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生徒会長を敵視するハーフのお嬢様「藤堂リリシア」の魅力とは?『生徒会の一存』
『生徒会の一存』の「藤堂リリシア」は、碧陽学園新聞部部長を務めるハーフのお嬢様です。見た目は美少女なのですが、人気投票で決まる生徒会役員にはなれず、生徒会長である「桜野くりむ」を敵視し、とんでもない行動にでます・・・。しかし、本心は意外に素直で、「杉崎鍵」の生徒会役員に対する一途な思いを知り、彼に惹かれる場面なども。今回は、そんな「藤堂リリシア」の魅力についてご紹介したいと思います。
金髪のお嬢様
「藤堂リリシア」は、ハーフで金髪。ロングの髪の毛先をカールさせるという、漫画や小説でありがちなお嬢様ヘアーをしています。その上、「杉崎鍵」も認める美少女なので、人気投票で決まる碧陽学園の生徒会に余裕で当選するかと思いきや、なんと落選してしまいます・・・。初登場時にも描かれますが、実は「藤堂リリシア」は、性格も漫画や小説でありがちのお嬢様で、いわゆるタカビーな性格をしており、それゆえに生徒会にも落選したものと思われます。
生徒会を貶めるために手段は選ばない!
生徒会に落選して挫折を味わった「藤堂リリシア」。反省するどころか、生徒会を憎むようになり、とりわけなんの能力もないのに人気投票で1位となり、生徒会長となった「桜野くりむ」を目の敵にし、新聞部部長の職権を利用して、「桜野くりむ」をはじめとする生徒会役員のスキャンダルをでっちあげる壁新聞を発行。生徒会を貶める行動に出ます。「桜野くりむ」もそれを知って激怒し、以来この二人は、犬猿の仲に・・・。
実は意外に素直な女の子
生徒会役員のスキャンダルネタを集めるために「杉崎鍵」に接近したり、妹である「エリス」を生徒会に潜入させて盗聴したり(!?)したこともありましたが、「杉崎鍵」の生徒会役員に対する一途な思いを知り、少し態度を改めます。彼の前では少しだけ素直な態度をとったりしたこともありますが、生徒会役員に一途な「杉崎鍵」を振り向かせることはできず、また、彼女もそれ以上行動することもなく、そのまま終わってしまいます。
貴重で珍しいタカビー演技
アニメでは、能登麻美子さんが声を担当されていますが、能登麻美子さんといえば、『地獄少女』の「閻魔あい」や、『CLANNAD』の「一ノ瀬ことみ」といった、どちらかというと大人しい配役が多い方です。しかし、「藤堂リリシア」役としては、珍しく貴重なタカビーな演技(~ですわ♪など)を披露してくれます。これもまた「藤堂リリシア」の大きな魅力のひとつといえるでしょう。
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記者(しゅるま【公式】さん)