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『3月のライオン』(さんがつのライオン)は、羽海野チカによる日本の漫画作品。将棋を題材としており、棋士の先崎学が監修を務める。『ヤングアニマル』(白泉社)にて2007年第14号から連載中である。棋戦について、作中では全部で7つのタイトル戦が存在するが、名人戦以外は棋戦の名称が現実のものと異なる架空のものとなっている。 2009年第2回マンガ大賞2009第3位、2011年「全国書店員が選んだおすすめコミック2011」第2位、2015年SUGOI JAPAN AWARD 2015マンガ部門第4位に選ばれた。また、2010年に第1回ブクログ大賞マンガ部門大賞、2011年に第4回マンガ大賞2011および第35回講談社漫画賞一般部門、2014年に第18回手塚治虫文化賞マンガ大賞を受賞している。同誌連載の『ベルセルク』作者・三浦建太郎から「アニマル一男らしいマンガ」と評価されている[1]。 他業種とのコラボレーションも行っており、食品では雪見だいふくにイラストが掲載され[2]、アーケードゲームの天下一将棋会2では、期間限定で本作品に登場するキャラクターとのCPU対局モードが公開された[3]。また、単行本10巻ではBUMP OF CHICKENのCDが付属した特装版が販売され[4][5]、本作品のファンブック『3月のライオン おさらい読本 初級編』に松井玲奈のコラボレーショングラビアが収録されている[6]。 2015年4月24日発売のヤングアニマル9号より、羽海野チカ原案・監修、西川秀明執筆による「3月のライオン」のスピンオフ「3月のライオン昭和異聞 灼熱の時代」が、スタートした[7]。 2015年9月にテレビアニメ化と実写映画化が発表された[8]。 15歳で将棋のプロ棋士になった少年・桐山零(きりやま れい)は、幼い頃に交通事故で家族を失い、棋士の家に内弟子として引き取られた経歴を持つ。高校へ進学せず、六月町にて1人暮らしを始めた桐山は、その後1年遅れで高校に入学するが、周囲に溶け込めず校内で孤立し、将棋の対局においても結果を出せずに低迷する。自らの境遇を停滞していると感じていた桐山は、酔いつぶれていたところを介抱されたことがきっかけで、橋向かいの三月町に住む川本家と出会い、夕食を共にするなど交流を持つようになる。 そんな折、獅子王戦トーナメントにて、義姉の香子を巡る因縁を持つ棋士・後藤との対決に桐山は気炎を上げるが、ライバル・二海堂の兄弟子である島田を軽く見ていたことを島田本人に見透かされ、準決勝の対局で完敗する。その後、島田と後藤の対局を見た桐山は、島田の研究会に参加した。また、学校生活では、担任の教師・林田の提案で将棋部を設立することになり、紆余曲折を経て放課後理科クラブと合体した放課後将棋科学部(将科部)に所属し、部活動を体験する。川本家、二海堂や島田、林田や将科部の面々と関わることで、少しずつ桐山の心境に変化が生じていった。 進学後しばらくして、桐山は川本家の次女・ひなたのいじめ問題に関わることになる。いじめられていた同級生をかばったことで自身がいじめの標的になり、それでも自分がしたことは間違っていないと言うひなたを見て、抱えていた心の傷から救われた桐山は、何があっても彼女を守ることを誓う。同じ頃、新人王トーナメントの対局中に二海堂が倒れ、重い病気を隠しながら将棋を指し続けていたことを知った桐山は、千日手に持ち込んで二海堂を棄権に追いやった山崎を決勝で破り新人王になる。その後、ひなたのいじめ問題がひととおり解決し、将科部の面々から新人王獲得を祝福された桐山は、名人位のタイトルホルダーである宗谷との記念対局に臨んだ。 夏休みに入り、桐山が通う高校に進学したいことをひなたが告げ、桐山は家庭教師としてひなたの受験勉強を支援する。無事高校に合格したひなたは、入学後すぐに友人もでき、そのようなひなたの学校生活を桐山は遠くから見守り安堵する。しかし、川本家の祖父・相米二が不整脈で入院した直後に、家を出て行ったはずの3姉妹の父親・誠二郎が突然姿を現し、一緒に暮らすことを提案する。3姉妹の伯母・美咲から事情を聞いた桐山はSNSなどで情報を集め、誠二郎の狙いが、3姉妹を家から追い出して自分と新たな妻子がその家に住むことであるのを突き止める。誠二郎の目論みを阻止するために桐山は騒動に介入し、川本家の人々がいる前で、将来ひなたと結婚することを宣言する。
(出典:wikipedia)