倉田ユイ

声 - 大久保瑠美 / 村川梨衣
「トリニティセブン」の1人。専門術式は重唱術（アーク・シンフォニー）。｢書庫｣は強欲（アワリティア）で、「テーマ」は友情（アミキティア）。
長い間、夢の中で過ごしていた魔道士の少女で、魔力は枢機クラス（詳細後述）と、学園長に次ぐ威力を持ち、魔力を抑えるために地下迷宮で眠りについていた。現実の世界と「夢の世界」とで容姿が異なり、前者は小柄ながらグラマーな体形で、後者は前者より背丈が大きく大人びている。アリン曰く、夢の中の彼女は彼女自身の「理想の姿」であるという。自らすすんでアラタの手を自身の胸に触らせるなど、アリンと同様、恥じらいを見せない。
アラタの魔力がアリンの手により強制的に暴走を起こした際、ミラとアキオによって命を狙われた彼を自身の「夢の世界」に引きずり込むことで彼を救出、さらにアラタに自身の起こした「崩壊現象」をコントロールするヒントを与えた。しかし、魔王候補であるアラタを夢の世界に入れたことで影響を受けた彼女自身の魔力が後に暴走、学園内の魔力の少ない生徒を眠りに就かせる「崩壊現象」を引き起こした。その後、アラタやトリニティセブンによって救出され、自身を救ってくれたアラタに対し好意を抱く。事件解決後は普通に学園生活を送るようになった[注 6]。
14歳、身長：154cm、特技：バイオリン演奏。