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宇宙飛行士から天文部まで!ロマンあふれる宇宙漫画9選

21世紀に入った今日まで、人類は夜空の星を見上げては物語を空想し、はるか遠い天上世界への憧れを抱き続けてきました。そして映画や小説など、あくまでフィクションであった出来事が現実となってきた昨今、人類最

宇宙飛行士から天文部まで!ロマンあふれる宇宙漫画9選

21世紀に入った今日まで、人類は夜空の星を見上げては物語を空想し、はるか遠い天上世界への憧れを抱き続けてきました。そして映画や小説など、あくまでフィクションであった出来事が現実となってきた昨今、人類最後のフロンティアである“宇宙”をテーマとした名作漫画が、数多く生まれています。

今回は、現実ともリンクする宇宙開発や宇宙飛行士のストーリーから、心躍る本格SF、さらには珍しい高校天文部ものまで、宇宙のロマンが凝縮された宇宙漫画を9作品ご紹介します。

かつての夢を思い出す!笑えて泣けて熱くなる宇宙漫画『宇宙兄弟』

『宇宙兄弟』 小山宙哉 / 講談社

2011年に小学館漫画賞・講談社漫画賞をW受賞し、TVアニメ・実写映画・アニメ映画と、数々の映像化も大きな話題となったのが、この『宇宙兄弟』です。

子供の頃に「一緒に宇宙飛行士になろう」と誓いあった、主人公・南波六太(なんば むった)と弟の日々人(ひびと)。時は流れ、無職の兄・六太のもとに、約束どおり宇宙飛行士となった弟から1通のメールが届いたことで、彼は幼き日の夢を胸に、再び宇宙を目指す決意をします。

兄の六太は、世間的にはむしろダメ兄貴。しかし、いざという時に発揮する機転と行動力で、宇宙へ行くという夢の前に立ちはだかる壁を、一つ一つ乗り越えていきます。そんな彼に周囲のスタッフや仲間たちは影響を受け、ある者は夢を託し、ある者は共に宇宙を目指します。また、普段は知ることのできない宇宙飛行士の試験や訓練内容、ミッションに任命されるための過程も、ストーリーの中で分かりやすく描かれているため、宇宙への好奇心も刺激されること必至です。

六太と日々人の絆を軸に展開する人間ドラマと、壮大なる宇宙のロマンが本作の魅力! 笑えて泣けて感動する、圧倒的なエンターテインメント性を持った作品です。

さらに、この作品を語る上で欠かせないのが作中に登場する名言の数々。言い訳ばかりの六太に日々人が言った

「もし諦め切れるんなら そんなもん夢じゃねえ」
をはじめ、そのどれもが、読者の心をストレートに揺さぶる言葉ばかり。

宇宙が好きな方のみならず、夢を追うことを忘れた大人にこそ読んでほしい、勇気と元気を与えてくれる1作です。

5人の少年少女の“星”春ジュブナイル『ふたつのスピカ』

『ふたつのスピカ』 柳沼行 / KADOKAWA / メディアファクトリー

宇宙飛行士を目指す少年少女の成長する姿を、友情や葛藤とともに描いた本作は、2003年にアニメ化、2009年には桜庭ななみさん主演でTVドラマ化もされました。

主人公は、宇宙ロケット・獅子号の墜落事故で母を失った少女・鴨川アスミ。ある日、獅子号パイロットだった幽霊「ライオンさん」に出会った彼女は、この不思議な友人との約束を果たすため、新設された宇宙飛行士養成を養成するための高等専門学校「東京宇宙学校」に進学します。そこで同じ夢を持つ仲間に出会ったアスミは、共に宇宙を目指して進んでいくのでした。

本作は学校生活の中で、アスミにだけ見えるライオンさんの過去など、物語の伏線となる謎や、宇宙飛行士ならではの試験や授業風景などを盛り込みつつ、努力と根性で困難に立ち向かうアスミのけなげな姿が中心に描かれていますが、叙情的で切ない場面が多く、時に涙を誘います。

もう一つの見どころは、彼女が4人の仲間たちと紡いでいく友情です。現実主義の幼なじみ、出生に秘密が隠されたクール系お嬢さま、ちょっとお節介な人情派女子、ひょうひょうとした優等生。そんなタイプの異なる4人と、時に衝突しながらも成長し、お互いが徐々に大切な仲間へと変わっていく過程は、まさに王道青春グラフィティで、登場人物のどの子も応援したくなります。

ちなみに、英語版コミックはアメリカの青少年文学賞「CYBILS」にて、2010年度グラフィックノベル部門のトップ5にも選ばれており、アメリカの多くの公立図書館にも置かれているとのこと。国内外の評価も高い、泣ける宇宙漫画としておすすめです。

孤独な宇宙においても、人は愛を求める『プラネテス』

『プラネテス』 幸村誠 / 講談社

現在は『月刊アフタヌーン』で、北欧ヴァイキングを描いた『ヴィンランド・サガ』を連載中の幸村誠先生のデビュー作。本作でSF文学賞である星雲賞のコミック部門を、TVアニメも同賞メディア部門を受賞し、『風の谷のナウシカ』以来の快挙として注目を集めました。

主人公のハチマキこと星野八郎太(ほしの はちろうた)は、いわば宇宙で働くサラリーマン。いつか自家用宇宙船を所有することを夢見ながらも、宇宙のゴミ拾いという仕事を惰性で続けることに思い悩む日々。そんなある日、彼が乗るデブリ回収船に新人のタナベがやってきて……。

人類の夢である宇宙開発によって生まれたゴミ「スペースデブリ」の回収業者を主役に描くという、新鮮な着眼点が多くのファンを生んだ本作ですが、読み進めると“孤独な宇宙空間の中で見えてくる人間の本質”に迫った作品だと気づかされます。“一人で生きて一人で死ぬのが完成された宇宙船員(ふなのり)”を信条とするハチマキが、全ては愛という価値観を持つタナベと出会い、時に対立し、また「宇宙とはそもそも何か?」と悩みもがき、ついに人は愛でつながっているという真理にたどり着きます。その姿は、読者に「愛とは?」「生きるとは?」について考えるきっかけを与えてくれることでしょう。

また、全4巻という短めの巻数でありながら

「愛し合うことだけは どうしてもやめられないんだ」
など、名言が多いことでも知られており、中でも宇宙空間での“しりとりからのプロポーズ”は、漫画史に残る屈指の名シーン! 必見です。

宇宙開発過渡期をリアルタッチで描き出す『MOONLIGHT MILE』

『MOONLIGHT MILE』 太田垣康男 / 小学館

作者は『機動戦士ガンダム サンダーボルト』や『FRONT MISSION DOG LIFE & DOG STYLE』などを手がけ、SF・ロボットものに定評のある太田垣康男先生です。本作は二部構成となっており、第一部では、天才学生クライマーの猿渡吾郎(さるわたり ごろう)が宇宙開発の発展を予測し、プロのビルディングスペシャリストとして、“MOONLIGHT MILE(遥かなる月への道)”を目指すところから物語が始まります。

月資源を採掘する「ネクサス計画」を軸としつつ、もう一人の主人公・ロストマンと共に地球規模の争いに巻き込まれていく吾郎。アメリカと中国の対立など、現実にあってもおかしくない世界情勢の中で、彼の人柄に惹かれて集まってくる人々が月開発に挑む姿を、リアルタッチで描いて人気を博しました。SF好きなら、パワーローダーやスペースBOXなど男心をくすぐる重機の数々と、その緻密なメカニック描写にも注目です。

ちなみに現在連載中の第二部では、今から15年後の未来である2030年を舞台に、吾郎の息子で人類史上初のムーンチャイルド、猿渡歩(さるわたり あゆむ)の活躍を中心に描かれています。

学習系漫画の旗手が描く惑星探査機の冒険『小惑星に挑む』

『小惑星に挑む』 あさりよしとお / 白泉社

『まんがサイエンス』など、学習系漫画の作者としても有名なあさりよしとお先生が、実在の小惑星探査機「はやぶさ」のエピソードを漫画化した異色作がこちら。多数の本が出版され、映画化などもされたことで、宇宙のことは詳しくなくても「はやぶさ」のことは知っているという方は多いのではないでしょうか。

本作は、直径500mほどしかない小惑星イトカワに到達したはやぶさが、物質を採取して地球に帰還するまでのミッションを、太陽系へ調査にやってきた2人の異星人が、ひたすら見守るというストーリー。地球の文明を知らない異星人だからこそ、一般の人には馴染みの薄いマニアックな部分もギャグを交えて解説してくれます。図解も分かりやすく、宇宙ビギナーにもおすすめです。

何よりの見どころは、通信断絶や部品の故障など次々と発生するトラブルを、懸命に乗り越えていくはやぶさの姿です。事実のみが淡々と描かれているはずなのに、つい感情移入し、気がつけば感動させられています。それは、はやぶさプロジェクトを初期から取材し続けていたあさりよしとお先生ならではの、宇宙への愛と造詣の深さがあふれているからなのでしょう。

空を見上げたくなる、星と癒やしの一話完結ストーリー『星の案内人』

『星の案内人』 上村五十鈴 / 芳文社

『週刊漫画TIMES』にて不定期連載中の本作。物語の舞台となるのは、おじいさん店主が1人で営む、田舎の手作りプラネタリウム「小宇宙」。そこに訪れる人々は星とプラネタリウムを通して、自分が抱える心の傷を癒やし成長していく……そんな一話完結形式のストーリーとなっています。

毎話、星座や星にまつわる物語と、登場人物の悩みや問題がリンクしており、ヒューマンドラマとしても読みごたえあり。また、叙情的なストーリーと、どこか懐かしい絵柄がマッチしていて、読後はほっこりと癒されます。もちろん、各話に星座の解説もしっかり載っているので、天文に興味がある方にも読んでいただきたい良作です。

友情と正義を胸に、少年はまっすぐ宇宙を目指す『パスポート・ブルー』

『パスポート・ブルー』 石渡治 / 小学館

『B.B』、『LOVe』、『Odds』など、スポーツを題材とした名作を数多く発表している石渡治先生による、宇宙飛行士を夢見る少年の青春サクセスストーリー。石渡治先生は本作を執筆する際に、宇宙飛行士や宇宙研究機関など、多くの関係者に取材した上で臨んだそうです。

町一番の悪ガキ・真上直進(まがみ まっすぐ)が、親友や家族のサポートを受けながら宇宙飛行士を目指す過程で、実際に宇宙飛行士になるためには何が必要で、どのような勉強をすべきか?ということも描かれています。1999年から2001年に連載された作品のため、JAXAのことはその前身の「NASDA」として描かれているなど、現在の宇宙開発の現状とは異なる部分もありますが、友情・正義など、少年漫画の王道要素もたっぷり詰めこまれているので、本気で宇宙飛行士を目指す子供たちには、ぜひ読んでほしい一作です。

SFの名手が、壮大なスケールでつづる宇宙叙事詩『2001夜物語[新装版]』

『2001夜物語[新装版]』 星野之宣 / 双葉社

「宗像教授シリーズ」をはじめ、数多くの伝奇・SF作品を手掛けている星野之宣先生の代表作のひとつで、ファンの間では傑作との呼び声も高いSFオムニバス集がこちら。

宇宙に進出した人類の歴史を一話完結でつづった本作。個々のエピソードには関連性もあり、そのどれもが秀逸です。第1巻の中では、第8夜「悪魔の星」が特に印象的。「反物質でできた禁断の第10番惑星『魔王星(ルシファー)』と彗星の衝突が、人類の進化を促したのではないか?」という仮説が、キリスト教的宗教観を絡めて描かれています。

圧倒的なまでの画力、そして多方面にわたる深い知識、そして何より星野先生のSF、宇宙に対する強いリスペクトを感じさせます。

天文部が舞台の、清く正しい王道学園ラブコメ『宙のまにまに』

『宙のまにまに』 柏原麻実 / 講談社

2009年にアニメ化された『宙のまにまに』は、高校の天文部が舞台。タイトルの“まにまに”とは、他者や環境が自分に及ぼす影響に身を任せる様子を表し、主人公・大八木朔(おおやぎ さく)が、1歳上の幼なじみ・明野美星(あけの みほし)に誘われて入った天文部の活動を通して、徐々に成長していくビルドゥグスロマン的作品であるということを示しています。

とはいえ、ラブコメ要素強めの青春物語がメインとなっており、テンポのよいキャラの掛け合いや、甘酸っぱい恋愛模様も魅力。また、正しい星見の方法はもちろん、星の解説や天体写真の撮り方など、天文部としての活動も丁寧に描写されており、天体観測の一歩を踏み出すきっかけにもなる1作です。

まとめ

いかがでしたか? 今回は、「宇宙」をテーマに、近未来SFから青春グラフィティまで、バラエティー豊かな9作品をご紹介しました。

秋から冬にかけて、空気が澄んで星を見つけやすくなるこの季節、どこまでも奥深い宇宙漫画の世界へと、思い切って飛び出してみてはいかがでしょう?


記事タイトル:

宇宙飛行士から天文部まで!ロマンあふれる宇宙漫画9選

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