【冴え女シリーズ(6)】[苦手だった不良転校生が・・・?]第2話(前半)「大丈夫か、顔が赤いが」

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【冴え女シリーズ(6)】[- 苦手だった不良転校生が・・・? -]
■作品概要
アルバイトの帰り道に、絡まれていた同級生を助けようとして逆に絡まれてしまう智子。そんな時に助けてくれたのは、ぶっきらぼうで少し怖い印象の転校生武人。無口な武人に話しかけているうちに幼い頃の思い出が蘇り・・・?過去から現在に続く思い出を辿るラブストーリー。
●第2話(前半)「大丈夫か、顔が赤いが」
藤宮「なんだよ?」
智子「ううん、なんでも」
智子「藤宮ってさ、何部なの?」
藤宮「……なんだ急に」
智子「や、だってあたしに絡んできた奴らを、一瞬でぼっこぼこにしてたじゃない? なにかやってたのかなって」
藤宮「部活は……別に、今は、とくには」
智子「あ、そうか。転校してきたばっかりだもんね」
藤宮「お前は、なにかしてんのかよ……部活」
智子「あたし? あたしも高校になってからは入ってないかな」
藤宮「……意外だな」
智子「そう?」
藤宮「声がやたらでかいから運動部だと思った」
智子「声がでかくて悪かったわね」
藤宮「別に……悪ぃなんて言ってねーだろ」
智子「でもあながち間違ってはいないよ。中学の時にね、ソフトボール部に入ってたの」
藤宮「ああ、通りで」
智子「一応レギュラーだったんだけど」
藤宮「ふーん、凄いじゃん」
智子「って言っても人数少なかったから皆レギュラー状態だったんだけどね。弱小も弱小でさ、楽しかったけどそんなに上手くなかったし、高校では他の事やりたいなって思って、入らなかったの」
藤宮「へぇ……」
智子「ソフトボールは中学三年間続けたけど、運動部特有の上下関係が好きじゃなくて。だから高校で運動部入る気も失せたっていうのもあるかな」
藤宮「……まぁ、確かに厳しいところは厳しいな」
智子「小学校の時のほうが気楽で楽しかったなぁ」
藤宮「小学校でもやってたのか? ソフトボール」
智子「ううん。小学校の時は男子に混ざって少年野球部に入ってたの」
藤宮「……珍しいな。女子で野球なんて」
智子「コーチのひとりがあたしのお父さんっていうのもあったんだけどね。藤宮は小さい時はなにかやってた?」
藤宮「……俺もガキの頃はやってたな、野球」
智子「そうなんだ? どこ守ってたの? あたしはこれでもピッチャーだったんだ。小学校の時はね、それなりに上手かったんだよ」
藤宮「俺も、一応ピッチャーだった」
智子「その顔でピッチャーか。小学生の時から藤宮はモテてたんだろうなぁ」
藤宮「モテ?……今、そんな話だったか?」
智子「ねぇ、写真とか残ってないの?」
藤宮「……あっても、お前には絶対みせない」
智子「えー、意地悪」
藤宮「きっとガッカリする」
智子「なにそれ、気になる……」
【冴え女シリーズ(6)】[- 苦手だった不良転校生が・・・? -]第2話(後半)へ続く
●出演キャラクター
藤宮武人(ふじみやたけと)16歳:高校生
日高智子(ひだかともこ)16歳:高校生
●声優および制作クリエイター
シナリオ:久潟椎奈
イラスト:和音ハカ
男性声優:柊唯也
女性声優:澤江まゆき
●アプリ概要
様々なシチュエーション、たくさんのイケメン&イケボ男性との1時間のオリジナルラブストーリー(ボイス&アニメーションドラマ)を集めた、女子のための図書館、もしくは映画館のようなラブドラマアニメーションアプリです。
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出典 YouTube