※内容によってはネタバレを含む可能性が御座います。予めご了承下さい。
"主人公たちと同級生で他校の青年。母親の再婚により芝姫つばさの義弟となる。人気バンド「陰・陽(イン・ヤン)」のヴォーカリストで最年少メンバー。メジャーデビューが決まると高校を中退して活動に専念する。感受性が高く他人の心の動きを見抜く。
"
性別
男
声優
石田彰
髪の色
金
職業
高校生/ヴォーカリスト
学年
高校1年生~
恋人
芝姫つばさ
配偶者
芝姫つばさ
兄弟・姉妹
芝姫つばさ
「芝姫一馬」は「芝姫つばさ」の父親の再婚相手の息子です。第一印象は、その見た目のヤンキーっぽさゆえに、つばさの父親には怖がられ、つばさには年齢を勘違いしたことでキレられるという衝撃的な初登場を遂げました。しかし、彼はその後、何とつばさの恋人になります。義理の弟から恋人へと進化を遂げた一馬の魅力とは一体何なのでしょうか?
実の姉弟のように仲が良かったつばさと一馬ですが、一馬の方が先につばさへの恋愛感情に気付きます。しかしつばさが求めているのは家族としての一馬であり、恋人としての一馬ではないことにも気付き、つばさの前から去ります。しかし、離れていてもつばさへの思いが尽きることはなく、つばさもまた一馬への感情に気付いたことから、長い時間をかけてようやく両思いになるふたり。
法律上血が繋がっていないので2人の結婚には何ら問題はありません。しかし、それを調べもせぬまま一気にプロポーズしてしまうくらいに、つばさのことが大好きなのです。つばさの高校卒業を待って結婚と相成りました。つばさの父親はデザイナーですので、さぞや可愛らしい花嫁さんになったのではないでしょうか。
高校生の時からインディーズバンド陰・陽(イン・ヤン)のボーカルとして音楽活動をおこなっています。メンバーの中では最年少で、お兄さん方のおもちゃにされていますが、その才能をメンバー全員が認め、大切に育ててもらっていました。高校を退学してバンドに専念すると、短期間で武道館コンサートを開催するほどの大人気バンドに成長します。バンド活動で忙しく、なかなか家に帰れない生活を送っていますが、アルバムのタイトルに「翼」と付ける程、つばさとはラブラブなようです。
作曲など専門的に音楽の勉強はしたことはありませんが、本能で作曲方法を知っていると高く評価されています。また歌唱能力では、レイジ・アリマのピアノコンサートでめまぐるしく変わるテンポと音程にうまく合わせて歌い、聴衆から喝采を浴びる等、その実力は日本だけではなく世界にも通用するほど。体つきは細身ながら、その体から発せられる声は強く人々の心に刻まれ、多くの人を魅了します。
最終話で、つばさと一馬両方とも高校時代から見た目が変わっていないというエピソードがありましたが、やはり好きなことをしていると体も若々しいままでいられるのでしょうか。若い体を維持できるのも、ある意味才能かもしれません。普通の男子高校生としてだけではなく、いちアーティストとしても魅力を持ち、そしてつばさへの深くまっすぐな愛情を注ぐ男性、それが「芝姫一馬」です。