※内容によってはネタバレを含む可能性が御座います。予めご了承下さい。
コマの隅から脇役へ大出世!顔がうるさい「マイケル」の魅力『きんぎょ注意報!』
本人曰く、チャームポイントはつぶらな瞳という話ですが、実際のところは顔と目が大きすぎて、胴体が小さいというアンバランスな体型です。目と眉毛が強調されており、むしろ怖い部類に入るかもしれません。その姿(顔?)一目見ただけで、嫌でも印象に残ってしまう、今回はそんな「マイケル」の魅力についてご紹介させていただきます。
演劇部部長
新田舎ノ中学校にあるたくさんの得体の知れない部(みかん部など)に混じり、数少ない真面目そうな部活、それが演劇部です。そして、そこの部員13名を率いる部長こそが、この「マイケル」なのです。演技の才能は未知数ですが、脚本については演者から「セリフが長い」だの「設定が古い」など駄目出しを食らっており、決して才能があるとは言えないようです。
感情表現が豊か
いきなり現れては「みそラーメン一丁」と叫ぶ、これが彼の定番の行動パターン。ラーメンがない時はうどんを欲しがるようです。麺類がないと分かると、やたらと落ち込みます。また、さすが演劇部部長というべきか、感情の表現がいちいちオーバー。そのくせ顔がまったく変わらず、周囲から見れば落ち込んでいるのか元気なのかすら見分けがつきません・・・。担任の先生から「君は顔がうるさい」と冷静に言われるシーンがあるのですが、結局何もしなくてもうるさいということですね。
実は王子様!?
最終話で、マイケルの顔そっくりの王子様が登場し、生き別れの兄を探しているというエピソードが披露されました。結局、真偽のほどはわからずじまいでしたが、もし事実だったならば、マイケルと交際すれば玉の輿に乗れるという可能性が出てきます。マイケルが王子様と分かれば、周囲の女子の見る目も変わった事でしょう。
なんと『きんぎょ注意報!』の原作の最後のコマに登場するのは、主人公「わぴこ」でもなく、シンボルキャラクター「ぎょぴ」ちゃんでもなく、この「マイケル」(+マイケルの愛猫フォスティール2世)なのです。脇役でありながら、実は作者に相当愛されていたのではないか?と思われる「マイケル」。影の主役は彼だったのかもしれません・・・。
>>> アニメ「きんぎょ注意報!」DVDメモリアルパック
記者(あきにゃん【公式】さん)