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『輪るピングドラム』(まわるピングドラム、MAWARU-PENGUINDRUM)は、2011年7月から12月まで毎日放送(MBS)他で放送されたブレインズ・ベース製作の日本のテレビアニメ作品。略称は「ピンドラ」や「ピングドラム」[1]。 『少女革命ウテナ』を手掛けた幾原邦彦が「家族」をテーマに監督・脚本を担当するオリジナル・アニメ作品である[2]。全24話[3]。原作者「イクニチャウダー」は、幾原を中心とした創作グループ名である。地上波では2011年5月より、前番組『Dororonえん魔くん メ〜ラめら』放送終了後に番組宣伝が流れ始めた[3](TVQ九州放送を除く)後、その枠を引き継ぐ形で放送開始となった。なお、放送開始当初はMBS公式サイトに番組ページが設けられていなかった。 記号的表現で場面転換に用いられる自動改札機や発車標、それらに加えて無個性なピクトグラムの形で作画されるモブキャラクターが、独特の作風として描き出されている。また、リンゴとペンギンが、多彩な表現によって様々なシーンで描写されている。作中では、『銀河鉄道の夜』がしばしば引用される[4]。 平成23年度(第15回)文化庁メディア芸術祭アニメーション部門では、審査委員会推薦作品/長編(劇場公開・テレビアニメ・OVA)に選ばれている[5]。 キャッチコピーは「きっと何者にもなれないお前たちに告げる」、「僕の愛も、君の罰も、すべて分け合うんだ」で、「何者にもなれない」はキーワードである「生存戦略」や「デスティニー(運命)」とともに作中キャラクター達によって度々言及されている[6]。 双子の兄弟である高倉冠葉と高倉晶馬の妹の陽毬は、病気によって余命わずかとなっていた。兄弟は妹の願いに応え、自分たちにとって想い出の場所である水族館へと出かけるが、そこで陽毬は倒れ、搬送先の病院で息絶えてしまう。覚悟していたこととは言え、ただ悲嘆に暮れるばかりの兄弟だったが、彼らの目の前で突然、水族館で買ったペンギン型の帽子を被った姿で「生存戦略!」の掛け声と共に陽毬は蘇生した。ペンギン帽子を被っている間に限っては、陽毬であって陽毬でなく、別人格「プリンセス・オブ・ザ・クリスタル」に変わるという状態になっていた。そしてプリンセスは、陽毬を助けたければ、ピングドラムを手に入れろと兄弟に命じる。彼らに添い従う3羽のペンギンを与えられた兄弟は、プリンセスからの指令で女子高校生・荻野目苹果の調査を開始するが、それは過去にも繋がるTSM荻窪線沿線で起きる様々な事件の始まりとなった。[7] 苹果は、姉・桃果が亡くなった日に生まれてきた少女だった。亡き姉としての存在になることを自らに課している苹果は、姉が遺した日記帳である「運命日記」に従って、姉の想い人であった多蕗桂樹と結ばれるためのプロジェクトMを遂行すべく、彼をストーキングしていた[8]。高倉兄弟が陽毬に内緒で調査を進めている間、陽毬が偶然出会った苹果と仲良くなったことで[9] 、高倉家と苹果は互いの事情を知り、プロジェクトMへの協力と引き換えに日記を渡す約束を交わし、晶馬と行動を共にすることとなった[10][11]。しかし、苹果のプロジェクトMは、桂樹と女優・時籠ゆりの婚約で行き詰まったあげく、何者かに日記の半分を奪われてしまう[12][13][14]。 さらに、高倉家を守りたいと願う冠葉が家族の存続に必要な大金を調達すべく執っていた独自の行動は、冠葉自身と、弟のマリオのために苹果の日記をも狙う少女・夏芽真砂子と交錯したあげく、苹果は真砂子に人質に取られた晶馬と引き換えに、真砂子に残った日記の半分を差し出してしまうことになった[15][16]。 そして、日記を失い、プロジェクトMと桃果になることへの執着が消えた苹果は晶馬への想いに気付くが、プリンセスが設けたイリュージョンの場で、桃果の死の原因である16年前の事件は高倉三兄妹の両親である高倉剣山と千江美の所属する組織「ピングフォース(企鵝の会)」が起こしたのだという事実を晶馬から告げられてしまう[17]。その直後にプリンセスは「闇ウサギ」に関する警告を言い残して力尽き、陽毬はまたしても息を引き取ってしまうが、謎の男性・渡瀬眞悧は、冠葉に代償を要求の上で、薬で陽毬を蘇生させると共に現実世界での動きを表面化させ、陽毬に接近する[18][19]。 実は、苹果から日記の半分を奪取したのは多蕗と結婚した時籠ゆりであった。亡き桃果の幼馴染であり、彼女への思慕を現在も持ち続けているゆりは、桃果を「こちらの世界に取り戻す」ために苹果の日記を手に入れようとしていた。そのため、日記の残りを巡って真砂子とゆりは度々争うこととなった。[20][21] 苹果は、被害者と加害者の家族の関係であることを理由に、一度は晶馬から交流を拒まれたものの、改めて晶馬を追いかけていくことを告げる[22][23]。 一方、特別な存在であった桃果を高倉兄弟の両親に奪われた多蕗は、済んでしまった仕方の無いこととしていた。しかし、自分の前で高倉家への遺恨を露わにしたゆりに先んじて、苹果と陽毬を拉致し、冠葉をおびき出すという行動に出る。高倉家に「罰」を与えるとして冠葉と陽毬を脅すが、ふたりの己が身や命より家族を想う姿を目の当たりにして引き下がり、皆の前から姿を消す。[24][25] お互いの絆と想いを確かめ合った高倉兄妹と苹果だったが、陽毬を想い続ける冠葉に業を煮やした真砂子が陽毬を急襲したことにより、冠葉と陽毬が高倉家とは血の繋がりがなく、高倉三兄妹は寄せ集めの偽りの家族であったことが露になる[25][26]  剣山の消息を辿っていた多蕗は、剣山の名札を着けた死体を冠葉の出入りしていた廃屋で発見し、後を追ってきたゆりを庇って、ゆりの情人であった結城に刺されてしまう[27]。そして高倉兄弟は、薬の継続使用による有効性の低下から陽毬の余命がわずかであることを眞悧から宣告される。冠葉は陽毬を救おうとするあまり、眞悧の企みに絡めとられ「企鵝の会」により深入りし、剣山と千江美の嘗ての活動を引き継ぐ計画へと動きだす。そんな冠葉と晶馬は決裂し、陽毬も冠葉を止めようと高倉家を出、高倉兄妹はバラバラになる[27]。 陽毬は冠葉のために自らの死を受け入れようと倒れて、真砂子も命掛けで冠葉を制止するが、あくまで陽毬を救おうとする冠葉は眞悧とともに世界の破壊へと突き進む[28]。実は16年前の地下鉄事件での主犯であり、今も呪いとして現実に顕現して、改めて世界の破壊を目論む眞悧の懼れるものは、16年前の犯行の完遂を阻んだ桃果の残した運命を乗り換えることの出来る日記と、その妹の苹果であった。ゆりは持っていた運命日記を、多蕗が一命を取り留めた後に苹果に返しており、苹果は陽毬の救命のために日記を使おうとしていた。眞悧は冠葉を差し向けて、分かれていた日記を集め、苹果の眼前で抹消してしまう[29]。 病院に搬送された陽毬の身柄を目前で冠葉によって奪取され消沈する晶馬に、晶馬と冠葉で運命を変えるようにと桃果の声が届く。晶馬と、眞悧の去り際の言葉を聞いた苹果は、世界の破壊の準備を施した冠葉と眞悧の待ち受ける運命の列車に乗り込んだ。列車で対峙する面々[29]。止めることの出来ない事態に成す術のない晶馬だったが、高倉家での兄妹3人での暮らしを痛みと愛おしみを以って思い辿る陽毬の言葉を聞き、兄妹で愛と罰を分け合おうと、冠葉から分け与えられたものを自身から取り出し、陽毬の手を通して冠葉に与え返す。それは10年前、冠葉と晶馬が向かい合う檻に閉じ込められ食べ物も無く放置され、2人して死に瀕した際に冠葉が晶馬に分けてくれた運命の果実、分け合った半分の林檎、「これがピングドラム」と陽毬が言う。そして苹果は、自分自身を代償にすることを覚悟した上で呪文として思い当たる言葉を叫ぶ。その呪文は、冠葉が晶馬を救ったときに言った言葉、陽毬を晶馬が救ったときに言った言葉、陽毬が友人であるダブルHの2人に、大切な言葉として伝えていたことで苹果が知った言葉「運命の果実を一緒に食べよう」であった[30]。 運命の乗換えが始り、冠葉は「本当の光」を手に入れたと語り、陽毬の体を列車のシートに運び、砕け散りながら消えていった。苹果の身を包んだ呪いの炎は、苹果を抱きしめた晶馬に移り、苹果に愛を告げて晶馬は消えてしまう。世界の破壊が再び阻まれると、桃果は眞悧に別れを告げ、彼1人を残し、2つのペンギン帽と共にいずこかへと去っていった。運命の乗り換えが終った後の世界の列車の中には、乗客達が騒ぐ中、陽毬と苹果だけが寄り添うように倒れていた。[30] 運命の乗り換えられた世界では、多蕗とゆりが世界に残された意味を見出し手を取り合っていた。同じ電車で同時に倒れていたことを切っ掛けに友達同士になった陽毬と苹果、健康なマリオと暮らす真砂子に高倉冠葉と晶馬の記憶は無く、彼女たちの生活には、2人は元から存在していないものとなっていた。ただ額の傷やメモ片、夢の中に縁を残すのみだった。[30] 陽毬と苹果が共に昼食を取っていたこの世界の陽毬の小さな一軒家の前を、冠葉と晶馬の髪色と声をした2人の子供が語らいながら通り過ぎ、その後を4匹のペンギンたちが着いていき、どこかへと歩き去っていった。[30]
(出典:wikipedia)