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箏・俳句・茶道…「日本文化系」部活マンガ、おすすめ3選

今回は世の中に数多ある文化系部活マンガの中から、ちょっとマイナーだけど、知ると面白い「日本文化」系の、箏・俳句・茶道マンガをご紹介します。今まで抱いていたお堅いイメージが、少し変わるかもしれませんよ。

箏・俳句・茶道…「日本文化系」部活マンガ、おすすめ3選

今回は世の中に数多ある文化系部活マンガの中から、ちょっとマイナーだけど、知ると面白い「日本文化」系の、箏・俳句・茶道マンガをご紹介します。今まで抱いていたお堅いイメージが、少し変わるかもしれませんよ。

『この音とまれ!』箏曲部で、和楽の魅力を知る

『この音とまれ!』 アミュー / 集英社

先輩が卒業し、唯一の箏曲部員になってしまった倉田武蔵(くらた たけぞう)。新入部員が見つからず、不良のたまり場となった部室に悔しい思いをしていたが、ようやく現れた入部希望者は、中学時代に警察沙汰を起こしたという噂の久遠愛(くどう ちか)。さらに箏(こと)の家元の娘・鳳月さとわ(ほうづき さとわ)が入部することに。メインの3人に、徐々に部員が加わっていき、校内での演奏会や大会などを経て、彼らは箏曲部として成長を遂げていく。

あとがきによると、作者は3歳から箏を習っている経験者だそうです。小学生の頃から箏のマンガで連載するという夢を持っており、これが念願の初コミックスだとか。その想いもあり、演奏シーンの描写は圧巻です。激しい箏の曲では、音の波がうねってぶつかるように迫ってきます。2つのパートの掛け合いで1つのメロディーを作るところなど、難しいシーンで武蔵と愛の音が「ハマる」瞬間は、思わず鳥肌が立ちますよ。

箏のことをよく知らない人でも楽しめるよう、曲ごとに調弦する必要がある(曲に合わせて必要な音の並びを作る)ことや、演奏する時に指につける「爪」のことなど、基本的な知識やルールも丁寧に描かれています。実際は、流派や流儀などが複雑に分かれている箏の世界ですが、本作では箏曲部のメンバーの青春ストーリーと共に、分かりやすく知識を得ながら楽しむことができます。

お正月の番組で流れている曲くらいしか聞いたことがない人でも、「箏ってこんなにかっこいいものなんだ!」と、新鮮な驚きが味わえる作品です。

『ぼくらの17-ON!』俳句部で、言葉の力を再確認する

『ぼくらの17-ON!』 アキヤマ香 / 双葉社

何の期待もせず、感慨もなく、ただ「なんとなく」毎日を送っていた男子高校生・久保田莉央。ある日、街中で偶然であった少女・錦織彩に一目ぼれ。彼女が女子高の俳句部と知り、莉央は自分の高校にある俳句愛好会へ入ることを決意します。

幽霊部員の先輩と、同じクラスの山本春樹、2人だけのささやかな俳句愛好会。入部した日に、顧問の先生と山本と3人で公園へプチ吟行に向かいます。「吟行」とは句を詠むために出かけること。同じ公園の景色を見ているはずなのに、楽しそうな山本を不思議に思いながら、莉央は自分が見ている世界に改めて目を向けます。

綾とお近づきになるために俳句を始めた莉央ですが、その恋はあっけなく破れてしまいます。それでも、初めて読んだ句を褒められた時の喜びや、今まで漫然と眺めていた景色や感情を、自分の言葉で表現し、世界を構築する時の快感が忘れられません。

「夏の空 俳句の神が 降りてこねぇ」

グチを5・7・5で詠み上げたりと、すっかりハマっている様子。

俳句に対して「お年寄りの趣味」という、年季の入ったイメージを持つ人も多そうですが、このマンガはいい意味でそれを壊してくれます。人数が増え、愛好会が「俳句部」になってからのメンバーや、「俳句甲子園」でライバル校の生徒が詠む俳句には、分かりやすく身近な言葉も使われていて、たとえば

「短夜に プチ家出して 土手で寝る」

なんて、こんなライトな感じでもいいんだ! と、びっくりするはず。また「試合」では、句を発表した後にディベートがあり、お互いの俳句論を展開した上で勝敗を決します。白熱する議論の応酬も見どころの一つです。

伝えたい思いと世界を表すのに使えるのは、たった17音。少ない文字数だからこそ、「自分」がぎゅっと詰まっている。莉央はそこに惹かれたのかもしれません。いつも見ている景色を、見つめ直したくなる1作です。

『ケッコーなお手前です。』茶道部で、もてなしの心を学ぶ

『ケッコーなお手前です。』 みよしふるまち / マッグガーデン

アメリカからやってきた留学生ユージーンは、「茶道部」に仮入部するため、偶然居合わせた鳥居樹に茶室まで案内してもらいますが、初めて体験する「茶」の世界に驚き、興味をなくしてしまいます。ユージーンは茶道を、柔道や剣道のような体育系の部活だと思っていたため、「お茶を入れるだけ」の部活に意味を見出せなかったのです。

そんなユージーンですが、茶道に目覚めるきっかけになったのが、樹の点てたお茶。実は樹は、茶道の家元・鳥居家の息子。日々「稽古」をして茶道と本気で向き合う、立派な「茶人」だったのです。

樹は、ユージーンが慣れない手つきで初めて点てたお茶に対し、「結構なお手前でございます」と敬意を示します。もちろん、手順や作法を守ることは大事です。でもそれ以上に、茶道に対する真剣さ、何より「相手においしいお茶を味わって欲しい」という想いが大切なのだということを、このマンガは教えてくれます。道具を清めるところをちゃんと見せる、汚れた水は隠れて捨てる、などの複雑な作法を厳格に守らなければいけないのも、すべて「相手のため」なのだと思うと、その細やかさにも納得できます。

日本文化に触れて日が浅いユージーンと、幼い頃から茶の道を歩んできた樹は、ぶつかる事もしばしば。ユージーンの無遠慮にも思える言動は、読みながらヤキモキするかもしれません。しかし本作は、主人公を茶道初心者かつ、日本の文化がまだ体に馴染んでいない留学生にしていることで、茶道に宿る精神がより鮮明に浮かび上がります。茶道の世界を知ることによって、「相手への思いやり」の大切さも、改めて学べる作品です。

まとめ

「部活動」である以上、コンクールもあれば、ライバルとの切磋琢磨もあります。折々で「勝負」をかける場面が多く、その熱さは体育会系部活に決して負けません。雅の中に秘めた情熱を知ると、複雑な作法やルールにも、きちんと「意味」を見出せるようになります。

箏も俳句も茶道も、実際に体験する機会はなかなかないと思いますが、まずはマンガを通じて、その雰囲気を味わってみてはいかがでしょう?


記事タイトル:

箏・俳句・茶道…「日本文化系」部活マンガ、おすすめ3選

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久遠愛

この音とまれ!

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