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『フリクリ』(FLCL)は、ガイナックス・Production I.Gにより製作された日本のOVAシリーズ。およびそれを原作とした小説、漫画。 本編であるOVAは全6巻(全6話)。その本編を補完した小説は全3巻、漫画単行本全2巻がそれぞれ発売されている。また、本編が2005年にDVD-BOX化、漫画単行本が2007年に新装判として再版された。2010年8月にBlu-Ray Boxが発売された。 2015年には本作の原作権がガイナックスからIG社に譲渡され[1]、2016年3月25日、『フリクリ』の続編を、IG社と米国カートゥーンネットワークが共同制作すると発表された[2]。スーパーバイザー:鶴巻和哉、キャラクター原案:貞本義行、総監督:本広克行、脚本:岩井秀人、米国での放送時期は、2017年末または2018年初頭からを予定している。2シーズン、全12話作られる予定[3]。 『FLCL』(フリクリ)は、2000年から2001年にかけて全6巻のOVAとしてリリースされた、日本のアニメ作品である。『新世紀エヴァンゲリオン』の次作品である『彼氏彼女の事情』以降は、原作付のアニメ化しか制作していなかったガイナックスによる、久々のオリジナル作品[4]。また、『FLCL』は『新世紀エヴァンゲリオン』で副監督を務めていた鶴巻和哉の初監督作品である。 一般的にビデオ・DVDのパッケージには作品解説・あらすじなどが記載されるものであるが、『FLCL』のパッケージはそれらを徹底して排したデザインになっており、同様にテレビコマーシャルでも内容に関する言及は全く無かった。 本作品の大きな特徴として、非常に凝った演出が挙げられる。唐突に全く異なる絵柄に切り替わるシーンや、本編途中から数分間にわたり漫画雑誌風の画面構成で進行する回があるなど、随所に実験的ともいえる演出が盛り込まれている。またアクションシーンでのテンポの良いカット割り、デザインやアニメーションの質の高さなど、映像としての評価も高い[誰?]。かつてTSUYATAの「映画監督が選ぶ良作」として岩井俊二監督他から評価を得ている。 その一方で本作品はOVAのみのリリースであったため、同じガイナックスが製作に携わった『新世紀エヴァンゲリオン』と比較すると日本国内での知名度は低い(ただしこれは『新世紀エヴァンゲリオン』が稀有な大ヒット作品である点を考慮する必要がある)。しかし日本国外の市場ではかなりの成功を収めており、特にアメリカなどでは人気・知名度共に高いアニメ作品の一つである。アメリカのアニメ専門チャンネル、カートゥーンネットワークでは、英語吹き替え版がシリーズ放送(2003年8月)され、その後も再放送されている[5][6][7]。また、カナダのモントリオールで開催される国際映画祭、ファンタジア映画祭において2003年度アニメーション部門で銅賞を受賞している[8][9]。 『FLCL』には挿入歌が多くあり、かつ印象的、効果的な使い方がされていることも特徴。これら挿入歌とテーマ曲は一部を除き全て日本出身のロックバンドthe pillowsが担当した。このアニメ曲の人気にあやかり、the pillowsは、米テキサス州オースティン市のSXSWフェスティヴァルにおいて米国コンサートデビューを果たすなどしている[10]。北米版およびオーストラリア版DVDでは副音声で監督を務めた鶴巻和哉とアメリカ人スタッフによる日本語の音声解説が収録されている。作品制作における裏話や、場面ごとの解説が語られている。 『FLCL』は2006年5月15日からバンダイチャンネルにおいて有料配信もされている。 また『FLCL』で登場する機関名フラタニティは、同じ鶴巻和哉監督作品である『トップをねらえ2!』にも登場している。さらに『トップをねらえ2!』でエキゾチックマニューバという言葉が登場するが、それと似たシステムが『FLCL』にもあり、両作品の世界観には若干の共通点が見られる。
(出典:wikipedia)