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奇抜なパンチで相手を翻弄!鴨川ジムのムードメーカー「青木勝」の魅力『はじめの一歩』

週刊少年マガジンの看板漫画が原作で、アニメは深夜放送でありながら高視聴率を叩きだし現在第3期まで放送されている『はじめの一歩』。いじめられっ子だった少年「幕之内一歩」が、ボクシングを通じて“強さとは何

奇抜なパンチで相手を翻弄!鴨川ジムのムードメーカー「青木勝」の魅力『はじめの一歩』

 週刊少年マガジンの看板漫画が原作で、アニメは深夜放送でありながら高視聴率を叩きだし現在第3期まで放送されている『はじめの一歩』。いじめられっ子だった少年「幕之内一歩」が、ボクシングを通じて“強さとは何か”を追い求めていく、スポーツ青春ドラマです。今回は、個性的なキャラクターの多い本作の中でも、親しみやすくコミックリリーフとしても人気の高い「青木勝(あおきまさる)」の魅力について、徹底的にご紹介します。

ついつい共感…愛すべきキャラター

 日本ライト級ランカーの青木は、鴨川ボクシングジムのムードメーカー。同ジムの理不尽大王「鷹村守」のいたずらや、度を越した悪ふざけの一番の被害者で、不憫ながらいつも笑いの中心にいます・・・。ボクシングを通じて人間的な弱さを見せながらも、それを乗り越えようと頑張る青木は、強者が揃う『はじめの一歩』の作品の中で、木村と並んでもっとも共感できるキャラクターのひとりと言えるでしょう。

 試合前は不安で神経質になり、勝てば派手に喜び、負ければ泣くほど落ち込む、そんな青木を見ていると、青木と熱愛中のトミ子が青木を一途に応援し、常に支えている気持ちがよく分かります。また、あれだけ普段イジられている鷹村さんが試合で苦戦した時、勝利を信じて泣いて応援する姿など、本当に青木の“イイ奴さ加減”を感じます。

 そんな青木ですが、実はボクシング以外は何でも器用にこなし、アルバイトのラーメン屋では厨房を任されるほど。なぜボクシングだけ・・・。普段は見当違いの事を言ったりもしますが、ボクシングの観戦中やふとした時に、客観的で本質をついた発言も。決してお笑い一辺倒の単純キャラではありません。

涙ぐましい創意工夫!

 勝ったり負けたりを繰り返す青木は、敗戦の度に様々な技を編み出します。カエルパンチや死んだふりなどの奇抜な戦法で、なんとしても勝利を掴もうとするその姿はとてもいじらしいのですが、試合はいつも泥試合・・・。

 そんなボクシングキャリアの中で、初めて訪れたタイトル挑戦が今江戦でした。青木は6年間のボクサー生活の全てを掛けて、日本ライト級タイトルマッチに臨みます。新技まで繰り出すものの、試合は一進一退。鷹村さんや一歩ほどボクシングの才能に恵まれなかった青木が、必死で勝利を掴もうとする姿に、視聴者はきっと自分自身を重ね、応援したくなるのです。

 結果的にいつもの泥試合になっても、トミ子同様に心の底から青木の勝利を願ってしまいます。対する実直なチャンピオン今江も、試合前はふざけて見える青木に反感を持っていましたが、拳を交えて戦ううちに、自分と同じように這い上がってきた青木の精神的な強さを感じ、そして自分の弱さに気づかされ、最後には青木を尊敬するにまで至るのです。

 また、特筆すべきは青木を演じる声優「高木渉」さんです。やんちゃ坊主や漢気ある不良を演じたら右に出るものはいない・・・と個人的に思っていますが、この試合でも、必死に頑張る感動的な場面に漂う“暖かみのある演技”は青木にぴったりです。この方が青木を演じられて良かったと心の底から思います。

友情に厚い!

 青木の魅力を語る上で欠かせないのが木村の存在です。幼稚園の頃からの腐れ縁で、中・高校時代は仲良く不良。中途半端に何でもできる二人は、目標も無くケンカばかりの日々を過ごしていました。そんな時に鷹村さんに出会ったことがきっかけで、二人は鴨川ジムに入門し、ボクシングの楽しさに目覚めていきます。更生してプロボクサーとなった今も、どこか二人の立ち位置は似ており、その苦労を言わずとも分かりあえる仲です。

 だからこそ、木村のタイトルマッチの時には、木村の為に宮田一郎に土下座をし、試合ではセコンドについて木村を支えるのです。木村の為に自分ができることは何でもしてやりたい!という青木の友情は、これまた視聴者の胸を打ちました。

 今江戦の前に、青木が川の土手で木村に語った「(一歩は)気は弱いクセに気が大きい、オレは気ィ強えのに気が小せえ。まるでよく吠える犬みてえだよ」と、自ら自分を語るこのセリフ。自嘲的な気持ちを素直に口に出せたのは、やはり親友の木村が相手だったからでしょう。いつもは漫才コンビの二人が、たまにシリアスになるからこそグッとくる訳ですが、結局最後はいつもの小競り合いになります。しかし、そこがこの二人らしくて素敵なのだと思います。

 実力はあるはずなのにイマイチ出し切れない・・・、そんな愛すべきキャラ「青木勝」。彼の今後には一体どんな展開が待っているのでしょうか。青木の未来に幸多からんことを願うばかりです。

(C)森川ジョージ/講談社・VAP・マッドハウス・NTV・D.N.ドリームパートナーズ


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奇抜なパンチで相手を翻弄!鴨川ジムのムードメーカー「青木勝」の魅力『はじめの一歩』

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青木勝

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