ「誰にやられたのですか?」

ミレイ「わからないわ。急に後ろから目隠しされたから」

ルルーシュ(状況が似ている……組織的な犯行ではなく、おそらく単独犯……)

ルルーシュ(何の目的で……)

ミレイ「でも、嬉しかった。ルルーシュが来てくれるなんて。誰に私が誘拐されたって聞いたの?」

ルルーシュ「咲世子さんですよ」

ミレイ「あ、なるほど。後でお礼いっておかないと」

ルルーシュ「そうですね」


スザク「二番目は会長」

スザク「アーニャは最後か。予想通りだ」


46: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/11(土) 23:01:24.73 ID:bqjpPOO50

屋上

シャルル『結果はぁ?』

スザク「シャーリーを一番に助けました。次にミレイ会長。三番目がアーニャです」

シャルル『オデュッセウスとは違うということか……ふむ……ルルーシュめ、やりおるわ』

スザク「……」

シャルル『で?』

スザク「え?」

シャルル『次はだれだったのだぁ?篠崎咲世子か?ヴィィレッタァかぁ?ニィィナかぁ?かぁぐやぁか?ナァナリィーかぁ?!』

スザク「ちょっと、待ってください!!あの、皇帝陛下!!自分はシャーリーと会長とアーニャだけだと……!!」

シャルル『はぁぁぁぁ?!枢木ぃ!!!お前はなぁにをいっているぅ?!』

スザク「え……?」

シャルル『ワシの調べではぁ……ルルーシュを取り巻く女子ぉは多いと聞いているぅ。さぁんにんだけではなかろう!!』

スザク「あの……そんな一度に狂言誘拐に付き合ってくれる人はいません……」

シャルル『使えぬやつよ……枢木ぃ……もうよい』

スザク「皇帝陛下?!あの!!―――通信が切られてしまった。三人だけじゃないのか」


47: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/11(土) 23:06:35.84 ID:bqjpPOO50

生徒会室

アーニャ「ルルーシュ、ありがとう」

ルルーシュ「気にするな」

シャーリー「でも、あれって誰だったのかなぁ……」

ミレイ「あんなすばやく人一人を持ち上げることができるなんて、スザクくんぐらいじゃない?」

ルルーシュ「持ち上げた?」

シャーリー「そうなの。目隠しされたけど、あれは肩に担がれた気がする」

ルルーシュ「アーニャもか?」

アーニャ「うん」

ルルーシュ「会長、もしかして会長の新しいイベントですか?」

ミレイ「違う違う!!今回は白よ白。シャーリーのショーツぐらい白」

シャーリー「もう!!会長!!」

アーニャ「ちなみに私は、黒」

ルルーシュ「ほう?」

シャーリー「アーニャちゃんも余計なこと言わない!!」


51: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/11(土) 23:15:39.92 ID:bqjpPOO50

黄昏の間

シャルル「……」

シュナイゼル『皇帝陛下。頼まれていたものをご用意しました』

シャルル「リストを」

シュナイゼル『はい』

シャルル「紅月カレン、ナナリー・ランペルージ、シャーリー・フェネット、ミレイ・アッシュフォード、千葉凪沙、ラクシャータ・チャウラー……」

シュナイゼル『他には、皇神楽耶、篠崎咲世子、コーネリア・リ・ブリタニア、ヴィレッタ・ヌゥ、アーニャ・アールストレイム、天子こと蒋麗華……」

シャルル「そして……C.C.か……」

シュナイゼル『ルルーシュがゼロであった時期も合わせるとこれだけの婦女子と深い関係にあったことになりますね』

シャルル「大いに結構。ワシの子どもとしては、少ないぐらいだがな……」

シュナイゼル『各人の携帯アドレスも入手しています。ただ、C.C.だけは……』

シャルル「よぉい。C.C.にならワシから伝えることができる……」

シュナイゼル『では……始めるのですね』

シャルル「うむ……ワシの目指す世界には……!!!必要なのだぁ!!!!」

シャルル「行くぞぉぉ!!!―――メール一斉送信んんん!!!」ピッ


53: 忍法帖【Lv=40,xxxPT】 2012/08/11(土) 23:16:42.11 ID:p7hfRSC00

この親父、ノリノリである


60: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/11(土) 23:24:16.17 ID:bqjpPOO50

シュナイゼル『しかし、全員が来るとは限りません。悪戯だと思う者。ルルーシュに関心のない者はメールに見向きもしないでしょう』

シャルル「よぉい。これが最初の振るい落としだ」

シュナイゼル『では、礼の場所に集まらなかった場合は資格なしとするわけですね?』

シャルル「向こうに興味がないのであれば、仕方なしよ。ただ、ワシの予想では……」

シュナイゼル『はい』

シャルル「最低でも5人は来る……」

シュナイゼル『では、その中からルルーシュの妻となるものを?』

シャルル「違うな。間違っておるぞ。脈があるもの全員だ!!!」

シュナイゼル『……!』

シャルル「脈がある者、全員を娶らせる!!!全員だぁ!!!」

シュナイゼル『そこまでルルーシュのことを……』

シャルル「お前が妻を持ってこないからだ……痴れ者がぁ……」

シュナイゼル『それは申し訳ありません』

シャルル「では……ルルーシュにもメールを送っておくか……」

シャルル「ぬぁっはっはっはっはっはっは!!!!ルルーッシュよぉ!!!貴様は逃げられんぞぉ!!!己の運命からはぁなぁ!!!!」


66: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/11(土) 23:33:36.70 ID:bqjpPOO50

ルルーシュの部屋

ルルーシュ(結局、あの一件は何だったんだ……)

ルルーシュ(咲世子の話ではスザクの仕業であることと、会長が一枚噛んでいることは確かのようだが……)

ルルーシュ(何かが水面下で動いている。それも俺の想像を超える何かが)

ポーン

ルルーシュ(ん?PCのほうにメールが来たか。黒の騎士団からか……?)

ルルーシュ「……こ、これは?!」

『五日後の1900時。枢木神社にて話がある。シャルル。PS、小細工などは無意味なのでしないように』

ルルーシュ「シャルルからの呼び出しだと……?しかも、場所はあの枢木神社……?!」

ルルーシュ(罠だ……。こんなもの無視だな)

ポーン

ルルーシュ「また、メール……」

『そうそう。来ない場合はナナリーが酷い目にあるので絶対にくるように。シャルル』

ルルーシュ「おのれ……シャルル……!!ふざけるなぁぁぁ!!!!!」

ルルーシュ(でき得る限りの対策はさせてもらうぞ!!シャルル!!!)


74: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/11(土) 23:38:20.32 ID:bqjpPOO50

ルルーシュ「―――というわけだ、ロロ。いいな?」

ロロ「分かったよ、兄さん」

ルルーシュ「あとは……」

ピリリリ

ルルーシュ「C.C.か」

C.C.『ルルーシュ。どういうつもりだ?』

ルルーシュ「なんの話だ?」

C.C.『シャルルから伝言をもらった』

ルルーシュ「伝言?」

C.C.『ルルーシュがお前に言いたいことがあるそうだから、五日後枢木神社に来いとな』

ルルーシュ「なに?」

C.C.『お前、いつシャルルと連絡をとった?』

ルルーシュ「まて。俺は何もしらない」

C.C.『では、悪戯か?』

ルルーシュ「いや、俺も似たようなことをメールで伝えられた。五日後に枢木神社にこい、とな」


83: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/11(土) 23:43:20.50 ID:bqjpPOO50

C.C.『ふぅん……。ナナリーを脅しの道具に使われたか』

ルルーシュ「……」

C.C.『まあ、シャルルはお見通しなんだろ。気にするな』

ルルーシュ「奴は……」

C.C.『アイツに嘘は通じないよ。そして、お前が来ないと決断した段階で事に及ぶだろう』

ルルーシュ「ちぃ……まだ俺はシャルルを見縊っていたわけか」

C.C.『で、行くのだろう?私も行ったほうがいいか?』

ルルーシュ「出来れば」

C.C.『シャルルも来るか?』

ルルーシュ「お前と俺を呼び出したとなれば……きっとな」

C.C.『殺すのか?』

ルルーシュ「向こうから来てくれるのなら、好都合だろ?」

C.C.『いいだろう。私もいくつかシャルルには言いたいことがあった。付き合おう」

ルルーシュ「頼む」

C.C.『珍しく低姿勢だな。怖いのか?』


89: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/11(土) 23:48:47.72 ID:bqjpPOO50

ルルーシュ「奴は水面下で動いている。今日も不思議な指示をスザクに与えていたようだからな」

C.C.『どういうのだ?』

ルルーシュ「シャーリーとミレイ会長、そしてアーニャを拉致監禁した。もちろん、三人にある程度の事情は話していたようだが」

C.C.『それだけか?』

ルルーシュ「あと恋人は作らないのかと聞かれたな」

C.C.『……なるほどな』

ルルーシュ「どうした?」

C.C.『ちょっと燃えてきたよ、ルルーシュ』

ルルーシュ「おい、どうした?」

C.C.『また連絡する。いいか?五日後、お前は必ず来い。絶対だ』

ルルーシュ「行くに決まっている。ナナリーがどうなるか分かったものじゃないからな」

C.C.『ふふ……じゃあ、もう寝ろ。おやすみ』

ルルーシュ「あ、ああ……」

ルルーシュ(最後で妙に口調が柔らかくなったな)

ルルーシュ(ともかく、戦力と戦術がいる……タイムリミットは五日間。至急準備を進めなくては!!)


99: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/11(土) 23:57:43.81 ID:bqjpPOO50

三日後 黄昏の間

シュナイゼル『途中経過の報告をさせていただきます』

シャルル「うむ」

シュナイゼル『好意的な返信があったのは、紅月カレン、ナナリー・ランペルージ、シャーリー・フェネット、ミレイ・アッシュフォード、皇神楽耶、篠崎咲世子、コーネリア・リ・ブリタニア』

シュナイゼル『困惑している様子の返事を送ってきたのは、ニーナ・アインシュタイン、ヴィレッタ・ヌゥ、アーニャ・アールストレイム』

シュナイゼル『他は返信がありません』

シャルル「好意的の返信者はどのように言ってきておった?」

シュナイゼル『絶対に行く。何があっても必ず行きます。首を洗って待っていろ。等です』

シャルル「困惑しておる者へのフォローは?」

シュナイゼル『本当に大事な話があるから来て欲しいという旨を伝えておきました』

シャルル「わかった」

シュナイゼル『肝心のルルーシュは来るのですか?』

シャルル「来ない理由がない……」

シャルル「ルルーッシュよ……もう逃げられんぞ……そして、約束の地でお前は英雄となぁぁる!!!」

シュナイゼル『……』


111: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/12(日) 00:07:36.57 ID:z/VmN+aC0

シャルル「なんだ?」

シュナイゼル『ルルーシュはゼロとして現れるのですか?』

シャルル「それは奴次第だなぁ」

シュナイゼル『皇神楽耶のみゼロを語っていますから、ルルーシュが出てきたら大変なことになるのでは?』

シャルル「将来の妻となる者ならば、そのような瑣末事受け流せるはずだぁ」

シュナイゼル『そうですか』

シャルル「ナナリーは?」

シュナイゼル『ナナリーの返信は早かったです。送信してから30秒で返信がきたぐらいですから。一応、総督なのですけどね』

シャルル「ふん……ナナリーは今、ナナリー・ヴィ・ブリタニアだ。だが、呼び出すのはナナリー・ランペルージである」

シュナイゼル『どういうことですか?』

シャルル「ナナリーには自覚してもらう。自身が妹であることをな。皇族として呼び出せば、ルルーシュ・ランペルージとは結ばれると言い出しかねなぁい」

シュナイゼル『十分、自覚していると思いますが』

シャルル「ならぁば!!なぜ、返信が30秒でできようかぁ!!!」

シュナイゼル『貴方は……』

シャルル「コォネリアはまだしも、ナナリーでは血が濃すぎる……いい加減、ナナリーの目を覚まさしてやらねば……」


114: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/12(日) 00:09:03.13 ID:Zx81Ttn20

一応、親として心配してんだな


121: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/12(日) 00:12:32.88 ID:z/VmN+aC0

ルルーシュの部屋

ルルーシュ「咲世子」

咲世子「はい」

ルルーシュ「枢木神社の件はロロから聞いているな?」

咲世子「無論です」

ルルーシュ「そうか。なら、いいんだ」

咲世子「あの……」

ルルーシュ「ん?」

咲世子「あ、いえ。メールのことは絶対に口にしないとのことでしたね。申し訳ありません」

ルルーシュ「何を言っている?」

咲世子「では、これで……」

ルルーシュ「……?」

ルルーシュ(まあいい。ロロと咲世子。ヴィレッタにも協力は求めた。これで最悪の事態にはならない)

ルルーシュ(あとはシャルルの出方次第か……)


129: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/12(日) 00:20:22.90 ID:z/VmN+aC0

約束の日 前日 黄昏の間

シュナイゼル『最終報告を行います』

シャルル「……」

シュナイゼル『明日、枢木神社に来るものは紅月カレン、ナナリー・ランペルージ、シャーリー・フェネット、ミレイ・アッシュフォード、皇神楽耶、篠崎咲世子、コーネリア・リ・ブリタニア』

シュナイゼル『そして、ヴィレッタ・ヌゥ、アーニャ・アールストレイムです。ニーナは残念ながら、辞退するとのことでした』

シャルル「そぉか……」

シュナゼル『皇帝陛下も行かれるのですか?』

シャルル「うむ。だが、ルルーシュの前に姿を出すことはない。興味があるのはルルーシュの出す答えだけだ」

シャルル「奴がワシの息子なら必ず、全員を娶る……必ずぅぅ!!!」

シュナイゼル『……しかし、ルルーシュに交際の経験はないと聞きましたが?』

シャルル「ぬぁんにも問題はなぁい」

シュナイゼル『果たしてそうでしょうか?』

シャルル「ワシの息子だからな」

シュナイゼル『……』

シャルル「ぬぁっはっはっはっはっはっは!!!ルルーッシュ!!!期待しておるぞぉ!!!!そして明日は側室どもと寝屋でにゃーんにゃん!!!だぁ!!!」


136: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/12(日) 00:25:35.26 ID:z/VmN+aC0

アッシュフォード学園 地下司令室

ヴィレッタ「報告は以上です」

スザク「じゃあ、明日も引き続き―――」

ヴィレッタ「あの、枢木卿。明日は少しお暇を頂きます」

スザク「どちらへ?」

ヴィレッタ「私用で枢木神社のほうに」

スザク「何故?」

ヴィレッタ「……プライベートです」

スザク「……」

ロロ「プライベートなら仕方ないですね」

ヴィレッタ「ああ」

スザク「……分かりました。ですが、すぐに戻ってきてください」

ヴィレッタ「わ、分かっています」

スザク(枢木神社……)


148: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/12(日) 00:37:19.28 ID:z/VmN+aC0

翌日 ルルーシュの部屋

ルルーシュ「よし……」

ロロ「兄さん、じゃあ僕は先に行ってるね」

ルルーシュ「悪いな」

ロロ「気にしないで」

ルルーシュ「……」ピッ

C.C.『―――どうした?』

ルルーシュ「シャルルから連絡は?」

C.C.『あるわけないだろ。私は既に行くと行ったのだからな』

ルルーシュ「そうか……」

C.C.『不安なのか?』

ルルーシュ「……奴は常に俺の斜め上を行く。最低限の対策は打っているが、どうなるかわからない」

C.C.『ルルーシュ、まだ時間はある。今からこっちにこい』

ルルーシュ「アジトにか?」

C.C.『少し話そう。今後のことをな』


154: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/12(日) 00:43:11.96 ID:z/VmN+aC0

黒の騎士団 アジト

ゼロ「……」

千葉「ゼロ。少しいいか?」

ゼロ「どうした?」

千葉「ゼロから可笑しなメールが来たが、なんの真似だ?」

ゼロ「みせてくれ」

千葉「これだ」

ゼロ「……」

『美しき姫君よ。可憐な貴方に伝えたいことがある。五日後の2100時に枢木神社に来て欲しい。ゼロより』

ゼロ「……」

千葉「消してもいいのか?」

ゼロ「ああ」

千葉「全く……誰の悪戯なのだろうか」

ゼロ「探っておこう」

ゼロ(どうやらC.C.と話す前にカレンや神楽耶様と話しておいたほうが良さそうだな)


160: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/12(日) 00:49:50.60 ID:z/VmN+aC0

ゼロ「カレン」

カレン「は、はい?!」

ゼロ「私からメールが来ただろう?」

カレン「いえ!!ゼロからは何も来てません!!」

ゼロ(そういえば咲世子が言っていたな。メールの内容は口外しないと)

ゼロ(千葉のような文章が送られてきて、それに返信をしたら相手から何らかのアクションがあったと考えるべきか)

ゼロ「そうか。分かった」

カレン「あの!!」

ゼロ「どうした?」

カレン「ちゃんとお洒落します!!!」

ゼロ「……ほどほどでいい」

カレン「はい!!紅月カレン!!ほどほどに可愛くしていきます!!」

ゼロ(ええい。メールの内容を探ろうにも、忠誠心の高いカレン相手では聞きだせないだろう)

ゼロ(俺からの命令を素直に聞きいれている。俺が訊ねても約束を守るかどうかのテストだと思ってしまうだけだ)

ゼロ(神楽耶様はいないし……くそ……)


166: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/12(日) 00:56:41.50 ID:z/VmN+aC0

ゼロの自室

C.C.「カレンや千葉に?」

ルルーシュ「同様のメールが送られているはずだ。神楽耶様にもな」

C.C.「だろうな。千葉は驚きだが」

ルルーシュ「C.C.、やはり何か知っているのか?!」

C.C.「お前……前兆はあったのだろう?」

ルルーシュ「前兆?虚言誘拐のことか?」

C.C.「そうだ。そして今日の出来事。これらは繋がっている」

ルルーシュ「分かっているなら言え」

C.C.「そうだな。私も確証があるわけではない。ただ言えるのは……」

ルルーシュ「言えるのは?」

C.C.「枢木神社に来る者は全員女ということだ」

ルルーシュ「女?なぜだ?」

C.C.「分からないならいいよ」

ルルーシュ「ま、まて!!教えろ!!今、何が起ころうとしている?!」


169: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/12(日) 01:02:52.10 ID:z/VmN+aC0

枢木神社

ルルーシュ(C.C.め結局、はぐらかした。だが、命の危険はないようだな)

ルルーシュ(もし死ぬ可能性があるとすれば、共犯者であるC.C.が明言を避けるわけがない)

ルルーシュ「ふぅー……」

ルルーシュ「一体、何が待ち受けている……」

ルルーシュ「……」スタスタ

ルルーシュ「ん?」

ヴィレッタ「……来たか」

ルルーシュ「ヴィレッタ?」

ヴィレッタ「……で、話とはなんだ?」

ルルーシュ「……え?」

ヴィレッタ「大事な話があるのだろ?」

ルルーシュ「……いや、ないが」

ヴィレッタ「……ふっ。そうだろうと思った」

ルルーシュ「どういうことだ?おい」


235: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/12(日) 05:49:33.06 ID:z/VmN+aC0

ヴィレッタ「というか、そのほうがありがたい」

ルルーシュ「説明をしろ、ヴィレッ―――まさか。俺からメールが来たのか?」

ヴィレッタ「正解だ」

ルルーシュ(おのれ、誰の仕業だ……)

ヴィレッタ「だが、良かった。これでお前の頼みごとに専念できる」

ルルーシュ「……」

ヴィレッタ「ではな」

ルルーシュ「あ、ああ―――」

ピリリリ

ルルーシュ「……はい?」

『ルルーシュ、違うね。間違っているよ』

ルルーシュ「誰だ!?」

『私の正体はどうでもいい。それよりも彼女を引き止めるべきだ』

ルルーシュ「何故!?」

『いいから。彼女が階段を下りてしまうまえに。早く』


238: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/12(日) 05:54:54.97 ID:z/VmN+aC0

ヴィレッタ(私には扇がいるし―――)

ルルーシュ「ま、まて!!」ガシッ

ヴィレッタ「……!?」

ルルーシュ「……」

ヴィレッタ「な、なんだ?

ルルーシュ「このあとは?」

『それでいい。手を離し、一言謝ればね』

ルルーシュ「……わ、悪い」

ヴィレッタ「……」

ルルーシュ(これでどうなるっていうんだ……)

ヴィレッタ「あの……」

ルルーシュ「なんだ?」

ヴィレッタ「わ、私はここにいたほうがいいのか?」

『肯定するんだ』

ルルーシュ「あ、ああ……そうしてくれ」


239: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/12(日) 05:59:43.71 ID:z/VmN+aC0

ヴィレッタ「……」モジモジ

ルルーシュ「おい。貴様は……」

『その調子で来る女の子をみんな足止めするんだ、いいね?』

ルルーシュ「まて!!お前は誰だ!!」

ルルーシュ「切れた……」

ヴィレッタ「ルルーシュ?今のは?」

ルルーシュ「分からない。ヴィレッタ」

ヴィレッタ「は、はい」

ルルーシュ「俺から来たメール、見せてもらえるか?」

ヴィレッタ「構わないが」

ルルーシュ「悪いな」

ヴィレッタ「えーと……これだ」

ルルーシュ「どれどれ?」

ヴィレッタ「……」

ルルーシュ(内容は千葉のものと同様。やはり、次のメールで公表しないようにとの一文があるな……。誰が何の目的で……)


242: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/12(日) 06:05:16.60 ID:z/VmN+aC0

ルルーシュ(考えられる可能性は……)

ヴィレッタ「それでルルーシュ?話とは?」

ルルーシュ「それが―――」

咲世子「ルルーシュ様!!」

ルルーシュ「咲世子!?」

咲世子「お待たせしました」ギュッ

ルルーシュ「な、なんの真似だ!?」

咲世子「え?」

ルルーシュ「は、離れろ!!咲世子!!」

咲世子「も、申し訳ありません」

ヴィレッタ「咲世子か。お前にも仕事があったはずだが?」

咲世子「ええ。しかし、その前にルルーシュ様から愛の告白を受けることになっていますから」

ヴィレッタ「……ほう?」

ルルーシュ「咲世子!?何を言っている!?」

咲世子「違うのですか?メールの文面からはそう読み取れたのですが……」


244: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/12(日) 06:10:19.03 ID:z/VmN+aC0

ルルーシュ「み、見せてみろ」

咲世子「どうぞ」

ルルーシュ(文面は全く同じだ……。おいおい……)

咲世子「……あの。ルルーシュ様?」

ヴィレッタ「私は帰るぞ?」

ルルーシュ(なんだこの状況は……どうしたらいい……どうしたら……!!!)

ピリリ

ルルーシュ「はい」

『ヴィレッタを引き止めないと』

ルルーシュ「その前に貴様は誰か答えろ!!でないと、貴様の言うことなど誰がきくものか!!」

『それは困ったね。でも、ヴィレッタを帰らせると……大変なことになるよ?』

ルルーシュ「大変なこと?」

『そう……』

ルルーシュ(まさか……ナナリーか!!)

『ふふ……ルルーシュ。もう君は罠にかかっているんだ。君も彼女も蜘蛛の巣にかかった蝶なんだよ』


247: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/12(日) 06:15:38.44 ID:z/VmN+aC0

ヴィレッタ「もう……」

ルルーシュ「まて!!」ガシッ

ヴィレッタ「なんだ?」

ルルーシュ「ヴィレッタ!!ここにいろ!!」

ヴィレッタ「何故だ?咲世子が来てくれたではないか」

ルルーシュ「お前も咲世子もここから離れることは許さん」

ヴィレッタ「なんだと?」

咲世子「私はルルーシュ様から離れません」

ルルーシュ「ヴィレッタ。とにかく、この場に留まれ」

ヴィレッタ「……」

ルルーシュ「―――これでいいのか?」

『重畳だよ。さて、そろそろ本題に入ったほうがいいだろうね。後続が来ると面倒になるから』

ルルーシュ「後続?」

『咲世子はいいとして、ヴィレッタは早めに手を打たないとね。さぁ、ルルーシュ?ヴィレッタを口説こうか』

ルルーシュ「口説くだと!?意味が分からないぞ!!貴様の目的はなんだ?!」


249: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/12(日) 06:22:36.35 ID:z/VmN+aC0

『君に拒否権があるとでも?』

ルルーシュ「……シャルルの側近か、貴様?」

『さあ、どうかな』

ルルーシュ(俺に届いたメールはシャルルから……。そしてC.C.もシャルルに……。各人に送られた同一文章のメール……)

ルルーシュ(スザクが先日起こした不可解な行動もシャルル……)

ルルーシュ(やはり、この状況はシャルルが求めたものか)

『さあ、ルルーシュ?始めようか』

ルルーシュ(ここで従わなければナナリーが……ナナリーが……)

『ふふ……』

ルルーシュ「ヴィレッタ……」

ヴィレッタ「なんだ?」

ルルーシュ「今まで色々とすまなかったな」

ヴィレッタ「え?」

ルルーシュ「ギアスをかけたり、脅したりして……」

ヴィレッタ「急になんだ。気持ち悪い」


251: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/12(日) 06:30:09.41 ID:z/VmN+aC0

咲世子「ルルーシュ様。ヴィレッタ様から伝えるのですね」

ルルーシュ「ああ……」

咲世子「では、私は待ちます」

ヴィレッタ「伝える?何をだ?」

ルルーシュ「今までよく付き従ってくれたな。今後はもう自由にしても構わない」

ヴィレッタ「ルルーシュ?」

ルルーシュ「実は……ずっと言えなかったが……」

ヴィレッタ「……」

ルルーシュ「お前という先生がいて、俺は毎日が楽しかった」

ヴィレッタ「は?お前は心底嫌がっていただろ?」

ルルーシュ「違うな。間違っているぞ。そもそも何故、危険を冒してまでお前に近づいたと思っている?」

ヴィレッタ「それは私を利用するためで、しかも脅せるだけの材料があったから……」

ルルーシュ「この数ヶ月でヴィレッタ先生という存在が俺の中で大きくなったからだ」

ヴィレッタ「……私がそんな言葉を素直に信じるとでも思っているのか」

ルルーシュ「まあ、そうだな」


254: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/12(日) 06:37:37.70 ID:z/VmN+aC0

ヴィレッタ「全く……」

ルルーシュ「だが、本当だ」

ヴィレッタ「……」

ルルーシュ「お前には扇がいる。だから、一歩退いて見ていた。君の気持ちもあるからな」

ヴィレッタ「なんだと……?」

ルルーシュ「だが、地下司令室で、そして学園で先生と生徒として付き合っているうちに……どうしても自分の中でヴィレッタという女性が大きくなるのを抑えることができなかった」

ヴィレッタ「……!」

ルルーシュ「過去のこともある。扇のこともある。この想いは仕舞っておこうと思った。ただ、ヴィレッタ傍にいてくれればいいと自分を誤魔化した」

ヴィレッタ「お、おい……」

ルルーシュ「しかし、もう無理だと悟った。だから、今日、こうしてお前を呼び出したのだ!!」

ヴィレッタ「い、いや……誰が信じるか……」

ルルーシュ「信じてくれとはいわない。ただ、知って欲しかっただけだ。俺のあふれ出した感情を」

ヴィレッタ「しかしだな……えっと……」モジモジ

『では、止めの一言だよ。ルルーシュ?』

ルルーシュ「とどめだと?」


255: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/12(日) 06:42:14.73 ID:z/VmN+aC0

ルルーシュ「―――ヴィレッタ!!」

ヴィレッタ「なんだ!?」

ルルーシュ「俺の傍にいてくれないか。扇ではなく」

ヴィレッタ「扇は関係ない!!」

ルルーシュ「愛も地位も約束しよう。ヴィレッタ、俺の気持ちに応えてくれないか」

ヴィレッタ「なっ……」

ルルーシュ「……」

『よし。次は咲世子だ』

ルルーシュ「いいのか?」

『彼女の心にルルーシュという人間を滑り込ませた。それだけで十分だよ』

ルルーシュ「そうなのか」

ヴィレッタ「わ、私には扇が……でも……うーん……」

ルルーシュ「さてと、咲世子」

咲世子「はい」

『咲世子は簡単だね。一言で済むはずだ』


260: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/12(日) 06:48:03.03 ID:z/VmN+aC0

ルルーシュ「結婚してくれ」

咲世子「喜んでっ」ギュッ

『条件は全てクリアだね』

ルルーシュ「貴様は誰なんだ」

『私のことはどうでもいいんだよ。その調子で頼むよ?』

ルルーシュ「くそ……」

ルルーシュ(俺がいつまでもマリオネットになっていると思うなよ……!!)

咲世子「ルルーシュさまぁ……」スリスリ

ヴィレッタ「はぁ……しかし、一応、教師と生徒だし……しかもテロリスト……いや、それは扇も一緒か……」

ルルーシュ「……ヴィレッタ、咲世子。持ち場に戻ってくれ」

咲世子「分かりました」

ヴィレッタ「あ、ああ……ルルーシュ?」

ルルーシュ「なんだ?」

ヴィレッタ「また……ゆっくり話そう。すぐには結論を出せない」

ルルーシュ「そうだな。答えはまた今度、聞こう。ただ、期待はさせてもらうけどな」


263: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/12(日) 06:55:14.32 ID:z/VmN+aC0

ルルーシュ(なんとか打開策を……)

ルルーシュ(俺の手札はロロと咲世子とヴィレッタ……そしてギアスとC.C.……)

ルルーシュ(逃走経路は25パターンある。念のためナイトメアも引っ張ってきているから、万が一戦闘になっても問題はない)

ルルーシュ「しかし……」

シャーリー「ルルー、おまたせ!!」タタタッ

ルルーシュ「シャーリー?!」

シャーリー「話したいことって……なに?」

ルルーシュ(シャーリーまで……?)

『シャーリーもそこまで難しくないだろう?』

ルルーシュ「……」

シャーリー「ルル?」

ルルーシュ「……シャーリー、帰るんだ」

シャーリー「え?」

『ルルーシュ?ナナリーがどうなってもいいのかい?』

ルルーシュ「……だが……しかし……シャーリー……!!!」


264: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/12(日) 07:00:59.99 ID:z/VmN+aC0

シャーリー「あの……」

ルルーシュ(もうシャーリーを俺の事情に巻き込みたくは……!!)

カレン「ルルーシュー!!」テテテッ

ルルーシュ「カレン?!」

シャーリー「カレンだ!!」

カレン「シャーリー!?どうして貴方がここにいるの?!」

シャーリー「カレンこそ!みんなすっごく心配してたんだよ?!」

カレン「それは……」

シャーリー「で、ルル!!どういうことなの?!」

ルルーシュ「これは……だから……」

カレン「ルルーシュ?話ってなに?」モジモジ

シャーリー「カレンにも話があるの!?どうして!?」

カレン「カレンにもって……シャーリーも!?」

シャーリー「う、うん……大事な話があるからって……」

ルルーシュ(この二人も口説かなければならないのか……?そんなこと……不可能ではないが……シャーリーは……シャーリーだけは……)


267: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/12(日) 07:07:43.70 ID:z/VmN+aC0

『君に選べる選択肢はないはずだよ?』

ルルーシュ「……っ」

シャーリー「ルル?どういうことなの?」

カレン「説明してよ」

ルルーシュ(待てよ……)

ルルーシュ「確認したいことがある」

『なんだい?』

ルルーシュ「振られる場合も考えられるが、そのときは?」

『ルルーシュには全力を出して欲しいが、それでも振られた場合は仕方ないね。強要するわけにもいかないから』

ルルーシュ「なるほど」

カレン「ねえ、ルルーシュどうし―――」

ルルーシュ「カレン」ギュッ

カレン「ぎゃわぁああ?!」

シャーリー「ルル!?どうしてカレンを抱きしめて……!?」

ルルーシュ「カレン……ずっと、ずっと伝えたかったことがある。聞いてくれるか?」


269: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/12(日) 07:11:52.03 ID:z/VmN+aC0

カレン「う、うんうん」

ルルーシュ「俺のお嫁さんになってくれ」

カレン「……」

ルルーシュ「……」

シャーリー「え……え……?ルル……どういうこと……?」

ルルーシュ「ダメか?」

カレン「こんなガサツな女でいいの……?」

ルルーシュ「そんなカレンがいいんだよ」

カレン「……じゃあ、いいよ?」

ルルーシュ「ありがとう」

カレン「……」ギュッ

ルルーシュ「次はシャーリーだな」

シャーリー「あはは……そういうことなんだ……うん……わかった……」

ルルーシュ「シャーリー?」

シャーリー「でも、こんな振りかたってないよぉ!!酷い!酷いよ!!ルル!!!」


270: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/12(日) 07:12:47.61 ID:yy14CPny0

カレンちょろいなおい!


272: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/12(日) 07:16:46.17 ID:z/VmN+aC0

ルルーシュ「シャーリー!!」

シャーリー「ばかー!!!!」ダダダッ

ルルーシュ「……」

カレン「ルルーシュ……よかったの?」

ルルーシュ「ああ。これでいい」

『ルルーシュ……』

ルルーシュ「シャーリーは思い込みが激しい。ああなっては修復不能だ。そもそも、シャーリーを含めた時点で同時に口説くのは不可能だったんだよ」

『いくらでも手はあったんじゃないのかい?』

ルルーシュ「先にシャーリーを口説いていたら、カレンがシャーリーと同じような行動をしていたはずだ」

『なるほど。これは私の采配ミスかな』

ルルーシュ(これでシャーリーは完全に部外者となった。これでいい……これで……)

カレン「ルルーシュ、泣いてるの?」

ルルーシュ「うぅ……」

カレン「ルルーシュ……」ギュッ

ルルーシュ(さよなら……シャーリー……)


276: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/12(日) 07:23:04.08 ID:z/VmN+aC0

カレン「ルルーシュ、新婚旅行とかどうしようか?」

ルルーシュ「そうだな……。やはり……」

カレン「アタミにする?」

ルルーシュ「アタミ?」

神楽耶「あれ……カレンさん?」

カレン「神楽耶さま。どうしたんですか?」

神楽耶「いえ。ここにゼロ様が……」

ルルーシュ(やはり来たか)

神楽耶「……貴方は?」

『さあ、こちらはもう告白する手間もいらないだろう?君が正体を明かせばいいだけの話だ』

ルルーシュ「……」

神楽耶「まさか……貴方が……?」

ルルーシュ「ええ……そうです。私がゼロです」

神楽耶「……」

ルルーシュ(って、ブリタニア人だって知ったら流石に幻滅するか……?いや、そのほうが都合がいい。これ以上、シャルルの好きにさせて堪るか)


278: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/12(日) 07:29:30.48 ID:z/VmN+aC0

神楽耶「……そうなのですか」

ルルーシュ「ええ」

神楽耶「お話とはこのことだったのですね、ゼロ様」

ルルーシュ「……」

カレン「ちょっと!!ルルーシュ!!いいの!?」

ルルーシュ「問題はない」

カレン「でも……」

神楽耶「―――分かりました」

ルルーシュ「神楽耶様?」

神楽耶「それだけですか?」

カレン「それだけって……」

ルルーシュ「ブリタニア人だったのですよ?」

神楽耶「ゼロ様?私はずっと言ってきたはずです。仮面の下がどのような人でも、鬼でも悪魔でも、私は貴方を選んだのですわ」

神楽耶「誰であっても私の気持ちは揺るぎません。残念でしたっ」

ルルーシュ「貴方は本当に器が大きいお人だ……」


282: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/12(日) 07:36:06.01 ID:z/VmN+aC0

カレン「でも、神楽耶様!!ルルーシュは私をお嫁さんにしたいって!!」

神楽耶「王に側室がいるのは珍しいことではありませんわ、カレンさん?」

カレン「側室……!?」

ルルーシュ「神楽耶様が側室かも知れませんよ?」

神楽耶「ふふ、構いませんわ。いつでも貴方のための褥をご用意して待っていますわ……」

ルルーシュ「うぐっ……?!」

神楽耶「ふふふ……これでも、色々と勉強しましたのよ?」

カレン「べ、勉強!?」

ルルーシュ「お戯れを」

神楽耶「いいえ。大真面目ですわ。こんな為りではありますが、子どもだって産めますのよ?」

カレン「わー!!神楽耶さまなにを!!」

神楽耶「カレンさんこそ、これぐらいで赤面しているようでは、ゼロ様のような男性と添い遂げることは難しいとい思いますけど」

カレン「ど、どうしてですか?!」

神楽耶「だって、ゼロ様ほどの殿方ですのよ?きっと、もう足腰が壊れてしまうほどの遊戯を……」

カレン「ゆ、遊戯……」


285: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/12(日) 07:41:45.03 ID:z/VmN+aC0

ルルーシュ「神楽耶様……」

神楽耶「はい?」

ルルーシュ「貴方の広い心には感服するばかりです」

神楽耶「そうですか?妻として当然のことですけど」

ルルーシュ「では、神楽耶様。私の帰りをアジトのほうで待っていてもらえますか?」

神楽耶「わかりました!また、いっぱい可愛がってくださいねっ!」

ルルーシュ「ええ。ところでお一人でここまで?」

神楽耶「いいえ。藤堂さんに護衛をお願いしました」

ルルーシュ「そうですか。カレン」

カレン「はい」

ルルーシュ「神楽耶様の護衛、任せてもいいか?藤堂を信用していないわけではないが、やはり護衛が一人では少々不安だ」

カレン「うん。わかった。いこ、神楽耶様」

神楽耶「ゼロ様!!またあとでー♪」

カレン「ルルーシュ!!温泉いこうね!!混浴しよ!!混浴!!」

ルルーシュ「はいはい」


287: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/12(日) 07:47:25.28 ID:z/VmN+aC0

『順調だね』

ルルーシュ「もういいだろう。ナナリーを解放しろ」

『まだまだだよ?あと5人ほど残っている』

ルルーシュ(C.C.を除けばあと4人か……)

ルルーシュ(この傾向なら、次は……)

ミレイ「足下、注意してね」

アーニャ「うん」

ルルーシュ(シャーリーが来た時点でこの二人が来るのはと必然か)

ミレイ「あ、ルルーシュ!待った?」

ルルーシュ「いえ。今、来たところです」

ミレイ「かっこいい~」

アーニャ「さっき、道の脇でシャーリーが膝抱えて泣いてたけど、何かしたの?」

ルルーシュ「……いや、何も」

ミレイ「ふーん……。てっきり、シャーリーを振ったのか思ったけど」

アーニャ「それで、話ってなに?」


290: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/12(日) 07:54:26.58 ID:z/VmN+aC0

ルルーシュ「会長。まだロイド伯爵との話は……?」

ミレイ「勿論あるわよ?留年して結婚は延期だけどね」

ルルーシュ「聞いたか?」

『関係ないよ。ビバ、略奪愛』

ルルーシュ「な、なんだと……?」

『シャーリーのような失敗は許されないのだよ』

ルルーシュ「会長は婚約者なんだぞ!!」

『ロイド伯爵の件なら私に任せてくれればいい』

ルルーシュ「貴様、あのロイドと関係があるのか!?」

『早くしてくれないかな?』

ルルーシュ(あのロイドに命令できるとしたら……)

ルルーシュ「……!!」

アーニャ「ルルーシュ?」

ルルーシュ(シュ……シュナイゼルか……!!この声の主は……!!!)

ルルーシュ(お、おのれ……シュナイゼル……!!)

続き


記事タイトル:

① シャルル「ルルーシュの恋人ってだぁれだぁ!?」

関連ワード :

シャーリー・フェネット

コードギアス 反逆のルルーシュシリーズ

美少女

ロングストレート

髪色(茶)

SS

折笠富美子(声優)




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