大河内アキラ

長い黒髪（アニメ第1期では青）をポニーテールにしている点など、『ラブひな』に登場する青山素子と容姿がよく似ている（実際、作者は17巻裏表紙で「髪を解くと書き分けが困難になる」とコメント）。名前の「アキラ」も素子の初期設定段階での名前「晶」に由来。ただし元々意識して似せたわけではなかったらしい。アキラは髪の先端にややウェーブがかかっていることなどの違いがある。なお、素子は終盤で髪を切りショートカットになっていたが、アキラも卒業後はショートカットになっている。【性格】：寡黙だが、人の世話を焼くのが好きな優しい性格の持ち主。そのためか争いごとや人を困らせることが大嫌いで、ネギ・スプリングフィールドがエヴァンジェリン・A・K・マクダウェルから貰った指輪を無くした際、これをキャッチボールして弄んだ明石裕奈、柿崎美砂、春日美空、釘宮円、早乙女ハルナ、椎名桜子、鳴滝風香、ザジ・レイニーデイの8人に次々とお仕置きした（166時間目）。その真っ直ぐな性格が魔法世界では災いしたこともある。普通なら有り得ない出来事に対しても落ち着いた言動をする一方で、バカ騒ぎをしがちなクラスメイトとも一緒に楽しめる心の広さも持ち合わせている。【身体的特徴】：水泳部のエース。人間の頭を鷲掴みして高く放り投げる驚異的な腕力と、アーティファクト使用時の美空に一瞬で追いつく飛びぬけたスピードを併せ持つ。その潜在能力は龍宮真名や長瀬楓、古菲も一目おくほど。また、千鶴や楓などが目立っているため、気づかれていないが彼女もスタイルの良さなら負けてない。（本人の性格と着る服が露出が少ないものが多いため、露出が多い服を着ることが多い裕奈やあやかが目立つことが多く、ゲーム版の特殊イベントでも、スタイルが良いとは思っておらず自信がないらしい。ただし、１時間目ではまき絵に「アキラはスタイルいいよね」と羨ましがられたイベントがある）【人間関係】：同じ運動部所属の裕奈・和泉亜子・佐々木まき絵と一緒にいることが多い。ネギと絡んだ時には大抵「かわいい」と発言する等、あまり目立たないがネギに対して好意を寄せているひとりである（87時間目の「ネギへの好意度」では15位）。学園祭終了後、一躍時の人となったネギを見て複雑な心境を覗かせた。先述の指輪の件で困っているネギを助けた後、クラス名簿に「ちからもち」と書かれたことにショックを受けていた。ただし彼の事はあくまで10歳の子供として見ており、大浴場で全裸を見られた際もあまり気に掛ける様子はなく、後にネギが当時8人の女生徒と仮契約（キス）済みと知った時には逆に「不潔だ」と大きなショックを受けていた。基本的にクラスメイトに対しては苗字を、親しい相手に対しては下の名前で呼び捨てにしている。ネギに対してはネギ先生と呼んでいたが、魔法世界編中盤以降はネギ君と呼んでいる。(ちなみに初めてネギの事を呼んだ時は作者のミスか「ネギ坊主」である)魔法世界編以降、ナギ（大人ネギ）の正体を知らず純粋に想いを寄せている亜子のことを他の誰よりも気にかけているが、亜子に真実を話せないが故のジレンマを起こし取り乱すことがあった（198時間目と211時間目では亜子に真相を告げようとしたが未遂に終っている）。 拳闘大会決勝戦の2日前の夜、風呂場にいた亜子に真実を告白しようとするが彼女から真実を知ったと告げられてこれまで黙っていたことを亜子に詫び、亜子も自分を気遣って真実を話せなかったアキラに辛い思いをさせたことを詫びた。その後フェイト達「完全なる世界」との決戦を前にした際には、ネギに亜子、まき絵、裕奈それぞれの事情を話し「みんなと仮契約してあげて欲しい」と頼み、「皆を危険に晒している僕が好意を受ける資格がない」と言うネギを「君は大丈夫だ」と励ましている。魔法世界に行ったメンバーの中では唯一、魔法世界編終了までに仮契約を行わなかったが、その後体育祭にてネギと仮契約を行った。なお、ネギと仮契約した描写が作中で明確に存在する最後のキャラクターである。355時間目で紹介された卒業後の進路は、ネギの「Blue Mars計画」の一環で建設された軌道エレベータで宇宙飛行士並みの訓練をクリアする必要があるエレベータのキャビンアテンダント第一期生として亜子と共に働いている（亜子は看護師を勤めている）。