太陽が苦手な戦闘民族兄妹、神威と神楽ー『銀魂』【あにぶ】

アニメに登場する戦闘民族と聞いて最初に思い浮かぶのはどの民族だろう?
『ドラゴンボール』のサイヤ人?『マギ』のファナリス?民族とは違うがゲーム『戦国夢想』や漫画『ドリフターズ』の影響で島津一族と言う人もいるかもしれない。
挙げればキリがない気もするが、今回は『銀魂』に登場する戦闘民族『夜兎(やと)』の兄妹、神威(かむい)と神楽(かぐら)をご紹介!!
夜兎ってなぁに?
夜兎とは銀魂世界において傭兵三大部族の一つとして数えられる、宇宙最強最悪の戦闘民族だ。
では夜兎という種族はどういう特徴を持つのか?
まず第一に、常人とは比べ物にならない怪力を持ち、食欲旺盛である。
そして地球人に比べ、傷の治りが非常に早い。
また、親を殺すという伝統などもあるため、現在は絶滅危機に陥っている。
どっかの野菜的な戦闘民族と似てるとか言っちゃいかん。
その証拠に金髪になったり月を見て大猿になったりはしない。代わりに肌が透き通るように白く、太陽に弱くて常に傘を持ち歩いている。
この兄妹もその特徴に倣っているのだが、二人には確固たる差異がある。
夜兎として

妹の神楽は口はひどく悪く、スタッフからも「激辛チャイナ娘」と称されるほどの毒舌だ。しかし基本的に心優しく、可愛い生き物や小さなものが好きで、敵対者であってもその命を奪うことに強い嫌悪感を持っている。
しかし兄の神威は父の海坊主をもってして「夜兎の血を忠実に受け継いだ戦闘本能の塊」と言わせしめる戦闘狂だ。古い伝統に従い父を殺そうとし、それは叶わなかったが、宇宙海賊「春雨」の最強部隊、第七師団の団長として数多くの命を散らせてきた。
また、神楽はボケもツッコミもこなし、ジャンプヒロインキャラ至上初めてゲ○を吐いた経歴を持つギャグキャラだが、神威はこの作品内では珍しく、本編中でボケることもツッコむこともしない純粋なシリアスキャラである。
ただその戦闘力は、さすが兄妹であるだけあって双方かなりのものだ。
普段は夜兎としての本能を押さえつけている神楽だが、「吉原炎上篇」で新八を殺されかけたことで理性のタガが外れ、自身が傷を負うのも構わず攻撃に興じた際には神威の部下で歴戦の傭兵である阿伏兎(あぶと)を圧倒し、「バケモノだ」と称されている。
そしてレギュラーキャラとして安定した人気の神楽に対し、まだ数えるほどしか出番のない神威は爆発的に人気が増えた。
どちらにしろこの美形兄妹、銀魂世界にまたいつか台風の目となることは間違いない。
(c)空知英秋/集英社・テレビ東京・電通・サンライズ・アニプレックス
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記事提供元:あにぶ