リーダーとしての素質と子供ならではの無邪気さを兼ね備えたマルチ犬

80年代の漫画「流れ星銀」の主人公の銀。名前の通りシルバーなカラーでまだ発育途上の犬主人公です。
奥羽の村で赤カブト狩りなどする猟師の家で大輔に可愛がられていたが、あることが目的で家出して死んだはずの銀の父親「リキ」や犬の集団とともに修行し、どんどん強くなる姿、リーダーになる姿がかっこいいです。
必殺技の天狼抜刀牙は究極の熊殺し殺法で回転しながら首に噛み付く必殺技でした。
銀は主人公だが、大輔のとこから抜け出した時は確かに強いけど成長過程にあり数々の経験により強くなるのもわかる漫画でした。
銀一人でバトルするシーンもあるけどベンやクロスらと共に甲斐三兄弟らとバトルしたこともあります。
スナイパー戦では谷底に落ちて深手を負う敗北もありました。
成長過程の葛藤が人間以上に人間らしく強くなるために経験し技を身につける姿は人間の登場する格闘漫画の主人公風でした。
誠実で行動的で熱い姿は敵であっても紅桜みたいに銀のその姿に惹かれ仲間になる犬もいました。
オープニングにあるように銀がリーダーとなって犬たちのセンターに立ち群れを率いるのは後半になってからですが赤カブト戦までの道のりでの銀の心の葛藤や仲間思いは、さすがはこの漫画の主人公と思いました。

出典 YouTube
文:流れ星マン