※内容によってはネタバレを含む可能性が御座います。予めご了承下さい。
日本フェザー級のアウトボクサー。 超人的なスピードと動体視力を持ち、秀でたボクシングセンスの持ち主。明るく社交的な性格で幕之内一歩を慕っている。
誕生日
8月14日
性別
男
特技
ハリネズミ
声優
浪川大輔
星座
獅子座
身長
168
cm
髪の色
茶
髪型
短髪
アクセサリー
ヘアバンド
学校・会社
鴨川ボクシングジム?
職業
プロボクサー
兄弟・姉妹
板垣菜々子
圧倒的なボクシングセンスを持つ天才!「板垣学」の魅力とは?『はじめの一歩』
ボクシングを扱った作品として人気を誇る『はじめの一歩』。数々のボクサーが登場する中、主人公「幕之内一歩」の後輩として、物語に刺激を与えるキャラクターが、今回ご紹介する「板垣学(いたがきまなぶ)」です。一歩に憧れて鴨川ジムに入門し、才能を開花させていく彼の魅力をご紹介します。
生まれ持ったスター性!
明るく社交的で要領の良い板垣学。甘いマスクは女子にも人気で、プロのデビュー戦から黄色い声援が飛んでいました。目立ちたがり屋で緊張を楽しめる性格の彼は、勝ち試合の後に宙返りを披露したり、パフォーマンスも派手で、スター性も抜群です。また、誰に対しても物怖じせず、時には先輩の一歩にもはっきりものを言いますし、“死神”と恐れられているボクサー「間柴了」とも仲良くやっています。
冷静に物事を見るタイプの彼は、心の中できつめのツッコミを入れている時もありますが、そこが天真爛漫な一歩との対比となって、面白くもあります。
鴨川ジムの血を受け継ぐ“プロ”ボクサー
板垣はもともと運動神経抜群で、圧倒的なスピードと反射神経、優れた空間把握能力を武器にするアウトボクサーです。しかしアマチュアの高校時代は、ライバルの「今井京介」に3戦3敗3KO・・・。今井に負け続け、いつも2位に甘んじていました。その為、普段は飄々としている板垣も、今井に関してだけは、つい感情的になってしまいます。
その後、鴨川ジムに入門した板垣は、東日本新人王決定戦で、プロになって初めて、今井と対戦します。デビュー戦当時はアマチュアの感覚を引きずっていた板垣ですが、鴨川ジムの先輩達と過ごしてきた濃密な時間により、プロの姿を学び、自身にもその誇りとプライドを刻み、今井との因縁の一戦に臨みます。
素晴らしい才能を持ちながら、それを十分に活かせていなかった板垣。しかし、鴨川ジムでの厳しい練習と先輩たちの背中を追いかけることで、成長し才能を開花させていく様子は、「才能だけではなく、努力によって人は花開く」ということを教えてくれているようで、観ていてワクワクしてしまいます。
その後、あまりの天才ぶりを発揮する板垣は、天才ゆえのムラっ気がたびたび出てしまい、必ずしも順調とはいかないのですが・・・。
強烈!ダジャレ家族
一見華やかで育ちの良さそうな見た目の板垣ですが、実は貧乏育ちの貧乏家族。高校や大学も特待生として入学した板垣は、早くボクシングで身を立てて、家族に楽をさせてやりたいと思っています。しかしそんな環境も、笑いで苦労を吹き飛ばすのが、板垣とその家族です。
底抜けに明るい家族と数々のダジャレが披露されるのが、アニメ2期の第25話。プロ初勝利をあげたお祝いで、板垣家に招かれた一歩は、そこで思わぬものを目にします。まず板垣家のボロ屋っぷりに驚き、妹の奈々子のかわいさに頬を染め、極めつけは板垣父をはじめとした家族全員のダジャレ攻撃です。夕食の挨拶は「いた“が”きます!」から始まり、全ての会話がダジャレダジャレ・・・。一歩の周りに吹きすさぶ、寒いダジャレのブリザードは強烈でした(笑)。『はじめの一歩』のギャグ回は、どれもテンポが良くて好きなのですが、この回は特に濃厚な(?)内容です。
今井戦後、その才能を徐々に開花し、“天才”ぶりを発揮していく「板垣学」。しかし、天才ゆえのムラっ気から、意外な試合結果になることもあります・・・。才能のかたまりとして、一歩とは異なった壁を乗り越えていく、彼の今後が楽しみです。
(C)森川ジョージ/講談社
記者(moto11【公式】さん)