小さな身体で一番の男前!熱い男「西谷夕」-『ハイキュー!!』
主題歌がスキマスイッチの「Ah Yeah!!」とtacicaの「LEO」に変わった2クール目も絶好調のアニメ「ハイキュー!!」。小さい小さいと言われる主人公・日向翔陽に「俺より小さい!」と言わしめた一学年上の2年生、小さい身体にでっかい器、それが西谷(にしのや)夕である。

天才リベロで天才ムードメーカー!
同級生の田中と二人揃うととんでもなくやかましい西谷夕(以下・ノヤさん)。そのやかましさは実に小学生男子レベル。
美人のマネージャー清水潔子が現れると崇拝するが如く騒ぎ、試合で点を入れると無駄に雄叫びを上げ、主将・澤村大地に「やかましい!」と叱られるのは日常茶飯事。
後輩ができたのも嬉しくて仕方がないらしく、甲斐甲斐しく一年生の面倒見る姿も「弟ができたお兄ちゃん」感満載で微笑ましすぎることこの上なし。
一方でノヤさんは、天才・影山飛雄が入部するまで「烏野唯一の天才」と言われるほど優秀なリベロでもある。普段のやかましさからは想像もできないくらい、プレイスタイルは、静か。打ち返すボールの音が澄んでいるほど、ボールの芯を的確に捉え、また移動の音が静かなのも、迷うことなく立ち位置に付いている証だ。
普段の騒がしさと静かなプレイスタイル。そのギャップが示すものは…
このプレイスタイルと普段の騒がしさのギャップから推測して、実はこの人、とんでもなく頭脳派キャラなのではないかと推測できる。同じ天才でも、影山はかつて才能を発揮しすぎて「出る杭は打たれる」状態になってしまった。
一方でノヤさんは、わざと道化を演じて自分の才能が出すぎないようカモフラージュしているのではないだろうか。また、普段から田中と二人でほどほどにふざけた行動を撮り続けることで、それをまとめる澤村や菅原に先輩としての威厳を保たせているのではないだろうか。
だとすると、どうしてそこまでして自分の存在をカモフラージュするのか?それはバレーにおいて「リベロは点が稼げない」から。どうしてもチームメイトに点を入れてもらうしかない、だからチームの絆を繋ぐことが何よりも大切だと知っての行動と言える。
甘える仲間は許さない! たとえそれが先輩でも。
そしてなによりもノヤさんが思い入れる人物がエース・東峰旭。かつてボロ負けしてエースとしての自信を失くした旭をとことん叱咤したのは、旭と同学年の澤村でも菅原でもなく、ノヤさんだった。
相手が先輩だろうが豆腐メンタルだろうが、必要なことは言う。その熱意があるから、誰もがノヤさんの天才ぶりに応えたくなるのだろう。
アニメ以外でも男前!? 今後も気になる商品展開!
そんなノヤさんの男気あふれるキャラクターは、物語だけにとどまらない。
アニメイトカフェとコラボ企画されたハイキュー!!カフェのメニューでは、ノヤさんの好物である棒付きソーダアイスをパフェに真っ逆さまにぶっ刺す!といった男前っぷり。なかなかの豪快さであるが、「ノヤさんならやりかねない」と想像させてくれるのがまた面白いところ。
同アニメ放送枠の次回作「七つの大罪」も待ち遠しいが、ノヤさんがどこまで男前っぷりを披露してくれるのか、今後も展開が見逃せない!
©古舘春一/集英社・「ハイキュー!!」製作委員会・MBS
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記事提供元:あにぶ