少年の心を取り戻せ!!新未来SFアクション『アクセル・ワールド』【あにぶ】

まるで黄金時代のジャンプ作品!!!
こんにちわ、こねこです。 少年のころ、少年誌やアニメを見て、画面の中の主人公のマネをしたり、とにかく夢中になって作品にハマった記憶はありませんか? 『あの時の熱い自分を取り戻したい!』 そんなあなた、「もっと先へ、加速してみたくはありませんか?」 今回は、熱い少年の心を思い出させてくれるようなアニメ、『アクセル・ワールド』を紹介します。 本アニメの原作は第15回電撃小説大賞の<大賞>を受賞しています。今や、ネット小説からの書籍デビューは珍しくなくなってきましたが、本作はその先駆けといっていいと思います。
近未来SF
アクセル・ワールドの時間軸は、今よりちょっと先の未来。 同作者のソード・アート・オンラインの二十年ほど後、戦いの舞台となるのは、2046年以降の東京都……(あと沖縄も……) ではなく、中心となるのはブレイン・バーストという仮想現実が舞台。
『街中でイキナリ格ゲーが始まったらっ――――!?』
「街中でいきなり意識だけが対戦ステージにシフトして戦ったら面白そうだなあ」 (電撃小説大賞出身作家インタビューより抜粋) という思いつきから始まったという本作。 それだけでも中々面白そうですが、作者は気づいてしまいます。 「……でも何十分も道路に突っ立ってたら危ないなあ」 そして生まれたのが、『加速世界』というもう一つの世界。 加速世界の時間経過は、現実世界の1000倍の速さ……。 だから、街中からダイブして加速世界でいくら戦おうと平気なんですね。 加速世界で10分戦おうが、現実世界では1秒も経っていない計算になります。 あれ? それってつまり、 夏休みを1000倍ダラダラできるって事なんじゃ! あぁ、なんと素晴らしいっ!
ストーリーの熟成は電子の海でっ!
ちなみに、原作者の川原礫先生はデビューまでの7年間を ネットの海で漂流していたそうです。 その間にアクセル・ワールドやソード・アート・オンラインの 世界観が熟成されていったんですね。 きっと川原先生は、ネットという世界の新しさや出会いに 心をワクワクさせたのでしょう。 そのワクワクが読者に伝わり、アニメスタッフへ伝わり、 このアクセル・ワールドも見る人すべてをワクワクさせるような作品になっていった訳ですね。 『いじめられっ子の主人公、ハルユキ』が立ち上がって行くストーリーは 骨太であり、まさに王道。 『ヒロインの漆黒の令嬢、黒雪姫先輩』の可愛さも相まって 少年の心をとりもどさせてくれるような、熱い展開となっています。 長い年月をかけて練り上げられた近未来の世界観、設定はとても奥深く、 見る人を魅了して止みません!(早く二期をっ、早く二期を作ってくれっ!) そんなアニメ、 アクセル・ワールド、おススメですっ!
(c) 川原 礫/アスキー・メディアワークス/AW Project
記事提供元:あにぶ