不動明王の三島栄司!酒びたりなのにはワケがあるぜ!

出典 YouTube
小山ゆう原作の「がんばれ元気」に登場する三島栄司とは、なんてロマンチックなんだろういうイメージがあります。
酒びたりになっているのには、それだけ訳があり、ボクシングで敗北するのもですが、芦川先生を関との試合で賭けていたのもすごいびっくりしました。
軽く男ならそんな約束、破るはずなのに、彼は律儀で不器用で破るなんてことは一度もしなかったのです。
それどころか、山谷とかボクシングジムを守るため、再び明るい道へ行ける寸前で、攻めてきたヤクザやミドル級ボクサー相手に拳をふるって捕まってしまうというシーンは心が痛みました。
それどころか、四年後に元気と再会した時には過去の辛かった人生で身体も蝕まれていて苦痛に歪む生活を送っていたというシーンも驚きました。
しかも、死の直前まで元気に心配させないよう、もう立っているのもやっとだと言うのに元気と約束のスパーリングをするシーンは、感動しました。
彼の堕ちるとこまで堕ち、死んでいくキャラクターとしては本当に報われないようにも思えますね。
でも、彼の死が後に堀口元気にとって屍を乗り越えた強さ、影響を与えたので結果オーライとなりました。
どこまでも熱い男です。元気よ良きコーチでした。ナイスガイです!
文:がんばれクリスタル