シャアのルックス変化史(Zガンダム編)

洋服のセンスは人それぞれ
あなたは、上司や先輩が明らかにおかしいルックスをしている時、
「変な格好をしてますね(笑)」と言えるだろうか?
ひょっとしたら、Zガンダムのカミーユやカツは、クワトロ・バジーナ大尉ことシャアのルックスに対して、王様の耳はロバの耳状態だったかもしれない。
ノースリーブにサングラス
Zガンダムは、1stガンダムから7年後の世界を描いた作品である。
このアニメの特徴は、敵役として認識の強いシャアが、主人公カミーユ・ビダンの兄貴分として、ともに戦っていることだ。
この当時のシャアは、自分がジオンの赤い彗星であることを隠すべく、クワトロ・バジーナという偽名を名乗っている。
シャア・アズナブルという名前も実は偽名であり、彼の本名はキャスバル・レム・ダイクンという。
また、シャアを名乗る前はエドワウ・マスという偽名も使っている。
クワトロとは、イタリア語で4のことをいう。つまり、クワトロ・バジーナとは4番目の名前という意味が込められた偽名なのである。
さて、Zガンダムでのシャアは、上の写真のように、サングラスに赤いノースリーブと寒そうである。
サングラスは1stガンダム時のマスク同様、自身の正体を隠すための物であり、赤いノースリーブは、シャアの属しているエゥーゴの軍服である。
ちなみに他の兵士たちはこのノースリーブの下に白いシャツを着ており、太い二の腕をむき出しにしているのはシャアだけだ。
心理学で肩を出すというのは、性欲の強さを示す行為である。つまり、Zの頃のシャアは……。
エウーゴの軍服のデザインははっきり言ってダサい。そのダサさを彼は肩を出してより、引き立たせている。
しかし、Zガンダム見たことがないあなたも、劇中のシャアの活躍を見れば、このダサさがイカして見えるようになるだろう。
デキる男は何をしても許される?
Zガンダムにおいてのシャアは戦いの指揮を取るだけでなく、政治面などでも多大な影響を残している。
第37話のダカールの演説などでは、後にネオ・ジオン総帥となる男の片鱗をちらつかせ、デキる男をアピールしている。
また、遡ること第33話では大尉という佐官ではない階級で、敵のリーダーと交渉をしたりと、軍において重宝されている。
どんなにダサいルックスをしていても、シャアだから何をしても許される。まさしくそんな感じであろうか。
まったく、世の中不公平だ。デキる男に憧れる人は、Zガンダムを観て、
シャアからデキる男の成功哲学を学んでみてはいかがであろうか(笑)
(あにぶ編集部/水野ウバ)
関連リンク
赤い彗星って誰??-「シャア・アズナブル」-『機動戦士ガンダム』
http://anibu.jp/char-aznvle-gundam-1947.html
ガンダムキャラの中でも最も高い人気を誇っているのが、 赤い彗星ことシャア・アズナブルだ。 ファーストガンダムにおけるシャアは、ジオン軍の士官として初登場し、 主人公アムロ・レイのガンダムと死闘を繰り広げたことで知られている。 では、このシャアとはいったいどのような人物であり、 どんな経緯を経て赤い彗星と呼
記事提供元:あにぶ