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流浪人(プラネテス)の非日常世界を日常のテンションで描く

舞台は21世紀後半(2060年後半から2070年代)へ突入した近未来である。盛んな宇宙開発で宇宙空間に漂うゴミ(デブリ)を回収する事が主人公星野 八郎太(通称ハチマキ)の最初の仕事です。彼の夢は自身の

流浪人(プラネテス)の非日常世界を日常のテンションで描く


⚫️概要

舞台は21世紀後半(2060年後半から2070年代)へ突入した近未来である。盛んな宇宙開発で宇宙空間に漂うゴミ(デブリ)を回収する事が主人公星野 八郎太(通称ハチマキ)の最初の仕事です。彼の夢は自身の宇宙船を所有すること。高額な宇宙船の購入を夢見つつ、夢で終わるかもしれないという葛藤に悩みます。
クルーは船長のフィー・カーマイケル、同僚のユーリ・ミハイロコフの2人。2巻になると後輩田名部 愛や父親星野 五郎らが加わって華やかさ賑やかさが出てきます。
1巻の終わりに惑星間航行船(ここでは地球木星間)を見据えた船のエンジンが登場し、2巻以降の流れを予感させます。


⚫️主人公不在?

上記で主人公は星野 八郎太と書きました。が、話の中心は彼だけではないのです。これはこの作品の最大の特徴とも言えるでしょう。
実際、1巻の1話目はユーリの奥さんとの会話から始まり、6年近くも探していた遺品を見つけ自分の気持ちに一旦区切りをつけるという内容です。
2話目にハチマキは自分のミスから怪我をします。地球での治療ではなく(骨粗鬆症の治療もあり)月での治療3ヶ月。ここでハチマキはベテラン宇宙飛行士ハリー・ローランドと月生まれ月育ち、世界に4人しかいないという月面人(ルナリアン)のノノという少女の2人と出会います。
話はハチマキと一緒に場面展開していきますが、ハチマキの心理描写は希薄です。この後もこの手法で話は描かれ、ハチマキの内面の吐露が始まるのですが、微妙に距離を感じ始め、その強い、他者を寄せ付けない考えもあり感情移入が難しくなっている‥ように感じます。
そのあともハチマキからつかず離れず、彼らの日常を描写していきます。
例え宇宙港(ステーション)がテロリストに狙われようと、常に日常のテンションで話は進んでいきます。


⚫️そんなハチマキの存在意義

1巻PHASE 5 点火 でハチマキの心情に大きな変化が生まれます。自分の宇宙船を買うという夢は夢で終わるのではないか。そんな不安から、もう一人の自分が生まれ、彼は悪夢の様な自問自答に苦しむ日々を送ります。
1巻の最後では大型のエンジンの存在感に圧倒され一旦は落ち着きますが、2巻では孤独や不安感自体を抱える自分と、彼に関わろうとする人等の間で成長していきます。
「全部オレのもんだ。
 孤独も、苦痛も、不安も、後悔も。
 もったいなくて
 タナベなんかに
 やれるかってんだよ」(2巻110頁)
2巻の終わりでは孤独に対する不安をぶつける相手(もう一人の自分)が消えてしまい、すぐ後に体験する事故により自分も世界の一部だと気がつきます。
そうして落ち着いたかに見えるのですが、3巻に入り、宇宙の中での自分の小ささを受け止められずに悩みます。
自分の中にタナベの存在を受け入れ、最終的にひとは一人では生きてはいない、生きてはいけないことに気が付きます。


この話では宇宙航行士としての成功云々ではなく、ハチマキの成長と共に人間の存在意義とは何か、を考えさせられます。そして、なんぴとも全ては家族へと行き着くのである。その案内役が星野 八郎太であり、その答えに辿りつくまで放浪する物語(プラネテス)です。

文:ginjyou


記事タイトル:

流浪人(プラネテス)の非日常世界を日常のテンションで描く

関連ワード :

星野八郎太

プラネテス ΠΛΑΝΗΤΕΣ

イケメン

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田中一成(声優)

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